幼児教育

プレッシャーに負けない!強い心を育む男の子におすすめの習い事14選

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「息子の習い事、何をすべきか見当もつかない…。」このような悩みはありませんか?

  • 習い事をしても、どうせ騒ぐし意味がないかも…。
  • 隣の女の子はきちんとレッスンを受けているのに、息子は落ち着きがなくて不安!

など、男の子の習い事で頭を悩ませている人は多いですよね。

しかし、「男の子の性質」をきちんと理解して習い事を始めれば、プレッシャーに負けない強い子どもに育つことをご存知でしょうか?

今回は、男の子特有の性質を考えながら、おすすめの習い事や嫌がる時の対処法などを詳しくご紹介していきます。

一見育てにくいように思える男の子ですが、習い事をするメリットは女の子より大きいかも!?など、男の子ママに希望を与える情報も発信しています!

それでは、早速まいりましょう。

1、男の子の習い事は何歳から始める?

習い頃を始める年齢に決まりはありませんが、習い事の種類に応じて「おすすめの開始時期」はあります。

例えば、語学や音楽系の習い事なら、「1歳頃」から始めて耳を鍛えるのもいいでしょう。また、幼児教室なども「就園前」、できれば「0歳」から始めると効果を感じやすいと言われています。

一方、公文や算盤などの勉強系の習い事は、「人の話を聞くことができる」「きちんと座ることができる」など、精神的に成熟した時期を見計らって始めるのが良いでしょう。

とは言え、これは万人に当てはまることではありません。「子どもが興味を持っているかも?」と感じるものがあれば、積極的に体験レッスンに連れて行くのもおすすめです。

2、男の子ならではの性質とは

落ち着きがない。集中しているのか不安…。このような悩みが尽きない原因は、「男の子特有の性質」にありました!

(1)女の子に比べて精神的に幼い

「男の子は後伸び!」このようなフレーズを聞いたことはありませんか?

これは噂ではなく事実で、生物学的に男の子より女の子の方が早く成長することが分かっています!

男の子は成長が遅く、幼い頃は女の子にはどうしても敵わない!友達と上手に遊ぶのも、ママの手伝いをするのも、習い事で先生の指示通りにできるのも、総じて女の子の方が上手!そんな話を耳にしたことがある人もいるでしょう。

それなら、男の子は女の子に一生勝てないの!?と不安になりますが、そんなことはありません。

思春期に差し掛かかると、男の子は心身ともに一気に成長します!これは、男女の体重・身長の成長具合を見ても明らかで、最終的に体格や脳の量も女の子より大きく成長するのです。

ママパパが心がけるのは、男の子が一気に羽ばたく時期を見据えて習い事をさせること!幼い時期の「できない部分」だけを切り取って判断するのではなく、将来を考えて習い事をチョイスするのが大切なのです。

(2)活発で落ち着きがない

  • いつもソワソワ落ち着きがない
  • 気分にムラがあり、習い事の最中も上の空

こんな息子を見るのも嫌!これは、男の子をもつママにありがちな悩みです。

特に、座ることが要求される勉強系の習い事では、それが如実に現れるため「うちの子は勉強に向いてないのかな?」と、不安になる人もいるでしょう。

しかし、落ち着きがないのも男の子特有の性質です。一説では、人間が狩猟生活をしていた頃、男が狩りをしていた時の名残がそうさせるとも言われています。

少々動くのは男の子の本能が影響している!このことを頭の隅に置き、習い事選びに役立てましょう。

(3)オタク気質

  • おもちゃの電車をキレイに並べる
  • 拾ったドングリをいつまでもポケットに入れている
  • ブロックを色別に分けて組み立てる

など、男の子はコレクションすることが大好き!自分の好きなものや興味のあることに没頭する、オタク気質を持ち合わせている子も多いです。

このような性質は、男の子ならではの強み!プログラミングやレゴなどを習わせてあげると、花開く可能性を秘めています。

いかがでしょうか?幼い頃には女の子より「劣っている」と感じることが多い男の子。しかし躍進する時期には、底知れぬパワーを持ち合わせているのも男の子です!

少々できなくても大丈夫!心配ない!ママパパには、このような心構えが必要なのかもしれませんね。

3、男の子が習い事をするメリット

習い事のメリットと言えば、「ピアノが弾けるようになった。」「泳げるようになった。」など、レッスンの成果が思い浮かびますよね。

しかし、男の子が習い事を極めると、単なる習い事の成果を超越した「人間として大切な心」が育つと言われています!

(1)プレッシャーに負けない強い心が育つ

多くの習い事には、成果を発表する機会が設けられています。「試合」「発表会」「コンクール」などでは、成績が容赦なく発表されるため、独特の緊張感を味わうことができますよね。

  • 緊張したけど本番では力を発揮することができた。
  • コツコツ頑張っていたら、成績優秀者に名前が載った!
  • ピアノのコンクールで優勝した!

このような経験は、「プレッシャーを力に変える力」や「強い心」を育むのにピッタリです!

現代の義務教育では、成績の張り出し中止、徒競走の廃止など、ひと昔前に比べ「順位」や「優劣」を意図的に排除した教育がなされています。

それにも関わらず、大人になれば厳しい競争社会に放り出される子ども達。年功序列制度はとっくに廃止され、実力がある者が評価される時代になっていますよね。

男の子は、妻が妊娠している時期には一馬力で家計を支える必要があります。社会で活躍するプレイヤーになるためにも、習い事を通し適度な競争やプレッシャーに慣れ、尚且つそれを糧にのし上がる力を養いましょう!

(2)自信が生まれる

「男の子って、どうしてあんなに騒ぐんだろう?」「しょうがないよ、男の子なんだもん。」最近このような小学生女子の会話を聞き、「大人びてるなぁ。」と思ったと同時に、「クラスでは、やっぱり女の子の方が優勢なんだろうな…。」という感覚を覚えました。

言葉を選ばずに言うと、バカにされることも少なくない男の子。しかし、習い事で「これだけは絶対に負けない!」という特技を身に付ければ、それがその子の自信になります!

近年、女の子と比べられることに委縮し、「内気」で「ひ弱」な男の子が増えているとも言われています。そんな男の子こそ、習い事で自尊心を養い、何事にも自信をもって取り組めるパワーを養いましょう!

(3)「静」と「動」を切り替える力がつく

ソワソワ落ち着きがない男の子…。習い事は無理だと思ったら大間違いです!

男の子は、ふざけ始めるとなかなか止まりません。その様子は、興奮状態のようにさえ思えますよね。

これは、「静」と「動」の切り替え方を知らないためです!水泳や体操などが良い例ですが、動く時は動く。集中して話を聞く時は聞く。このような繰り返しで、切り替える術を学ぶことができますよ。

うちの子は落ち着きがない…。そんな男の子ママは、スポーツ系の習い事をさせてみるのもおすすめです。

いかがでしょうか?何でもそつなくこなす女の子は楽ですが、もしかすると習い事が生み出すメリットは、男の子の方が多いかもしれません!

是非習い事を通し、男の子が身に付けるべき、人間としての基盤も鍛えてあげましょう。

4、男の子の習い事はどう選ぶか?

こちらは男女共通!習い事を選ぶコツをお伝えします。

(1)必ず見学に行く

習い事選びの鉄則!必ず「見学」や「体験」に行きましょう。

見学した際には、以下のポイントをチェックしてみて下さいね。

  • 我が子の様子はどうか?
  • 周りの子ども達は楽しそうか?意欲的に取り組んでいるか?
  • 先生の対応はどうか?
  • トイレ・教場・学具・楽器など、道具や施設は清潔かどうか?

保護者が見学に来た際に、先生は悪い印象を与えるような行動はしないでしょう。そのため、既に習っている子どもの様子や、施設の清潔さをよく観察することが大切です。

先生がいくら意欲的でも、子ども達が委縮していたり楽しくなさそうにしていたら、それが真実の姿かもしれません。また、トイレなど細かい部分の清掃具合は、その教室全体の雰囲気を表していることも多いです。

明るく清潔で子ども達がイキイキしている!そんな習い事なら、間違いないでしょう。

(2)本人に合っているか見極める

子どもが「やってみたい!」と言っていても、本人に合っているとは限りません。その子に合っているか見極めるには、多少時間が掛かるのです。

親も習わせたいと感じるような習い事で、尚且つ子どもも意欲を示したら、まずは始めてみるのも手です。

習い始めてから、「子どもが行きたがらない」「楽しくないと訴える」など何等かの兆候があれば、次でご紹介する「習い事を嫌がる時の対処法」を参考にしてみて下さいね。

(3)家から遠すぎない場所を選ぶ

いくら評判が良い習い事でも、家から遠すぎては通うのが大変!子どもが疲れてしまい、習い事への意欲も低減します。

子どもが楽しんで続けられるよう、家から近い場所を選ぶのもポイントですよ。

5、男の子が習い事を嫌がる時の対処法

子どもが習い事に行きたがらない!このような状況は、ママパパにとって一番辛いですよね。

ここでは、お子様が習い事を嫌がる時のパターン別にご紹介していきたいと思います。

(1)パターン①:行きたくない!と泣く

「行きたくない!」と泣き叫ぶ時は、その原因を探りましょう。その日は疲れていた、眠たかった、体調が悪かったなどの理由なら、単発的な「行きたくない!」で終わるでしょう。

しかし、1ヶ月以上ずっと行きたくない!と言う場合は、習い事が合わない可能性があります。

  • 先生が厳しい
  • 子どものレベル以上のことを要求され、拒絶反応を示している
  • そもそも、その習い事自体をしたくない

など、根本的な理由があるでしょう。

先生が厳しい、レベル以上のことを要求され嫌気がさしている場合には、先生と積極的にコミュニケーションをとることで、解決する場合もあります。今の子どもの状況を相談し、臨機応変に対応してもらえるようお願いするのもアリです。

習い事自体が嫌な場合は、家でサポートすることで好きになる可能性があります!子どもの苦手意識が払拭できれば、「嫌い」が「好き」に変わりますよ!

(2)パターン②:「家」と「教室」で態度が異なる

勉強系の習い事の場合、多くは宿題が課されます。

宿題はママパパと一緒に楽しくこなすのに、なぜか教室では真面目にやらない!このような状況に頭を悩ませている人もいるでしょう。

この場合、真面目にやらない我が子を目の当たりにしてイライラ…。なんでちゃんとやらないの!?と怒りたくなりますが、家できちんとできているならそれでOK!「先生から見た子ども」と「ママパパから見た子ども」の実力のズレにさえ気を付ければ大丈夫です。

先生と積極的にコミュにケーションを取り、今の子どもの実力や力を細かく説明することに努めましょう。それには、毎回の送り迎えで、先生と顔を合わせるのがコツですよ!

(3)パターン③:練習を嫌がる

音楽系の習い事は家での練習が不可欠ですが、「なかなかやりたがらない!」そんなこともあるでしょう。

このような場合は、ママパパの態度に問題があることも多いです。

  • 毎回練習で怒っている
  • 「そんな練習じゃ、絶対うまくならない!」など、脅し文句を言ってしまう
  • 幼少期の自分と比べ、過度に期待してしまう

このような状態では、練習が楽しいはずがありませんよね。練習は楽しく!をモットーに取り組みましょう。

6、男の子に人気の習い事9選

お待たせしました!それでは、男の子に人気の習い事を一挙にみていきましょう。

(1)スポーツ系

①水泳

水泳は、男の子の習い事ランキング第1位!水泳のスキルはもちろん、体力づくりを目的に習っている子が多いようです。月謝は6千円~7千円程度が相場。

②サッカー

サッカーも、男の子の習い事ランキング第4位にランクイン!基礎体力はもちろん、チーム一丸となってプレイすることから、社会性も身に付くと言われています。月謝は8千円~9千円程度が相場。

③体操・新体操

体操や新体操も、活発な男の子にピッタリな習い事の一つ。「静」と「動」を学べるうえ、規律や礼儀を養うのにも最適です。月謝は6千円~8千円程度が相場。

④空手

厳しいイメージ通り、精神力も鍛えられるのが空手の醍醐味。強い心を育てたい!そんなママパパに人気です。月謝は5千円~8千円程度が相場。

※「子どもが日本の武道「空手」を習うことのメリット5つと教室の選び方」では、空手について詳しく解説しています。併せてご覧ください。

(2)音楽系

①ピアノ

男の子は、手が大きいため実はピアノ向き!小学生で、1オクターブを楽々弾ける子もいる程です。月謝は6千円~7千円程度が相場。

②音楽教室

音楽教室なら、リズム体操や歌を交えて楽しく音楽が学べます。ベビーコースがある音楽教室は、ママと赤ちゃんの絆を育むのにも一役買ってくれますよ。月謝は5千円~1万円程度が相場。

(3)勉強系

①学習塾

学研教室や公文、そろばんなど、学習の基礎を育む習い事も人気です。入学後の勉強がスムーズに進むため、就園後すぐに始める子も多くいます。月謝は7千円~9千円程度が相場。

②幼児教室

赤ちゃんの時期に人気なのが、七田式教室をはじめとする、いわゆる「幼児教室」です。月謝は1万8千円~2万円程度が相場と高めですが、教育熱の高いママパパから絶大な支持を集めています。

③英会話教室

2020年度、小学校の英語教育が必修化されるのを目前に控え、英会話教室の人気もうなぎ登り!「習い事をしている子どもの、約5人に1人が習っている」そんなデータもあるほどです。月謝は8千円~1万円程度が相場。

7、人と違うものをやらせたい!男の子におすすめの個性を磨く習い事

人とは違う!個性を伸ばす「珍しい習い事」をさせているママパパに、その動機をうかがってみました。

①将棋

パパが好きなので一緒に習っています!頭の体操になるようで、集中力も身に付きました。(年長男の子のママ)

②バレエ

母親の私が習っていたので、息子と一緒に教室に通っています。女の子しかいないので、王子様気分で喜んでいますよ。(年中男の子のママ)

③ヴァイオリン

ヴァイオリンが弾ける男の子ってかっこいい!単純にそんな理由で始めましたが、今では親戚の結婚式で披露するほどの腕前に上達しました。(小学3年生男の子のママ)

④書道

美しい字の大切さを感じていた私。息子には、汚い字を書いて欲しくない!その一心で始めました。書道コンクールで優秀賞をもらうなど、私より上手かもしれません!(小学校2年生男の子ママ)

⑤プログラミング

息子のゲーム好きな気質を見抜いていた私。それを良い方向に伸ばしたい!と思い、始めたのがプログラミング教室です。先生曰く、教室では物凄い集中力を見せているそうです!(小学校3年生男の子ママ)

まとめ

息子さんにピッタリの習い事はみつかりましたか?

男の子には特有の性質があり、苦労することもあるでしょう。実は私も、息子の習い事で辛い経験をした一人!お姉ちゃんと同じ習い事をさせているのに、成果の程が今一つ…。その現実が受け止められず、涙する日もありました。

しかし、男の子は一気に羽ばたく時が来ます!その時を楽しみに、習い事を続けてみてはいかがでしょうか?

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