「子どもが恐竜に興味津々!」「でも私は恐竜のことって、あんまり詳しく知らないなぁ…」今回はそんなママにぜひチェックしてほしい、恐竜好きの子どもと楽しく遊ぶヒントをたっぷりピックアップ!そもそも恐竜ってどんな生き物?
- どうして恐竜は子どもに人気なの?
- お気に入りはどれ?人気の恐竜8選
- 子どもと会いに行こう!恐竜がいるお出かけスポット
- プレゼントにおすすめ!恐竜のおもちゃ
などなど、恐竜にまつわる気になる疑問にも詳しくお答えしていきます。
恐竜好きのお子さんがいるみなさんにとって、この記事が子どもの気持ちをより深く理解し、楽しい思い出を作るためのお役に立てば幸いです。
1、恐竜ってどんな生き物?
恐竜というととにかく大きくて、身体がゴツゴツしていて…という印象をお持ちの方が多いかと思いますが、実際にどれくらいのサイズ感だったのかは、なかなかうまくイメージすることができないという方も少なくないでしょう。
恐竜は大まかな分類でいうと大型の爬虫類にあたり、現在判明している中で最も大きいものでは、体長30m超え・体重75トンという、陸上の生き物で歴史上最大級の大きさを誇るものも存在していたと考えられています。
そんな恐竜の誕生は今からおよそ2億5000万年ほど前にさかのぼり、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀と呼ばれる中生代を通して繁栄を極めました。
その多くは中生代の終わり、白亜紀から新生代への過渡期(今から6600万年前)に絶滅したと言われていますが、一部の恐竜はその後もしばらく生き延びていたという見方があり、現在の鳥類は恐竜から進化したものだという説もあります。
2、なんで恐竜は子どもに人気なの?
みなさんの中には、「子どもが恐竜にハマっているけど、実のところ何がそこまで我が子を夢中にさせているのか分からない!」という方も案外いらっしゃるのではないでしょうか。
子どもが恐竜に惹かれる理由として、よくあるものをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
(1)大きくて強いものへの憧れ
子どもに限らず、人間には本能的に大きくて強いものに憧れる傾向があります。
恐竜は歴史的に見ても地球上最大の陸棲生物で、その迫力満点な見た目から「強い!かっこいい!」というイメージにもつながりやすいのでしょう。
(2)身近に本やおもちゃなどがある
恐竜をモチーフにしたおもちゃや絵本が身近にあると、子どもの恐竜への憧れや親近感はより強くなります。
みなさんのお子さんにも、きっとそういった恐竜に関心を持つようになったきっかけが何かしらあるはずです。
(3)見たことがないので空想できる
恐竜には現在でもまだまだ解明されていない謎が多いことから、空想の余地が盛りだくさん!
子どもも自由に想像の翼を広げることができ、恐竜のことを考えているだけでワクワクすることができます。
3、押さえておこう!人気の恐竜8選
ここからは、数ある恐竜の種類の中でも特に人気の高い恐竜をチェック!
みなさんのお子さんにもお気に入りの恐竜を見つけてあげましょう。
(1)ティラノサウルス
出典:https://www.kyouryu.info/tyrannosaurus.php
恐竜といえばまずはティラノサウルス!といっても過言ではないくらい、子どもたちの間で大人気の恐竜です。
肉食で強いイメージがあり、ハリウッド映画などにもよく登場しています。
(2)トリケラトプス
出典:https://www.kyouryu.info/triceratops.php
草食恐竜の中ではナンバーワンの知名度を誇るのが、このトリケラトプス。
名前には「3本のツノを持つ顔」という意味があり、実際に目の上に大きなツノが2本、それより少し小さめのツノが鼻の上に1本あります。
(3)ステゴサウルス
出典:https://www.kyouryu.info/stegosaurus.php
ステゴサウルスは、背中に玉ねぎのようなシルエットの板がたくさん並んでいるところが特徴的。
この板だけでも大きいものではタテヨコそれぞれに1mを超えるほど、身体全体がかなり大きい草食恐竜です。
(4)スピノサウルス
出典:https://www.kyouryu.info/spinosaurus.php
スピノサウルスは、現在化石が見つかっている中で最も大きな肉食恐竜で、ワニのような口と鋭い牙を持ちます。
普段の食事では主に魚類を獲物にしていたという説が有力なことから、水の中に入ることも多い恐竜だったのではないかと考えられています。
(5)プテラノドン
出典:https://www.kyouryu.info/pteranodon.php
プテラノドンは鳥のように空を飛ぶ「翼竜」に分類される生物で、厳密な意味では実は恐竜ではないのですが、恐竜図鑑などでもあわせて紹介されることが多い人気者です。
両方の翼を広げた長さは、端から端までおよそ9mもあります。
(6)ブラキオサウルス
出典:https://www.kyouryu.info/brachiosaurus.php
ブラキオサウルスは長らくの間、発見されている中で最大の恐竜としてその名が知らており、このあとご紹介するアルゼンチノサウルスにその座を奪われてからも、今なお根強い人気を誇っています。
キリンのように長い首を持ち、のんびりとした印象の草食恐竜です。
(7)アルゼンチノサウルス
出典:https://www.kyouryu.info/argentinosaurus.php
ブラキオサウルスに代わって現在最大の座を獲得している恐竜が、こちらのアルゼンチノサウルスです。
南米の国アルゼンチンで化石が見つかったことから「アルゼンチノ」と名付けられ、見た目はブラキオサウルスと割とよく似ています。
(8)イグアノドン
出典:https://www.kyouryu.info/iguanodon.php
イグアノドンは、草食恐竜には珍しい2足歩行の恐竜としてかつて注目を集めていましたが、その後の研究でやはり4足歩行がメインだったのではないかという説が有力になりました。
研究が進むにつれて、このように従来の説が覆されたり、新事実が発覚したりするところも、恐竜に対してワクワクできるポイントのひとつですね。
4、恐竜に会える場所
それではいよいよ、国内で恐竜といえばココ!な話題のスポットをご紹介していきます。
恐竜好きなお子さんと一緒に、ぜひお出かけしてみてくださいね。
(1)博物館
全国には、恐竜に会える博物館が意外とたくさん!
博物館では恐竜の進化の歴史なども詳しく学ぶことができ、お子さんの恐竜への興味や理解をさらに深めてあげることができますよ。
①福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)
福井県にある恐竜博物館は、実は世界三大恐竜博物館のひとつに数えられているほどの規模と展示の充実度が魅力。
子どもに大人気のティラノサウルスをはじめ、館内には全部で44体もの恐竜の全身骨格がズラリと並んでいます。
【公式サイト】https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
②国立科学博物館(東京都台東区)
都内で恐竜に会いに行くなら、迷わずココ!
特にトリケラトプスの骨格は世界で最も保存状態が良いと言われており、一見の価値ありです。
【公式サイト】http://www.kahaku.go.jp/
③ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県坂東市)
ミュージアムパーク茨城県自然博物館には、2017年にリニューアルされたばかりの動く恐竜コーナーがあります。
実際に目の前で動き回る迫力満点の恐竜には、きっとお子さんも大興奮間違いなし!
【公式サイト】https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
④群馬県立自然史博物館(群馬県富岡市)
こちらの博物館にも動くティラノサウルスの展示があり、館内でも一二を争うほど大人気。
透明なガラスの下にトリケラトプスの発掘現場を再現したコーナーもあり、ドキドキのスリルを味わうことができます。
【公式サイト】http://www.gmnh.pref.gunma.jp/
⑤北九州市立いのちのたび博物館(福岡県北九州市)
北九州市立いのちのたび博物館では、動く恐竜を目の前にしながら、実際に自分が白亜紀の北九州へタイムスリップしたかのような気分を体験できるという、ユニークなスタイルの展示が評判。
館内には9体の恐竜の全身骨格も所狭しと並べられています。
【公式サイト】http://www.kmnh.jp/
(2)公園・テーマパーク
国内で恐竜に会える場所は、博物館だけではありません。
ピクニック気分で出かけることができて一石二鳥な公園・テーマパークも見ていきましょう。
①かつやま恐竜の森(福井県)
かつやま恐竜の森には、全長20mのマメンチサウルスをはじめ、実物大のカラフルな恐竜たちがなんと43体も勢ぞろい!
春から秋にかけては実際に自分の手で本物の化石を発掘する体験プログラムにも参加することができ、体験中に見つけた化石は1人1個まで持ち帰ることもできます。
【公式サイト】https://kyoryunomori.net/
②水戸市森林公園(茨城県)
水戸市森林公園にも14体の恐竜模型があり、中にはすべり台として上に乗って遊ぶことができる恐竜も!
併設されているふれあい牧場にはヤギが放牧されており、自由に身体を撫でることができますよ。
【公式サイト】http://www.mito-shinrinkoen.com/
③恐竜公園(岡山県)
岡山県にある恐竜公園は、笹岡市立カブトガニ博物館に併設されている公園です。
実物大の恐竜模型が7種類設置されており、恐竜やカブトガニをモチーフにした遊具で遊べるアスレチック広場もあります。
【公式サイト】http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/kabutogani/
④茶臼山恐竜公園(長野県)
茶臼山恐竜公園に設置されている恐竜の数は、なんと全部で25体!
しかも実際の生息時代順に恐竜が登場する順路になっており、よりリアルに恐竜の世界観を体感することができます。
【公式サイト】http://www.chausuyama.com/kyouryu/
⑤3D宇宙恐竜館(栃木県)
栃木県の日光にある3D宇宙恐竜館では、骨格標本はもちろん、ほかにはない3Dムービーで恐竜の世界に没入できるところが最大の魅力。
ストーリーも友情をテーマにした心温まるものになっており、感動できること間違いなしですよ。
【公式サイト】http://3d-nikko.com/
(3)レストラン
神奈川県大和市には、恐竜好きなら1度は足を運んでみたくなる「太古レストラン酒場ダイナソー」があります。
店内のいたるところに恐竜の模型が設置されていて、食事中にもチラチラ目が合っちゃうかも!?
「恐竜の巣サラダ」や「プテラノドンの唐揚げ」など、恐竜をモチーフにしたメニューも色々と用意されているので、ランチやディナーにぜひ利用してみてください。
【公式サイト】https://dinosaur.owst.jp/
5、恐竜のおもちゃ
恐竜が大好きな子どもにプレゼントを贈るなら、やっぱり恐竜にちなんだおもちゃが1番!
おすすめの恐竜グッズを今すぐチェックしていきましょう。
(1)恐竜おもちゃ(12個)子供知育 リアルダイナソー 交換性 組み立て式 可愛い ジュラシックワールド おもちゃ
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B07KC4FJ3F/ref=dp_cerb_1
少なめのパーツでまだ小さいお子さんにも組み立てやすい、恐竜型のブロックです。
子どもに人気の高い12種類の恐竜が1セットになっているので、きっとお気に入りが見つかるはず!
<価格>
1,599円
<レビュー>
「2歳の息子が夢中で遊んでいます。ブロック好き、恐竜好きで、サイズも大きすぎず小さすぎず良い感じでかなり気に入ってくれました。12個揃っていて、パーツが欠けたりもしていなかったので安心しました。」
(2)レールセット 恐竜おもちゃ 144点 汽車 軌道 セット ジュロキパーク 橋
恐竜のいるテーマパークを、実際に車で探検しているようなワクワク感に浸れるおもちゃです。
レールの組み立て方が何種類かあり、恐竜や兵隊のフィギアも付いているので、様々なストーリーを想像しながら飽きずに遊べます。
<価格>
3,280円
<レビュー>
「子供が好きなものが全て入った最高のパッケージです。恐竜、車、レール、これだけで1回2時間以上遊んでいます。
レールの取り付けも簡単で、3歳になる子供でも脱着可能です。
とっても喜んでいて親としても嬉しく思います。」
(3)シュライヒ 恐竜 ティラノサウルス・レックス フィギュア
より精密でリアルな恐竜のおもちゃがほしい!という方におすすめなのが、こちらのフィギュア。
ティラノサウルスだけでなく、トリケラトプスやプラキオサウルスなどその他の恐竜のラインナップも充実しています。
<価格>
2,212円
<レビュー>
「最近恐竜が好きな子どもの3歳の誕生日に購入しました。口も開閉出来ますし、細かいところまでリアルです。おもちゃの棚に飾っていても格好いいです。」
(4)おおきなアニア 恐竜ワイルドパーク
幅1mを超えるビッグサイズのマップに、恐竜遊びが盛り上がる仕掛けが盛りだくさんのおもちゃです。
恐竜のフィギュアだけでは上手く遊べないお子さんも、これなら夢中になれること間違いなし!
<価格>
2,891円
<レビュー>
「4歳の子の誕生日プレゼントに義両親からいただきました。
マップが大きく、恐竜の情報がたくさん載っています。
この大きさなら子供数人でも遊べそうかと思います。
ついでにカタカナも覚えてくれたらなーと思います。
クイズも数カ所あり、親子で盛り上がりました。
ヴェロキラプトルは自立が難しいですが子供は気にせず喜んでトミカを走らせたり既に持っているアニアと戦わたりと、自分なりのストーリーを作って遊んでいました。
火山もちゃんと?ドカーンと爆発します。
マップも自分でたためていたので片付けの面でも親は手伝わずにすみました。
恐竜大好きな子におすすめです!」
(5)レゴ(LEGO)ジュニア T-レックスの脱走
子どもに大人気のレゴシリーズにも、迫力満点のティラノサウルスで遊べるセットがあります。
ラプターやプテラノドンなど他の恐竜のセットもいくつかあるため、子どものお気に入りを選んであげましょう。
<価格>
5,521円
<レビュー>
「巨大な恐竜が入っています。頭部、腕部、脚部、尻尾が可動しますし、ちゃんとレゴの凸凹も付いていますので、色々とくっつけることもできます。子供は大喜びで遊んでいます。」
6、恐竜の図鑑
子どもが恐竜に関心を持ち始めたら、まずは図鑑をプレゼントしてみるのもおすすめです。
幼児向けのものを中心にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
(1)小学館 NEO 恐竜 DVD付
一流のサイエンスイラストレーターが描き下ろした、リアルなイラストが魅力の図鑑です。
全部で400種類以上の恐竜やその仲間たちが収録されており、付属のDVDでより知識を深めることができます。
<価格>
2,160円
<レビュー>
「印刷がとても高精細で、細部の描写も大人の鑑賞にも耐え得るもの。掲載されてる種類も子供用としては十分。付属のDVDもドラえもんとのび太のやりとりで、親しみが持てます。三歳児に購入しましたが、食い入るように見ており、飽きさせないようです。子供用としては、現時点での恐竜の基礎知識を得られる図鑑としては最高レベルの仕上がりだと思います。」
(2)きょうりゅう 新版 (はっけんずかん) 3~6歳児向け 図鑑
いわゆる図鑑というよりは、仕掛け絵本の感覚で気軽に読むことのできる一冊です。
実際にめくって楽しめる扉もたくさんついており、お子さんの好奇心を刺激します。
<価格>
2,138円
<レビュー>
「字はまだ読めませんが、絵を見て『これなあに?』を繰り返します。
めくれる仕掛けも楽しんでいます。文字は小さめです。」
(3)講談社 こども百科 4・5・6歳のずかんえほん きょうりゅうのほん
子どもに人気の恐竜がしっかり網羅された、初めての図鑑にぴったりの一冊です。
ページによって写真が使用されていたりイラストで描かれていたりというメリハリもあり、子どもが飽きずに楽しむことができます。
<価格>
1,296円
<レビュー>
「紙が厚紙で細かく写実的に色鉛筆で描かれた絵でほどよく多方面のものが載った図鑑でした
2歳児に与えましたが乱雑に扱っても丈夫なのでオススメできます」
まとめ
博物館や恐竜がたくさんいる公園など、子どもと一緒に出かけられる恐竜スポットは日本全国に意外とたくさん!
家族で少し遠出をしたいときに、その目的地として恐竜に出会えるスポットを選んでみるのもおすすめです。
今回ご紹介したおもちゃや図鑑も参考にしながら、ぜひみなさんも恐竜好きのお子さんと楽しいひとときを過ごしてみてくださいね。
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。