幼児教育

バイリンガルを目指す子なら知っておきたいフォニックス英語の全て

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幼い頃からの英語教育が盛んに行われるようになった今、巷には子どもに英語を教える方法が、いくつも存在します。

その中の一つに、フォニックスという指導方法があるのをご存知でしょうか?

フォニックスは、幼い子ども向けに開発された、英語の読み・書きを学習する方法の一つ

私達親世代は、単語のスペルや発音を一つ一つ地道に覚えた!という経験がある方がほとんどだと思います。

しかし、フォニックスを用いれば、格段に楽に英語の読み・書きを習得できると言われているのです!

そこで今回は、そんな魔法のようなフォニックスについて徹底解剖!

おすすめの教材や、家庭で手軽にフォニックスを学べる方法まで、詳しくご紹介していきます!

英語学習は、親の押し付けでは長続きしません。

フォニックスを用いて、楽しく英語が学べる環境を、整えてあげてはいかがでしょうか?

親子で一緒に、バイリンガルを目指しましょう!

目次

1、英語圏の子供の指導法?フォニックスとは

フォニックスとは、具体的にはどんな指導方法なのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

(1)フォニックスとは?

フォニックスとは、「アルファベットとその発音の関係性」を学ぶ音声学習法で、英語圏の子ども達が英語を学ぶ際に、広く用いられています。

日本語の平仮名は「あ・い・う・え・お」という文字に対して、1つの読み方しかありません。そのため、一度平仮名を覚えてしまえば、幼い子どもでも文章を読むことができます。

一方、英語は同じアルファベットでも単語ごとに発音が違うため、一つ一つ単語を覚えるしかない!と思われがちです。

しかし、実はアルファベットにも、平仮名と同じように「ある一定の発音の規則性」が存在し、その規則性を理解することで、楽に単語の読み・書きができるようになるのです!

具体的には、アルファベットはA~Zまで26文字ですが、英語を構成している音は44音あります。

この26文字のアルファベットの組み合わせが、どのようにして44音を表しているのか、その法則を理解し、英語の読み・書きに役立てよう!というのが、フォニックスなのです。

「アルファベット毎の発音の規則性を学ぶ」=「フォニックスの学習」と考えると、分かりやすいですね!

(2)実際どんなことを指導するのか?

①アブクドゥ読み

フォニックスでは、「アブクドゥ読み」と呼ばれる、アルファベット毎にある独特の発音を習得します。

(参照:https://www.winbe.jp

表中のアルファベットの発音を組み合わせれば、単語を正しく読み・書きすることが、できるというわけです。

例えば豚を意味する「pig」は、プ+イ+グ=ピィグと読めます。

さらにフォニックスでは、スペルと発音の間のルールも身に付けます。

②スペルと発音の間のルール

スペルと発音の間のルールの一例を、いくつか紹介します。

  • 【子音+子音】子音文字2つで新しい音を作る

例:s(ス)+h(ハ)=sh(シュ)

  • 【母音+母音】母音文字2つで新しい音を作る

例:a(ェア)+u(ア)=au(オー)

  • 【連続子音】子音文字2つや3つでそれぞれの音を残しながら新しい音を作る

例:s(ス)+t(トゥ)=st(ストゥ)

  • 【礼儀正しい母音】母音文字2つで1つ目を名前読みして2つ目を読まない

例:o(オ)+a(ェア)=oa(オウ)

  • 【サイレントe】母音文字1つ+子音文字1つ+eの並びの場合、母音文字を名前読みしてeを発音しない

例:(ェア "文字の名前は「エイ」")+t(トゥ)+e(エ)=ate(エイトゥ)

このように、フォニックスには沢山の法則があります。

幼い子どもの場合は、基本的なアブクドゥ読みの法則から始め、段々とレベルを上げていくのが良いでしょう

(3)どんな子におすすめ?

「英語に触れた経験があり、リスニングやスピーキングにある程度慣れている子ども」

フォニックスの学習は、このようなお子さんにおすすめです。

耳から多くの英語を聞いた経験のある子どもは、聞き覚えのある発音がフォニックスの発音と一致した時、「あー!そういうことか!」と、無理なく自然な形で、フォニックスを理解することができるのです。

反対に、英語に全く触れたことのない子どもに、フォニックスの学習を取り入れることはおすすめできません

英語の発音やイントネーションを全く知らない状態で、いきなり「aはェアと発音するんだよ!言ってごらん!」と言われても、子どもにとっては何のことかさっぱり分かりません。

分からないことを無理して学ぶことは、子どもにとっては苦痛です。そのせいで、せっかく英語を好きになるチャンスが、反対に嫌いになってしまうなんてことも。

フォニックスを導入する際には、子どもの英語の理解度をよく見極めることが、大切なのですね

(4)フォニックスは何歳から始めれば良い?

フォニックスを教える年齢に、決まりはありません。

英語圏の子ども達は、4、5歳頃からフォニックスを習うことが多いようですが、日本では、英語に触れて親しみを持ち、リスニングやスピーキングがある程度進んだ段階で取り入れるのがおすすめです

インターナショナルプリスクールなどでは、日々の保育時間で英会話に慣れつつ、年少頃から、遊びの一環としてフォニックスを指導している施設もあるようです。

2、フォニックスの効果とメリット、デメリット

フォニックスを習得することで、どんな効果があるのでしょうか?

そのメリットやデメリットも、併せてご紹介します!               

(1)フォニックスの効果

フォニックスの最大の効果は、知らない単語でも読むことができ、聞いただけでスペルを予想し、正しく書けるという点です。(※ただし、フォニックスの規則性には例外もあります。)

フォニックスのルールを覚えれば、読める!書ける!このような成功体験を積むことができるため、子どもはどんどん英語が好きになります。

「私は英語が好き!」「私は英語ができる!」そんなプラスの気持ちを持った子どもは、自分から進んで英語を学び、どんどん伸びていくという相乗効果も期待できます!

(2)フォニックスのメリット

  • 英語の正しい発音が習得できる
  • 知らない単語でも、スペルを見れば正しく読めるようになる
  • 単語のスペルが予想でき、正しく書けるようになる
  • その結果、単語のスペルを覚える時間が短縮される
  • 低年齢の子どもを対象とした学習メソッドのため、幼い子どもでも無理なく習得できる

このように、音と文字の規則性から、自然な形で単語の正しい発音やスペルを理解できるのが、フォニックス!

闇雲に単語を一つ一つ書いて覚える方法に比べると、各段に学習効率が高い方法だと言えそうです!

(3)フォニックスのデメリット

  • フォニックスの規則性が当てはまらない、例外的な英単語もある
  • ある程度英語に慣れている子どもでなければ、フォニックスの学習が困難

フォニックスは万能ではなく、規則性が当てはまらない英単語もあります。

そのため、フォニックスのルールは絶対!とは思わず、「当てはまらないこともあるんだよ~。」と、子どもを楽な気持ちにしてあげることも大切です。

また、その子の英語力を観察し、フォニックスの導入時期を見極めることも、大切なポイントです。

3、フォニックスを日本で学ぶ場合は?

私達親世代にとって、フォニックスは、決して馴染み深い方法ではありません。

それでも、フォニックスを子どもに分かりやすく教えたい!というママパパの、強い味方をご紹介します!

(1)フォニックスを学ぶならあいうえおフォニックスがおすすめ

(参考:https://aiueophonics.com/

「あいうえおフォニックス」は日本の子どもと親を対象に、アメリカで開発された、無料のフォニックス学習ツールです

慣れ親しんだ日本語の平仮名の音をベースに、発音の練習をすることができます。

可愛らしいキャラクターが登場し、発音を一つ一つ丁寧に解説してくれるため、子どもも喜んで見てくれますよ!

小さなお子さんに見せる場合は、ママパパが分かりやすく解説しながら、一緒に見てあげると、学習効果もアップしそうです。

(2)その他にフォニックスを学べる手段は?

①PALKIDS

(参考:https://www.palkids.co.jp/

パルキッズは、幼児から小学生向けの英語教材を販売している、日本の会社です。

それぞれの年齢にピッタリの教材に取り組むことで、英語力を身に付けます

パルキッズのメイン教材を購入すると「フォニックスドリル」というフォニックスが学べる教材を、ダウンロードすることができます!

メイン教材と併用すれば、さらなる英語力の向上が期待できそうです。

ダウンロード教材は、iphoneなどに入れてどこへでも持ち運べますし、プリントも何度でも印刷できるため、反復学習にピッタリですね!

②WinBe

(参考:https://www.winbe.jp

WinBeは、ネイティブ講師と日本人のバイリンガル講師が、少人数で英語レッスンを行う英語教室です

フォニックスをいち早く取り入れたWinBeでは、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく育むことができます。

無料体験レッスンは随時受付しているため、一度体験してみるのも良さそうですね!

4、もっと手軽にフォニックスを学べるツールは?

フォニックスを、子どもと一緒に気軽に取り入れたい!というママパパにおすすめ!

家庭で取り組める、フォニックスの学習ツールをご紹介します。

(1)Youtube あいうえおフォニックス公式チャンネル

ご紹介した「あいうえおフォニックス」は、YouTubeでも公開されています!

「あいうえおフォニックス」公式サイトで紹介している内容を、ギュッと凝縮した内容で、見ごたえ抜群です!

(2)A~ZまでABCフォニックスの歌集め 30分連続再生 ピンクフォン英語童謡

リズミカルな歌とストーリを楽しむ間に、アルファベットの発音が自然に身に付く動画です

テンポが少し早いと感じるかもしれませんが、聞いているうちに耳が慣れてきて、子どももいつの間にか口ずさむようになりますよ!

(3)フォニックスA-Z まとめて練習しよう!

ニュージーランドの大学を卒業され、英会話講師の経験もあるReikoさんという女性が公開している、「10分英会話シリーズ」

こちらは、そのフォニックスバージョンです!

キャラクターが出てくる動画ではありませんが、ゆっくり発音してくれるため、子どもでも聞き取りやすいのが嬉しいポイント。

一部、大人向けの解説部分もあるため、ママパパが一緒に見て、子どもに分かりやすく説明してあげるといいですね!

(4)Jolly Phonics Letter Sounds

(App Store:https://itunes.apple.com

(Google Play:https://play.google.com

イギリスの出版社から出ている、英会話教材のアプリ。

カラフルな庭を舞台に、可愛らしいハチとその仲間たちが、アルファベットの42音を探していきます。

3歳頃から、ゲーム感覚で始めることができますよ!

隙間時間に、気軽に取り組めるのはアプリならではですね。

(5)Kids vs Phonics

(App Store:https://itunes.apple.com

(Google Play:https://play.google.com

4つのステップで、英語の全ての発音が学べるアプリ。

学習が進むほどレベルアップしていくため、子どものやる気を掻き立てます!

3~5歳の子どもが楽しめる内容ですが、説明動画の音声は英語なため、ママパパにとっても勉強になりますね

(6)Phonics Flashcards

(App Store:https://itunes.apple.com

(Google Play:未発売)

フォニックスの発音がある程度定着してきたら、チャレンジしたいアプリ!

次々に登場するフラッシュカードで反復学習をすれば、正しい発音がしっかりと身に付きます!

イギリス・アメリカ・オーストラリアの発音が選択できるのも、大きなポイントです。

(7)mpiオンラインストア

(参考:https://www.mpi-j.co.jp

mpiは「英語のできる15歳」をキャッチフレーズに、多角的な英語教育活動を行っている日本の会社です

そんなmpiの英語教材を購入できるサイトが、mpiオンラインストア。

年少から中学3年生まで、レベル別に様々な教材が用意されており、もちろんフォニックス専用の英語教材もあります!

サンプル教材は無料でプレゼントしてもらえるので、一度取り寄せてみるのもおすすめです。

(8)amazonで検索

(参考:https://www.amazon.co.jp

アマゾンでも、フォニックスの教材が豊富に揃います!

お店で一度にこれだけの量を見ることは、まずないのでは?

購入者のレビューなどを参考に、家でゆっくり教材を選ぶことができますよ。

(9)番外編!英語学習メソッドの決定版

(参考:https://www.amazon.co.jp

我が子に英語教育をしたいけど、どのようなアプローチをすればいいのか迷っている!というママパパにおすすめなのが、こちらの一冊。

バイリンガルの姉弟2人を育てた、イェール大学助教授が実践したメソッドが、惜しみなく書かれた本です。

英語を身につけてそれを生かすための学び方が本当に惜しみなく書かれています。自分もですが親御さんが期待する「自分の子どもには英語を学ばせたい」という漠然とした曖昧な気持ちにしっかり答えてくれます。

(参考:https://www.amazon.co.jp

こちらの本では、書籍だけでなく、サイトとかDVDとかアプリに至るまで、学習に役立ちそうなものがたっぷり紹介されています。これだけのまとまった情報が手に入るというだけでも、十分に元は取れた!という感じです。

(参考:https://www.amazon.co.jp

読者のレビューも上々で、アマゾンのベストセラーにも選ばれた一冊です!

5、フォニックスは小学生のうちに習得するのがベスト!

お伝えしたように、フォニックスには例外もあります。

具体的には、フォニックスの規則性が通用する単語は、全体の75%と言われており、残りの25%の単語には規則性がなく、覚えるより他ありません

フォニックスが万能でないなら、わざわざ習得するメリットはあるのかな?と感じるママパパもいるかもしれません。

しかし、中学校で使われている6社の教科書を調査した結果、フォニックスが教科書に出てくる単語の7割もをカバーできていることが分かっているのです!

このことから、小学生までの間にフォニックスを習得しておけば、スムーズに中学英語に馴染めることが分かりますね。

フォニックスを習得して、読み・書きが自由にできるようになった子どもは、学年の垣根を越え、英語の世界に飛び出すことができそうです!

6、フォニックスはあくまでも基礎!

フォニックスを学んでいると、ついついフォニックスの規則性を覚えることに目がいき、それが学習の目的になってしまうケースが見受けられます。

しかし、それは目指すところではありません。

フォニックスは、あくまで英語学習を手助けする基礎ツール。

フォニックスを覚えたからと言って、すぐに英語のコミュニケーションや読解力までもが向上するわけではないのです。

頑張って習得したフォニックスを使い、英語の実力に更に磨きがかかるよう、英語を使う環境を子どもに用意してあげるのも、私達親の役目です。

イングリッシュプリスクールや英会話教室、英会話学童なのを利用し、子どもが生の英語に触れる機会を増やしてあげましょう!

英語に自信がついてきたら、児童英検や英検などにチャレンジしてみるのもいいですね。

まとめ

英語が好き!世界が好き!

子どもを、そんな気持ちにさせてくれるフォニックス。

あなたのお子さんにピッタリ合う教材を見つけ、是非今日から、親子でフォニックスを体験してみましょう!

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