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魚が苦手は思い込み?実際に子どもが喜んだ簡単で意外なレシピとは

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「今日のご飯、何がいい?」と子どもに尋ねると、高い確率で「お肉―!」という返事が返ってきますよね。

魚は健康に良いため食べて欲しい!というママパパの願いもむなしく、魚料理には一切手を付けてくれないという子もいるようです。

そこで今回は、魚嫌いな子の救世主になるかもしれない!?【簡単・美味しい・子どもが喜ぶ】の3拍子が揃ったレシピを大公開!どれも子どもが気に入ったレシピばかりなので、試してみる価値はありますよ。

さらに、子どもを魚嫌いにさせないコツや、魚を食べるメリットについても詳しくご紹介していきます。

もしかすると、あなたのお子様の魚嫌いは「調理の仕方」の問題かもしれません。ご紹介するレシピで、魚大好きファミリーを目指しましょう!

1、日本人の魚離れが進行している

周囲を海に囲まれた日本では、昔から魚が沢山食べられてきました。暖流と寒流が交わる日本近海は、美味しい魚の宝庫!日本の食文化は、海によって支えられてきたと言っても過言ではありません。

しかし今、日本人の魚離れがかつてないほど深刻なことをご存知でしょうか?

平成17年までは、日本人の【年間一人当たりの魚介類消費量】は世界一でした!しかし、平成25年には何と7位にまで大幅に順位を下げており、消費量はピーク時の6割ほどとも言われています。

一体なぜ日本人は、これ程までに魚を食べなくなってしまったのでしょうか?これには以下のような原因が考えられます。

  • 魚を調理するのは難しく面倒
  • 肉より保存が面倒(冷凍すると味が落ちるなど)
  • 魚は肉より割高
  • 子どもが魚を好まない

ママが仕事を持つのが当たり前の今、簡単に調理ができて保存もきく「肉」が、「魚」より好まれていることが分かりますね。

特に、魚を苦手とする子が多いのは、ママにとって悩みの種。食べさせた方が良いとは分かっていても、つい子どもが喜ぶ肉料理を作ってしまいがちですよね。

ではなぜ、魚を嫌う子が多いのでしょうか?そこには納得の事実がありました。

2、子どもはなぜ魚が苦手?

子ども達が「魚は苦手!」と感じるのは、一体なぜなのでしょうか?その理由に迫ります。

(1)骨がある

子どもが魚を嫌う一番の理由と言っても過言ではないのが、「骨があって食べにくい!」ということです。

確かに、焼魚や煮魚には骨がつきもの。ママパパが一生懸命骨を取り除いてあげても、たった1本の骨が喉に刺さっただけで「もう魚なんて食べたくない!」と思ってしまう子もいるようです。

(2)臭いが苦手

魚特有の「生臭いニオイ」が苦手な子も多くいます。

確かに、魚は肉に比べ特有の臭いがするのは事実!一度その臭いを「クサイ!」とインプットしてしまうと、魚=臭いと思い込んでしまう場合もあるでしょう。

(3)見た目が怖い

鯛の尾頭付きなど、魚の姿そのものを「怖い」と感じ、とても食べる気にならない!という子も一定数います。

特に、魚のギョロリとした目は子どもにとっては不気味!「こっちを見ている!」「目が合った!」と怖がってしまう大きな原因になっています。

(4)そもそも馴染みがない

子どもが魚嫌いで困っているママパパにお尋ねします。離乳食に、魚は取り入れていましたか?

幼い頃からの食習慣は、好き嫌いを左右する重要な要素!食べ慣れていない物や、馴染みがない食品には、なかなか口を付けてくれない子が多いと言われています。

  • 魚料理が苦手でほとんど食卓に出さない
  • まとめ買いや作り置きおかずが多いため、どうしても肉メインになりがち
  • 魚は高いため、食費優先でつい肉を買ってしまう

など、心当たりがある人もいるでしょう。お子様の魚嫌いを克服するには、まずは家庭の食卓から見直す必要もありそうです。

いかがでしたか?子どもが魚を嫌うワケは様々ですが、多くは調理で改善することが可能です!

次では、子どもの魚嫌いを回避するべく【骨・臭い・見た目】の問題をクリアする簡単な方法をご紹介していきます。

3、子どもを魚嫌いにさせないコツとは

子どもを魚嫌いにさせないためのコツとは?具体的な方法をみていきましょう。

(1)食べられる魚を探す

魚が嫌い!と言っても、全ての魚が食べられない子は実は稀。鮭・マグロ・ツナ缶ならよく食べるという子も多く、回転寿司も子どもには大人気ですよね。

このように、思い返してみると子どもは魚全てが嫌いなわけではなく、種類を限定すれば食べられる魚も沢山あることが分かります。

食べられる魚からスタートし、徐々にその種類が増えていくと良いですね!

(2)細かい骨がある魚は避ける

幼い子どもは、どうしても魚の骨を嫌います!口当たりが悪いですし、喉に刺されば痛いのでこれは仕方のないことです。

そのため、子どもには細かい骨がある魚は避けて与えるのがおすすめです。

鯵(アジ)・鰯(イワシ)・鰊(ニシン)などは、小骨が多いため魚嫌いの子どもには不向きです。

反対に、鮭(サケ)・鰤(ブリ)・鱈(タラ)・鯛(タイ)など、骨が太く取り外しやすい魚を選んで調理するのが良いでしょう。

(3)下処理で臭いをとる

魚に下処理をすれば、臭いを抑えることができます。

臭いの主な原因は、表面の水分や魚から染み出たドリップと呼ばれる水気です!そのため、これを丁寧に拭くだけでも臭いが抑えられると言われています。

本格的に臭いをセーブした人には、「塩」を使った処理がおすすめ。切り身の表面に塩を振り、しばらくしたら出てきた水分を拭き取りましょう。魚の身がしまり、旨味も増して一石二鳥ですよ!

(4)切り身を利用して手間を省く

魚料理に自信がない人には、「切り身」の購入がおすすめ!三枚おろしやフィレを買えば、魚をさばく手間が省けます。

欲しい魚の切り身が売られていない場合はどうすればいいの?という声が聞こえてきそうですが、そんな時は鮮魚コーナーの店員さんに一言相談すればOK!ササッと好みの切り方にさばいてくれますよ。(スーパーによっては有料の場合もあるようです。)

4、子どもの健やかな成長を助ける!魚を食べるメリットとは

魚を食べることは、私達が思う以上にメリットが沢山!その数々を見ていきましょう。

(1)栄養価が高い

魚を食べる一番のメリットと言えば、やはりその栄養価の高さ!

記憶力や学力を向上させると言われる「DHA」や、丈夫な骨を作る「カルシウム」は、子どもにも積極的に摂取して欲しい成分。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、妊娠中・授乳中のママも積極的に魚を食べるべきと言われています。

サプリメントなども販売されていますが、できれば魚などの食物からとるのが安心ですね!

(2)食育に最適

魚を食べる習慣は、日本の豊かな食文化!

春は「鰆(サワラ)の塩焼き」、夏には「穴子(アナゴ)の天ぷら」、食の秋にはやっぱり「秋刀魚(サンマ)」、寒い冬には脂がのった「鰤(ブリ)の照り焼き」など、魚を通して四季折々の料理が楽しめるのも魅力です。

また、魚はその姿のまま食べることも多いため、子どもにとって「生きた命を頂いている」というイメージが浮かびやすいようです。魚は、食べ物を大切にする心を育む「食育」に適した食材とも言えるでしょう。

(3)手先が器用になる

煮魚や焼魚を上手に食べるには、箸を使いこなす必要がありますよね。そのため、魚を食べる機会が多いほど箸使いが上手になり、結果的に手先の器用さに繋がると言われています!

大人でも、魚を食べた後にグチャグチャな状態になっている人を見かけますが、決して良い印象とは言えません。子どもの頃から美しい魚の食べ方を教えてあげるのは、私達親の努めかもしれませんね。

  • 魚を上手に食べるコツ!焼き魚のきれいな食べ方

魚の食べ方に自信がない人は、こちらの動画を参考にしてみて下さいね!

5、子どもが大好き、ママも楽チンなおすすめの魚レシピ

お待たせしました!【簡単・美味しい・子どもが喜ぶ】の三拍子が揃った魚レシピを、一挙にご紹介していきます。

(1)鮭のホイル焼き

(Nadia:https://oceans-nadia.com

鮭の旬は秋ですが、一年中スーパーで見かける手に入りやすい魚です!しかも切り身で売られていることが多く、骨も取りやすいためお子様にピッタリ。ご紹介したレシピではキノコ類を一緒に蒸していますが、細切りにした人参やピーマンを入れても美味しいですよ。子どもが野菜も食べてくれるので一石二鳥です!

(2)ブリの照焼

(cookpad:https://cookpad.com

こちらのレシピの照り焼きは、焼いて煮るだけの簡単ステップ!魚料理が苦手なママでも、難なく作ることができますよ。甘辛い味付けは、子ども達にも大人気です。そぼろ丼のように細かくほぐしてご飯にかけてあげると、毎回「おかわり!」の声が聞こえてきます!

(3)サバの竜田揚げ

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魚を揚げるとアラ不思議!あんなに魚が苦手だった子でも、喜んで食べてくれますよ。我が家の子ども達も、焼魚より断然フライを好みます。下処理の段階で骨を取り除けば、食べる時にも安心です。絶対に骨を残したくない場合は、刺身用の「さく」を食べやすくカットして使うのもおすすめですよ。

(4)イワシの蒲焼

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甘辛い味付けのイワシのかば焼きは、子ども達に大人気!美味しいタレのお陰で、パクパクとイワシを食べてくれますよ。ただし、イワシには小骨が多いため注意が必要!予めおろしたイワシを購入すれば骨を取る手間も省けます。

(5)タラのグラタン

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子どもが大好きなグラタンに、タラを入れてみるのもおすすめ!タラは淡泊で臭みが少ないため、魚の臭いが苦手な子でも食べやすいのが特徴です。こちらのレシピでは白菜を入れていますが、冷蔵庫にある野菜なら何でもOK!ジャガイモやブロッコリー、キノコ類を入れても絶品です。

(6)カレイの煮付け

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和食の定番。カレイの煮付けも子ども達は大好きです。フワフワの身は食べやすく、細かくほぐれるため離乳食にもピッタリ!フライパンで煮汁を煮立たせ、そこへカレイを入れるだけで完成するため、ほぼ手間もかかりません。

(7)メカジキのカレーマヨ焼き

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普通の魚レシピに飽きた!そんな時に試して欲しいのが、メカジキのカレーマヨ焼きです。マヨネーズ&カレーの組み合わせが子どもに大ヒット!チキンナゲットのような感覚で、パクパク食べてくれますよ。メカジキは冷凍されたものも販売されているため、ストックしておくと便利です!

(8)かまぼこのバター炒め

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お子様がどうしても魚を食べてくれない場合には、かまぼこやさつま揚げを取り入れてみるのもおすすめです。原料に魚が使われているため、魚を摂取することに繋がります。こちらのレシピは、何とバターで炒めるだけ!お子様のおやつにもいいですね。

(9)しらすトースト

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柔らかくフワフワな釜揚げしらすは、色々な物に混ぜやすいのが特徴。ご紹介したレシピのようにトーストに乗せるのも良いですし、ご飯と混ぜて握れば塩味のきいたおにぎりが完成します!離乳食に活用していたママも大勢います。

(10)メカジキのスティックフライ

(Nadia:https://oceans-nadia.com

パン粉を付けて揚げると、メカジキがお子様の大好きなトンカツ風に変身!ソースをかければ、魚だと気付かない子もいる程です。大量に揚げて冷凍し、お弁当に入れるのもおすすめです。

まとめ

お子様が好きそうなレシピはみつかりましたか?

魚の消費量が年々減少している日本ですが、魚を食べることは良いこと尽くし!食べないなんて勿体ないですよね。

魚嫌い克服の第一歩は「食卓」から!子どもが好む魚レシピを意識して作り、少しずつ食べられる魚を増やしましょう。

【本記事のライタープロフィール】

ユリエ

3歳と6歳の子を持つママライター。子ども達を「食うに困らない人間」に育てるべく、0歳から様々な幼児教育を実践!その効果が出ているかはさて置き…育児と仕事に全力投球中の30代です。夫と家事全般の優先順位が下がる一方なのが悩みの種。

当初は、以下の栄養成分を羅列し説明しておりましたが、「健康」や「医療」に関わると判断し、省略いたしました。

  • DHA(ドコサヘキサエン酸)
  • EPA(エイコサペンタエン酸)
  • タウリン
  • スチジン
  • カルシウム
  • ビタミン
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