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雨の日でも全身運動ができる、おすすめの室内鉄棒5選

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逆上がりは、子どもが鉄棒で最初に直面する試練と言っても過言ではありません。

逆上がりに限らず、鉄棒の上達には練習が不可欠。壁を乗り越えるために、できる限りのサポートしてあげたいのが親心ですよね。とはいえ、毎日鉄棒のある公園に通うのも一苦労。そんな時、「室内鉄棒」があれば、家で手軽に鉄棒の練習をすることができます。ここでは、室内鉄棒を購入するときのポイントや注意点、おすすめの室内鉄棒などをご紹介します。

ピッタリの鉄棒が見つかり、お子様が自信を持って鉄棒に取り組むことができるお手伝いができれば幸いです。

1、みんななぜ子供用の室内鉄棒を購入しているのか?

子どものために室内鉄棒を購入するママパパは多いようですが、室内鉄棒を購入する目的は様々なようです。

(1)逆上がりの練習のため

室内鉄棒の購入理由で多いのは、子どもに逆上がりの練習をさせるため!

特にママパパ自身が、子どもの頃に逆上がりで苦労した経験がある場合、

「子どもには同じ思いをさせたくない!」

「子どもには逆上がりが得意になってほしい!」

という想いから、購入に至るケースも多いようです。

(2)近くに公園がないため

最近の公園には、楽しい遊具が沢山!カラフルで、子どもの安全にも十分な配慮がされているため、ママパパも安心して遊ばせることができますね。

しかし、いざ子どもと鉄棒の練習行こうとした時、

「あれ?!公園に鉄棒がない?!」なんてこと、ありませんか?

 

実は最近鉄棒のない公園も増えてきました。

近くの公園に鉄棒がないため、練習場所に困って購入するケースも多いようです。

(3)体に良いため

子どもの体力アップなどのために、室内鉄棒を購入したというケースもあるようです。

鉄棒はとてもシンプルな構造の運動器具ですが、その健康効果や運動効果は非常に高いと言われています。

逆上がりや前回りをすることで、全身の筋肉が鍛えられるのはもちろん、単純にぶら下がるだけでも、一定の効果があるようです。

ぶら下がり運動は「バーハング」ともいわれる筋力トレーニングの一つで、握力や背筋が鍛えられ、姿勢を正す効果も期待できます

(4)3〜4才くらいからチャレンジ

鉄棒は〇歳から!という明確な基準はありません。

一つの目安として、4歳前後に前回りができ、5歳前後から小学校低学年頃までに、逆上がりができるようになるといいとも言われています。そのため、幼い頃から鉄棒に慣れさせ、スムーズに前回りや逆上がりの練習に移行できることを目的として、室内鉄棒の購入に至ったケースも多いようです。

2、室内鉄棒を購入するメリット・デメリット

室内鉄棒を購入するメリットやデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?

室内鉄棒の特徴に着目し、見ていきましょう!

(1)メリット

室内鉄棒を設置するメリットには、以下のようなことがあります。

①子どもが練習したい時にいつでも自由に取り組むことができる

家に鉄棒があれば、わざわざ鉄棒のある学校や公園に行かなくても、子どもの好きなタイミングでいつでも、何度でも練習をすることができます!

雨の日、暑い夏、寒い冬など、天候に左右されないのも大きな魅力です!

②人目を気にせず練習できる

できない自分を見せるのが「恥ずかしい」と感じる子もいますよね。また、公共の鉄棒だと独占して練習するのはなかなか難しいもの。

室内鉄棒であれば、友達や周りの目を気にせず、自分のペースで集中して練習することができるというメリットがあります。

③一定の健康効果が期待できる

鉄棒の練習は、普段の生活では使わない全身の筋肉運動にも繋がります。

力や背筋、姿勢が良くなる効果も期待できると言われている鉄棒は、身近にあることで毎日使うことができるということで猫背の子どもにもおすすめです

④子どもの身長に合わせて鉄棒の高さを自由に変更できる

学校や公園の鉄棒は、高さを変えることはできません。しかし、室内鉄棒なら子どもの身長に合わせて自由に高さを変えられます!

 

子どもの成長と共に、長く使うことができるのは魅力的ですね!

⑤子どもの技量に合わせた指導がしやすい

室内鉄棒は家に置くことができるため、ママパパのちょっとした空き時間を活用して、子どもの練習に付き合うことができます。

毎日鉄棒の練習を見ていると、どこが弱点なのかを把握しやすいため、子どもの技量に合わせた丁寧な指導をすることもできそうですね

(2)デメリット

メリットがたくさんある室内鉄棒ですが、一方デメリットとは、どんなことでしょうか。

①ある程度広い場所が必要

室内鉄棒を設置するには、ある程度広いスペースが必要です

逆上がりや前回りで回転する際、足が壁などにぶつかる可能性があります。そのため、鉄棒の実寸より広いスペースを確保することがポイントです。

②騒音の原因になる可能性がある

鉄棒の練習は、着地の際のドスッという音や、鉄棒が軋む音など、どうしても音が出てしまいます。

マンションなどに設置する場合は、下の階の住人に迷惑にならないよう、鉄棒の下に防音できるマットを敷く、練習する時間は迷惑な時間にしないなど、対策を考えましょう

③練習中は危険がないよう配慮する

大人が練習に付き合い、子どもの安全を確保しましょう。

特に、子どもの友達が遊びに来た際には注意が必要。お友達が鉄棒に慣れていない初心者の可能性もあります。思わぬ事故に繋がらないよう、十分配慮してあげましょう。

④子どもが飽きてしまったら

鉄棒がある程度上手になると、子どもが飽きてしまい全く使わなくなることも。

そんな時、室内鉄棒の意外な活用法があります!

畳んで物干し竿として使ってしまいましょう!開けば布団を干すのにも便利です

また、捨てるのではなく「ジモティー」や「メルカリ」などフリマサイトや、フリーマケットなどを利用して、再利用してもらうというのもいいですね。

3、子供向けおすすめ室内鉄棒

(1)MRG 専用グリップ付き 家庭用 折りたたみ鉄棒 – ¥5,980

参考:Amazon

1万円以下とリーズナブルな価格が魅力のこちらは、なんと1ヶ月以内に逆上がりができなければ、返品・返金を行う保証付きです!逆上がりをしやすくするグリップがあり、コツがうまく掴めそうですね。

(2)福島発條製作所 New折りたたみ 子供用健康鉄棒- ¥12,334

参考:Amazon

1万円代で購入できる鉄棒。製品安全協会の認定基準に合格した証の、SGマーク付き。しっかりとした作りで、安全面もバッチリです。組み立てや片づけが簡単にできるのも魅力です。

(3)ミズタニ オリンピア鉄棒2- ¥10,800

参考:Amazon

こちらも1万円台!鉄棒はもちろん、ぶらんこやぶら下がりもできる室内鉄棒。横へのブレを抑える機能や、鉄棒を開いたときに固定できる自動ロック機能付き。ナチュラルな色合いで、部屋のインテリアを邪魔しないのも魅力です。

(4)ツムラ 子ども用 室内鉄棒- ¥22,900

参考:Amazon

2万円代と高価な鉄棒ですが、その分、体育器具メーカーならではのこだわりがつまった鉄棒。国内生産、SGマーク、無鉛塗装と、安全が3拍子揃った拘りの鉄棒!組み立て不要で、届いてすぐ使えるのも魅力です

(5)【番外編!】室内鉄棒はレンタルも!-

参考:Rakuten

購入すると1万円以上する人気の室内鉄棒が、1ヶ月¥3,900でレンタルできます!また追加延長は1ヶ月¥1,200で可能。

上達した後は、使い道に困る鉄棒。

「もう少しで鉄棒をマスターできそう!」という子どもなら、購入するよりレンタルする方がお得かもしれませんね。

4、Amazon・楽天の室内鉄棒商品一覧

上で紹介した以外にも、様々な種類の鉄棒が販売されています。

兄弟姉妹構成や設置場所など、家庭の生活スタイルに合わせてじっくり検討したい方は、以下からどうぞ!

Amazon:https://www.amazon.co.jp

楽天:https://search.rakuten.co.jp

5、子供が鉄棒をする上で注意すべき点

子どもが安全に鉄棒の練習をするために、私達ママパパはどのようなことに注意してあげればよいのでしょうか?

(1)手を離してしまう

子どもが手を放し、鉄棒から落ちたという話はよく聞きますね。

手を放すと落ちるのは当たり前なのに、なぜ子どもは手を放してしまうのでしょうか?

実は、子どもが手を放してしまうのには、意外な理由があったのです。

子どもは「鉄棒から落ちる!」と思い込み、とっさの反射で手を放してしまっているようなのです

道で転んだ時のことを思い出してみてください。人間は反射的に手をつくことにより、大けがをせずにすみますね。

これと同じ現象が鉄棒でも起きているのです。

このような子どもは、「逆さ感覚」が身に付いていない可能性があります。

逆さ感覚を身に付けるには、鉄棒に触る以前に、身近な物を使って「頭が下、足が上」の状況に慣れさせてあげるのがポイントです!

ダイニングチェアなどに座り、椅子の下を覗く訓練などが効果的だと言われています

(2)鉄棒に恐怖心を持たないために

鉄棒から落ちたことや、落ちかけた経験がある子は、鉄棒に対して恐怖心を抱いているかもしれません。

落ちた時の衝撃や痛みを思い出し、鉄棒を見るだけで足がすくみ、近づくこともできない子どももいるようです。

こうなってしまうと、無理に鉄棒をやらせるのは逆効果。しばらくは鉄棒から離れ、再チャレンジする際は万が一落ちても痛くないよう、下に沢山の布団を敷くなど、子どもを安心させてあげることを第一に考えましょう。

鉄棒が初体験の子どもなら、事前に遊びかたや使い方を説明する、鉄棒の下に布団やマットを敷く、ママパパが介助して鉄棒からの落下を防ぐなど、注意を払ってあげましょう!

6、鉄棒を購入するときに見るべきポイントは?

室内鉄棒を購入する際には、おさえておくべきポイントがいくつかあります!

(1)安全面

子どもが使う室内鉄棒。安全に使えることは、最も需要なポイントです!

以下のポイントをチェックし、子どもにとって安全な鉄棒を購入してあげましょう。

  • 製造国はどこか?
  • 耐荷重は何kgか?
  • 第三者機関の安全基準認定(SGマーク)を受けているか?
  • 人体に無害な塗料を使用しているか?

海外製品が安全性に配慮されていないとは言えませんが、日本製だと一定の安全基準などが定められていて、購入の際の目安となります。また、故障の際のアフターフォローも充実している場合が多いでしょう。

安全基準認定(SGマーク)や、キッズデザイン賞など、第三者機関から認められた商品であれば、安心です。

また、人体に優しい塗料を使っているかなども見てみましょう。耐荷重と合わせてチェックしておくことをおすすめします。

(2)子どもの年齢にあっているか?

鉄棒の練習を始める時期には個人差がありますが、早い子は2歳頃から練習する子もいるようです。

長く使いたいからと言って、子どもの身長に合わない大き目の鉄棒を購入するのはおすすめできません。時に、思わぬ事故に繋がることもあります。

室内鉄棒は、子どもの成長に合わせて高さが調整できるものも多いため、購入の際は商品の対象年齢や身長などもチェックしましょう。

(3)保証はついているか

色々な種類の鉄棒がありますが、中には保証が付いたものもあります!

  • SGマークの対人賠償保険制度
  • 数年(メーカによって変わる)以内の故障に対する保証
  • 逆上がり保証制度

など、故障を保証するものから、商品到着から1ヶ月以内に逆上がりができるようにならなければ返金・返品を保証するというユニークなものまで、メーカーにより様々な保証が用意されているようです!

特に、SGマークがついた商品には「1億円を限度とする対人賠償保険」が付いています。このため、万が一SG商品の欠陥により人身事故が発生した場合には、様々な措置を製品安全協会が対応してくれるようになっています。詳しくは、一般社団法人製品安全協会のホームページをご覧ください。

(4)折りたたんでしまうことは可能か

室内鉄棒が折りたたんで収納できると、使わない時も邪魔にならず便利ですよね。

室内鉄棒は、折りたためるものもあるのでチェックしてみましょう。押し入れやクローゼットの隙間にも収納できるものだと便利です。収納場所のサイズも測って購入するといいですね。

7、口コミ

室内鉄棒を買おうと思っていても、買った後のメンテナンスや適した設置場所など、疑問があってなかなか踏み込めない!ということもありますよね。

室内鉄棒を実際に購入したママパパの、リアルな意見やアドバイスをご紹介します。

(1)マットはいるのか?

マットと鉄棒がセットになっているものもあり、鉄棒購入の際にマットが必要かどうか悩んでいるママパパも多いのでは?

先輩ママパパはマットも購入したのでしょうか?

“室内鉄棒にはマットがセットになったものもあります。我が家は買いませんでした。逆上がりをするとかなり前後に動くので、階下が気になるマンションや、床に傷を付けたくない場合はマットも購入した方が良さそうです(セットで購入した方がお得ですしね)”

(参考:http://ielife.hatenablog.com

“以前鉄棒のみを購入し、絨毯の上で大人がおさえながら使用していましたが、引っ越ししてフローリングが滑りやすく危ないので悩んだ末購入しました。滑ってひやひやすることがなくなりとてもよかったです”

(参考:https://shop.tsumura-f.co.jp

騒音対策や滑り止め、床の傷付き防止の目的で、鉄棒の下にマットを敷く方がおすすめのようですね。この他、着地の際に、子どもが怪我をしないようにする役割もあるため、マットがあるに越したことはないようです!

また、鉄棒の滑り止めには、耐震ジェルが効果的という意見もあります!

  • サンワサプライ 透明耐震 透明両面粘着ゴム 価格:¥529

出典:Amazon

鉄棒の下にマットや滑り止めシートを設置することで、鉄棒にまつわる様々な悩みが解消されそうですね!

(2)組み立て

室内鉄棒は組み立てが必要な場合も多く、ママ一人でもできるのかなど、疑問がわきますね。

“まず組み立て不要で気に入りました、部品の耐久性も有りそうです。届いて直ぐ使えるのは無茶苦茶有難いです、”(原文まま)

(参考:https://www.amazon.co.jp

“昔の鉄棒は自宅にあったのですが、3歳年の違う兄弟(9歳と6歳)で使うには高さの簡単には調整ができず不便だったので、誕生日プレゼントとして、こちらを新たに購入しました。以前のものに比べると、驚くほど組み立てが簡単です。女性でも20分あれば作れます。”

(参考:https://www.amazon.co.jp

組み立て不要のものは届いてすぐに使え、簡単な組み立てが必要な鉄棒も、女性で一人でもできそうなものが多いようですね。

(3)錆びたらどうする?

室内鉄棒を見たことがないママパパは、「室内鉄棒も錆びるの?!」と、驚いた方もいるかもしれませんね。

子供の室内鉄棒を買ってまだそんなにたっていませんが、鉄棒の内側にさびがついていました。これはどうすればいいですか?”

(参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

鉄は空気中の酸素と結びつきやすいため、錆びやすいという特徴があります。空気に触れる状態であれば、多少の錆びは仕方ないようです。

市販の錆び落としを使ってみると、良いかもしれませんね。

また、錆びが付きにくい、ステンレス製の鉄棒も販売されているので、購入の際にチェックしてみましょう!

(4)畳の上では要注意

畳の上で室内鉄棒を設置すると、滑りやすいという意見もあるようです!

“畳の部屋で使うのですが購入したばかりで、今は畳の上に蒲団を敷いています。
でも見た目が悪いし、滑ります。”(原文まま)

(参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

鉄棒は、なるべく滑りにくい場所で使用し、子どもの安全を確保するのが第一ですが、どうしても畳の上にしか置く場所がない場合は、滑り止めマットなどを活用し、子どもに怪我がないよう配慮してあげましょう。

まとめ

我が子にピッタリの鉄棒がみつかり、自信をもって鉄棒ができるようになれば、ママパパにとってこんな嬉しいことはありませんね!季節や天候に左右されない室内鉄棒で、育ち盛りのお子さんと思いっきり体を動かして楽しんでくださいね。

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