「夏休みは子どもと一緒に家族旅行を楽しみたい♪」「せっかくなら子どもが喜ぶ旅行先を選びたい」
今回は、そんなみなさん必見のおすすめエリアを国内からたっぷりピックアップ!
子連れ旅行に欠かせないアイテムの一覧から、スムーズに家族旅行を楽しむコツ、「実は初めての子連れ旅行なんだけど、気を付けておくべきポイントってある?」という疑問にもあわせてお答えしていきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
1、夏休みの家族旅行、いつ頃から行ける?
まだ小さい赤ちゃんがいるファミリーでは、「夏休みの旅行、今回は見送ったほうが良いのかな?」と迷われているケースも多いかもしれません。
赤ちゃんがどれくらい大きくなれば一緒に旅行できるのか、そのタイミングについては特に決まった答えがあるわけではないのですが、一般的には赤ちゃんの首が座る生後3ヶ月~5ヶ月頃が目安と言われています。
ひとまず首が座っていれば、抱っこ紐やチャイルドシートを安心して使用することができますし、生まれたての頃に比べれば移動や観光もだいぶラクになるでしょう。
まずは実家への帰省で赤ちゃんの旅行デビューに挑戦してみる!というママ・パパも少なくないですよ。
2、 子連れ旅行の注意点
続いて、子どもと楽しい思い出を作るためにあらかじめチェックしておきたい、子連れ旅行ならではの注意点をご紹介していきます。
(1)日程、距離などは無理をしない
子連れ旅行では、大人だけの旅行よりも短めの日程&ほどよい近場を選ぶことがポイントのひとつです。
子どもはどうしても大人より疲れやすく、急に体調を崩すことも多いため、なるべく負担がかからないよう無理のない計画を立てましょう。
(2)暑さ対策は万全に!
夏休みの旅行で特に気を付けておきたいのが、外での暑さ対策。
小さい子どもはまだ自分でうまく体温調節ができないため熱中症になりやすく、帽子の用意や適度な水分・塩分補給をはじめ、こまめに様子を見てあげることが必要不可欠です。
逆に室内では冷房が肌寒く感じられることもあるので、薄手の上着も1枚は用意しておきましょう。
(3)体調を崩したときのことを想定しておく
旅行中に子どもが体調を崩す可能性も決してゼロではありません。
母子手帳や保険証を持ち歩いておくのはもちろん、宿泊先の近くに病院があるかどうか、診察の受付時間などもあらかじめチェックしておきましょう。また、常備している薬などがあれば、それも持参しておくと安心です。
(4)滞在型がおすすめ
子連れ旅行では、あまりあちらこちらに移動せず1ヶ所に留まってゆっくり休暇を楽しむことができる、滞在型の行き先を選ぶのがおすすめです。
移動が増えるとその都度子どもがぐずらないか・周りの人に迷惑をかけないかなど、ママ・パパの気苦労も増えてしまいます。
2泊以上のスケジュールなら、連泊できる宿泊先を押さえてゆったりくつろぎましょう。
(5)スケジュールには余裕をもって
せっかくの家族旅行、たくさん観光しておいしいものを食べて…とどんどん予定を詰め込みたくなってしまいますが、子連れの場合は思わぬハプニングが発生することも多いものです。
子どもが急にトイレに行きたいと言って電車に乗り遅れるなど、予定通りに行動できなくてもイライラすることがないよう、全体的に余裕を持った計画を立てておきましょう。
(6)子どもが楽しめる旅行先を選ぶ
子連れ旅行の行き先は、子どもが楽しく過ごせそうなところを選ぶのが1番のポイント。
子どもがご機嫌でいてくれればママ・パパも思う存分旅行を楽しむことができ、結果的に家族みんながハッピーな時間を過ごすことができますよ。
3、 子連れ旅行、よりスムーズになるコツ
子連れ旅行は、ちょっとしたコツを押さえておくだけでママ・パパの負担も減ってグッとスムーズに♪
家族で楽しく旅行するためのアイデアをいくつかご紹介していきます。
(1)送迎のある宿を選ぶ
みなさんも普段から実感されているかと思いますが、子連れで公共交通機関を利用するのはそれだけでも骨が折れるものです。
せめて最寄り駅からは送迎のある宿を選んで、移動の負担を軽減しましょう。
(2)大きな荷物は事前に送っておく
車ではなく公共交通機関を利用する場合、宿に着くまで使わない着替えなどの荷物は宅配便で送っておくというのもひとつの手。
キャリーバッグなどの大きな荷物が減ると、自宅から宿までの移動もかなりラクになりますよ。
(3)荷物を分けておく
旅行中の荷物は、頻繁に使うものとそうでないものを分けて持つようにすると、カバンの中をガサゴソする時間が省けてスムーズです。
カバンをいくつも持つのが大変な場合、カバンの中に大きなポーチを1つ入れておくだけでも代用できます。
(4)子どもの機嫌がよくなるものを持っておく
子どもがいつどこでぐずっても対応できるように、
子どもの好きなおもちゃやおやつは常備しておきましょう。
(5)オムツ替えや授乳スペースの有無、場所を確認しておく
普段の生活リズムから、オムツ替えや授乳が必要な時間帯に訪れる場所では、そのためのスペースが確保できるかどうかを事前にチェックしておきましょう。
いくつか候補をピックアップできると、気持ち的にもゆとりを持って観光を楽しめますよ。
(6)ベビーカーはレンタルも検討する
あると便利なベビーカーですが、自宅から持っていくとなると旅行中ずっと持ち運ばなければならず、それはそれで邪魔になることもあるかも…と躊躇してしまう方は少なくないはず。
それなら、たくさん歩き回るテーマパーク内でだけベビーカーを借りるなど、レンタルサービスの利用も検討してみましょう。
4、 意外と忘れているかも?子連れ旅行の必需品
「旅行って何か忘れ物をしていないか心配」そんなみなさんのために、子連れ旅行の必需品リストを作成してみました。
お出かけ前にぜひ確認してくださいね。
- 保険証、母子手帳
- 日焼け対策グッズ(帽子、日焼け止め、ラッシュガードなど)
- 虫除け対策グッズ
- 常備薬や体温計、絆創膏など
- お手拭き、除菌ティッシュ
- ビニール袋
最後のビニール袋は、旅行中に出たゴミをまとめたり、食べかけのお菓子を一旦しまっておきたいときにも重宝します。
5、おすすめの旅行先8選
それではいよいよ、夏休みの家族旅行におすすめの行き先をひとつずつピックアップしてご紹介していきます!
(1)軽井沢
軽井沢は昔から避暑地の王道スポットとして知られ、緑が多く夏でも過ごしやすいところが嬉しいポイント。
何より子どもと一緒に楽しめるスポットが次のようにたくさんあり、赤ちゃん連れからでも訪れやすい旅行先です。
①軽井沢おもちゃ王国
https://www.omochaoukoku.com/karuizawa/
②エルツおもちゃ博物館
③絵本の森美術館
④ネイチャーキッズ森の家
https://www.princehotels.co.jp/karuizawa/nature/
⑤佐久市子ども未来館
首都圏からなら1時間前後でアクセスできるため、移動の負担が少ないところもおすすめポイントですよ!
(2)那須
栃木県の那須も、首都圏から新幹線で1時間程度とアクセス◎
標高1000mを超える高原地帯なので、夏でも比較的涼しく快適に過ごすことができます。
気になる観光スポットも、
①那須どうぶつ王国
②那須サファリパーク
③那須ハイランドパーク
④りんどう湖レイクビュー
⑤テディベアミュージアム
などなど、子供向け施設が大充実。
他のエリアに比べて動物と触れ合うことのできるスポットが多いので、アニマル好きのお子さんにおすすめです♪
(3)伊豆
首都圏からのアクセスの良さなら、静岡県にある伊豆も負けてない!
しかも関東から伊豆へ向かう特急列車「スーパービュー踊り子」には、キッズルームや個室があるため子連れの移動に便利と評判です。
海辺の街ではやっぱりビーチを思う存分満喫したいものですが、伊豆なら比較的安心して子どもを遊ばせることのできるビーチが多く、夏休み期間中には花火大会の開催予定もいくつかあります。
下田海中水族館、伊豆ぐらんぱる公園、アニマルキングダムなどの子ども向け施設はもちろん、温泉があるのでママ・パパにとってもゆったりくつろげるところが嬉しいポイントです。
①伊豆の花火大会
https://funizu.net/activity/post-785/
②下田海中水族館
③伊豆ぐらんぱる公園
④アニマルキングダム
http://www.izu-kamori.jp/izu-biopark/
(4)沖縄 美ら水族館
家族旅行の行き先としては不動のナンバーワンを誇る沖縄♪
国内とは思えないほど美しい海でマリンアクティビティを楽しめるところが最大の魅力で、美ら海水族館などの観光スポットも充実しています。
「夏休みはとことんのんびりしたい!」というファミリーには離島もおすすめで、石垣島・宮古島などは関東から飛行機の直行便も出ているので、乗り換えの必要がなく子連れ旅行にぴったりですよ。
飛行機が少し長いのでは、と心配かもしれませんが、夏の沖縄便は家族連れがたくさんなので、他の便ほど気をつかわなくてすむことも。離着陸時の耳抜き対策やおもちゃ、おやつなどを準備しておきましょう。
- 美ら海水族館
(5)北海道 旭山動物園
沖縄と人気を二分している夏休みの家族旅行先といえば、やっぱり北海道!
なんといっても気候が涼しく、富良野・美瑛・知床など雄大な自然を肌で感じることのできる絶景スポットも多いので、日頃の疲れをすっきりリフレッシュすることができます。
海の幸や乳製品など、新鮮な食材を使用したグルメも期待できるポイントのひとつ。
子連れには可愛いホッキョクグマやペンギンなどに出会える旭山動物園も人気の観光スポットですよ。
- 旭山動物園
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
(6)南紀白浜エリア
関西圏から足を運ぶなら、和歌山県の南紀白浜エリアが家族旅行にイチオシ。
主要な観光スポットが空港から近く、
- アドベンチャーワールド → 全部で6頭ものパンダがみなさんをお出迎え!
- 白浜の海岸 → 景観が美しく海水浴もOK
- 海鮮グルメが充実
- 温泉あり!
などなど、子どもにも大人にも嬉しいポイントが目白押しです。
(7)淡路島
淡路島も関西圏からアクセスが良く、少し足を伸ばせば徳島県の鳴門や神戸にもあわせて訪れることができます。
ミキハウスが認定している「ウェルカムベビーのお宿」があるところも子連れ旅行には見逃せないポイントで、宿泊先側が赤ちゃん連れを歓迎してくれているので、小さい子どもと一緒でも安心して旅行を楽しむことができるでしょう。鳴門のうずしお観光や海水浴場や子ども向けの遊園地、牧場などもあります。
①淡路島国営明石海峡公園
https://travel.biglobe.ne.jp/family/spot/P00000781.html
②淡路ワールドパークONOKORO
③淡路ファームパーク イングランドの丘
④うずしおクルーズ
(8)伊勢志摩
伊勢志摩は関西圏からも中部圏からも訪れやすい旅行先で、
①伊勢神宮
②伊勢シーパラダイス
③志摩スペイン村
④賢島エスパーニャクルーズ
https://shima-marineleisure.com/cruise/espana/info/
など、大人から子どもまで幅広く楽しめるスポットが充実しています。
特に志摩スペイン村は最近すいていると話題の穴場なので、「子連れで人混みはつらい」というママ・パパにもおすすめ!
海水浴場や温泉、魚介系のグルメを満喫できるところも魅力です。
まとめ
夏休みはまとまった休暇を取れるママ・パパも多く、家族で旅行に出かける絶好のチャンスですよね。
「今回が子連れで初めての旅行だからドキドキ…」という方もいらっしゃるかと思いますが、事前にしっかり準備をしておけば、何か予定外のことが起こったときにも落ち着いて対応することができます。
この記事でご紹介した子連れ旅行を楽しむコツやおすすめの行き先も参考に、ぜひこの夏は家族でとびきりの思い出を作ってみてくださいね!
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。