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1日60分体を動かそう!家でできる子どもにおすすめの運動遊び10選

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「今日は丸1日家で過ごさなきゃ…。」そんな時に気になるのが、子どもの運動不足ですよね。

  • 子どもは1日にどれくらい運動すればいいの?
  • 室内でできる運動法が知りたい。
  • 年齢別にどんな運動をさせればいいか知りたい!

今回は、このようなママパパに向けて情報を発信!

運動が子どもに与える影響や、子どもがするべき運動を年齢別にまとめました。室内で手軽にできる運動遊びも、沢山ご紹介していますよ。

それでは、早速みていきましょう。

1、運動が子どもに与える効果

運動は、子どもの「心」と「体」の両方に大きな影響を及ぼします。

体を動かすことは爽快で楽しいのはもちろん、運動を通した「成功体験」は、子どもに達成感や自尊心を与えてくれます。

また言う間でもなく、体作りに適度な運動は欠かせません。脳や神経の発達は4~5歳頃までに成人の約80%、6歳頃までには約90%にも達するといわれており、いかに幼少期の適度な運動が大事か分かりますね。

その一方で、現代の子ども達は決して運動量が足りているとは言えないようです。

こちらのグラフは、スポーツ庁が公表した「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」をもとに、小学生(5年生)の体力合計点の推移を表したものです。(体力合計点とは、各種目の合計点の平均)

ご覧になって分かるように、令和元年度は男女共に前年より数値が大きく下がっています。特に男子の体力合計点は年々減少傾向にあり、令和元年度は調査開始以来最低の数値を記録していることが分かります。

これは、運動時間の減少やスマホやゲームの時間が増えたことが原因だと言われており、「現代っ子の生活様式の変化」が運動不足を招いていることが伺えます。

このような状況の中、私達親は子どもに【どんな運動】を【どれくらい】させれば良いのでしょうか?次で詳しくみていきましょう。

2、【年齢別】子どもがするべき運動

皆さんは、子どもが毎日どの程度運動をすべきか、その目安をご存知ですか?

(1)3~6歳の子どもは【60分以上】体を動かそう!

文部科学省「幼児期運動指針」では、3歳~6歳の子どもは、「遊び」を中心に【毎日合計60分以上】体を動かすことが推奨されています!

これは日本に限ったことではなく、WHOやその他の国々でも、ほぼ同様のことが提唱されているのです。

子どもが毎日60分以上運動をしているか考えてみると…ちょっと自信がない!というママパパも少なくないのではないでしょうか?

子どもにどんな運動をさせたらよいか分からない!と言う人は、年齢別に以下のような運動を行ってみましょう。

(2)3~4歳がすべき運動

3~4歳は人間としての動作がスムーズになり、どんどん動き方が上達する時期です!是非この時期を逃さず、遊びを通して沢山の運動を経験させてあげましょう。

  • 体のバランスをとる動き:立つ・座る・寝ころぶ・起きる・回る・転がる・渡る・ぶら下がる
  • 体を移動する動き:歩く・走る・はねる・跳ぶ・登る・下りる・這う・よける・すべる

このような動作を意識した遊びを、積極的に取り入れましょう。トランポリンや滑り台など、全身を使う遊具がおすすめですよ。

(3)4~5歳がすべき運動

4~5歳は、基本的な動きが定着する時期です!ちょうど友達と遊ぶ楽しさが分かる時期でもあるため、積極的に一緒に遊ばせてあげましょう。

体全体でリズムをとったり、用具を使って持つ・運ぶ・投げる・捕る・転がす・蹴る・積む・こぐ・掘る・押す・引く】などの動作も、経験させると良いでしょう。

具体的には、ダンスや、ボール遊び、縄跳びなどがおすすめです。

(4)5~6歳がすべき運動

5~6歳は、動きがよりスムーズになり、様々な遊びを上手にこなせるようになる時期です。

全力疾走したり、思いきり跳んだりすることに心地よさを感じるため、これまでより複雑な動きの遊びを取り入れるべきです。

例えば、バスケットボールやドッヂボールなど、用具を使い、しかも複雑な動きやルールがあるものにも挑戦してみましょう!

あわせて読みたい!

3、外だけではない!室内で楽しめるおすすめの運動10選

外で遊べない日でも大丈夫!室内で運動が楽しめるアイディアを、一挙にご紹介していきます。

※価格は記事作成時のもので、その後変動する場合があります。

(1)フラフープ

フラフープは、体幹を鍛えるのに最適なトレーニング!一説では、5分回すだけでも、腹筋を鍛えるのにかなりの効果があると言われています。

しかし、いざチャレンジしてみると上手く回せない…!という子も多いのでは?

そんな時には、以下の3つのポイントを実践してみましょう。

①頭から足まで真っすぐ「吊られているイメージ」で回す

②腰は回すのではなく、前後に直線的に動かす

③フラフープを回す方向の足を、一歩踏み出す

フラフープは、お金が掛からず手軽にできる運動の1つです。親子でチャレンジすれば、ママパパのトレーニングにもなりますよ!

※フラフープを狭い場所でするのは危険です。十分な広さを確保して行いましょう。

(2)トランポリン

何度もジャンプするトランポリンも、体幹を鍛えることができます。

しかも、子どもはジャンプが大好き!そのため、運動嫌いなお子様でも、苦手意識をもつことなく楽しめます。トレーニングというより、遊びの一環として取り組むのがポイントです。

音楽や映像に合わせて、上半身の動きを取り入れるのもおすすめですよ!

(3)ダンス

ダンスは、全身の筋肉を使う有酸素運動です。

ステップ、ジャンプ、ターンなど沢山の動作が盛り込まれているため、子どもの運動にピッタリです。音楽に合わせて踊るため、リズム感覚を養うこともできますよ。

年齢別のおすすめのダンスが知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。

あわせて読みたい!:家で手軽に運動不足解消!子どもの心と体を育む人気のダンス15選

(4)室内鉄棒

鉄棒は腹筋や握力のなど、普段使わない筋肉を刺激します。

鉄棒の練習がしたいのに、近所に鉄棒がない!そんな時にも、室内鉄棒なら思う存分練習することができますよ。人目を気にせず練習できるのも、嬉しいポイントです。

しかも、ご紹介した鉄棒は【1ヶ月経っても逆上がりできなければ返金・返品できる制度】が付いていますよ。(一部条件あり)

あわせて読みたい!:雨の日でも全身運動ができる、おすすめの室内鉄棒5選

(5)室内用滑り台

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  • 価格:¥25,850(税込)

室内用滑り台は、立つ・歩く・のぼる・滑るなどの動作を促すため、特に2歳頃のお子様におすすめです。

滑り台で遊ぶことで、知らず知らずのうちに沢山の動作ができますよ。

ご紹介した滑り台は、組み立て方次第で鉄棒やブランコにもなります。これさえあれば、退屈することなくおうち時間が楽しめそうですね。

(6)縄跳び

縄さえあれば、どこでも遊べるのが縄跳びの良さ!体力・持久力・集中力・筋力の向上などが狙えます。

ただし、縄跳びはコツを掴めなければ跳べるようになりません。

  • そもそもジャンプができているか?
  • 縄をきちんと回しているか?
  • 左右同じタイミングで縄を回しているか?

など、どうしても跳べない子は「できない原因」を探ることから始めましょう。

クリエイティブキッズでは、縄跳びの教え方も詳しくご紹介しています。是非、参考にしてみて下さいね。

あわせて読みたい!

(7)バランスボール

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子ども用のバランスボールなら、遊びながら背筋や体幹を鍛えることができますはずませたり、ジャンプしたり、前後左右に動いたり、これ1つで沢山の動作ができますよ。

ママパパの指示通りに動作を真似してみるのも、子どもにとっては楽しいようです。

(8)ツイスターゲーム

昔ながらのツイスターゲームも、体幹や全身の筋肉を鍛えるのに最適です!

審判の指示通りに手足が置けるか!?子ども達は、大興奮して楽しんでくれます。小さい子やツイスターゲーム初心者の子には、簡単な指示を出してあげましょう。大人が審判になってゲームを進行するのが、うまくいくコツですよ。

家族みんなでプレイしてみましょう。

(9)任天堂 スイッチ リングフィットアドベンチャー

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  • ¥12,500(税込)

任天堂スイッチリングフィットアドベンチャーは、冒険ゲームをしながらフィットネスができるとあり、今大人気!

「ストレッチ」をしたり「アドベンチャーモード」で冒険気分の運動をしたり、沢山の楽しみ方がありますよ。

大人のゲームだと思われがちですが、実は対象年齢は「全年齢」!運動の負荷を自由に設定できるため、お子様の年齢や体力に応じて調節することが可能ですよ。

4・5歳の子でも楽しめた!という声を多くあるため、興味のある人はチャレンジしてみて下さいね。

(10)身近なものを使った運動遊び5選

特別な道具を用意しなくても、身近なものでも室内運動は楽しめます!

①ペットボトルでボーリング

ペットボトル数本に、水やビーズを入れてフタを閉めましょう。あっと言う間にボーリングのピンの完成です!手持ちの柔らかいボールなどで、ボーリングを楽しみましょう。

②ベビーマットの登坂

ぐるぐる巻いたベビーマットの上に、もう一枚ベビーマットを重ねましょう。それだけで、即席の登坂が完成します。ハイハイを頑張る赤ちゃんに、おすすめの遊びです。

③バスタオルでクライミング

丈夫なバスタオルをママパパが胸のあたりで持ち、お子様に登ってもらいましょう。脚力や握力のトレーニングに最適です。

柔らかい布団や絨毯の上で行えば、落ちてケガをする心配もありません。

④タオルでキャッチボール

タオルをギュッと結ぶだけで、あっと言う間にボールの完成!柔らかいため、当たっても痛くありません。ボールが苦手なお子様でも、怖がらずに遊べます。

4、室内で運動をする時の注意点

子どもにとって楽しい室内運動ですが、ちょっとした不注意が大きなケガに繋がることも。以下のポイントに注意し、安全に楽しみましょう!

(1)「角」に注意!

テレビ台やサイドテーブルなど、リビングには「角」が沢山隠れています!

何かの拍子に頭や目をぶつけると、予想外の大ケガに繋がります。室内運動は角の無い部屋で行うか、予め角を覆って安全を確保しましょう。

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このようなコーナーガードで、角をカバーすると安心ですね!

(2)「割れ物」に注意!

部屋で運動をする場合は、コップやお皿、写真立てなどの割れ物にも注意しましょう。

「これ位大丈夫。」と思っていても、子どもは思いもよらぬ動きをするものです。運動前には必ず片付け、事故を未然に防ぎましょう。

(3)水分補給も忘れずに

脱水症状は、外でしか起こらないと思っていませんか?

人間は汗をかく以外にも、皮膚や呼吸で水分を失っています。「室内で汗もそれほどかいていないから大丈夫!」と思わず、お子様が運動中や運動後には、こまめな水分補給をさせてあげましょう。

(4)足音にも配慮を

マンションにお住まいの場合、足音にも注意する必要があります。防音マットを敷く、時間帯に気を付ける、などの配慮をするようにしましょう。場合によっては、ご紹介した中にもマンションなどでは避けた方がいいものもありますので、あまり飛び跳ねたり足音を立てずにできる運動を工夫して取り入れてみてください。

まとめ

3~6歳のお子様は、1日に60分運動することが望ましいと言われています。

室内で過ごすことが多い時期でも、工夫次第で沢山の運動をすることができるため、是非この記事を参考にリビングで運動遊びを楽しみましょう。

まずは、身近なものを使った運動遊びにチャレンジするのもおすすめです!

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