赤ちゃんの首が座り始めたけど、結局いつからおんぶしても良いのだろう……?
赤ちゃんが垂直な姿勢になるおんぶ、首への負担が若干心配ですよね。どの程度首が座ったらはじめてもよいのだろう?なんて疑問が出てくると思います。
ここでは、適切なあかちゃんのおんぶ時期と、注意点を詳しくご紹介していきます。おすすめのおんぶ紐や、おんぶ紐がない場合はタオルで出来てしまうおんぶ紐の作り方までご紹介!
赤ちゃんのおんぶ、一見赤ちゃんを背負うだけに見えて実は赤ちゃんにとって良いことが満載なのです。どういうおんぶが赤ちゃんに良いのかもお伝えしてしまいます!
是非「良いおんぶ」を実践して、赤ちゃんといっぱい触れ合いましょう。
目次
1、こんなに良いことが満載、赤ちゃんのおんぶ
ひと昔前の昭和の時代、赤ちゃんをおんぶしているママを日本中に見かけることが出来ました。しかし現代は抱っこが主流となり、おんぶをしているママを見かけることは本当に少なくなっています。
忘れ去られたかのようなおんぶですが、おんぶは赤ちゃんにとってもママにとっても良いことが満載なんです!
今よりずっと家事負担の多かった昭和のママが、おんぶを頻繁にしていたのも納得のメリットが沢山あるので以下にご紹介します!
(1)視界に入る情報が増える
赤ちゃんの知育には、脳の神経回路を発達させることが大変重要です。まだ自分の思い通りに動くことのできない赤ちゃんは、外界からの様々な刺激により脳の神経回路を発達させます。
その中でも、特に視覚から入る刺激は最も大事と言っても過言ではありません。人は、外部からの情報の8割を視覚から得ているのです。
抱っこ紐で対面抱っこすると、赤ちゃんは親の胸しか見ることが出来ません。
一方おんぶの場合、赤ちゃんの視界はぐっと広がり、親の目線とほぼ同じ高さで周りを見渡すことができます。どちらの方が視界から入る情報量が多いかは、明白ですね!
さらに、視野が広がることで親の日々の動作を観察することができます。この観察が実は赤ちゃんの知育にとても良い効果をもたらすのです。脳科学で「ミラーニューロン」という現象があります。これは、親の動作をあたかも赤ちゃん自身が行っているかのように感じる現象です。
赤ちゃんは、真似をすることで出来ることが一つずつ増えていくため、日々のおんぶで親の一挙手一投足を見て、自分が親の真似をしているよう感じることは大変良い刺激になりますね。ミラーニューロンの大切さは幼児教室でも盛んに言われていることです。
忙しい家事の合間をぬって、わざわざ赤ちゃんへの知育時間を確保せずとも、おんぶなら「ながら知育」ができますね!
おんぶをすることで赤ちゃんの視界は急激に広がり、入ってくる情報量も膨大になります。これにより十分に脳へ刺激を与えることができ、赤ちゃんの神経回路の発達に良い影響を及ぼすことが出来るでしょう!
(2)身体を動かせる
赤ちゃんの成長が進むと、見たものに実際に触れたいという気持ちが湧いてきます。この時、対面抱っこでは親の体が盛り上がっているため、しがみつくことが難しいです。その結果、赤ちゃんは吊るされているだけの状態で自ら行動を起こすことが出来ない状態になってしまいます。
一方おんぶの場合、赤ちゃんのお尻のみを支えているので、赤ちゃんは比較的自由に上半身を動かすことが出来ます。
赤ちゃんを抱っこする機会は毎日必ずあると思います。外出時などは、気付けば2~3時間ほど抱っこしているなんてことも少なくありませんね。その2~3時間を、赤ちゃんが身動きし辛い抱っこ紐で過ごさせるのか、上半身を自由に動かすことのできるおんぶで過ごさせるのかは、親の選択にかかっています。
毎日の数時間を、赤ちゃんにとってより快適な学びの場にするためにも、ぜひおんぶを生活に取り入れてみましょう!
(3)重心を感じ、身体の動かし方を学べる?
普段横になってばかりいる赤ちゃんを縦にすることで、赤ちゃんは重心を感じることが出来ます。おんぶは手足を自由に動かせるため、赤ちゃんは自らの腕で親の背中につかまり、自らの力で足腰をのばして立ち上がろうとするのです。
すなわち、おんぶをすることが立ち上がるための練習にもつながっているのです!
(4)スキンシップは社会性と情緒安定性を高くなる!
赤ちゃんをギュッと抱きしめるとホッとした気持ちになり、胸の中の我が子への愛情が溢れ出てくるような感覚になるのは、ママならば一度や二度ではないと思います。
実はこの感覚には、「オキシトシン」という脳内物質が関わっています。オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれる物質で、スキンシップにより赤ちゃんとママの両方の脳内に分泌され、親子の愛着関係を深め心を安定させるのです。
このように、私たち人間の心はスキンシップを取ることで癒しを感じ、安定するのです。特に視覚が未成熟な時期の赤ちゃんにとっては、ママとのスキンシップが猶更重要です。オキシトシンの分泌により、赤ちゃんの心は安定し脳の発達が促されます。
すると情緒が安定し、実社会で生きる上で不可欠な社会性が育つのです。反対に、親からの十分な愛情を受けることが出来ず、オキシトシンの分泌が少ない子どもは攻撃的で気性が荒い傾向が強くなることも分かっています。
幼いころのスキンシップが、その後の脳の成長やその子の性質に大きな影響を及ぼします。三つ子の魂百までということわざがありますが、まさにその通りですね。スキンシップが必要な時期に、十分に子どもに愛情を注ぎましょう。
2、赤ちゃんのおんぶはいつから?おんぶOKな時期の見分け方
赤ちゃんは、基本的に首がすわった頃からおんぶすることが出来ます。個人差はありますが、生後3か月~4か月頃からおんぶが可能です。しかし、おんぶ紐の種類によっても使用できる月齢が変わるので注意が必要です。
おんぶ紐には様々な種類があります。大きく分けて昔ながらのおんぶ専用のものと、抱っこ・おんぶ兼用のベビーキャリーがあります。
おんぶ専用のものは、頭当てが付いていることが多く、首がすわったころから使用できます。頭あてがない場合は、赤ちゃんが自分で首を支えることが出来るようになってから使用しましょう。
抱っこ・おんぶ兼用のベビーキャリーは、概ね生後4か月~9か月頃から使用可能なものが多いようです。メーカーによっておんぶ可能な時期が多少違うので、赤ちゃんの安全のためにも、初めておんぶをする前には説明書を見直しましょう!
3、おんぶした時に実践したい、赤ちゃんの可能性を広げるおんぶ知育法
毎日の家事や仕事に追われ、じっくり赤ちゃんと向き合う時間を持つことが難しいママも多いのではないでしょうか?
幼児教室などに通うのも、もちろん素晴らしいことですが、おんぶ育児をすればもっと手軽に赤ちゃんの知育ができます!ここでは、家事や仕事をしながらの「ながら知育」の方法をご紹介します!
(1)物覚えが早くなる?!おしゃべりおんぶウォーク!
前述したように、赤ちゃんの脳の発達には外界からの刺激が不可欠です。ママと共に行動できるおんぶの時間は、外から沢山の刺激を受けるのにうってつけです。
外からの刺激と言っても、赤ちゃんに特別な物を見せる必要はありません。ママが見ている景色、ママの動作、感じたままの気持ちを言葉に出しましょう。
「今日は涼しいね。夏から秋に変わっているね。」「赤いお花が咲いているね。これは秋に咲く彼岸花だよ。」「今からお買い物に行くよ。今日のご飯は何にしようかな。」など、何気ない会話で十分なのです。
言葉のシャワーを赤ちゃんにたっぷり浴びせることで、赤ちゃんの脳の成長を促すことは幼児教育では基本です。はじめは何の反応もない赤ちゃんですが、しっかり刺激を与えれば1歳前後から言葉やジェスチャーを返してきてくれるようになるでしょう。
おんぶウォーク中の赤ちゃんは、ママの背中の温もりを感じながら移り行く景色を見ます。そして耳からは心地良いママの声が聞こえてきます。赤ちゃんにとって、これほど安らぎを感じ、そして刺激的な時間はないでしょう。
是非おしゃべりおんぶウォークを生活の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
(2)赤ちゃんと一緒におんぶ家事!
赤ちゃんの後追いが激しくて家事が全くできないというママは沢山いると思います。赤ちゃんの後追いは生後9~11か月ごろがピークだと言われています。個人差はありますが、ほんの数十センチもママと離れることを嫌う赤ちゃんもいます。
こうなるとママは自分の思い通りの行動は全くとれません。こんな時こそおんぶ家事の出番です!おんぶなら両手を自由に使えるので家事がはかどります。また、赤ちゃんは家事を見ながら様々なことを考え、そして覚えていくのです。
家事の時間を確保するため、映像をかけ流すという話も聞きます。ある程度は仕方のないことかもしれませんが、映像は一方的に赤ちゃんに働きかけるのみで、直接的な体験を与えるものではありません。
日本小児科学会は、長時間の映像の垂れ流しは言葉の遅れにもつながると発表しています。おんぶ家事をすれば、映像に赤ちゃんのおもりをさせることは防げますね!
(3)赤ちゃんと一緒におんぶでGo Stop運動!
幼児教育の世界では、子どもは「静」と「動」のバランスを育むことが大事とされています。「静」の動作とは、何かに黙々と集中して取り組むことを指します。「動」の動作とは、全身を思いっきり動かして沢山のエネルギーを放出する動作を指します。
このバランスが崩れると、集中力が極端になく、指示に従うことが出来ない子どもになる可能性があるのです。
この、「静」と「動」のバランスを赤ちゃんの頃から育むのに効果的なのが、おんぶでGo Stop運動です。赤ちゃんをおんぶした状態でリズムに合わせて軽やかに「Go!GO~!」と小走りしてみましょう。そして「Stop!」と言って止まる動作を何度か繰り返します。一見無意味な動作に見えますが、赤ちゃんに「静」と「動」を体験させてあげることが出来る遊びの一つなのです。
また、Go Stop運動で、子どもが指示に従うことを教えることが出来ます。よく、道路のそばで走る子どもに、ママが大きな声で「危ない!止まりなさい!」と大きな声をあげているシーンを目にすることがあります。
しかし、子どもは自分の意の向くままに走り続けることが多いです。子どもにとって、自分の動きたい意志とは反対に止まることは難しいことなのです。できれば自由に遊ばせてあげたいですが、危険な場所ではそうもいきません。時には命に係わる重大事事故にも繋がりかねないからです。
このような事故を防ぐためにも、赤ちゃんのうちからGoとStopを癖付けることが大切です。
おんぶでGo Stop運動はとても手軽に出来て赤ちゃんも大好きな遊びの一つです。きっと声を上げて笑ってくれることでしょう。楽しみながら、「静」と「動」のバランスを育んでみて下さいね!
4、確保しよう!良いおんぶ紐の選び方
抱っこ紐が主流となった現在、おんぶ紐は試したこともないというママも多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんとママの双方にとって使いやすいおんぶ紐を紹介します。
(1)重心が高いものを選ぼう
おんぶをした時に重心が高く、ママの目線とほぼ同じになるものを選んで下さい。赤ちゃんがダラーンとママの背中にぶら下がっている状態のおんぶは、重心が下すぎるためとても重く感じ、すぐに疲れてしまいます。
リュックサックを背負った時のことを思い出してみて下さい。ダラーンと下に背負うより、背中の上部で背負う方がずっと楽ですね。
また前述した通り、赤ちゃんの視界がママの背中で遮られるより、ママと同じ目線で外から刺激を受ける方が知育に効果的です。ママと同じことをやっている気分になれて(ミラーニューロン)赤ちゃんの機嫌も良いようです。
(2)赤ちゃんの視界は確保できていると、いろんなものを見て学べます
ずっと床の高さで生活していた赤ちゃんが、ママと同じ視界でおんぶされると、きっとその視野の変化に驚くことでしょう。高いところから移り変わる様々な景色を見ることで、赤ちゃんの知的好奇心を育むことが出来ます。
ママにとっては何気ない普段の生活も、赤ちゃんにとってはとても新鮮で楽しい時間であり、目の前で繰り広げられている事を認識し、それについて考える時間となっているのです。
(3)ママと触れ合うことができることも重要!
前述したように、私たち人間の心はスキンシップを取ることで癒しを感じ、安定します。特に視覚が未成熟な時期の赤ちゃんにとっては、ママとのスキンシップが猶更重要です。
おんぶをする際にも、ママと触れ合い、顔を直接見てコミュニケーションをとることが大切です。そのためにも、赤ちゃんの顔が見える高さでおんぶ出来るおんぶ紐を選びましょう。
(4)ショルダータイプは肩の負担に気をつけて
ショルダータイプのおんぶ紐は、肩紐が細いことが多く、赤ちゃんの重量が方に集中して食い込んでしまいます。もし手持ちのおんぶ紐がショルダータイプで肩に付加がかかるようなら、ハンドタオルなどを追って肩に敷くなどして、ママへの負担を軽くする工夫をしましょう。
5、密着度&視界が大事!赤ちゃんのおんぶ、どうやってするの?
抱っこ紐に慣れているママにとって、おんぶは難しいと思われるかもしれません。しかし、慣れてしまえば簡単におんぶをすることが出来ます!ここでは、おんぶ紐のタイプ別におんぶの手順を分かりやすく説明します。
(1)おんぶ紐を使った時(エルゴ編)
エルゴでの抱っこには慣れていても、おんぶの経験がないというママもいるかと思います。そこで、エルゴを用いて簡単に赤ちゃんをおんぶする方法をご紹介します。
ソファーの上にエルゴを広げ、その上に赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
エルゴの前に座り、腰ベルトを装着します。
赤ちゃんの足を広げ、肩紐を引っ張りあげて赤ちゃんを背負います。
赤ちゃんの手を外に出し、胸部のベルトを留めます。
(2)おんぶ紐を使った時(昔ながらのおんぶ紐編)
あまり馴染みのない昔ながらのおんぶ紐ですが、実はとても機能的で使いやすいです。是非、使い方をマスターして、快適なおんぶを実現させましょう!
おんぶ紐を赤ちゃんの下に敷きます。
赤ちゃんの胸の前で紐をしっかりとまとめて、紐を持っている方と逆の膝を立てます。紐をしっかりと持ったまま立膝をした足の股の上に赤ちゃんを乗せます。
立膝をした側の肘や方を紐の下に入れ、肘で赤ちゃんを背中に送っていきます。
前傾姿勢のまま胸の前で肩紐を何度か交差させます。
最後に紐をDカンに通して正面で結びます。
(3)サラシなどもアリ?密着度と肩・腰への負担がなくなるさらし抱っこ
サラシとは、和装の下着などに用いられる綿などでできた一枚の長い布です。このサラシを使ってママの負担の軽い抱っこをすることが出来るんです。サラシ抱っこの特徴は、何と言ってもその密着度にあります。
赤ちゃんと密着できるので、信じられないほど楽に抱っこできます。妊娠中に似た感覚とも言えるでしょう。同様の抱っこが兵児帯でも可能です。
またこのサラシ抱っこに似た抱っこ紐として、スリングがあります。スリングは見た目もスタイリッシュでおしゃれですね。ただ、赤ちゃんが大きく動いた際、落ちやすくなる場合もあるので、2時間以上の長時間使用は控えましょう。
お腹にサラシを当てて後ろで交差させます。
更に肩にかけて交差させます。
お腹の帯の下にサラシを通します。
後ろに回して縛ります。
赤ちゃんを抱き入れます。
お腹の布を引き上げます
6、ママやパパとのふれあい度が増すおすすめおんぶ紐
前述した、良いおんぶ紐の選び方総合すると、昔ながらのおんぶ紐が赤ちゃんとママの双方にとって快適に過ごせるおんぶ紐だと言えそうです。昔ながらのおんぶ紐にもいくつか種類がありますが、その中でもおすすめのおんぶ紐を紹介します!
(1)昔ながらのおんぶひも 背あて頭あてつき
昔ながらのおんぶ紐は重心を高いため、赤ちゃんがママと同じ目線を保つことが出来ます。その上こちらの製品は、背あてと頭あてが付いているので赤ちゃんが姿勢をキープしやすいです。背もたれは取り外し可能なので、赤ちゃんの成長に合わせて調節できます。
(2)胸元でバッテンにならない 昔ながらのおんぶひも
このおんぶ紐は昔ながらのおんぶ紐の性能はそのままに、胸元がバッテンにならないタイプのおんぶ紐です。胸元がバッテンになると、どうしても胸が強調されてしないますが、このおんぶ紐ならその心配はありません。
(3)北極しろくま堂 昔ながらのおんぶひも ニー・トゥ・ニー
北極しろくま堂のおんぶ紐は、昭和30年代以前のものをベースに作られています。そこに、腰ひものⅮカンがあばら骨にあたっても痛くないようにクッションを付けるなど、現代らしい工夫を盛り込んだおんぶ紐です。
特にこのニー・トゥ・ニーはお尻当てが広いため股関節脱臼防止にもなります。
7、赤ちゃんをおんぶする時の注意点
赤ちゃんを安全に、そしてより快適におんぶするにはどのような点に注意すればよいのでしょうか?意外と見落としがちなこともあるので、確認してみましょう。
(1)赤ちゃんの視界は確保できているか
赤ちゃんをおんぶするうえで一番大事なことは、赤ちゃんを肩越しに覗き込めることです。覗きこむことで、ママが赤ちゃんの様子を逐一確認できるため安心安全ですね。
しかしそれ以上に大事なことは、赤ちゃんがママと同じ目線で物事を見て、そしてママと目を合わせてコミュニケーションをとれることにあります!
赤ちゃんはママの肩越しに生活の全てを見て学習しています。
おんぶをしている時間は1日のうち数時間かもしれませんが、毎日となるととても多くの時間を赤ちゃんはママの背中で過ごすことになるのです。この時間を赤ちゃんにとって有意義なものにするためにも、ママと同じ目線で視覚を確保してあげて下さい。
(2)足は伸ばしてはだめ?M字をキープしたい理由
新生児の赤ちゃんの足を思い出してみて下さい。まっすぐ伸びてはおらず、M字に曲がっています。赤ちゃんにとって、このⅯ字に曲がった足こそが自然なのです。これを無理に伸ばすことは、赤ちゃんの股関節に悪影響を及ぼします。
おんぶしている時も、時々赤ちゃんの膝裏を抱えるようにしてM字を作ってあげて下さい。
(3)どれくらいおんぶしても良いのか?
先輩ママの話を聞いてみると、おんぶの時間は1.5時間、長くても3時間程度に留めている人が多いようです。赤ちゃんが手足をばたつかせたり、ぐずり始めた場合はおんぶに飽きてきた可能性が高いです。
またスリングは、赤ちゃんが大きく動いた際に落ちやすくなる場合もあるので、2時間以上の長時間使用は控えましょう。
赤ちゃんの様子を伺いながら、おんぶの時間を見極めましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?おんぶはママ自身が快適で家事がはかどるだけでなく、赤ちゃんの知育にも大きな効果があることが分かっていただけたでしょうか?
はるか昔から日本で行われていたおんぶ。今よりずっと不便な時代、昔のママは忙しいさなか、おんぶを通して子どもとの時間を確保していたのですね。
スタイリッシュな抱っこ紐が主流となり、おんぶをしているママをほとんど見かけることのない現在、おんぶなんて恥ずかしくてできないと思うママもいるかと思います。
しかし、今一度日本のおんぶの素晴らしさを見直してみて下さい。きっと、赤ちゃんとママに新たに喜びの時間が生まれることでしょう。
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。