「かがくのとも」50年の歴史ある絵本!人気の理由&おすすめ16選

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皆さんは、「かがくのとも」にどんなイメージを抱いていますか?

  • 「科学」をテーマに描かれた子ども向けの絵本でしょ?
  • 自分が子どもの頃によく読んでいた。

という程度で、「かがくのとも」に対して強い印象を持つ人は少ないでしょう。

でも実は、かがくのともは普通の絵本とは一味違う【特別な絵本】なのです!

今回は、かがくのともが人気のワケを徹底リサーチ!何が特別なのか!?その人気のワケを探りながら、ご紹介していきたいと思います

さらに、「かがくのとも」の中でも、選りすぐりの名作を一挙にご紹介していきます!是非お子様と一緒にお楽しみ下さい。

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目次

1、「かがくのとも」ってどんな絵本?

「かがくのとも」は、福音館書店が出版している子ども向けの科学絵本。

就学前の5~6歳(年長)向けの内容が描かれており、子どもの科学の入口とも言われています

子どもの頃に読んだことがある!というママパパも多いと思いますが、それもそのはず。かがくのともは、2019年で50周年を迎えた歴史ある絵本なのです!

何とこれまでに通算600冊以上を出版しており、五味太郎さんの「みんなうんち」や、加古里子さんの「はははのはなし」など、誰もが知る有名絵本も多数輩出されています。

このように、「かがくのとも」は50年以上も愛されている【特別な絵本】なのですが、この人気はどこからくるのでしょうか?

そのワケを次でみていきましょう!

2、50年続くにはワケがある!「かがくのとも」を絶対に読むべき4つの理由

「かがくのとも」が人々に愛されるワケとは!?絶対読むべき4つの理由を、詳しくお伝えしていきます。

(1)好奇心を広げてくれる

「かがくのとも」には、子どもの好奇心視野を大きく広げてくれる絵本が沢山あります。

例えば、「ふゆめがっしょうだん」という、木の芽に着目した絵本もその1つ。木の芽の写真が掲載されたシンプルな絵本なのですが、その形状は動物の顔そのもの。子どもは興味津々で、食い入るように写真を見ます!

さらに、この絵本を読んだ後の散歩道では、子どもは木の芽探しを始めますすると、木の芽の実物を観察できるのはもちろん、その他の自然変化にも敏感に気が付くでしょう。ミノムシを見付けたり、葉っぱを拾って遊んだり、ふゆめがっしょうだんをきっかけに、自然全体に興味を示すようになるのです!帰宅後に図鑑を広げれば、好奇心がさらに広がること間違いありません。

このように、かがくのともを読む前と後では、子どもの好奇心の幅がまるっきり違います!

是非「かがくのとも」を活用し、お子様の好奇心の扉を開いてあげましょう。

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(2)知識が増える

「かがくのとも」は、子どもに沢山の知識を与えてくれます。

例えば、「」や「」、「はははのはなし」は、人体にまつわる知識を分かりやすく、しかも楽しく説明するのにピッタリ!その他にも、季節行事や生物全般、植物、宇宙、地球科学、恐竜、乗り物など、「かがくのとも」には幅広い知識が学べる絵本が沢山あるのです

しかも、そのどれもが子どもが楽しんで読めるよう、物語性を大事にしているのも大きな魅力です!

子どもから「●●って何?」と聞かれた時に、きちんと答えられている自信がない…。そんな時には、是非「かがくのとも」を活用してみましょう。楽しみながら、正しい知識を教えることができますよ。

(3)挿絵が魅力的

「かがくのとも」は、様々な作家さんが絵本を描いています。そのため、それぞれ違った味わいの挿絵が沢山!

写真やコミカルな絵、まるで実物のように美しい水彩画など、絵本の内容に絶妙にマッチした挿絵は流石の一言!

子どもが興味関心を持って「かがくのとも」を読み進められるのは、魅力的な挿絵も大きな要因なのです

(4)値段が手ごろ

かがくのともは、一般的な絵本に比べて値段がお手頃!ハードカバーの単行本は、ネット通販で¥990ほどで販売されています。

しかし、単行本として販売されている「かがくのとも」は、全てバックナンバー!これまでに出版されたうちの1/6程度が、「かがくのともえほん」として単行本になっているのです。毎年2、3冊程度しか単行本にはならないため、「かがくのとも」のロングセラーを読みたい時には単行本がおすすめです。

最新の「かがくのとも」が読みたい時には、次でご紹介する定期購読を試してみて下さいね。何と、ワンコイン程で購入することができるんです!

単行本以外のバックナンバーは、インターネットからの単品購入はできません全国の書店にて取り扱いがあるため、お近くの本屋さんに問い合わせてみましょう。

3、かがくのともを読むなら「定期購読」がおすすめ

出典:https://www.fukuinkan.co.jp/kagakunotomo50/plus1/

「かがくのとも」をお得に読むなら、「定期購読」が断然おすすめ!

定期購読はハードカバーではありませんが¥440+配送料¥145で毎月1冊「かがくのとも」が家に届きます。6ヶ月プラン(6冊)なら¥3,510、1年プラン(12冊)なら¥7,020で購読することができますよ

また、定期購読のメリットは安さだけではありません!

毎月新刊が届くので、新鮮な気持ちでワクワクしながら読み進めることができます。自分では選びそうにない本も届きますが、それが新たな発見に繋がる!と好評ですよ

1年間のラインナップを、事前に見ることができるのも嬉しいポイントですね。

定期購読をベースに、追加で読みたい本をバックナンバーで探す!「かがくのとも」を堪能したいなら、こんな活用法もおすすめですよ。

  • 「かがくのとも」の定期購読はこちらからどうぞ!
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4、ご存知ですか?「ちいさなかがくのとも」

出典:https://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_chika/

「かがくのとも」の小さい子バージョン!ちいさなかがくのともがあるのをご存知でしょうか?

「かがくのとも」は年長(5~6歳児向け)の絵本ですが、ちいさなかがくのともはそれより年齢が低い、3~5歳児向けの内容が描かれています

科学の知識を身に付けるというより、道端に落ちている葉っぱや石ころと心を通わせることができるような、小さな感動を届けてくれる絵本が勢ぞろい!

「かがくのとも」と同様に、一ヶ月¥440+配送料¥145で購入することができますよ。(6ヶ月プラン(6冊)なら¥3,510、1年プラン(12冊)なら¥7,020)

子どもの小さな好奇心を伸ばしてあげたい。そんなママパパの気持ちに寄り添ってくれる「ちいさなかがくのとも」も、是非読んでみて下さいね。

  • 「ちいさなかがくのとも」の定期購読はこちらからどうぞ!

5、最新作からベストセラーまで!かがくのとものおすすめ16選

「かがくのとも」の中でも、是非読んで頂きたい名作を一挙にご紹介していきます!

(1)絶対に読むべき!「かがくのとも」のロングセラー

まずは、単行本になったロングセラーからご紹介していきます。ネット通販で気軽に購入できるのも高ポイントですね!

①ちのはなし 1978年

そもそも血って何なの?なぜ赤いの?子どもの素朴な疑問に答えてくれる一冊。簡単な実験をおりまぜながら説明されているので、大変分かりやすいですよ!

②かさぶたくん 2000年

ケガをしたらできる、「かさぶた」の秘密に迫る絵本。これを読めば、かさぶたを触ってはいけない理由が分かるはず!同シリーズの「」も人気です。

③はははのはなし 1972年

歯の役割や、虫歯について分かりやすく描いた名作!「歯みがきなんてしたくない!」そんなお子様に、この絵本を読み聞かせてみて下さい。きっと、自分から歯みがきをしてくれることでしょう。

④ほね 1981年

動物には骨・関節・筋肉がある。だから体を動かせる。このような知識を、骨の絵満載で伝えてくれる絵本。大人目線では「この本楽しいの?」という感想を持つ人もいるかもしれませんが、なぜか子どもの食いつきがスゴイです!

⑤たべもののたび 1976年

私達が食べた物は、体の中でどうなるの?そんな疑問も、子どもに分かりやすい比喩表現で教えてくれる絵本です。丁寧に描かれた作者の絵に、子ども達への愛情を感じます。

⑥どんぐり 1988年

どんぐりはどのように実って成長するのか?森に住む動物達との関係性をまじえながら、丁寧に説明している一冊。どんぐりと動物、両者が助け合いながら生きていることがよく分かりますよ。図鑑のように絵を見るだけでも楽しめます。

あわせて読みたい!:赤ちゃんから楽しめる!博識な子になるおすすめの図鑑絵本と遊び方

⑦どうぶつえんのおいしゃさん 1977年

動物園で働く獣医さんは、どんな仕事をしているのでしょうか?獣医の仕事を淡々と描いた内容は、実にリアル!獣医に憧れるお子様にもおすすめです。

⑧アリから みると 2004年

アリからみた世界はどんな風に見えるのか?写真家の栗林慧さんが開発した、特別なレンズで撮影された写真にビックリ仰天!小さなアリから見たバッタは、まるで恐竜!子どもの好奇心を刺激してくれる、素晴らしい絵本です。

⑨このあいだに なにがあった? 2017年

2枚の写真から、その間に何が起こったのか予想しよう!クイズのように楽しめるこちらの絵本は、お子様の考える力や国語力を養います。

⑩子どもとはぐくむ かがくの芽(全8冊) かがくのとも50周年記念セット 2019年

2019年に、「かがくのとも」が50周年を迎えたことを記念して作られた絵本セット。これまでに生み出された600冊以上の中から、8冊が厳選されています!

(2)単行本以外にも名作あり!「かがくのとも」のバックナンバー

続いて、単行本以外のバックナンバーの中から、おすすめの作品をご紹介していきます。

ネット通販では購入できませんが、書店での取り扱いがあるため、気になる作品があれば問い合わせてみましょう!

①しわしわかんぶつ おいしいよ 2012年 12月号

乾物、食べていますか?なかなか食卓に並ぶ機会が少ない乾物ですが、実は生の時より栄養価がアップするなど、嬉しい効果が盛り沢山!大人も楽しめる内容です。

② うらやまは くすりばこ 2014年7月号

擦り傷にはヨモギがいいよ!そんな、おばあちゃんの薬草の知識が記された一冊。薬草が生える裏山は、まるで薬箱。機会があれば、薬草探しにチャレンジするのも楽しそうですね!

③あかちゃんは ふしぎが いっぱい 2016年7月号

赤ちゃんは、なぜ短期間で成長できるのか?家族の目線で、赤ちゃんの発達や行動を細かく記した絵本です。何とも言えない可愛らしいイラストが、子どもの心を惹き付けます。

④かもつせんの いちにち 2018年3月号

貨物船の中では、どんなことが起きているのか?実は知らないママパパも多いのでは?私達の生活を支えてくれる貨物船。その働きを詳しく伝えてくれる絵本です。

⑤なみだ 2018年11月号

涙って何?どうして出るの?そんなお子様の疑問を、分かりやすく解決してくれる絵本。泣くとなぜスッキリするのか?涙が心に必要なワケにも迫ります!

⑥マグロリレー 2019年12月号

みんな大好きなマグロ!マグロは、どうやって私達の食卓にのぼるのでしょうか?マグロが釣り上げられてから私達の口に入るまでの過程を、リアルな写真で学べるユニークな一冊!

まとめ

50年以上も続く「かがくのとも」は、子どもの知識や好奇心を増やしてくれる素晴らしい絵本です。

ハードカバーの単行本の中には、数十年前から人気の絵本もあるため、是非読んでみて下さいね。

「かがくのとも」が、お子様の「科学の入口」になることを祈っています。

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