夏といえばプールです。プール以上にお子さんが夏を楽しく涼しく過ごすことができる場所って、そんなにないですよね。
でも幼児って施設のプールなどで遊ぶことができるのだろうか。どういったところで遊ぶことができるのだろうか。こんな疑問が浮かぶと思います。
ここでは、何歳ごろからプール施設に入ることができるのか、幼児でも入ることができる施設の探し方、そしていざ施設に行くとなったときに持っていきたいものと注意点を全てまとめました。
この記事を見ればプールの探し方ともって行ったらいいものが全てわかります。しっかりと準備して、お子さんと最高のひと夏の思い出を作りましょう。
1、プールに入ることが出来るのは何歳から?
幼児は何歳からプール施設に入ることができるのか。これは、スクールに入るなどの条件によって変わってきます。
幼児向けのスイミングスクールなどでは、早ければ6か月児からプール施設には入れます。早いですね。
大型のプール施設では、おむつがとれるまでは入ってはいけない、としているところも多いです。そうなってくるとだいたい2〜3歳頃なので、その頃からデビューすることができます。
2、幼児も楽しめるプール施設の探し方
(1)公共の施設に問い合わせてみる
以下の施設は比較的、幼児も入れるところが多いです。
- 体育協会などの運営しているプール施設
- 市町村の運営しているプール
市などが運営しているプールは幼児も入れるところが多いです。ただし、必ずしも全ての市営がそうであるとは限らないので運営しているところのサイトや電話などで事前に確認しましょう。
親の保護下で水泳用のおむつや指定の水着などを着用していれば、幼児のプール利用許可を出しているところが多いです。
また、「1歳以上から」や「オムツが取れた幼児から」など、利用可能年齢が決められていることもあるので、何歳から利用できるのかも各施設に確認しましょう。
(2)児童館などに置かれているパンフレットで探す
児童館などに、乳幼児が利用できるプールパンフレットや割引券等が置かれている場合があります。
しかも近場のプールが紹介されているので是非チェックしてみてください。
(3)子育て雑誌などで情報収集する
子育て世代向けの雑誌などが刊行されていますが、それらの雑誌で夏にプールに関しての特集が組まれている場合があります。
大型のプール施設などは雑誌などに掲載されているので、周辺のグルメや遊び場所も含めて情報を得られるのでおすすめです。
最近はウェブ上で過去の特集なども探すことができるので、過去に刊行された雑誌をチェックするのも一つの手です。
(4)幼児向け施設のポータルサイトを利用する
最近幼児施設などを集めた幼児向け施設ポータルサイトがあります。
参考URL:いこ〜よ(http://iko-yo.net/ )
例えば上記の幼児向け施設のポータルサイトには沢山のプール特集が組まれています。
どこに行くか決めていなくても、こういうサイトからヒントをもらって行き先を決めても良いかもしれませんね。
(5)最終的には一度電話して聞いてみることがおすすめ
色んな方法がありますが、ネットの情報や過去に刊行されている情報誌などで注意しなければならないのが、情報が古い場合もあるということです。
最終的な候補を幾つか絞ったら、施設に必ず電話で確認していまでも幼児向けにプール施設を開放しているのかどうかを確認してから向かうようにしましょう。
(6)幼児向けスイミングスクールも一つの選択肢
幼児のプールデビューが自分たちだけでは怖いという方、幼児向けのスイミングスクールというのも一つ手です。
教室ではプールデビューのプロである先生がクラスをしてくれる場合がほとんど。他のお子さんと一緒だと、水を怖がる子も案外すんなりプールデビューできたと言うことも。
詳しくは、「【本当に良いの?】ベビースイミング効果を体験談から検証してみた。ベビースイミングって、どんなことをするんだろう?(https://e-kyouiku.jp/lessons/baby-swimming-effect/)」をご確認ください。
3、これで大成功!幼児とプールに行く前に確認しておきたいポイント
(1)必須の持ち物を必ずチェックする
プール施設はそれぞれ、水着に指定があったり、帽子の着用が義務付けられていたりと、施設ごとにルールが違います。
前にも同じようなところに行ったことあるからと、事前チェックを怠ってしまうと、施設によっては「せっかく現地まで行ったのに断られた!」なんて例もあります。
プール施設に行くときは、必ず下記の持ち物についてチェックしておくようにしましょう。
①おむつを着用するのか?
施設によっては水泳用のおむつを着用しなければ、幼児はプールに入れない場合があります。
水着に一体化しているものや、水着の下に着るもの、様々なものが販売されているので、どういったタイプであれば可能なのかをチェックしましょう。
また、トイレトレーニングが完了していない小さいお子さんはプールには入れないという施設もあるので、こちらもご注意ください。
②キャップの着用は必要か?
衛生面により、プール内では水泳キャップを着用しなければならないところが多いです。
お子さんのものは持ってきたけど、自分の水泳キャップを忘れてしまいプールにみんな入れなかった!!なんてことはないように気をつけてくださいね。
③指定水着の有無
施設によっては水着が指定されています。
これらは水泳教室を開催しているプール施設などによく見られます。
指定水着以外は入ることができなかったり、開催している教室に参加することができなくなりますので注意です。
④タオル
レンタルしているところもありますが、基本的にタオルは持参するところが多いです。
夏の間に何回も行こうと思っている方は特にレンタルだと費用がかさんでしまいますので、タオルは必ず持っていくようにしましょう。
⑤コインロッカー用の硬貨
ロッカーに硬貨を入れなければならないプール施設もあります。小銭をあとから用意するとなると意外と手間なので、わかっている場合は事前に準備しておくのが望ましいです。
⑥浮き輪の使用の可否
お子さん用の浮き輪も施設によってはNGです。
腕につけるタイプのヘルパーなどの身体につけるものは良いが、大型の丸い浮き輪などはだめ、という場合もあるので注意しましょう。
(2)あれば便利な持ち物を用意する
これらは必ずしも必要なものではないですが、あれば便利な持ち物をご紹介します。
- 飲み物
- おむつの替え
- 濡れた水着を入れるものビニール袋など
- 日焼け止め(施設によっては禁止のところもあるので注意しましょう)
- レジャーシート
特に大型のレジャー施設などは滞在時間が伸びるため、レジャーシートや飲み物、おむつの替えなどが重宝します。
濡れた水着を入れるビニール袋は、どの規模のプール施設でもあれば便利ですね。
(3)プール施設の開催している時期・時間をチェックする
意外に見落としがちなのが施設の開催時間や時期。
旅行などに行かれている方で一日のコースの中の一部に組み込んである方は、「施設に来たはいいけど閉まっていた!」なんてことが起こらないように注意しましょう。
幼児向けの施設は通常のプール施設よりも早く閉まる場合がありますので、幼児向けプールなどが別で設営されているところは必ずそちらも確認しましょう。
(4)幼児が入れるプールの場所を確認しておく
大型のプール施設などは、一般向けのプールと、幼児向けのプールが分かれている場合があります。
ネットやパンフレット上に地図が表示されている場合は、事前にそれらで確認しておくと当日安心です。
4、プールで遊ぶときの注意点
(1)日焼け止めは重要
肌の弱い幼児にとって、強い日差しは大人以上にダメージが強いもの。
太陽に照らされ続けてしまって日焼けになる前に水ぶくれのようになってしまった、なんてことが起こらないように、かならず野外のプールに行く際には日焼け止めを塗るようにしましょう。
絶対に間違えてはならないのが、日焼け止めとサンオイルです。かならず日焼け止めの方を購入するようにしましょう。(日焼け止めに関して疎いお父さんなどが「日焼け止めとサンオイルを間違えてしまった!」ということは実はよくある話なんです。)
日焼け止めに書かれているSPFという数値は紫外線をブロックすることができる量なので、SPFが高いものを選択するのがおすすめです。
幼児向けの日焼け止めなども販売されているので、これらを購入しても良いでしょう。
また、日焼け止めが禁止されているプールなどでは、休憩をこまめに取り、日焼けと同時に熱中症にも気をつけましょう。
(2)準備運動や、「水慣らし」をしっかりと行なう
水の中は、思っている以上に体力を消耗する場所です。かならず準備運動などを入念にしておくようにしましょう。
幼児の場合は自分で手足を大きく動かしたりすることができないので、ママやパパが足を回すのを手伝ってあげたりするだけでも準備運動になります。
また準備運動をするだけではなく、必ず水の温度になれる「水慣らし」をするようにしましょう。急に温度の変わったところに行くとびっくりしてしまいます。
最初はプールサイドで水を少しずつ身体にかけて、「この温度にいまから入るんだよ〜」と伝えてあげて体と心の準備をさせてあげましょう。
(3)プールで遊ぶ時間は?
1歳ぐらいのお子さんは体力的にプールで遊ぶ時間は1時間ぐらいがちょうどいいと言われています。
これは、水の中はたとえ動いておらずに浮かんでいるだけだとしても思っている以上に体力を使うからです。
成長してきたら、定期的に休憩を挟むようにして、お子さんの様子を見ながら遊ぶ時間を設定すると良いですね。
疲れてきた状態で水の中で遊ぶのは危険です。お子さんが疲れてきたかな、と思ったら少し早めに切り上げ、休憩時間を伸ばしましょう。
(4)パパママがしっかりと見て守る
他の方たちもみんなで遊んでいるのがプール施設です。
考えもしていなかったような、思わぬアクシデントも起こり得ます。お子さんがこういった施設で遊ぶ場合は、必ず親も一緒に入水して遊びましょう。
お子さんがある程度成長してきて、親が入水しなくても大丈夫そうかな、と思った場合は、自分たちの目が届く場所で、と約束してから遊びましょう。
まとめ
いかがでしたか。電話をかけたり、持ち物をチェックしたりと大変ですが、幼いころにこういった大型のプール施設に遊びに行った記憶は大きくなってからも残っていたりしますよね。
きっと頑張って準備した分、お子さんの良い思い出になること間違いなしです。まだまだプールは厳しいかもしれない小さいお子さんの場合は、自宅のチューブプールなどでも十分楽しめると思います。
最初は水慣れするためにもそういったものからスタートすると良いかもしれませんね。夏は特に子供の心と体が成長真っ盛り。楽しい夏になるようお父さんお母さんも一緒に楽しみながら頑張ってくださいね!
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。