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赤ちゃんの寝汗対策!快適に眠るためのおすすめのグッズ8選

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蒸し暑い夏の夜、赤ちゃんが快適に寝るにはどうすればいいのか?頭を悩ませている人はいませんか?

そこで今回は、「赤ちゃんの寝汗対策」にフォーカス!

  • 気付くと寝汗でいつもびっしょり!
  • こんなに汗をかいて、寝苦しくないのか心配…。
  • エアコンの設定温度が難しい!冷やしすぎると寒いし、ちょうど良い温度を教えて欲しい。
  • 赤ちゃんが快適に寝るための、お助けグッズが知りたい!

など、寝汗にまつわる情報を完全網羅しました。

放置しておくと怖い寝汗の話など、ママパパが気になる情報も詳しくお届けしていくので、どうぞお見逃しなく!

1、寝汗のメカニズム

赤ちゃんは、大人に比べて多量の寝汗をかきますよね

ママパパは「ちょっと涼しすぎるかな?」という室温でも、隣でスヤスヤ眠る我が子に目をやると、「寝汗びっしょり!」ということもよくあります。

そもそも、赤ちゃんはなぜ寝汗を沢山かくのでしょうか?

1つ目の理由は、赤ちゃんは大人と比べて代謝がよく、平熱や体内水分量も高いことが挙げられます。大人が涼しいと感じる温度でも、赤ちゃんにとっては暑いこともしばしば。しかも、体内水分量が多いため多量の汗をかいてしまうのです。

2つ目の理由は、赤ちゃんは自律神経による体温調節機能が未熟ということが挙げられます。大人は、汗をかく以外にも自律神経の機能で体温を調節することができますが、赤ちゃんはこれができません。そのため、沢山の汗をかくことで体温を調節しているのです。

最後に3つ目の理由は、赤ちゃんには大人と同じ数の汗腺があることが挙げられます。小さな赤ちゃんの体に大人と同じ分だけ汗腺があるため、体がビショビショになるほど汗をかいてしまうのです。

このように、赤ちゃんが沢山の汗をかくのは生理現象で自然なことです。病気ではないため、過度に気にする必要はありません。

2、寝汗はいつまで続くの?

では、子どもは何歳頃まで「体がビショビショになるほどの寝汗」をかくのでしょうか?

汗のかきやすさは個人差が大きく「●歳ごろになると、必ず落ち着く!」とは言えません。しかし、ママパパの体験談では「3歳頃には落ち着いたよ!」と感じる人が多いようです

赤ちゃんが汗をびっしょりかいていると、「もしかして病気!?」と心配になりますが、嘔吐や発熱がなければ、発汗自体を気にする必要はないので安心して下さいね。

しかし、寝汗をかくことによる弊害には注意が必要です!

寝汗を放っておくと、一体どんなことが起きるのか?次で詳しくみていきましょう。

3、放置すると怖い!?寝汗が原因で起きる4つのこと

寝汗を放置するのはNG!寝汗が原因で赤ちゃんにどんなことが起きるのか?詳しくみていきましょう。

(1)汗疹(あせも)

汗疹は、首や脇などの「汗が溜まりやすい部分」に起こる皮膚トラブル。

赤ちゃんや幼児によく起こる症状ですが、放置すると酷くなり痒みを伴います我慢できずに掻き壊すとそこに雑菌が感染し、化膿して「あせものより(おでき)」になってしまうことも!

ママパパは「たかが汗疹!」と安易に考えず、

  • お湯でぬらしたタオルでこまめに汗を拭く
  • お昼寝後にシャワーを浴びる
  • 入浴の際には、脇や首筋、足の付け根なども忘れずに洗う

など、清潔を心掛けることが必要です。

クリエイティブキッズでは、赤ちゃんの肌トラブルに着目した記事が多くの支持を集めています。是非参考にして下さいね。

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(2)寝冷え

赤ちゃんが寝汗をかいていると「暑そう!冷やさなきゃ!」という思考回路になりますが、実はこれが寝冷えのもと

赤ちゃんは、寝汗をかくことで体温を下げています。そこへ追い打ちをかけるように室内温度を下げると、赤ちゃんの体温が下がり過ぎてしまうことがあるのです

暑そうだからエアコンの温度を下げたのに、気付くと子どもの手足が氷のように冷たくなっていた!という経験に、心当たりがあるママパパもいるでしょう。

また、寝冷えは風邪など体調不良の原因になります!喉の痛みや咳、鼻水などが悪化し、発熱や中耳炎、下痢などの症状に繋がることもあるため、十分注意して下さいね。

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(3)脱水症状

寝汗を沢山かいた時には、脱水症状にも注意しなければいけません。

汗を沢山かくと、その分体の水分が失われてしまいます。そうならないために、こまめな水分補給を心掛けることが大切です。

乳児の場合は、

  • 授乳の間隔をあけすぎないようにする
  • 白湯を飲ませる

幼児の場合は、

  • 寝る前に水分補給をしっかりする
  • 枕元に飲み物を常備し、起きた時に飲ませる

など、対策をして下さいね。

ただし、寝る前の水分補給が原因で、おねしょをしてしまうこともあるでしょう「トイレトレーニング中は、なるべく寝る前の水分は控えたい!」というママパパも多いため秋や春など寝汗をかきにくい季節に、トイレトレーニングを始めるのがおすすめです

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(4)眠りの質の低下

寝汗をかくと、寝苦しくて目を覚ましてしまう子も大勢います。大人でも暑苦しいと睡眠が浅くなりますが、子どももそれと同じなのです。

成長期の子どもにとって、良質な睡眠は健全な発育の要!眠育」という言葉が生まれるほど、子どもと良質な睡眠は切っても切れない関係にあるのです。

クリエイティブキッズでは、子どもの睡眠不足が招く弊害についても詳しく解説しております。是非参考にして下さいね。

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寝汗を放置しておくと、思わぬトラブルが起きることが分かりましたね。

寝汗を防いで赤ちゃんを気持ちよく眠らせてあげるには、どんな対策をすればよいのでしょうか?次で詳しくみていきましょう。

4、もう寝汗で悩まない!赤ちゃんの寝汗対策

家庭で簡単にできる、赤ちゃんの寝汗対策をご紹介していきます。

(1)汗取りパットを活用しよう

汗取りパットは、赤ちゃんの汗をすばやく吸収してくれる優れもの。

  • 赤ちゃんの背中に入れるタイプ
  • ベッドに直接敷くタイプ
  • ベビーカーやチャイルドシートに装着するタイプ

などがありますが、寝汗対策には赤ちゃんの背中に入れるタイプがおすすめです。

赤ちゃんの背中に入れるタイプの汗取りパットは、背中の汗を吸収するのはもちろん、しっかり広げれば首や頭の汗まで対応できます

しかも、汗をかいたらサッと抜いて、簡単に交換できるのが嬉しいポイント汗を放置せずにすむため、寝冷えも防げますよ。ガーゼやパイル地など、赤ちゃんの肌にやさしいものを選ぶとGood!

後程おすすめの汗取りパットをご紹介するので、是非参考にして下さいね。

(2)着るものを調節しよう

赤ちゃんには「肌着+寝巻」を着せるべき!と考えがちですが、夏場は「肌着のみ」でも大丈夫!(※ただし、生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは例外)

本当に肌着だけで大丈夫!?と心配になりますが、先にお伝えしたように赤ちゃんは大人に比べて体温が高く暑がりです。

寝苦しい夏場は肌着のみで寝かせて、お腹まわりに薄手のタオルケットやガーゼタオルをかけてあげれば十分ですよ

以下を参考に季節毎に着るものを調節し、赤ちゃんの快適な睡眠をサポートしてあげて下さいね。

  • 春・秋…肌着+寝巻(薄手のロンパースやコンビ型肌着)
  • 夏…肌着のみ
  • 冬…肌着+パジャマ(カバーオールなど。真冬はスリーパーを追加しても〇)
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(3)室内温度を快適に保とう

赤ちゃんや幼児と寝る時の1番の悩みは、クーラーの温度調節ですよね。

冷やしすぎると寝冷えが心配!かといってママパパが調度よいと感じる温度では、子どもが寝汗びっしょりになることも多いですよね…。

基本的に、クーラーの設定温度は28℃が良いとされており、25℃や26℃では冷え過ぎてしまう可能性が高いですどうしても暑そうな場合は、0.5℃刻みで少しずつ下げるようにして下さいね。

(4)保冷剤や扇風機も活用しよう!

意外に使えるのが、保冷剤扇風機です!

保冷剤といっても、食品用のものは固すぎ&冷えすぎるため、赤ちゃんには不向き赤ちゃん専用の冷感ベビー枕や、保冷バンドなどを用意してあげましょう

また、扇風機とエアコンを併用すれば、効率よく部屋全体を冷やすことができます!エアコンの風向を水平にし、扇風機を上向きにして稼働させてみましょう。足元の冷気が天井へ上昇するため、冷気が循環して部屋全体が涼しくなりますよ

ただし、お子様が1人で歩ける場合には、扇風機の思わぬ事故に注意が必要です。特に、扇風機の隙間に指を入れると大けがに繋がることがあるため、細心の注意を払いましょう。

5、本当に使える寝汗対策グッズ8選

赤ちゃんの寝汗対策が分かったところで、本当に役立つグッズを一挙にご紹介していきます!

(1)赤ちゃん 汗取りパッド ベビー 5枚組

無添加コットンを使用した、赤ちゃん用汗取りパット。Wガーゼを使用しているため、お肌がデリケートな赤ちゃんでも安心して使えます!動物のワンポイント刺繍が可愛らしいですね。5枚組なので、洗い替えにも便利です。

(2)pasima ベビー背中汗取りパット 6枚セット

繊維製品の国際安全基準である「エコテックス企画100」で、最高クラス認定の生地を使用。こだわりの3層構造が、フワフワな触り心地を実現しました。吸水性がタオルケットの1.5倍以上あるため、いつでもサラサラ!蒸し暑い夏の夜も快適に過ごせます。

(3)西川おやすみクールキルトパッド 2枚組

寝具で有名な「西川」が作った、ベビー用の接触冷感パッド。熱を拡散させてくれるため、1カ所に熱がこもりません。寝返りができない赤ちゃんでも、快適に過ごすことができそうですね。吸水性にも優れているため、寝汗対策もバッチリです!

(4)ベビー布団 Wガーゼシーツ

吸水性、発散性に優れたWガーゼのシーツ。赤ちゃんの大量の汗も、しっかり吸収してくれます。薄手でシンプルな作りなので、洗濯も楽々!こまめに洗えるため、清潔を保つことができそうですね。

(5)チュチュベビー やわらかジェルまくら

赤ちゃんようのジェルまくら。冷やしても固まらないため、使い心地抜群です。タオルやガーゼを巻いて頭や首筋に当ててあげると、ひんやり気持ち良く眠ることができますよ。

(6)シロクマ印のひんやり冷感ジェルまくら

こちらも、赤ちゃん用の冷感ジェルまくら。接触冷感生地のカバー付きなので、使い勝手も抜群です。

(7)キッズ用シルク腹巻

肌着で寝かせると寝冷えが気になる!そんな人には、ベビー用の腹巻がおすすめです。こちらの腹巻の素材はシルク。夏は涼しく冬はポカポカなので、快適に使えます。

(8)creve 扇風機カバー ベビーガード

扇風機カバーがあれば、子どもが指を入れてケガをする心配もなくなります。手持ちの扇風機とエアコンを活躍させて、赤ちゃんが過ごしやすい空間を作りましょう。

まとめ

沢山の寝汗にビックリすることもありますが、赤ちゃんの汗が多いのは普通のこと。病気ではないため、過度に心配する必要はありません。

しかし、寝汗を放置するのはNG!風邪や汗疹など思わぬトラブルが起きるため、しっかり対策をしましょう。

こまめな寝汗対策と快適な室内温度で、お子様の安眠を守ってあげて下さいね。

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