「賢い子に育てるには、読み聞かせが大切!」とはよく聞く話しですが、うちの子、あまり絵本が好きじゃないみたい・・・と、お悩みのママパパもいるでしょう。
そんな時におすすめなのが、子どもが興味のある分野の絵本を読んであげること!好きな「モノ」や「コト」がきっかけになり、絵本好きになってくれることがありますよ!
そこで今回は、特に子ども達に人気のある「乗り物の絵本」に注目!6つのタイプ別に、圧巻のボリュームでご紹介します!
書店でも、これだけ多くの乗り物の絵本が一挙に揃っているのは、珍しいと思います!
お子様が好きそうな絵本があれば、是非手に取ってみてくださいね。
目次
1、乗り物好きの入口、赤ちゃん向けの絵本
赤ちゃんでも楽しめる!乗り物好きの一歩を踏み出すかもしれない、おすすめの絵本をご紹介します。
(1)【福音館書店】がたんごとんがたんごとん 作:安西水丸
- 価格:¥864(税込)
真っ黒な機関車が、りんごさんやバナナさん、スプーンさんなどを次々に乗せていくお話。
身近にある物が、規則的に繰り返し登場するストーリーは、赤ちゃんの関心を誘います。
また、機関車に使われている「黒」は、視力が未熟な赤ちゃんでも認識しやすい色と言われているため、低月齢の赤ちゃんにもピッタリです!
(2)【福音館書店】ぶーぶーじどうしゃ 作・絵:山本忠敬
- 価格:¥864(税込)
車・郵便車・消防車・ゴミ収集車などが、大きな絵で精巧に描かれています。なぜか写真より絵に興味を示す!という子どもも多いため、読んであげると想像以上にはまった!という声が多数ありますよ。
(3)【福音館書店】ぶーぶーぶー 著:こかぜさち 絵:わきさかかつじ
- 価格:¥864(税込)
ぷーぷーぷーや、ぱっぱっぱっなど、赤ちゃんが喜ぶ擬音が沢山使われている絵本。
シンプルなイラストと色鮮やかな色調で、赤ちゃんでも楽しむことができる一冊です!
(4)【ポプラ社】のりものいろいろかくれんぼ 著:いしかわこうじ
- 価格:¥950(税込)
こちらは型抜き絵本。一見、何の絵か分からないものでも、型抜きページを重ねてあげると・・・色々な乗り物が出現します!「これは何かなぁ?」と、ママパパが声掛けをしてあげると、赤ちゃんは喜んでページをめくってくれますよ。
色の英語表記も書かれているため、毎回読んであげているうちに、自然に英語を覚えていた!と言うお子様もいるようです。
(5)【こぐま社】のりものいっぱい 作:柳原良平
- 価格:¥972(税込)
余計な装飾は省き、シンプルに表現された乗り物絵本。船や自動車、新幹線達には可愛らしい目がついており、赤ちゃんの心を引き付けると評判です。
初めての乗り物絵本にもピッタリです!
2、一番身近な乗り物、車が主役の絵本
続いてご紹介するのは、子ども達にとって一番身近な乗り物、車が主役の絵本です。
(1)【福音館書店】くるまはいくつ? 作:渡辺茂男 絵:堀内誠一
- ¥972(税込)
車と絡めて、丸・三角・四角などの形や、数字が学べる絵本です。鮮やかな色彩が子どもの目を引くため、絵本に集中しているうちに、形や数字をマスターできるかもしれませんね。
(2)【偕成社】ピン・ポン・バス 作:竹下文子 絵:鈴木まもる
- ¥1,080(税込)
ブルンブルルン!バスが駅に着くまでに、沢山の人が乗車します。その一連の流れの中に、心温まるストーリーが沢山詰め込まれているお話です。
病気のおじいさんには席を譲る。バス好きな子どもの家の前を通過する時には、ゆっくり走ってくれる運転手。など、子どもにも分かりやすく、親切な気持ちの大切さを伝えてくれますよ。
(3)【大日本図書】いろいろバス 作:tupera tupera
- 価格:¥1,404(税込)
亀山達矢氏と中川敦子氏によるユニット、tupera tuperaの作品。
赤いバスには、大量のトマトに大ダコ、黄色いバスにはオムレツなど、バスの色と同じユニークなお客さんが、次々と乗車します!
ユーモア溢れる作風が特徴の、お二人の絵本らしい、クスッと笑える楽しい一冊。楽しみながら、色を覚えるのにも最適です。
(4)【福音館書店】しょうぼうじどうしゃじぷた 作:渡辺茂男 絵:山本忠敬
- 価格:¥972(税込)
古いジープを改造した「じぷた」は、いつもさみしい思いばかり。なぜなら、火事の時には、はしご車・ポンプ車・救急車ばかりが活躍し、じぷたの出る幕がないからです。
そんなある日、大型車両が入れない山火事が発生!さあ、一体じぷたはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?そして、周りの反応はどんなものなのでしょうか?
次々と登場する緊急車両に、子どもが大喜びするのはもちろん、与えられた場で一生懸命頑張ることの素晴らしさを、幼い心に芽生えさせてくれる絵本です。
(5)【福音館書店】なんのくるまにのるのかな 作:小輪瀬護安
- ¥389(税抜)
参考:https://www.fukuinkan.co.jp
消防士さんやバスの運転士さん達が次々と登場し、どんな車両に乗っているかを紹介してくれる絵本です。
道路を駆け抜けながら、お仕事を頑張ってくれている「働く車」。見かけたことのある車両が登場すると、「見たことある!」と、指差しをして教えてくれますよ。
薄いのでかさばらず、持ち運びにも便利です。
(6)【教育画劇】はたらくくるま みちをつくる 作・絵:こもりまこと
- 価格:1,080(税抜)
工事現場では必ず立ち止まり、重機にくぎ付け!そんなお子様におすすめなのが、こちらの絵本です。
様々な重機が道を作る様子を描いているのですが、それぞれがどんな役割を担っているのか、分かりやすく伝えているのが特徴です!
直線を多用し精巧に描かれた重機の数々は、大人でも見ほれるほど!本物志向のお子様にどうぞ。
(7)【徳間書店】おたすけこびと 文:なかがわちひろ 絵:コヨセ・ジュンジ
- 価格:¥1,620(税込)
留守の間に、働く車に乗った小人達がおうちに侵入!重機を器用に使い、小麦粉や砂糖をまぜまぜ・・・!さて、何ができるのでしょうか?
重機をテーマにした絵本は、無骨でカッコイイイメージのものが多い中、こちらの絵本にはファンタジー要素も満載です!女の子でも楽しめる、珍しい作風の絵本ですよ。
3、「子鉄」の仲間入りへ!電車の絵本
乗り物好きの大本命とも言える、電車。プラレールなどに夢中になっている子どもなら、電車関係の絵本も、はまること間違いなしです!
(1)【金の星社】でんしゃ 作・絵:バイロン・バートン
- 価格:¥820(税込)
シンプルで分かりやすい絵で、色々な電車が走っている様子が描かれています。
一見単純な絵本ですが、線路とは何なのか?駅とは何なのか?何度か読むうちに、子どもが自然に理解できるようなストーリー構成になっています。
ハッキリとした色使いで、文も短く分かりやすいため、赤ちゃんでも楽しめますよ。
(2)【ひさかたチャイルド】でんしゃでいこう でんしゃでかえろう 作・絵:間瀬なおかた
- 価格:¥1,080(税込)
鉄橋やトンネルを通り、様々な情景を電車が走る様子を描いた絵本。電車好きの子にはたまりません!
しかもこの絵本、何と、前からも後ろからも読めるのです!読み終わったら、折り返し運転。今度は「でんしゃでかえろう」を、後ろから読んでみましょう。
(3)【福音館書店】しゅっぱつしんこう 作・絵:山本忠敬
- 価格:¥972(税込)
ママと一緒に特急列車に乗る女の子。乗り換えを何度も経て、山のおじいさんのおうちへ向かう様子が、淡々と描かれている絵本です。
絵本の中には、電気機関車・特急列車・急行列車・普通列車・乗り換えなど、子鉄達が大好きなワードが盛沢山!シンプルなストーリーで、それらの単語がより際立つよう、工夫されている一冊です。
(4)【大日本絵画】よこながきしゃぽっぽ 作・絵:リチャード・スキャーリー
- 価格:¥1,728(税込)
こちらは、大迫力の飛び出す絵本!クレーンが動いたり、貨車の扉が開いたり、お子様が自分で触って動かせるのが、この絵本の最大の特徴です。
素材も分厚いため、少々荒く扱っても破れる心配がありません。
海外の作家さんらしい、鮮やかな色調と可愛らしいタッチで、電車に興味がないお子様でも十分楽しむことができますよ!
(5)【金の星社】せんろはつづく 文:竹下文子 絵:鈴木まもる
- 価格:¥1,296(税込)
電車が主役になる絵本が多い中、何とこの絵本の主役は線路!子ども達が協力し、どんどん線路をつなげます。
プラレールなどで遊んでいる子どもの様子を見ると、電車はもちろん、線路をどんどん繋げるのが大好きなのが分かります。そんな子どもの特徴を、よく捉えている一冊です。
(6)【福音館書店】でんしゃがはしる 作・絵:山本忠敬
- 価格:¥972(税込)
1978年に、山手線をテーマに描かれた絵本。いまから40年以上前の作品のため、もちろん登場する背景や車両も、その当時のものが描かれています!
子どもは、単純に電車の絵本として楽しみますが、大人はどこか懐かしい気持ちになる絵本です。子どもの頃に読んだ!という親からの人気も高く、限定で復刻出版されましたが、品切れのところも多いようです。電車好きのお子様なら一度は読んであげたい名作なので、図書館などでも探してみてください。
(7)【福音館書店】地下鉄のできるまで 作・絵:加古里子
- 価格:¥1,404(税込)
地下鉄は一体どのようにしてできるのか?ページをめくるごとに工事が進み、最後に完成!
地下鉄が「地面の下」を走っているということを、知らない子どもは多いです。この本をきっかけに、普段利用している地下鉄について、詳しく知ることができますよ。
(8)【PHP研究所】はしる!新幹線「スーパーこまち」 著:鎌田歩
- 価格:¥1,296(税込)
こちらの絵本は、東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」が、盛岡駅で連結するシーンが事細かに描かれているのが特徴!
子鉄を育てているママパパならお分かりかと思いますが、電車好きな子は、とにかく電車にまつわるワードが大好き。その中でも特に好まれているのが、ずばり「連結」なのです!
ラインナップに「はやぶさ」や「かがやき」の絵本もあるため、シリーズで揃えるのもおすすめですよ。
4、いつか乗りたい憧れの乗り物!飛行機の絵本
普段、電車やバスを利用する子は多くても、飛行機はめったに乗れない特別な乗り物!空を見上げて飛行機を見つけるのが好きな子もいますよね。そんな、憧れの飛行機の世界を、存分に楽しめる絵本をご紹介します。
(1)【童心社】そらののりものえほん 著:いしかわこうじ
- 価格:¥1,026(税込)
飛行機をはじめとする、空飛ぶ乗り物が大集合!離陸から飛び立つシーンまで、鮮やかな絵と楽しい仕掛けで表現しています。
ごぉー!や、ぶるんぶるん!という効果音も相まって、子どもの空への気持ちは最高潮。何度も、読んで!とお願いされると評判の絵本です。
(2)【福音館書店】とべ!ちいさいプロペラき 作:小風さち 絵:山本忠敬
- 価格:¥972(税込)
はじめて大きなジェット機を見たプロペラ機は、その大きさと勇壮さに圧倒され、すっかり自信をなくしてしまいます。
それでも気を取り直し大空へと飛び立つ様は、頑張ることの大切さや、勇気を出すことの素晴らしさを教えてくれます。
子どもが好きな飛行機を通し、人間としての根になる部分を育んでくれる、優れた絵本です!
(3)【あかね書房】ぼくひこうきにのったんだ 作:渡辺茂男 絵:大友康夫
- 価格:¥1,404(税込)
くまたんが、はじめて飛行機に乗るお話。くまたんの興奮や嬉しい気持ちが、沢山のセリフで表現されているのが特徴で、聴いているうちに自然と語彙が増える効果も期待できます。
小さなお子様には、セリフをかいつまんで読んであげるのもオススメです。
5、遊びながら読める、仕掛け絵本
子どもが益々夢中になる!楽しい仕掛けがいっぱいの乗り物絵本を、ご紹介します。
(1)【大日本絵画】いそげ!きゅうきゅうたい 文:オークリー・グラハム 絵:バリー・グリーン
- 価格:¥1,728(税抜き)
119番通報で出動!緊急車両が勢いよく飛び出し、大活躍する絵本です。
お楽しみの仕掛けは、何とライト!ページをめくると、緊急車両のライトが鮮やかに点滅します。
(2)【偕成社】とびだす・ひろがる!のりものえほん 作:古川正和 絵:本信公久
- 価格:¥1,188(税込)
全ページに、折り込みの仕掛けがついているこちらの絵本は、乗り物好きな子どもに大人気!めくると何が出てくるのか、子ども達はドキドキしながら手を伸ばします。
本の大きさ以上にページが大きく広がるため、ダイナミックに楽しむことができますよ!
(3)【東京書店】へんしんれっしゃ 作:しまだともみ
- 価格:¥1,296(税込)
行く場所に合わせて、次々に姿を変えて変身する列車。森に行くときにはクマさん列車に、海に行くときには船の列車に!
ユーモアあふれるストーリーと、パタパタめくれる楽しい仕掛けが、お子様の心を掴んで放しません。
6、本格志向には幼児向け図鑑も
賢く育つと評判の図鑑には、「乗り物」に特化したものもあります!大好きな車両を思う存分眺めることができる図鑑は、お子様の集中力も養いますよ。
※図鑑については、「子ども・図鑑」でも詳しくお伝えしていますので、併せてご覧ください!
(1)【小学館】小学館NEO まどあけずかん のりもの 絵:結城嘉徳・松岡正記
- 価格:¥1,836(税込)
幼児向けの乗り物の図鑑ですが、他と違うのは全ページに仕掛けがついているところ!
その乗り物の仕組みや秘密が、窓を開けると登場するため、楽しみながら知識を増やすことができますよ。
(2)【学研】のりもの 改訂版 はっけんずかん 3~6歳児向け 図鑑 絵:西片拓史
- 価格:¥2,138(税込)
こちらも、仕掛け窓がついた乗り物図鑑!窓を開けると、乗り物の名前や特徴などが分かります。
めくって楽しく「はっけん」することの喜びを学べる図鑑です。
(3)【講談社】BCキッズ くわしい解説つき! はじめての のりものずかん
- 価格:¥1,058(税込)
パトカーや新幹線、スポーツカーまで、ありとあらゆる乗り物の写真が掲載されている図鑑です。
解説も詳しくされており、乗り物をずっと眺めていたい!そんな子どもの要望に、バッチリ応えてくれますよ!
まとめ
お子様にピッタリな乗り物絵本は、見つかりましたか?
将来に繋がる素晴らしい能力を育むためにも、沢山の絵本を読んであげて下さいね。
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。