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子どもの肌荒れを徹底調査!正しいスキンケアは?皮膚科受診は必要?

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赤ちゃんや乳幼児には、皮膚トラブルがつきもの。ちょっとした刺激で肌荒れを起こしてしまうので、ママパパも気が抜けませんよね。

今回は、【子どもの肌荒れ】について徹底解剖!

  • 子どもはなぜ肌荒れしやすいの?
  • 子どもの皮膚トラブルを防ぐために、家庭でできるスキンケアが知りたい!
  • 病院へ行った方がよいのか悩む…。皮膚科を受診すべき症状は?

など、お子様の肌荒れに悩むママパパに、是非知ってほしい情報を詰め込みました。

量販店ではなかなかお目にかかれない、こだわりのスキンケアグッズもご紹介していくのでお楽しみに!

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1、乳幼児の肌はデリケート!

子どもの肌は大人と比べてプルプル!水分を湛えたベストな状態に見えますが、実はそうではありません。

生まれて数年の子どもの肌は、未完成でデリケート!

  • 外的刺激から肌を守る「表皮」の厚さが大人の約半分しかない
  • 肌をみずみずしい状態に保つ「皮脂膜」が薄い

など、肌の【バリア】【保湿】機能が大人と比べて大変弱いのです。

そのため、子どもの肌はちょっとした外的刺激でトラブルが起きてしまうのです

子どもの健やかな肌を脅かす「外的刺激」には、一体どんなものがあるのでしょうか?次で詳しくみていきましょう。

2、子どもの肌荒れの原因

子どもの肌荒れを引き起こす「3大刺激」について、詳しく掘り下げていきましょう。

(1)汗

「汗」は、子どもの皮膚トラブルと切っても切れない関係です。

  • 代謝がよく平熱や体内水分量が高い
  • 体温調節機能が未熟
  • 「汗腺」が密

という3つの理由から、赤ちゃんや小さな子どもは、大人と比べて非常に汗をかきやすいのです

この汗を放置してしまうと、大変厄介!脇の下や太ももの付け根、首など、汗がたまりやすい箇所に「汗疹」を引き起こし、ひどい場合には赤いブツブツが沢山でき、激しい痒み伴います。

子どもが汗をかくのは仕方のないことですが、放置しないことが大切ですこまめに拭く、シャワーを浴びる、など、汗が子どもの体に残らないようにしましょう

(2)おむつ

おむつによる「かぶれ」は、トイトレ完了前の子どもにしばしば起きる症状です。

おむつかぶれは、おむつに触れている皮膚に起こる炎症で、湿疹ができたり赤く腫れたり、ひどい場合は「ただれ」を引き起こすこともあります。

  • 便や尿の成分が皮膚に長時間付着する
  • おしりを強く拭きすぎる
  • おむつ替えの頻度が少なくおむつが常に湿っている
  • おむつの素材が肌に合わない

などが主な原因ですが、その一つ一つはママパパの心がけ次第で取り除くことが可能です

このページの下、「3、子どもの肌荒れを撲滅!家庭でできる基本的なスキンケア」では、おむつかぶれを予防するスキンケア方法もご紹介しています。是非参考にして下さいね。

(3)よだれ

おむつと同様に、「よだれ」もかぶれを引き起こします。

赤ちゃんや小さな子どもは、よだれを飲み込む力が弱いため、常に口元が汚れてしまいます。この状態では皮膚の「バリア機能」が低下してしまい、さらにミルクや食べ物がくっつくことで炎症が起きてしまうのです。

よだれは放置せず、清潔なウエットティッシュや濡らしたガーゼで優しく拭きとってあげましょう。

(4)乾燥

ママのお腹の中では「羊水」と「厚い角質」によって守られていた赤ちゃんのお肌。しかし、外の世界に出てきた瞬間から乾燥にさらされてしまいます。

肌の乾燥は、老若男女問わず百害あって一利なし!肌が乾燥するとバリア機能が低下し、様々な皮膚トラブルが発生します。かゆみ、ひび割れ、粉ふきなど、乾燥による様々な症状は、放置しておくと「アトピー性皮膚炎」につながる可能性があることも分かっているのです。

次では、乾燥対策にも有効な「家庭でできるスキンケアの基本のキ」を詳しくご紹介していきます。是非参考にして下さいね!

※子どもの肌荒れの原因は上記の限りではありません。もっと詳しく知りたい人は、「【画像付き】幼児がかかりがちな湿疹20種とその対処法を解説」も、是非併せてお読みください。

3、子どもの肌荒れを撲滅!家庭でできる基本的なスキンケア

それでは、お子様の肌を健やかに保つ、基本的なスキンケアをご紹介していきます

(1)入浴中からスキンケアは始まっている!

「子どものスキンケアは入浴後」というイメージを持つ人も多いと思いますが、実は「入浴中」もスキンケアの絶好のチャンスです!

①タオルではなく手を使おう

かつては、子どもの体を洗う時には「ガーゼ」や「タオル」を使うのが一般的でしたが、最近では「手の平」で洗うことが推奨されていますたっぷりの泡をのせ、優しくなでるように洗えば刺激を最小限に抑えることができますよ。

タオルやガーゼでゴシゴシ擦りながら洗うのは、刺激が強く子どもの肌を痛めてしまうことがあるためおすすめできません!ナイロンタオルなどの固めの素材は、子どもの肌には使わない方が良いでしょう。

②石鹸を使うのは汚れやすい箇所のみ!

体を洗う時、ボディソープや石鹸は【汚れている箇所のみ】で十分です!

現代人は清潔を意識するあまり、「洗いすぎ」による乾燥などの皮膚トラブルが急増しています!石鹸を使うと確かに汚れは落ちますが、同時に皮脂を取り過ぎてしまうのです

股・頭・脇の下・足の裏など汚れやすい部分は毎日石鹸を使っても構いませんが、お腹・背中・腕・足などはお湯で洗い流すだけで十分です

③入浴後は間髪入れずにスキンケアを!

お風呂上りは一見潤っているように見えますが、実はそうではありません。

湯舟につかると角質細胞間に隙間ができ、そこから大切な保湿成分が外に出てしまうのです。お風呂上りにタオルで水分を拭った後、顔や体が乾燥したように感じるのはそのためです。

皮脂分泌が少ない2・3歳頃までは、特に【お風呂から上がったら即保湿!】を心掛けて下さいね

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(2)おむつ替えはスキンケアのタイミング

入浴だけでなくおむつ替えの時もスキンケアの絶好のチャンス!おむつかぶれを防止するためにも、しっかり対策を行いましょう。

おむつをこまめに取り換えるのはもちろんのこと、お尻を拭うときにはウエットティッシュで優しく拭う、便の量が多い場合はシャワーで流すなど、おむつかぶれを事前に防ぐケアを行うことが大切です。赤ちゃんの場合は、携帯できる簡易ウォシュレットなどを使うと便利ですよ!

私の息子は4歳ですが、未だに便をした後にはウエットティッシュで拭いてあげています。まだ上手に拭けない年齢の子は、ママパパが仕上げをしてあげましょう。

(3)保湿剤を使い分けよう

赤ちゃんのスキンケアには保湿剤がよく用いられますが、クリームタイプ、乳液タイプ、ローションタイプなど、その種類は多岐に及びます

乾燥がひどい冬場はこってりとしたクリームタイプ、汗をかきやすい夏場はサラッとしたローションタイプなど、お子様の肌の状態や季節に応じて、その時に最適なものを選びましょう!

4、こんな時は要注意!皮膚科を受診すべき症状とは?

子どもの肌荒れは、【家庭でのスキンケア】【皮膚科を受診すること】の2本柱が大切です!

ただの湿疹だと思っていたら思わぬ病気が隠れていることもあるため、皮膚科を受診するタイミングを見落とさないようにしましょう。

  • 家庭でケアをしてもよくならない
  • 家庭のケアでかえって症状が悪化した
  • 発疹や炎症が起きている

このような時には早めに皮膚科を受診して、適切な処置をしてもらいましょう。赤ちゃんの場合は、まずかかりつけの小児科を受診し指示をあおぐことをおすすめします。

5、乳幼児におすすめのスキンケアグッズ10選

それでは、赤ちゃんや子どもにおすすめのスキンケアグッズを、一挙にご紹介していきます。

(1)保湿剤

①アロベビー ミルクローション 

新生児から使えるミルクローション。ホホバやシアなどの天然の皮脂で、赤ちゃんのお肌をしっかり守ります。99%以上が天然由来成分なので、安心して使えますね。スーっとなじみ、使い心地も抜群です!

②ファムズベビー エンジェルフォーム

産婦人科でも導入されている保湿剤。ムース状のフワフワの泡で、液だれせず肌にしっかり塗り込めます。乾燥しやすい子の肌も、しっかり保湿してくれると評判ですよ。

③メディスキンベビー ナチュラルベビーバター

母として、そして医師として活躍している、友利新先生監修の赤ちゃん用保湿剤。オリーブ果実油、ミツロウ、シア脂など天然成分100%のバターで、赤ちゃんのお肌をしっかりバリアします。より軽い付け心地がいい人には、同シリーズのローションもおすすめです。

④ベビーボーン フェイス&ボディーミルク

エステティシャンの高橋ミカさんと、東原亜希さんが開発に携わったベビーローション。99%天然由来成分で、家族みんなで使えます。体だけでなく顔もOK!無香料とオーガニックのラベンダーの香りが選べます。

⑤ベビースマイル メルシーケア 浸透保水液・保湿乳液

「保水」と「保湿」の両方が行える2本セット。まずは浸透保水液で角質層を潤し、続いて乳液で保湿しましょう!ママも一緒に使えます。

(2)ボディソープ

①メディスキン キッズナチュラルフェイス&ボディソープ

こちらも、友利新先生プロデュースの子ども用ボディソープ。最も低刺激な界面活性剤を、最低限必要な分量だけ使用しています。保湿力の高いヒト型セラミド配合で、皮脂を残しながらやさしく洗い上げます。同シリーズには、合成界面活性剤を一切使用していない、ベビー用ナチュラルベビーソープもありますよ。

②ミヨシ石鹼 家族のせっけん 泡ボディソープ

洗浄成分は石けんのみ!合成界面活性剤は一切使用していない泡ボディソープで、家族みんなの肌をやさしく洗いあげましょう!

③ママバター ボディーソープ 

シアバター由来の洗浄成分で、しっとり洗えるボディソープ。インスタでもその滑らかな使い心地が評判で、家族で使用しているリピーターも沢山います!

(3)入浴剤

①入浴剤 ママのみかた

お肌の乾燥を何とかしたい!そんなママと赤ちゃんのために作られた入浴剤。無添加・無着色の安心設計で、お風呂に浸かりながら全身のスキンケアができますよ。

②ミノン 薬用保湿入浴剤

老若男女問わず使える、保湿効果の高い入浴剤。荒れ性、しっしん、あせもなどにも効能があります。大人と一緒にお風呂に入れる赤ちゃんから、使うことができますよ。

まとめ

クリエイティブキッズでは、【画像付き】幼児がかかりがちな湿疹20種とその対処法を解説という記事が閲覧ランキング上位の常連!

このことからも、ママパパがいかにお子様の肌荒れに悩んでいるかが分かりますね。

【家庭でのスキンケア】【皮膚科を受診すること】の2本柱で、お子様のスベスベのお肌を守りましょう!

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