小さな子におにぎりを食べさせる時、ボロボロこぼれて食べにくそう…。という経験はありませんか?
具材のレパートリーが少なく、いつもかわり映えがない!と悩んでいるママパパもいるでしょう。
そこで今回は、「子どもが食べやすいおにぎりの作り方」をご紹介!人気の具材や時短技など、盛沢山の内容でお届けします。
幼稚園・保育園のお弁当作りにも、是非お役立て下さい。
目次
1、子どもが大好き!おにぎりは栄養面もバッチリ!
子どもはおにぎりが大好き!白米は食べないのに、おにぎりにしてあげると喜んで食べる子も多くいます。
調理も簡単なので、ママパパにとっても心強い味方!おにぎり「だけ」ではカロリーオーバーや栄養不足が気になりますが、具材を工夫すれば栄養バランスをとることも可能です。
そんな頼れる存在のおにぎりですが、子ども達にはどんな具材が人気なのでしょうか?次で詳しくみていきましょう。
2、定番から変わり種まで!小さな子に人気の具13選
定番から変わり種まで!子ども達に人気の具材を一挙にみていきましょう。
(1)鮭
(楽天レシピ:https://recipe.rakuten.co.jp)
鮮やかな赤みが特徴の鮭には、抗酸化作用のある「アスタキサンチン」が豊富に含まれており、「DHA」や「EPA」といった、生きるうえで欠かせない必須脂肪酸も摂ることができます。
魚嫌いでも鮭なら大丈夫!という子も多いため、積極的に食べさせてあげましょう。
中にゴロッと大きな焼鮭を入れるのも良いですが、食べにくい場合は細かくほぐして混ぜ込むのがおすすめです。
ゴマや枝豆などを一緒に混ぜれば、栄養バランスもUP!醤油やごま油を少し垂らすと、香ばしくて病みつきになりますよ!
(2)ツナマヨ
(やまでらくみこのレシピ:https://kumiko-jp.com)
ツナ缶とマヨネーズの味が、たまらない美味しさ!ツナマヨおにぎりは、子どもから絶大な支持を集めています。
しかも、鮭同様にツナも「DHA」や「EPA」が豊富です。加熱の必要がないため、忙しい朝でも楽ちんですね。美味しく作るには、ツナ缶の油をよく切るのがポイントですよ。
(3)梅
(参考:https://umeboshi-umeko.com)
定番中の定番!クエン酸と塩分が含まれる梅は、汗をかく夏にピッタリ。
子ども用に酸っぱさを軽減させるには、他の具材と混ぜるのがおすすめです。サクラエビや青菜などは見た目も鮮やかになり、お弁当に彩りを添えてくれますよ。
しかも、梅と合わせることで、サクラエビのカルシウムが吸収されやすくなる効果も狙えます!
(4)たらこ
(参考:https://hugkum.sho.jp/23213)
たらこおにぎりも、子ども達に大人気!明太子のように唐辛子を使っていないため、子どもでも美味しく食べられます。
「たらこは塩分や着色料が気になる…。」という人は、減塩タイプや無添加のもの選びましょう。
プロセスチーズと混ぜると、たらこパスタのようなクリーミーで濃厚な味わいに!お子様もきっと気に入ってくれることでしょう。
(5)塩昆布
(cookpad:https://cookpad.com)
塩昆布は旨味の宝庫!もともと旨味成分が多い昆布を、さらに醤油などで調味しているため、美味しくないわけがありません。
そのままご飯に混ぜ込むのも良いですが、具材をプラスすればより豪華なおにぎりに!枝豆や天かす、チーズや炒り卵など、塩昆布はどんな具材とも相性良くまとまってくれますよ。
(6)コーン
(E・レシピ:https://erecipe.woman.excite.co.jp)
子どもが大好きなコーンも、おにぎりに彩りを添えてくれます。
夏にはトウモロコシご飯を炊いておにぎりにするのも良いですし、ホールコーン缶を活用するとさらにお手軽!
香ばしいバター醤油をたらしたり、焼いたベーコンを混ぜたりすると、子どもが大好きな味になりますよ。
(7)しらす
(cookpad:https://cookpad.com)
しらすは、カタクチイワシやマイワシの稚魚。フワフワと柔らかい「釜揚げしらす」も、噛み応えがあり顎が鍛えられる「しらす干し」も、両方おにぎりにおすすめです。
皆さんご存知のように、しらすはカルシウムが多く含まれていることで有名です!しかも、カルシウムの吸収を手助けするビタミンDも一緒に摂取できるため、成長期の子どもに積極的に食べさせたい食材ですね。
(8)ひじき
(cookpad:https://cookpad.com)
ひじきは、食物繊維や鉄分を豊富に含む健康食品。油と一緒に摂るとカルシウムの吸収を助けてくれるのでおすすめです。
特に、ひじき煮の甘辛い味付けは子どもにも大人気。多めに作ったら、是非ご飯に混ぜておにぎりにしてみましょう!煮汁を入れすぎるとベチャベチャになるため、加減して下さいね。
(9)枝豆
(cookpad:https://cookpad.com)
成長の途中で大豆を摘み取った「枝豆」は、たんぱく質、鉄分、食物繊維、ビタミンA、葉酸などの栄養の宝庫!
枝豆だけのおにぎりも十分おいしいですが、赤しそのふりかけ(ゆかり)と合わせると、爽やかな酸味が食欲を増進!子どもウケも抜群ですよ。
枝豆は冷凍でも手に入りやすいため、常備しておくと便利ですね。
(10)ウインナー
(yonekyu:https://www.yonekyu.co.jp)
子どもが大好きなウインナーは、おにぎりの具材にも最適です!小さく切って炒め、ケチャップなどで味付けしてご飯に混ぜ込みましょう。
炒り卵などを入れれば、彩りも鮮やかに仕上がりますよ。
(11)さつまいも
(HugKum:https://hugkum.sho.jp)
さつまいもご飯を炊いて、おにぎりにするのもおすすめ!食物繊維が特に豊富なため、整腸作用が期待できます。
甘くほくほくしたさつまいもは、冷めても美味しい!お弁当にもピッタリです。
(12)オムライス風
ケチャップライスを薄焼き卵で巻いたオムライス風おにぎりは、珍しさも手伝って子ども達に大人気!
ケチャップライスに人参、グリーンピース、コーンなどを入れれば、野菜嫌いな子でもパクパク食べてくれますよ。
調理に少々手間が掛かりますが、運動会など「ここぞ!」という時のお弁当にいかがでしょうか?
(13)チャーハン風
(Domani:https://domani.shogakukan.co.jp)
具材たっぷり!チャーハン風おにぎりは、沢山の素材が食べられます。
ソーセージなどはもちろん、水分が少ない食材なら何を入れてもOK!冷蔵庫の掃除にもピッタリです。
納豆やネギをいれた「納豆チャーハン」も、子どもは意外に喜びます!
3、小さな子でも楽々!子どもが食べやすいおにぎりの作り方
子どもに人気の具材が分かったところで、続いて「子どもが食べやすい形状のおにぎり」をご紹介していきます。
今回は「現役ママ達の技」を覗くべく、インスタグラムの投稿からピックアップしてみました!
(1)スティックおにぎり
(インスタグラム:yuka.nytさん|https://www.instagram.com)
バナナのようなスティック状のおにぎりは、持ちやすく食べやすいです!
特に、離乳食から幼児食への移行中の子どもは、
- 手先が発達途中
- 口が小さい
- まだ咀嚼が上手にできない
など、普通のおにぎりを食べるのは難しいこともあるでしょう。
そんな時でも、このスティック状のおにぎりなら大丈夫!子ども自身が持って上手に食べられるため、「自分でやりたい!」という気持ちをサポートすることもできますよ。
ボロボロとこぼれることが少ないため、ママパパも助かりますね。
(2)小さなコロコロおにぎり
(インスタグラム:sotaro_0124さん|https://www.instagram.com)
ピンポン玉のようにコロコロ小さいおにぎりは、子どもが一口で食べられます!
できるだけ食べやすいものを!と望まれる幼稚園や保育園のお弁当には、コロコロおにぎりがおすすめです。
手で掴んで食べるのも良し。フォークやお箸で食べるのも良し。どんな食べ方でも上手に口に運ぶことができますよ。
(3)自家製!冷凍おにぎりで時短
(インスタグラム:mr06homeさん|https://www.instagram.com)
具沢山のおにぎりを作りたいけど、朝は忙しくて時間がない!そんな時には、自家製の「冷凍おにぎり」をストックしておくと便利です。
好みの具材を予めご飯と混ぜて冷凍しておけば、朝はレンジでチンして握るだけでOK!時短で豪華なおにぎりが完成しますよ。
(4)具沢山!オニギラズ
(インスタグラム:yh_lee0123さん|https://www.instagram.com)
まるでパンのような感覚で食べられる「オニギラズ」は、沢山の具材を挟めるので、栄養面もバッチリ!
そのため、小学生の朝食や塾弁に大変人気があるようです。東大理Ⅲに4人の子を全員入学させた佐藤ママも、子育て中は具材を工夫したオニギラズをよく作っていたらしいですよ!
ただし、まだ海苔が噛み切れない小さな子には向かないことも。小さな子に与える場合は、
- パンチで海苔に穴を開け、噛み切りやすくする
- 具材を少な目にして、食べやすくする
など、工夫をすることをおすすめします。
オニギラズを簡単に作ることができる型も便利です。
- 簡単おにぎらず キット&ケース:https://www.amazon.co.jp
(5)細巻風おにぎり
(インスタグラム:kataokarie|https://www.instagram.com)
小さくて持ちやすい細巻風のおにぎりは、お米が手に付きにくいため「手掴み食べ」の幼児のおすすめ!韓国のりを使うと、噛み切りやすくておすすめです!
具の工夫次第で、アレンジの幅も広がりそうです。
(6)番外編!可愛いおにぎりで食べる喜びを伝えよう
(インスタグラム:taruto910|https://www.instagram.com)
食べやすいかどうかはさておき、可愛らしいデコおにぎりは「食への興味」を引き出します。
食が細い子や、好き嫌いが多い子でも、デコおにぎりにすると苦手な食材も食べてくれるかもしれませんね。
4、子ども用おにぎりを作る際の注意点
子ども用のおにぎりを作る時には、
- 食べやすく噛み切りやすいように工夫する
- 子どもの手で持ちやすい大きさにする
- 衛生面
などに注意しましょう。
特に、おにぎりをお弁当に入れる際には注意が必要!
- おにぎりの素手で触れない(ラップなどを利用する)
- 夏場は、汁気が多い具材をさける
- 長時間保温したご飯は避ける
など、食中毒を防ぐ工夫をしましょう。
5、紙コップで簡単!子どもと一緒におにぎりを作ってみた
こんなにも美味しそうなおにぎりの数々を知り、早速作ってみたくなった私…。
「どうせなら子ども達と作ろう!」と思い色々と調べてみると、子どもでも簡単におにぎりができる方法を見付けました。
その方法で使うのは、何と紙コップ!
紙コップに具材を混ぜたご飯をいれ、サランラップでフタをします。そしてその後20秒ほどシャカシャカ振ると…あっと言う間におにぎりの完成です!
今回使ったのはこちらの具材!先に紹介した子どもに人気の具材を意識して集めました。いつもフリカケか海苔しか使わない我が家にとっては、かなり新鮮なラインナップです!
まずは子ども達に枝豆の皮をむいてもらい、
具材をまぜまぜ!
今回は、「枝豆&ゆかり」、「コーン&枝豆」、「しらす干し&鰹節」の3種類を作ります!「しらす干し&鰹節」には、醤油を少々垂らして香ばしさをプラスしました。
このようにご飯を紙コップに入れて、
シャカシャカ振ります。小学校2年生の上の子はもちろん、4歳の下の子も楽しそうに取り組んでいましたよ。
ラップを切るのは難しいため私が行いましたが、それ以外は全て子ども達がしてくれました!
ほんの15分ほどで大量のおにぎりが完成!素手でおにぎりに触れることがないため、衛生面も安心だと感じました。
子ども達がおにぎり作りをしている間に、チキンをオーブンに投入!
これにお味噌汁をプラスして、簡単な夕食にしましたよ。
今回子ども達とおにぎり作りをしてみて、
- とにかく楽しそう
- いつもよりモリモリ食べる
- 具材の組み合わせを考えるのがワクワクする
など、ちょっとしたイベント感覚で楽しむことができました。
是非皆さんも、チャレンジしてみて下さいね。
まとめ
おにぎりの具材は無限大!
子どもが喜んで食べてくれる「具材&形」を工夫し、レパートリーをどんどん増やしてみましょう。
予想以上に、喜んで食べてくれますよ。
3歳と6歳の子を持つママライター。子ども達を「食うに困らない人間」に育てるべく、0歳から様々な幼児教育を実践!その効果が出ているかはさて置き…育児と仕事に全力投球中の30代です。夫と家事全般の優先順位が下がる一方なのが悩みの種。