幼児教育

音楽の習い事で子どもの人生が何倍も豊かになる!習うべき5つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

子どもに人気の習い事と言えば、水泳や英会話、そしてピアノなどの音楽教室が思い浮かびますよね

学研教育総合研究所の幼児白書「幼児の日常生活・学習に関する調査(2019年8月調査)」によると、音楽系の習い事は第4位にランクインしており、その人気の高さがうかがえます。

そこで今回は、音楽系の習い事がなぜ人気のか?その秘密を徹底解剖!お子様が音楽を習うべき理由を、詳しくお伝えしていきます。

  • 音楽系の習い事にはどんなメリットがあるの?詳しく知りたい!
  • 音楽は何歳からするべきなの?
  • 子どもができる音楽系の習い事って何?

このような疑問がある方は、是非続きをお読みくださいね。

あわせて読みたい!
あわせて読みたい!
あわせて読みたい!

 

1、絶対に音楽を習うべき5つの理由

「子どもは絶対に音楽を習うべき!」そう言い切れる根拠を、詳しくみていきましょう。

(1)右脳が発達し感性が豊かになる

ひらめき考える力、そして感性を司っている右脳は、子どものうちに沢山刺激することで、将来の可能性をグンと広げることが可能です。

しかし、現段階の学校教育は「左脳教育」そのもの右脳教育をしたいなら、ママパパが意識して取り入れる必要があるのです。

そこでおすすめしたいのが、音楽系の習い事!音楽は右脳教育に最適と言われており、子どもの感性を豊かにしてくれます。

楽しい曲は楽しく、悲しい曲は悲しくなど、自分の感情を込めて演奏することは、これ以上ない自己表現幼い頃に経験することで、感受性豊かな「心」のある人間に成長してくれますよ。

先輩ママの声!:息子は3歳からピアノを習っていますが、練習を嫌がる時期が長かったため、「あまり適性がないのかな?」と思っていました。ところが、小学生になってから状況が一変!演奏する時に自分なりに抑揚をつけ、いつの間にか感情を込めて弾けるようになっていました音楽って、本当に感性を刺激してくれるんだ!と、実感した出来事です。

(2)耳が良くなる

音楽は聴く力も着実に育んでくれます。音(メロディー・リズム・音階など)に触れることで、自然に音を聞き分ける力が育まれるのです。

音が分かる耳=絶対音感は、5歳までに積極的に音に触れることで身に付くと言われていますよ。

また、音楽で育まれた「聴く力」は、それ以外の場でも活かされます!

その代表的な例が外国語のリスニングです。音楽に触れることで耳が敏感になるため、外国語の音が聞き取りやすくなるのです

先輩ママの声!私の娘は、3歳~高校3年生までピアノを習っていました。その間、いつも熱心に練習していたとはとても言えないのですが、娘には「絶対音感」があります。早くからピアノを習ったおかげかな?と、今となって思いますね

(3)努力することが楽しくなる

ピアノやヴァイオリンなど、音楽系の習い事は自宅での練習が不可欠!日々の訓練がなければ、いくらお金をつぎ込んでも上達することはあり得ません。

つまり、上手に演奏するためには努力をしなければいけないのです。

難しい曲になればなるほど乗り越える壁が高くなりますが、その分、演奏できた時の喜びはひとしお!

  • コンクールで入賞した
  • 発表会で上手に演奏できた
  • 結婚式で演奏してとても喜ばれた

このような経験が、「やめたい」、「難しくて辛い」という気持ちを帳消しにし、頑張ればなんでもできるんだ!というプラスの意識に変換してくれるのです

音楽系の習い事を通し、お子様は「努力は楽しい!」という「最強の思考」を手にすることができるでしょう

先輩ママの声!:中1の息子は小さい頃からヴァイオリンを習っており、コンクールの度に【泣きながら練習➡入賞】という過程を何度も経験してきました。最近勉強も忙しくなったので「ヴァイオリン、やめる?」と聞いたら、「イヤだよ。楽しいから続けたい。」って言うんです。小さい頃は「何で僕だけ!?やりたくない!」と言うのを必死でなだめてきたのに…!頑張って難しい曲が弾けるようになる爽快感がたまらないようです

(4)絶対的な自信がつく

楽器を弾くために努力を重ねる経験は、お子様に絶対的な自信を与えてくれます。努力は裏切らない!自分はできる!というプラスの感情を、お子様に授けてくれるのです。

また、発表会やコンクールに出ること自体も、自尊心に直結します!華やかにドレスアップして拍手喝采を浴びる経験は、「自分はスゴイ!」という思いを子どもに与えてくれますよ。

先輩ママの声!:小1の娘が「○○君ね、昨日ピアノの発表会があったんだって!」と話しかけてきたので、「そうなんだ!△△ちゃんも、この前コンクールで入賞できたって言ったのー?」と尋ねました。我が子の入賞を、つい自慢したくなったんです…。ところが、言うわけないじゃん。自慢になるから!という一言が…!あえて言わない選択をした娘に、強い自信を垣間見ました!

(5)一生涯の趣味になることも!

楽器の演奏は少々ブランクがあっても大丈夫!体と耳が覚えているので、練習すればまた演奏できるようになります。

子どもの頃に習っていた楽器を、大人になってから「趣味」として楽しんでいる人も沢山いますよ。

先輩ママの声!:子どもの頃にピアノを習っていた経験が、子育て中の今になって活きています!一緒に連弾をしたり、子どものヴァイオリン演奏の伴奏を弾いたり、親子二人三脚で頑張る時間は趣味と癒しを兼ねています!

いかがでしょうか?

音楽的な知識や技術はもちろん、【めげない!諦めない!努力する!】このような「人間力」が育まれるのは、音楽を習うべき最大の理由かもしれません

是非音楽系の習い事で、お子様の将来に素晴らしい種をまいてあげましょう!

2、音楽は何歳頃から始めればいいの?

沢山のメリットがある音楽系の習い事ですが、一体何歳頃から始めるべきか?お悩みの方もいるでしょう。

結論から言うと、楽器のスタートは何歳でも構いません!子どもがやりたいと言い出した時が、はじめ時なのです。

ただし、ある程度早い時期に始める方が有利な側面もあります絶対音感が身に付くのは5歳までと言われていますし、スタートが遅いと他のこと(宿題など)が忙しくなり、楽器の継続が難しくなるのです。

せっかく習うなら1、2年でやめるのではなく、上手に演奏できるようになりたいですよね。

次では、子どもにおすすめの音楽系の習い事を紹介すると同時に、ベストな「はじめ時」もお伝えしていきます

3、音楽系の習い事の種類

数ある音楽系の習い事の中でも、幼少期から始められるものをピックアップ!こんな楽器も習えるの!?と、驚くものも登場しますよ。

(1)ピアノ

  • 月謝:¥6,000~¥10,000程度
  • はじめ時:3歳頃~
  • 準備するもの:ピアノ(中古:約20万円~、新品:約40万円~)、メトロノーム、楽譜など

音楽系の習い事と言えば、ピアノ!ひと昔前までは女の子の習い事でしたが、最近では男の子も珍しくありません

誰もが知る有名な曲を弾くためには、練習量だけでなく体格も重要。指や手が発達しなければ、弾けない曲も沢山あるのです。ピアノは一朝一夕ではなく、長い年月をかけて徐々に上達するものだと考えましょう。

また、レッスンではピアノの演奏はもちろん、音当てクイズやリズム練習なども行われることが多いため、音楽全般の能力が育まれます。

発表会はもちろん、先生によっては積極的にコンクールに出場させてくれますよ。

(2)エレクトーン

  • 月謝:¥6,000~¥10,000程度
  • はじめ時:3・4歳頃~
  • 準備するもの:エレクトーン(30万円~)、メトロノーム、楽譜など

ピアノと似ているようで、実は大きく違うのがエレクトーンピアノは鍵盤とペダルのみで演奏しますが、エレクトーンは上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤という3つの鍵盤で音を表現します

しかも、3つそれぞれの音色を選ぶことができるため、よりバリエーション豊かな表現をすることができますよ。

両手両足を使った全身のパフォーマンスは、躍動感溢れ見る者を魅了!ピアノよりもアップテンポでノリノリな曲が弾きたい子におすすめです。

実は、エレクトーンはヤマハが製造する電子オルガンの商品名!ヤマハが本家本元のため、ヤマハ音楽教室で習うのもおすすめです。エレクトーン選びから丁寧に教えてくれますよ。

(3)ヴァイオリン

  • 月謝:¥10,000~数万円程度
  • はじめ時:3・4歳頃~
  • 準備するもの:ヴァイオリン(数万円~)、メトロノーム、譜面台、楽譜など

その優雅な演奏姿に惚れ惚れするヴァイオリンは、みんなの憧れの的!「ヴァイオリンが弾ける」と聞くと、誰もが「凄い!」と感じますよね。

でも、その美しい音色は大変な練習があってこそ!ピアノは鍵盤を押せば音が鳴りますが、ヴァイオリンはそうはいきません。

  • 弦の張り具合
  • 弦を押す指の位置
  • 弓のこすり具合

など、様々な条件に「音」が左右されるため、目的の音を出すだけでも一苦労なのです。

ちょっと大変そうに感じますが、その分、微妙な音の違いを聞き分ける能力が着実に育まれます!指の位置がほんの数ミリずれるだけで音が変わるため、それを聞き分ける能力が自然に養われるのです。

また、ヴァイオリンは体形に合わせて楽器を買い直す必要があります

子ども用のヴァイオリンは分数ヴァイオリンと呼ばれており、【1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4】のサイズがあります。小さい頃から習うほどヴァイオリンを買い替える回数も多いため、その分費用も掛かります。

しかし、だからと言ってヴァイオリンを諦めないで下さい!最近では月々数千円でヴァイオリンのレンタルができるサービスも充実していますよ

あわせて読みたい!

(4)チェロ

  • 月謝:¥10,000~数万円程度
  • はじめ時:年長頃~
  • 準備するもの:チェロ(数万円~)譜面台、メトロノーム、楽譜など

何と、チェロも子どもが演奏できます!

ヴァイオリン同様に、体格に応じたサイズが【1/10、1/8、1/4、1/2、3/4】という具合に用意されており、一番小さい【1/10】は、身長105cm以下の子どもでも演奏することが可能です。

そのため、3歳頃から受け入れているチェロ教室もありますが、年長か小学校低学年頃から始める方が現実的かもしれません!と言うのも、チェロは大きく持ち運びも大変。しかも、ヴァイオリンと比べると弦が太いため、演奏するには力も必要なのです。

となみに、チェロにもレンタルがあるため、興味がある人はまずは教室を覗いてみましょう。

  • スズキ・メソード チェロ科

https://cello.suzukimethod.or.jp/about.html

(5)リトミック

  • 月謝: 数千円
  • はじめ時:0歳~3歳頃まで
  • 準備するもの: 基本的にはなし(※先生の指示に従いましょう)

曲に合わせて踊ったり、カスタネットやシンバルを叩いたり、全身で音楽を楽しむのがリトミックの醍醐味!

表現力はもちろん、リズム感や社会性も養われると言われています。

お月謝も比較的リーズナブルなので、1番手軽に始められる音楽教育とも言えそうです!初めての習い事に、リトミックを選ぶ人も多いようですよ。

あわせて読みたい!

(6)合唱(コーラス)

  • 月謝: 千円~数千円
  • はじめ時:5歳頃~
  • 準備するもの: 基本的にはなし(※先生の指示に従いましょう)

楽譜が読めなくても、楽器が演奏できなくても、いつでも誰にでもできるのが歌です!

合唱団は歌う喜びを全身で感じられる他、友達が増える、コミュニケーション能力が養われる、協調性が育まれるなど、素晴らしい影響が期待できます

ただし、合唱団によってその活動状況は様々。遠征活動が多い合唱団に入ると、土日のほとんどが合唱団関係の行事で埋まることもあるようです

また、所属している子どもの年齢も合唱団ごとに違います5歳~受け入れ可能なところでも、実際は小学校高学年の子が主で小さな子がほとんどいなかった!ということもあるようです。同年代の子がいる方が楽しく通えるため、入会の前に確認しましょう。

(7)アコースティックギター

  • 月謝: 1レッスン¥5,000程度~
  • はじめ時:5歳頃~
  • 準備するもの: ギターとアクセサリー類一式(数万円程度)

子どもでもギターが弾けるの?と思っているあなた!まずはこちらの動画をご覧ください。

わずか5歳で、こんなにも上手に弾けるとは驚きですね!

この動画の子が使っているように、子どもがアコースティックギターを演奏する時にはミニギターを用います。ミニギターは1本数千円~1万円程の安価なものもありますが、品質が低く長く使えないことが多いです。

YAMAHAなど、信頼できるメーカーのギターがおすすめですよ。

  • YAMAHA / JR2 TBS(タバコブラウンサンバースト)【ミニギター14点入門セット!】

https://www.amazon.co.jp

また、ギターのレンタルを斡旋してくれる先生もいるため、入会前に尋ねてみましょう。

4、音楽が上達するカギは「親」!

さて、音楽の才能を伸ばすためには、家庭での対応も大きな影響を及ぼします!

  • 音楽を強制しない
  • 叱らない
  • 褒める
  • 親も子どもと一緒に音楽を楽しむ

など、幼児のうちは「とにかく楽しく!」をモットーにしましょうそうすることで、子どもは音楽の楽しさをどんどん知り、練習も積極的に行えるようになりますよ。

突然ですが、ここで「褒めることが正解!」と思えるエピソードを1つ紹介します。

二十数年前、当時私が10歳頃の出来事です。ピアノの発表会で、決して上手とは言えない演奏をした男の子がいました。私は「ステージで間違えて可哀相だな…。」と思っていたのですが、その子の母親は「上手だったよ!一生懸命頑張ったね。」と、子どもを沢山褒めていたのです。

「自分なら絶対ママに怒られる!」と感じていた私は、この出来事が衝撃的すぎて今でも鮮明に覚えています。

そして次の年のピアノのコンクール。その子は立派な演奏をして、何と最優秀賞を受賞しました!1年前とは比べ物にならないほど、上達していたのです。

皆さんは、このエピソードをどう感じますか?

その子のママは、怒りたい気持ちを必死にこらえて褒めていたのかもしれません。それが、楽器上達への近道だと知っていたのでしょう。

楽器の練習で叱らないのは本当に難しいことですが、もし叱りたくなった時には、このエピソードを思い出してみて下さいね。

まとめ

音楽系の習い事は、知識や技術はもちろん、お子様の「人間力」を育むのにピッタリです。

日々の練習は大変ですが、それを乗り越えた先には素晴らしい景色が待っています!

お子様をサポートし、親子二人三脚で頑張ってみて下さいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

PAGE TOP