インターネットが社会に浸透している今。スマホやタブレットを利用して、子どもに動画を見せている親は沢山います。
その一方で、不適切な動画は子どもに見せたくない!動画の見過ぎを防ぎたい。そもそもスマホやアプリを与えていいの?など、心配や不安を抱えている人もいるでしょう。
そんなママパパに是非おすすめしたいのが、安心安全に動画を見せることができる「YouTubeキッズ」というアプリです。
今回は、
- YouTubeキッズの特徴的な機能
- YouTubeキッズを100%使いこなす方法
- YouTubeキッズを使った感想
など、盛沢山の内容をお届けします!
この記事を読んで頂ければ、すぐにYouTubeキッズを使いこなすことが可能です。早速今日から、安全な環境で動画視聴を楽しみましょう!
目次
1、YouTubeキッズを使う前に!「スマホ=悪影響」とは言えないワケ
YouTubeをはじめ、子どもはスマホやタブレットで動画を見るのが大好きです。しかし、「親として本当に見せていいのか?」という葛藤がある人もいるでしょう。
- スマホやタブレットの見過ぎは視力低下に繋がる
- ブルーライトが睡眠不足をまねく
など、良くない影響もありますが、これらは全て長時間使い過ぎた結果がまねくこと!短時間の視聴ならほぼ影響がないと言えるでしょう。
ネット社会の今、インターネットを全く利用しない生活は現実的ではありません。
その証拠に、小学校ではタブレットを活用した授業が取り入れられ、良質な育アプリなども沢山登場しています。
スマホやタブレットが、子どもにとってプラスになるか?それともマイナスになるか?は使い方次第!教育にうまく取り入れることができれば、お子様の将来に良い影響を与えることもできるのです。
「スマホ=悪影響」と決めつけず、安心安全に活用することを考えましょう!
2、YouTubeキッズとは?
スマホやタブレットを安心して子育てに利用したいなら、「YouTubeキッズ」がおすすめです。
YouTubeキッズは、YouTubeの子ども向けバージョン!アニメ・ドラマ・音楽などを、子どもに害のない環境で楽しむことができるアプリです。
既に、YouTubeで子ども向け動画を視聴しているよ!という人も多いと思いますが、本来YouTubeは「13歳未満は視聴不可」という事実をご存知でしょうか?
子どもの安全やプライバシーを守るために、運営元が「13歳未満は視聴不可」というルールを決めたのです。
確かに、YouTubeには子どもに不適切(暴力的・性的・犯罪)な動画がアップされているのが現状です。これでは、安心して子どもに見せることはできませんよね。
その点、YouTubeキッズなら不適切な動画はまずありません!全幅の信頼を置いて子どもに見せることができますよ。
3、YouTubeキッズの機能
安全な動画視聴にピッタリのYouTubeキッズ!その特徴的な機能を、詳しくみていきましょう。
(1)子ども向けの動画がメイン
YouTubeキッズ最大の特徴は、子ども向け動画が予めセレクトされていること!子どもに不適切な動画はほぼないため、幼い子でも安心して視聴することができますよ。
しかも、予めコンテンツ設定をすることで「年齢別」におすすめの動画を表示してくれる優れもの!
例えば、私は3歳と7歳の子がいるため、子ども用に2つのプロフィールを作成し、「未就学児向け」と「小学校1~2年生向け」のコンテンツを設定しました。
こちらの画像は、3歳の子のホーム画面!3歳児が好む簡単なストーリーのアニメがセレクトされていますね。
一方、こちらは7歳の子のホーム画面です。3歳児の時とはうって変わり、プリキュアなどの小学生に人気のアニメが選ばれています。
YouTubeキッズなら動画を選ぶ手間なしに、お子様の年齢にピッタリな動画を見せることができますよ。
(2)視聴時間を制限できる
YouTubeキッズには、最大60分まで設定可能な「タイマー機能」が付いています。
子どもに動画を見せる際、決まって問題になるのが「長すぎる視聴時間」ですが、YouTubeキッズなら問題なし!設定した時間を過ぎるとアプリが自動でブロックされ、視聴を中止することができるのです。
(3)視聴動画を制限できる
「これはまだ見せたくないな…。」という動画に出合ったら、個別にブロックすることも可能です。
戦隊モノはまだ見せていない。おもちゃの紹介動画はちょっと…。など、各家庭の教育方針に沿って、動画を柔軟にセレクトすることができますよ!
(4)検索機能のオン・オフが設定できる
勝手に動画検索をして欲しくない場合は、検索機能をオフにすることもできますよ!
検索機能がオンの場合、画面右上の虫メガネマークをタップするだけで簡単に動画検索ができます。文字が読めてスマホに慣れている子なら、お目当ての動画を自在に検索することが可能でしょう。
一方検索機能をオフにすると、画像のように虫メガネマークが「灰色」に変わり、パスワードを入力しなければ検索ができません。子どもは、ホーム画面に予めセレクトされた動画のみを視聴できる状態です。
検索機能をオフにすれば、親が見せたくない動画を限りなく減らすことができますよ!
(5)大人が管理する仕組みができている
このように細やかな設定が魅力のYouTubeキッズですが、子どもが設定を解除してしまっては意味がありませんよね。
最近では大人並みにスマホ操作ができる子もいますが、幼児が設定変更をするのは難しいでしょう。
なぜなら、YouTubeキッズは「大人が管理する仕組み」が出来上がっているからです。
こちらの画像をご覧ください。
設定を変更しようとすると、「子どもは使えません」のメッセージと共に掛け算の問題が出題されます!これを突破しなければ設定変更画面まで行き着くことができません。
掛け算ができる子ならクリアできるのでは?と思われそうですが、その次の手も考えられています!
「独自のパスコード」を設定すれば、掛け算ではなくパスコードを尋ねてくるようになるのです。
YouTubeキッズは単なる子ども向け動画アプリではなく、大人が管理することにこだわって設計されているのが分かりますね。
4、ママパパに聞いた!YouTubeを使った感想
魅力的な機能が盛沢山のYouTubeキッズ!実際に利用しているママパパに、その感想を聞いてみました!
- YouTubeキッズを使う前まで、余計な広告の多さに悩まされていました。広告で動画が中断されると子どもが激しく怒るので…。YouTubeキッズにも広告は流れますが、数が少ないように感じます。それに、子どもにふさわしい広告しか流れないので安心です!(30代前半・2児のママ)
- YouTubeキッズは、子どもが簡単に操作できる設計です。「アニメ・ドラマ」「おんがく」「まなぶ」「はっけん」の4項目から、その日の気分で子ども自身が動画を選んでいます!(30代後半・1児のママ)
- YouTubeキッズには知育に良い動画が沢山あります。そのため、罪悪感なく動画を見せられるようになりました!(40代前半・1児のママ)
- 自分は子どもに動画を見せることに反対でした。不適切な動画はもちろん、良くない言葉遣いなどを覚えてしまう心配があったからです。でも、妻が提案してくれたYouTubeキッズを試してみると、知育に良い動画も多数あり驚きました!大人が管理するシステムも気に入り、これなら大丈夫!と、即自分もインストールしましたよ。(30代後半・1児のパパ)
皆さん、YouTubeキッズに大満足している様子がうかがえますね。
私もYouTubeキッズの愛用者ですが、動画の内容・機能・使い勝手のどれをとってもパーフェクト!もう普通のYouTubeには戻れません。
5、YouTubeキッズを使う際の注意点
満足度の高いYouTubeキッズですが、注意すべき点もあります。
- 子どもが簡単に操作できるためつい長時間見せてしまいがちに。視聴時間制限を活用し、動画の見せすぎを防ぎましょう。
- マナーを守って使用しましょう。特に、公共の場での音量には注意が必要です。
- 動画を歩きながら見るのは大変危険です!必ず座って見せましょう。
特に、「YouTubeキッズは子どもに見せても大丈夫。」という安心感から、長時間視聴させてしまうこともあるでしょう。私も、気付いたら1時間以上見せていた!ということが何度かありました。
このような見せすぎを防ぐためにも、タイマー機能を使って視聴時間を制限しましょう。
次では、YouTubeキッズの使い心地をさらに高める!各種設定方法を詳しく説明していきます。
6、YouTubeキッズを100%使いこなす方法とは?
YouTubeキッズの「初期設定」から「使い心地をさらに高める設定」まで!画像付きでどこよりも分かりやすくご紹介していきます。
(1)YouTubeキッズのインストールはこちら!
YouTubeキッズを利用するには、まずアプリをインストールする必要があります。
Google PlayまたはApp Storeで、その他のアプリ同様にインストールを行ってください。
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
もちろん、YouTubeキッズは無料で使うことができますよ!
(2)初期設定の方法
無事にインストールができたら初期設定に入りましょう。操作は簡単!ものの数分で完了しますよ。
インストールが完了すると可愛らしいアニメーションが流れたあと、こちらの画面が表示されます。「私は保護者です」を選びましょう。
すると、「ようこそ」という画面が表示されます!この画面はスクロールしましょう。
次の画面では、保護者の生まれた年を入力するよう求められます。入力に間違いなければ、「確定」をタップして下さい。
すると、簡単な説明アニメーションが流れた後、こちらの画面が表示されます。
Googleアカウントを持っている人はここで「ログイン」をタップ!持っていない人は「スキップ」しても構いません。今回は、Googleアカウントでログインした場合の手順を説明しますね。
Googleアカウントでログイン後、保護者の同意が求められます。「さらに表示」をクリックして説明を読み進めましょう。
全て納得した方は、Googleアカウントのパスワードを入力し、「確定」をタップしましょう。
ここまでくればゴールはすぐそこ!続けて子どものプロフィール作成に移ります。
こちらの画面が表示されたら、名前と年齢を入力しましょう。誕生月は任意です。
入力が終わるとコンテンツ設定の画面が表示されます。
この選択によって視聴できるアプリの種類が決まります。
実年齢を選ぶのももちろん良いですが、「うちの子は3歳でも大人びているから、小学校1~2年生向けを選ぼう!」など、お子様に合わせてセレクトするのもおすすめです。
これで初期設定は終わりです。お疲れさまでした!
(3)視聴時間を制限する方法
YouTubeキッズでは、視聴時間に制限をかけることが可能です!最大60分までタイマーを設定することができますよ。
まずはホーム画面の右下のカギマークをタップしましょう。
すると掛け算の問題が出題されます。答えを入力し各種設定画面に移りましょう。
各種設定画面なったら、1番上にある「タイマー」をタップしましょう!
後はお好みで視聴時間を設定するだけ!赤字の「タイマー開始」をタップすれば、設定した時間を過ぎるとアプリがブロックされ、視聴を中止することができますよ。
(4)視聴動画を制限する方法
この動画は見せたくない!そんな時には「視聴制限=ブロック」することも可能です。
ブロックしたい動画の右上部分、点が3つ並んだボタンをタップしましょう。
すると「ブロック」と書かれたボタンが表示されるため、タップしましょう。
「この動画のみブロック」または「チャンネル全体をブロック」のいずれかをタップしましょう。チャンネル全体をブロックした場合、そのチャンネル全ての動画が見られなくなります。余程のことがない限り、基本的には「この動画のみブロック」を選択すればよいでしょう。
最後にパスコードを入力すれば、無事に動画のブロックが完了します!
(5)検索機能のオン・オフ設定
最後に、検索機能のオン・オフを切り替える方法をご紹介します。
まずはホーム画面の右下、カギマークをタップしましょう。
掛け算の問題を解くと、各種設定の画面へ移行します。
設定をタップしましょう。
すると、子どものプロフィールが表示されます。検索のオンオフを変更したい子のプロフィールをタップしましょう。
パスワードを入力すると、このようにプロフィールにアクセスできます。検索の許可をタップし、オンオフを切り替えれば完了です!
まとめ
YouTubeキッズは、親の管理のもと安心安全に動画を楽しめることが分かりましたね。
ネット環境がこれだけ発達している今、できるだけ安心・安全な環境でインターネットに触れさせたい!と思うのは親として自然な考えですよね。
YouTubeキッズなら、その機能や操作性、安全性、全てにおいて大満足すること間違いありません。是非、早速今日から試してみましょう!
※本記事は2019年1月現在の情報をもとに作成しています。
※操作手順はアプリのバージョン・OS・機種により異なる場合があります。
3歳と6歳の子を持つママライター。子ども達を「食うに困らない人間」に育てるべく、0歳から様々な幼児教育を実践!その効果が出ているかはさて置き…育児と仕事に全力投球中の30代です。夫と家事全般の優先順位が下がる一方なのが悩みの種。