ドリル・教材

【ジャンル&レベル別】幼児教材マニア一押しのプリント41選

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お子様が1~2歳頃になると、「そろそろ鉛筆を持たせてみようかな?」と考える人も多いはず。

そんな時、真っ先に思い浮かぶのがプリント学習ですが、どんなプリントがいいか迷っている人もいるでしょう。

そこで今回は、幼児におすすめのプリントを完全ガイド!子どものプリント学習歴8年目の筆者が、【ジャンル別&レベル別】におすすめプリントを一挙にご紹介していきます。

  • 有料・無料問わず、1歳~6歳頃までの子にピッタリなプリントが知りたい
  • プリント学習の効果を知りたい
  • プリントの上手な活用法が知りたい

このようなママパパは、是非続きをご覧下さい。

目次

1、幼児にプリント学習がおすすめの理由

なぜ、幼児にプリント学習がおすすめなのか?そのワケをみていきましょう。

(1)楽しみながら「読み・書き・計算」の基礎が身に付く

幼児向けのプリントには、学習の基礎とも言える「読み・書き・計算」を鍛えるものが沢山あります。

例えば、平仮名を書くことを考えてみましょう。始めは1本の線を引くことからスタートし、曲線、迷路、平仮名のなぞり書きなどの段階を経て、立派に平仮名が書けるように成長します。ところが、ステップなしでいきなり平仮名を書かせようとすると、うまくいかないばかりか「学習=嫌な物」という印象を与えることにもなりかねません。

是非、段階的にレベルアップできるプリントを選び、コツコツ続けることで学習の礎を築きましょう!

(2)運筆力が育まれる

手先の発達が未熟な幼児期にこそ、どんどん手を動かすことが大切です。その点、プリント学習は必ず鉛筆を使うため、手先の訓練にもピッタリ!

鉛筆を上手に動かす「運筆」は、子どもにとって難しい動作ですが、幼児期に鍛えてあげると後が楽です!正しい持ち方をしっかり覚えれば、加速度的に学習が進みますよ。

(3)学習習慣が身に付く

先にお伝えしたように、プリント学習はコツコツ進めることがポイントです。

例えば、1日にたった3枚のプリントをするだけでも、1年間で1,000枚以上取り組むことになるため、地道に頑張ることをあなどってはいけません!

この積み重ねは確実に子どもの力になりますし、何より「学習習慣の定着」という素晴らしいメリットがついてきます!

毎日少しずつプリント学習に取り組み、将来必ず役に立つ「学習習慣」を身に付けましょう。

2、幼児のプリント活用術

続いて、幼児のプリント活用術をみていきましょう。ちょっとしたコツを掴めば、より学習効果が高まりますよ。

(1)子どものレベルに合わせたプリントを用意しよう!

まず、大前提として「子どものレベル」に合ったプリントを用意することが大切です!多くのプリントには「年齢の目安」が書かれていますが、それは参考程度に考えましょう。

例えば、平仮名をなぞり書きするプリントに「4歳~」と書かれていた場合、4歳まで一度も鉛筆を握ったことがない子が、いきなり取り組むのは難しいでしょう。

反対に、既に運筆力があり平仮名がある程度読める子であれば、2歳でも3歳でも取り組んでよいのです!

このように、ママパパが現時点の子どものレベルをしっかり把握し、その子に合ったプリントで学習を進めることが大切です。

そのため、今回は全て「レベル別」でプリントをご紹介していきます!

(2)「書く力」を育むプリントの活用術

「書く力」を育むには、プリントを段階的に利用するのがポイントです!

  • 初めて鉛筆を握る子➡直線や丸を書くプリント
  • ある程度運筆力が育っている子➡迷路や点繋ぎ(点描写)
  • 平仮名に興味があり、かつ運筆力も育っている子➡平仮名のなぞり書きや平仮名を書くプリント

など、運筆レベルによってプリントの内容を変えてあげれば、無理なく学習が進みます。

初めて鉛筆を握る時には、「もちかたサポーター」や「くもんのこどもえんぴつ6B」を使うのがおすすめですよ。

※鉛筆の持ち方について詳しく知りたい方は、「鉛筆デビューにおすすめは三角形!選び方と持ち方のポイント徹底解説」を併せてご覧下さい。

(3)「読む力」を育むプリントの活用術

①プリントを活用する前に!まずは平仮名を覚えよう

「読む力」を育むプリントを活用するには、まず「平仮名」を覚えることが大前提。

しかし、平仮名を覚える取り組みには、プリントを活用しない方がおすすめです!

平仮名を覚える作業は、子どもにとって思いの他大変です。その大変な作業を、椅子にじーっと座ることが求められるプリントでさせると、「平仮名イヤ!覚えたくない!」と拒否反応を示す子も。これでは、プリント嫌いの原因になってしまいますよね。

今回は平仮名初心者のお子様向けに、平仮名カードが作れるプリント教材などもご紹介しています! 参考にして頂ければ幸いです。

※平仮名を楽しく覚える方法については、「お気に入りであっという間に習得!おすすめのひらがなのおもちゃ13選」を併せてご覧下さい。

②「読む力」は音読プリントで鍛える

平仮名が一文字ずつ読めるようになったら、音読で読む力を鍛えましょう。

最初は「いぬ」「ねこ」など短い単語から始め、徐々に「ねこが あるく」などの二語文、「ねこが みちを あるく」などの三語文へと、ステップアップできるプリントを使いましょう。

三語文をスラスラ読める頃には、絵本も自分で読めますよ。

(4)「数の力」を育むプリントの活用術

①プリントを活用する前に!まずは数に親しもう

平仮名同様、まずは座学プリント以外の方法で数字や数量の感覚を養いましょう。

  • お風呂で1~10まで数える
  • 散歩途中に車のナンバーを読む
  • 子どもの好きなおもちゃを数える
  • おやつの数を数える
  • 家から公園までの歩数を数える

など、日常生活の中には沢山の数が隠れています!これを活用し、楽しく数と親しむことが大切です。プリントはその後からで十分ですよ。

②プリント+「小道具」で学習効果をアップしよう

数のプリントに取り組む時には、「小道具」が大いに役立ちます!

数は、イメージすることができると理解力が高まります。「3」という数字を見て、パッと「丸3つ=●●●」が思い浮かぶには、イメージ力が欠かせないのです。

このような数のイメージを育むのに最適なのが、おはじきや四角い積み木、マグネットなどです!プリントと一緒にこのような小道具を使うことで、グッと数の力がアップしますよ。

3、プリントに取り組む際の注意点

続いて、幼児がプリントに取り組む際の注意点をみていきましょう。

(1)絶対に叱らない

子どものプリント学習が進まないと、ママパパの方がイライラしてしまうことがよくあります。

しかし、ここで叱ってはいけません!「なんで分からないの!?」など、強い口調で叱っても、子どもの学習効率がアップすることは絶対にありません。反対に、プリント嫌いが加速してしまうばかりです。

私も、子どもが幼い時期に強い口調で叱ったことがありました。結果、3日間に渡り「ママ怖いからプリントしない…。」と言われ続け、叱ったことを後悔しました。

  • 分からない!と騒ぐ時には、子どもに分かる方法に切り替える
  • やる気がない時には、一旦椅子から離れ気分転換をさせてあげる

など、お子様の気持ちになってプリントと付き合うことが大切です。

(2)とにかく褒めてあげよう!

プリント学習で一番のポイントと言っても過言でないのが、とにかく褒めること!叱りたい気持ちを抑え、褒めて褒めて褒めまくることで、子どもはグングン成長します!

  • これは分かって当然。と思うことでも褒める
  • 椅子に座っただけでも褒める
  • やる気がある態度の時は、さらに褒める

この繰り返しが大切です!

子どもは、ママから褒められたい一心でプリントを頑張っています。沢山の愛ある褒め言葉を、子どもに掛けてあげましょう!

(3)無理をさせない

プリントはコツコツすることが大切!と聞くと、「絶対に毎日やらせなきゃ!」と肩に力が入るママパパもいるでしょう。

しかし、子どもの機嫌や体調はその日次第。時には、押しても引いてもプリントをしない日もあるでしょう。

そんな時は無理をさせず、「今日は休憩!」と割り切りましょう。

4、【ジャンル&レベル別】おすすめのプリント41選

それでは、幼児におすすめのプリントを【ジャンル別&レベル別】に圧倒的なボリュームでご紹介していきます!

(1)運筆力を育むプリント

まずは、運筆力を育むプリントをみていきましょう。

①レベル1:初めて鉛筆を握る

初めて鉛筆を握るお子様には、直線や曲線をなぞり書きできるプリントがおすすめです。

直線、曲線、三角、四角、丸など、沢山の形をなぞり書きできるプリント。可愛いイラスト付きで、子どものやる気もアップします!

鉛筆デビューに最適!基本の直線を練習できるプリントです!線の終りをきちんと止めるのが、上手に書くコツですよ。

 

鉛筆に慣れてきたお子様へ。ぐるぐるやジグザグなど、細かい動きが練習できます。

②レベル2:運筆力をさらに高める

運筆力をさらに高めたい!そんな時には迷路がおすすめ。鉛筆の練習はもちろん、先を読む力も育まれると言われています。

  • ちびむすドリル|迷路

ごく簡単なものから難易度の高いものまで、沢山の迷路が揃います。お子様のレベルに合わせて与えましょう。

こちらも、レベル別に沢山の迷路が揃います。シンプルな迷路をさせたい時におすすめです。

難易度高!平仮名を覚えているお子様には、しりとり迷路もおすすめです。平仮名を読む練習にもなりますよ。

③レベル3:細かな鉛筆の動きを鍛える

鉛筆を自由に操る力を養いたい!そんな時には、点つなぎ(点描写)がおすすめです。位置を認識する力や注意力、空間を把握する力も養われますよ!

点つなぎ(点描写)が、レベル別に豊富に揃います。地味なプリントに見えますが、その効果は高いです。

こちらも、レベル別に点つなぎ(点描写)のプリントが沢山手に入ります。ただし、一番簡単な点9つから始めたい人は、先に紹介した点つなぎプリントの方がおすすめです。

数字の順番に点を繋ぐと、可愛らしいイラストが完成するプリント!運筆力はもちろん、数の力も育まれます。

(2)平仮名の練習プリント

続いて、平仮名の練習プリントをレベル別にみていきましょう。

①レベル1:初めて平仮名を覚える

初めて平仮名を覚えるお子様は、「平仮名を書かせるプリント」ではなく、遊び感覚で取り組めるプリントがおすすめです。机に座って取り組むより、遊びの一環として平仮名に触れることをイメージしましょう。

大きく一文字が印刷されたプリントは、平仮名を覚える理想形!子どもに色塗りをしてもらったら、一枚ずつ厚紙に貼りましょう!手作りの平仮名カードは、平仮名を覚えるのに大いに役立ちます。

こちらも、大きく一文字が印刷されたプリントです。カラー印刷してカードにするのもよし、指でなぞって書き順を学ぶのもよし、工夫次第で使い方が広がります!

平仮名カードが作れるプリント。ラミネートして使うのもおすすめです。

②レベル2:平仮名のなぞり書きを鍛える

平仮名に興味が出てきたら、なぞり書きに挑戦してみましょう!

※か行~は現在作成中

プリント一枚に、ダイナミックになぞり書きができるプリント!平仮名を初めて書くお子様に最適です。

リズムにのって楽しく平仮名が書けるプリント。シンプルなプリントは意外に少ないため重宝します。¥550(税込)

ダイナミックななぞり書きになれたら、文字を少し小さくしてみましょう。こちらのプリントは、可愛らしいイラストと共に楽しくなぞり書きができますよ。

なぞり書きをどんどん進められるようになったら、文字数が多いプリントにも挑戦してみましょう。

③レベル3:平仮名を書く力を鍛える

なぞり書きができるようになったら、いよいよ一人で平仮名を書く練習です!

こちらのプリントは、平仮名を一人で書く量が多いのが特徴!最初は難しいため、ママパパがサポートしてあげましょう。

こちらも、一人で書く平仮名の量が多いプリント。イラストの名称が平仮名で書かれているため、簡単な読む練習もできますよ。

(3)読む力を育むプリント

平仮名を覚えたら、単語や文を読む練習に移行しましょう!

①レベル1:単語を読む

単語を読むのは、平仮名を覚えたての子どもにとっては難しいことです。まずは短い単語からスタートし、少しずつレベルを上げていきましょう。

公文の国語教材は、読む力を鍛えるのに最適です。沢山の幼児向け教材を試しましたが、国語に関しては群を抜いて優れています!「あり」など、簡単な単語から徐々にレベルアップすることができますよ。幼児1教科¥7,150~7,700(税込)※お住まいの地域によって月謝が異なります。

カラフルな写真付きで、子どもの読みを強力サポート!正しい平仮名がどれか?ゲーム感覚で楽しみましょう。

②レベル2:2語文以上を読む

単語が読めるようになったら、次は「二語文」に挑戦です!

単語と文章の読みを、一緒に学べるプリント。三語文も混ざっているため、子どものレベルに合わせて調節しましょう。

有名な七田式プリントの(もじ)も、読みの力を鍛えるのに最適です。オールカラーで大きなサイズのプリントなので、幼児でも無理なく取り組めます。(※もじ・ちえ・かずのセット販売)¥18,480(税込)/10か月分セット

公文式なら、沢山の二語文に触れることが可能です。一度、教材を見てみる価値アリ!幼児1教科¥7,150~7,700(税込)※お住まいの地域によって月謝が異なります。

③文章の内容を読み取る

文章を読めるようになったら、内容の読み取りにチャレンジしましょう!

簡単な内容の読み取りができるプリント。¥340という手軽さで良問が揃います!

公文式を継続すれば、自然な流れで無理なく読解力を育むプリントに移行できます。幼児1教科¥7,150~7,700(税込)※お住まいの地域によって月謝が異なります。

(4)数の力を育むプリント

小学校入学前までにセンスを磨きたい!数の力を育むプリントをご紹介していきます。

①レベル1:1~10までの数を理解する

数のスタートは、1~10を理解するところから始めましょう。

数とは何か?そんな基礎を育んでくれるのが、こちらのプリント。パッとみて、「5」まで理解できれば上出来です!

数字と数量のマッチングに最適なプリント。おはじきや積み木など、小道具を使えば学習効果もアップします。

数字を書く練習がしたい時に。カラフルなイラスト付きで、単調な作業も楽しめます。

②レベル2:10以上の数を理解する

続いて、10以上の数を理解するプリントをご紹介していきます。

10以上の大きな数を、正しく数える能力を育めます。最初のうちは、1枚に結構な時間が掛かるため、無理なく進めましょう。

100まで数唱ができるお子様は、数の穴埋めプリントに挑戦しましょう。

公文式は、数を鍛えるのにも最適です。幼児1教科¥7,150~7,700(税込)※お住まいの地域によって月謝が異なります。

③レベル3:計算の基礎を育む

数の理解が進んだら、「違いの数」など計算の基礎を鍛えましょう。

「+」や「-」という記号を用いずに、楽しく足し算・引き算の概念が学べるプリント。

数の合成が分かりやすく学べるプリント。1年生用のプリントですが、数の概念をしっかり理解できていれば、3・4歳頃~取り組むことができますよ。

(5)知恵を育むプリント

最後に、思考力を育むプリントをご紹介していきます。

知育クイズやシルエット当てゲームなど、考える力がつくプリントが満載!

数字を記号に置き換える問題など、指示やルールを理解して、素早く処理する力を育みます。

空間認識能力を身に付ける、サイコロの展開図の問題です。実際にサイコロを組み立てて、観察するところからスタートしましょう。¥600(税込)

小学校受験に頻出!積み木の数を数える問題は、見えない部分を考える力が育まれます。

まとめ

圧倒的なボリュームでおすすめの幼児向けプリントをご紹介しました。

褒めることを意識して毎日コツコツ続ければ、1年後のお子様は、見違えるほど成長していることでしょう。

ご紹介したプリントから、お子様にピッタリのものがみつかれば幸いです。

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