幼児教育

本当に伸びる英語ドリルはこれ!幼児からできるおすすめ11選

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幼児の習い事ランキングで、必ず上位に入るのが「英会話教室」。お子様の口から英語が飛び出してくると、その成果に嬉しくなりますよね!

しかし幼児向け英会話教室では、リスニングとスピーキングに力を入れているケースが多く、平仮名は書けるのに英語はアルファベットすら書けない!と、不安に思うママパパもいるでしょう。

そんな悩みを持つ方に是非おすすめしたいのが、家庭で取り組むことができる「英語ドリル」!ドリルと聞くと「勉強をさせる」というイメージがありますが、取り組み方次第で、子どもでも楽しみながら英語を学ぶことができますよ。

  • まだ幼児なのに、ドリルで英語を練習する必要があるの?
  • 英会話教室に任せておけばいいのでは?

そんな疑問にもお答えしながら、英語とドリルについて徹底的に掘り下げていきます。それでは、早速みていきましょう!

目次

1、幼児期に英語を学ぶ重要性

幼児期から英語を学ぶなんて早いのでは?そんな考えを、180度変えるかもしれない情報をお伝えします!

(1)2020年!大きく変わる英語教育

私達親世代が子どもの頃は、「英語」は特別な言語&習い事というイメージがありましたが、そのような時代は終わりを告げました。

グローバル化が進むに伴い【学習指導要領】が見直され、来年2020年には英語教育が大きな変化を遂げます!

これまで小学校5年生からだった英語の授業が、2020年には小学校3年生から始まり、【聞く・話す】を中心とした英語表現を学んでいきます。さらに、小学校5年生からは英語が正式な教科となり、【聞く・話す】に加え【読む・書く】という能力も養っていくことになるのです!

このような教育改革が現実に行われるということは、日本の方針として「英語を話せる人材」を育てる必要があることを示唆しています。グローバル化が進む今、将来お子様が活躍できる場を広げるためには、幼少期からの英語教育が【必要条件】と言えるのではないでしょうか?

(2)臨界期前に英語を学ぼう!

このような英語教育改革がなされたことは素晴らしいことですが、一つ注意して欲しい点があります。

皆さんは、言語習得に「臨界期」があることをご存知でしょうか?

実は、第二外国語(英語)を学ぶ黄金期は【0歳~10歳】の脳が柔軟な時期と言われており、10歳以降に初めて英語を学ぶより、幼少期から英語に触れている方がスムーズに習得できると言われているのです。

このことを考えると、小学校の英語教育が始まる【小学校3年生=9歳】で初めて英語に触れる!という状況は「遅い」と言わざるを得ませんね。

教育改革により日本の英語教育は一歩前進します。しかし、学校任せでは決して十分とは言えない現状の中、幼少期から英語を学ぶことが重要なのは明らかです!

是非幼い頃から英語に触れる環境を整え、お子様の未来のために英語の種をまきましょう!

※幼少期の英語環境の整え方についてはこちらをご覧ください。

2、家庭でも英語に取り組もう

学校任せでは決して十分とは言えない英語教育。それを補うために、家庭ですべき取り組みについてお話します。

(1)英語習得の王道ステップとは?

英語習得の王道ステップは【聞く→話す→読む→書く】と言われています。

先ほどお伝えした2020年からの英語教育改革でも、小学校3年生から【聞く・話す】、小学校5年生からは【読む・書く】という王道ステップで英語学習を進めていくことが分かりますね。

特に、【聞く・話す】の部分は幼少期から英語に触れることで、より確実に身に付けることができる部分です。英会話教室に通う、家庭で英語の聞き流しやDVDを見せる、インターナショナルプリスクールに通うなど、幼少期に何等かの方法で英語に触れる機会を整えましょう。

【聞く・話す】という土台がしっかり育まれていれば、後の【読む・書く】もスムーズに習得できますよ。

(2)英会話教室+αで叶う英語力

英会話教室などでは、英語習得の王道ステップの前半【聞く・話す】を鍛えることが多いです。そのため、幼少期から数年通っていても、英語を【読む・書く】という後半部分がなかなか育たないということがよくあります。

  • 英語の基礎=【聞く・話す】を重視する教室の方針
  • 【読む・書く】は後に訓練すれば十分という教室の方針
  • 週1~2回1時間のレッスンでは、【読む・書く】に充てる十分な時間の確保が難しい
  • 就学前までに、短時間のレッスンで英語を読み書きすることは簡単ではない

など様々な理由から、英会話教室では【聞く・話す】が中心のレッスン内容になりがちです。しかし、これは本当にもったいないことです!

実は、筆者の上の子は5歳(年長)で英検3級に合格しました。

インターナショナルプリスクールに通っていたため、王道ステップの基礎【聞く・話す】の部分は問題なし。読み書きも心配ないだろう!と思い、年中の時に初めて英検5級の過去問を見せてみました。すると・・・読めない!「this」も「it」も読めない!もう唖然として、そこからはスクールだけでなく家庭で英語の【読む・書く】を練習し始めました。

もうお分かりかと思いますが、【聞く・話す】という部分は英語環境に身を置けば自然と身に付きます。しかし、【読む・書く】は家庭での練習なしに上達することは、まずあり得ないのです。

しかし裏を返せば、英語の基礎である【聞く・話す】ができていれば、幼児でも【読む・書く】ができるということ!もし、英会話教室などで「耳」と「口」を鍛えているなら、是非+αで家庭でできる【読み書きの取り組み】を行ってみましょう!

(3)英語ドリルに取り組もう

+αで【読み書きの取り組み】を行う時にピッタリなのが、英語のドリルです!

  • 気軽に購入できる
  • 英語の【読み書き】のフォローができる&上達させることができる
  • 子どもの英語力をママパパが把握できる

など、英語ドリルにはメリットがたくさん!お子様と一緒に英語ドリルに取り組めば、子どもの英語力をさらに伸ばすことが可能です。

ただし、英語ドリルで【読み書き】の能力を引き出すには、英語の基礎である【聞く・話す】ができていることが大前提。

文字を理解し始める4・5歳~英語ドリルに親しむためにも、是非幼少期から英語の「耳&口」を育ててあげて下さいね。

その具体的な方法論については、「幼児期の英語教育には聞き流し!おススメ教材から効果的な使い方まで一挙公開」「英語で子育て?メリット・デメリットと成功させる方法を具体的に一挙紹介!」等を是非参考にされて下さい。

それでは、私も子ども達に使っていた、おすすめの英語ドリルを次でご紹介していきます!

3、幼児でもできる!おすすめの英語ドリル11選

英語の【読み・書き】がグングン伸びる!本当に実力のつく英語ドリルをご紹介していきます。

(1)書く力を育むドリル 4選

まずはじめに、「書く力」を育む英語ドリルをご紹介していきます。

①くもん出版 はじめてのアルファベット(えいご1) 価格:¥726(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

アルファベットの大文字を、書きやすい順で練習できるドリル。線を書く練習のページもあるため、鉛筆を上手に使う練習もできますよ。

②Printing Practice for Beginners: Home Workbooks 価格:¥537(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

幼児でも楽しくアルファベット練習ができるドリル。シリーズで購入すれば、段階を追って単語やフォニックスを定着させることができますよ。

③Preschool Scholar: Ages 3-5 価格:¥476(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

迷路や色塗り、単語練習などを通して、幼い子の書く力をグングン伸ばすドリル。海外でも人気のシリーズです!

④学研 4~6歳 アルファベット abc・たんご 価格:¥726(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

アルファベットの大文字・小文字や、動物の名前や色など、身近な英語が学べるドリル。1枚ずつはがして使うことができるため、使いやすいのも嬉しいポイント。

(2)読む力を育むドリル 4選

続いて、「読む力」を育む英語ドリルをご紹介していきます。

①親子で始める えいごで日記 価格:¥1,980(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

アルファベットが書けるようになり、英会話教室などで英語の理解力が少しずつついてきたお子様へ。親子でイラストをたどれば、英語の一行日記が仕上がります。基礎的な英文の構成をマスターさせたい時におすすめです。

②SCHOLASTIC Success With Grammar, Grade 1 価格:¥715(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

こちらも、英語の理解力をさらにアップさせたいお子様向き。簡単な文章を読み、文法を理解するのに最適なドリルです。単数・複数、現在・過去など、英文法の基礎が学べます。

③SCHOLASTIC 100 Words Kids Need to Read by 1st Grade 価格:¥2,120(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

英語の初心者が学ぶべき100の単語に注目して作られたドリル。文章の穴埋めや色塗り、迷路や線繋ぎを通して、単語を読む力が飛躍的にアップします。年長さん以上で書く力がしっかりあり、簡単な英語も理解できてきたお子様向き。

④Brain Quest Workbook Kindergarten 価格:¥1,499(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

海外でも人気のシリーズ。遊び感覚で楽しくできる問題がたくさんあり、子どもが喜んで取り組みます!カラフルなイラスト満載で、科学~時計の読み方まで生活に関わる幅広い英語の知識を深めることができますよ。日本のドリルではなかなか見られない、圧倒的なボリュームも魅力です!

(3)無料で手に入るドリル 3選

最後に、無料で手に入る英語学習プリントもご紹介していきます!

①ちびむすドリル 英語

(ちびむすドリル 英語:https://happylilac.net/index2.html

無料学習プリントで有名な「ちびむすドリル」では、幼児用英語ドリルも豊富に揃います。アルファベットなどを何度も練習したい時には、無料プリントが便利ですね。

②無料学習プリント【すきまるドリル】

(無料学習プリント【すきまるドリル】:https://sukiruma.net/eigo-drill/

こちらのサイトでも、英語無料プリントが手に入ります。どうぶつや数字、曜日など、基礎的な単語が学べるシリーズが揃います。

③ドリルズ

(ドリルズ 幼児教育(英語):https://www.drills-app.com

ドリルズの英語プリントは、カラフルなのが特徴。カラー印刷すれば絵と単語を結び付けて覚えることができるため、幼い子ども向きです。

4、英語ドリルを楽しむためのポイント 

たくさんのドリルをご紹介しましたが、幼児にとって「ドリル=勉強」という構図にはなって欲しくありませんよね!ここでは、ドリルを心から楽しむためのポイントをお伝えしていきます。

(1)アルファベットを書く前に運筆力を鍛えよう 【くもん はじめてのおけいこ】

どんなドリルでも、書くためには鉛筆を上手に使いこなす「運筆力」が必要です!

特にアルファベットの場合は、英語の4線ノートを意識して書く必要があるため、鉛筆を使いこなす能力がどうしても必要になります。

もしお子様が初めて鉛筆を握るのであれば、英語ドリルの前に「直線」や「曲線」を書く練習からスタートしましょう!いきなり英語ドリルに取り組むと上手に書くことができず、かえって英語嫌いになってしまう可能性もあるため注意が必要です!

運筆力を鍛えるには、こちらのドリルがおすすめですよ。

くもん はじめてのおけいこ 価格:¥726(税込)

(Amazon:https://www.amazon.co.jp

(2)大げさなくらい褒めよう

何に取り組むにしろ、子どもにとって最大のモチベーションは「ママパパに褒めてもらうこと」ではないでしょうか?

英語のドリルは、幼児にとって時に難しいと感じる時もあるでしょう。特に、アルファベットを書き慣れないうちは、英語ドリルを嫌がることもあるかもしれません。

そんな時こそ、ママパパから褒められることが、子どもにとって大きな力となります!1文字でも書いたら褒める。4線からはみ出していても褒める。とにかく叱らず、誉め続けることを意識しましょう。

「子どもが嫌がることはさせない。」という方針は間違いではないですが、「嫌がらないような工夫」をすることは私達ママパパの努めです!

お子様が楽しく英語ドリルに取り組めるよう、たくさん褒めてあげることを忘れないで下さいね。

(3)目標を設定してみよう

ある程度ドリルが進んできたら、学習の目標を設定してみましょう。

児童英検や英検にチャレンジすることは、お子様の英語力を飛躍的にアップさせるきっかけになります!合格した時には物凄い「達成感」を、不合格の時には諦めず再チャレンジすることの素晴らしさを学べますよ。

筆者の上の子が英検3級にチャレンジした時、一次試験は無事に通過できたものの二次試験は一度不合格になりました。どうやら、初対面の面接官相手に緊張してしまい、話すことが難しかったようです。

再チャレンジを頑張り無事に合格した娘は、ワンワンと泣きながら喜んでいました。対策は楽ではありませんでしたが、5歳で嬉し涙を流すような経験ができたことは彼女の糧になったと思います。

まとめ

2020年の教育改革が目前に迫った今、子ども達の英語教育は大きく変わろうとしています。

英語力アップをサポートするためには、英語環境+αで【読み書きの取り組み】をすることが大切です!

是非ご紹介した英語ドリルを活用し、お子様の英語力を伸ばしてあげて下さいね。

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