お子様を出産してから、忙しい毎日をお過ごしのママパパ!本当にお疲れ様です。初めてのおむつ替えや授乳、まだ首も座っていない我が子を目の前に、怒涛のような数カ月を過ごしてきたのではないでしょうか?
そんな慌ただしい日々も落ち着いてきた頃、ふと気付くと、
「あれ?私達ずっと旅行していない!久しぶりにリフレッシュしたいけど、まだしばらくは我慢かな・・・。」そんな風に感じているママパパに朗報です!
ひと昔前までは、赤ちゃん連れのファミリーに配慮しているホテルや旅館は、あまり多くありませんでした。しかし、今は違います!赤ちゃんが快適に過ごせるよう、様々なおもてなしをしてくれる宿泊施設が、沢山あるのです。
ここでは、赤ちゃん連れのファミリーに優しい宿泊施設のご紹介はもちろん、より快適に赤ちゃんとの旅行を楽しめるポイントも、数多くご紹介します。
準備さえバッチリすれば、赤ちゃんとの旅行も不安に思うことはありません!きっと、かけがえのない思い出を作ることができますよ。
目次
1、赤ちゃんと旅行、いつから行ける?
赤ちゃん連れでも、無理なく旅行が楽しめる月齢はいつ頃なのでしょうか?先輩ママパパの体験談をもとにお伝えします!
(1)一般的には首が座ってから!
赤ちゃんをいつから旅行に連れて行って良いか?これに対する明確な答えは決まっていません。しかし、一般的には「首が座ってから」という意見が大多数を占めているようです。
首が座っていれば、抱っこ紐やチャイルドシート、ベビーカーなどを使用する移動はもちろん、電車や飛行機などの公共交通機関でも、過度に不安を感じることはありません。
また、首が座る生後3ヶ月~5か月頃は、睡眠や授乳のペースが決まりはじめる時期。そのため、「そろそろ授乳かな?飲ませてから移動しよう。」など、次の予定を立てやすいという良さもあります。
さらに、実は先輩ママパパの中には、「赤ちゃんが動き始める前に旅行へ行くべき!」という意見を持つ人が多くいます。自分で動けるようになった赤ちゃんは、何にでも興味津々!しかし物事の善悪はまだ分からないため、旅行中少しも目が離せないのです。
筆者も、子どもが1歳半の時期に癒しを求め温泉旅館へ宿泊しましたが、動き回る息子から目が離せず、食事はおろか温泉も楽しめない!という散々な経験をしました・・・。
もし、赤ちゃん連れの旅行に迷っているママパパがいれば、是非今のうちに行ってみてください。まずは日帰り旅行からチャレンジしてみるのも、おすすめですよ。
(2)季節にも注意!
いくら首が座ったからと言って、外の環境が厳しい季節に赤ちゃんを連れまわすのは、おすすめできません。
特に真夏は赤ちゃんの体力の消耗が早く、炎天下をベビーカーで散策しているうちに昼寝をし、起きた時には脱水状態になっていた!なんていうことも、実際に起こり得ます。
赤ちゃん連れの初めての旅行デビューは、春や秋など、気候がよく過ごしやすい季節が良いでしょう。
またその際には、赤ちゃんの体調をこまめにチェックしてあげることも忘れずに。首が座ったとは言え、3ヶ月~5か月頃の赤ちゃんの免疫力はまだ強くありません。
予約しているから!と言っても、当日体調が悪ければ、赤ちゃんを最優先した決断をすることが、親としての責任です。
2、行き先、日数は?
赤ちゃんに無理のない、行き先やスケジュールってどんなもの?そんなママパパの疑問にお答えします。
(1)遠すぎる目的地はNG!
初めての赤ちゃん連れの旅行に、遠すぎる目的地は避けたほうが無難です。
「遠い」ということは、必然的に移動時間も「長い」ということになるため、赤ちゃんへの負担が増してしまいます。そればかりか、移動時間が長いことで、ママパパの精神的負担も増えてしまう!という声が多数あるのです。
「そんなの、私が我慢すればいいだけ!」と思ったあなた!安易な考えは禁物です。公共交通機関で、周囲を気にしながら授乳やおむつ替えをこなし、赤ちゃんが泣いた時には、あの手この手を尽くしてあやす!この作業は、思った以上に本当に疲れます。
目的地へ着いた頃にはママパパもヘロヘロ・・・楽しいはずの旅行は何だか微妙な雰囲気に・・・このような経験をした先輩ママパパも、沢山いるのです。
同様に、旅行期間も長すぎる計画は避けましょう。泊まりなら、一泊二日からスタートしてみるのがおすすめです。
赤ちゃん連れ旅行のデビューは、「遠すぎず!長すぎず!」この鉄則を、覚えておいて下さいね。
(2)ママも赤ちゃんものんびり過ごせる場所
目的地に到着したら、「あそこにも行きたい!ここにも行きたい!」そう思う気持ちも分かります。しかし、スケジュールをギュウギュウに詰め込むのは、赤ちゃんの体調不良やトラブルのもとにもなるため、避けた方が良いでしょう。
赤ちゃんはもちろん、親ものんびり過ごせる「温泉」が、先輩ママパパにも圧倒的に人気です。温泉で美味しいものを食べて赤ちゃんと一緒にリラックスすれば、日頃の疲れも吹き飛ぶこと間違いありません!
(3)帰省を旅行にするのもおすすめ
実家が少し遠い場合、帰省と旅行を一緒に楽しむのもおすすめです。
パパのサポートはもちろん、到着してからは祖父母の助けもあるため、ママも不安を感じることなく、心から楽しむことができますよ。
3、赤ちゃんにおすすめの宿とは?
行き先や日数はもちろんのこと、それ以上に重要なのが「宿」です!赤ちゃん連れのファミリーが快適に過ごせる宿のポイントを、詳しくお伝えします。
- お子様ウェルカム!を売りにしている
→子連れに嬉しいサービスが充実していることが多い。
- 子連れが多い宿泊施設
→口コミなどを参考に選ぶのがおすすめ。
- 部屋風呂(温泉)付き
→周りに気兼ねなく入浴できる。家族風呂がある宿もGOOD!
- 部屋食(個室での食事)が可能
→周りに気兼ねなく、ゆっくり食事ができる。
- 靴を脱いで上がるタイプの部屋
→ハイハイやズリバイの赤ちゃんも、衛生的に過ごせる。
- コンビニや売店が近い
→おむつやお尻拭きなど、足りなくなったものをすぐ入手できる。
- 赤ちゃんや幼児が楽しめる「プレイスペース」がある
→宿では案外時間を持て余すことも。そんな時に助かります!
この他にも、ミルク用のお湯や離乳食などを提供してくれる宿なら、荷物も少なく道中を快適に過ごすことができますよ!
4、赤ちゃんにおすすめの宿13選
(1)ミキハウス子育て総研認定!ウェルカムベビーのお宿
参考:https://facility.happy-note.com/
「赤ちゃんに優しい宿を、一挙にまとめて見てみたい!」そんな願いを叶えてくれるサイトが、「ミキハウス子育て総研認定 ウェルカムベビーのお宿」です。
こちらのサイトは、独自の認定基準(全100項目中70項目を満たせばOK)を設け、設備などはもちろん、サービスや接客などの面からも「赤ちゃんに優しい」と言える施設を選定!赤ちゃん連れにピッタリな宿を、簡単に探すことができますよ。
紹介されている中でも、以下のお宿は特におすすめ。赤ちゃんとの癒しの旅を満喫できること間違いなしです!
- オリエンタルホテル東京ベイ
参考:https://facility.happy-note.com
こちらは、何と東京ディズニーリゾートⓇ唯一の、ミキハウス子育て総研認定施設!新浦安駅と直結の好立地はもちろん、赤ちゃんでも安心なコルク床やローベッドなど、赤ちゃん連れに嬉しい設備が満載です。東京ディズニーリゾートに行く際には、是非おすすめした宿泊施設の一つです。
- 湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里
参考:https://facility.happy-note.com
「赤ちゃんにも安心、そして大人もしっかりと癒しを感じられる温泉宿」そんなワガママを叶えてくれるのが、「湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里」です。
貸し切り露天風呂の他に客室檜風呂もあるため、赤ちゃんと一緒に温泉を楽しむことが可能です。もちろん、ベビーチェアやおむつ専用ゴミ箱、調乳ポットなど、全て無料で貸出!絵本やおもちゃが充実しているのも、嬉しいポイントです。
- スパリゾートハワイアンズ ウイルポート
参考:https://facility.happy-note.com
足を一歩踏み入れれば、そこはもうハワイ!非日常空間を満喫できる「スパリゾートハワイアンズ ウイルポート」は、赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで、一緒に楽しめるのが魅力です。
赤ちゃん連れファミリー専用の「ウェルカムベビールーム」や、水遊びオムツで利用できる「赤ちゃん専用プール」など、ここは子連れの楽園!?と言いたくなるような設備が満載です。
- 京を味わう宿 京家
(参考:https://facility.happy-note.com)
「日頃の喧騒から離れ、ゆっくり京都を旅したい!」そんなママパパへ是非おすすめしたいのが、「京を味わう宿 京家」です。
15室中8室が赤ちゃんに優しい仕様で、離乳食も京の素材で手作りしてくれるというから驚きです!赤ちゃん連れファミリーの「あったらいいな」を、ギュッと詰め込んだお宿です。
(2)じゃらん
参考:https://www.jalan.net/theme/baby_mate/
日本最大級の、宿泊施設予約サイト「じゃらん」でも、赤ちゃんや妊婦さんに優しい宿泊施設を探すことが可能です!現在(2019年5月)絶賛発売中の「じゃらんムックシリーズ『じゃらんベビー2019-2020』東日本版・西日本版」に掲載の宿が多数紹介されていますよ。
- 白樺リゾート 池の平ホテル
赤ちゃん・子連れに嬉しい宿泊プランが目白押しなのが、「白樺リゾート 池の平ホテル」です。ベッドガードやコンセントカバー、調乳ポットなどの設備はもちろん、小さな子どもでも楽しめる「池の平ファミリーランド」の1日券や、プール1回券などがついたプランも充実!
赤ちゃんだけでなく、兄弟姉妹がいるご家庭にもおすすめしたい宿泊施設です。
- 清次郎の湯 ゆのごう館
「赤ちゃん・3世代旅行に優しい料理旅館」がコンセプトのこちらのお宿は、文字通り、美味しい料理と温泉を、赤ちゃんと一緒に堪能できるプランが充実しています!
細かい配慮がされた特典(前日までキャンセル料無料・アレルギー対応食対応可・赤ちゃんグッズ各種用意など)で、心身共に安らげる旅が約束されています。
- カヌチャベイ ホテル&ヴィラズ
赤ちゃんや子どもに優しい宿泊施設が多い沖縄の中でも、群を抜いているのが「カヌチャベイ ホテル&ヴィラズ」です!
靴を脱いで上がるタイプの部屋は、赤ちゃんにも清潔!広大な敷地内には3つのプールの他、0歳から遊べる「ウォーターキッズガーデン」や子どもに人気の巨大スライダーなど、一日では回り切れないほど!
もちろん、赤ちゃん用の備品やキッズメニューも充実していますよ。
(3)星野リゾート
参考:https://www.hoshinoresorts.com/sp/family/
今や、高級旅館との代名詞と言っても過言ではない「星野リゾート」も、実は家族旅行に力を入れています!
特に、「リゾナーレ」は「キッズ&ベビーウェルカム」をコンセプトに、家族皆がストレスフリーで滞在できる工夫が満載!家族が楽しく、快適に過ごせる旅行を提案してくれます。
- リゾナーレ トマム
星野リゾートトマムの社内スタッフから生まれた、「ままらくだ委員会」をご存知でしょうか?ままらくだ委員会は、新生児~6歳児のお子様を持つママの、滞在先でのストレスを少しでも軽減したい!という想いから生まれた組織。
3つの「ままらくだルーム」は、荷物が少なくて済むよう考え抜かれた備品が満載!くつろぎのひと時を過ごせます。
靴を脱いで上がる「土足厳禁」の部屋で清潔に!洗濯機や乾燥機、電子レンジ完備で快適に!その他にも、「痒い所に手が届く」サービスが満載の施設で、ちょっぴり優雅な家族旅行を、楽しんでみてはいかがでしょうか?
- リゾナーレ 八ヶ岳
リゾナーレ八ヶ岳の魅力は、何と言ってもそのアクティビティの多彩さ。
子どもの年齢や体験したいアクティビティ、誰と楽しむのか、の3つのカテゴリーの中から、家族の形態に合わせピッタリな「楽しみ方」を探すことができますよ。
- リゾナーレ 熱海
参考:https://booking.hoshinoresort.com
人気の観光地、熱海にある「リゾナーレ熱海」では、赤ちゃん連れファミリー専用の「特別セッティングルーム」が用意されています。
赤ちゃんのためのあらゆる備品はもちろんのこと、簡易キッチンまで付いており、家で過ごすかのようなリラックスした旅を、味わうことができますよ。
(4)ホテルグリーンプラザ
「ホテルグリーンプラザ」は、全国各地のテーマパークやスキー場に併設されているリゾートホテル。
中でも以下の2つは、赤ちゃん連れのファミリーにおすすめです!
- ホテルグリーンプラザ軽井沢
参考:https://www.hgp.co.jp/inf/Z10/hgp/
ホテルグリーンプラザ軽井沢には、「赤ちゃんプラン」があります!
離乳食バイキングやキッズメニューの豊富さ、充実のキッズプレイルームは驚きの一言!赤ちゃんはもちろん、お兄ちゃんお姉ちゃんも退屈することなく楽しめます。
特典として、ホテルの敷地内にある「軽井沢おもちゃ王国」の入園券もついていますよ!
- ホテルグリーンプラザ富士
参考:https://www.hgp.co.jp/inf/Z12/hgp/
御殿場アウトレットや富士急ハイランド、富士サファリパークなど、周辺の観光に便利な立地が魅力の、「ホテルグリーンプラザ富士」。
ファミリー向けのプランも充実しており、家族みんなで楽しく過ごせます!館内にはキッズコーナーもありますよ。
(5)別府温泉 杉乃井ホテル
参考:https://www.suginoi-hotel.com/
西日本最大級の温泉リゾートと言っても過言ではない「杉乃井ホテル」は、赤ちゃんからお年寄りまで、老若男女問わず楽しめることで有名!
名物の室内プール「アクアビート」や、壮大なスケールの「棚湯」、1歳から遊べる「キッズランド」など、赤ちゃん連れでも楽しめるものばかりです!
バイキングでは離乳食が準備されている他、ストロー付きのコップやベビーチェアなど、赤ちゃん連れで困ることはまずありません!
イタリアンの巨匠「落合務シェフ」がプロデュースするレストランまでもが、子連れOK!キッズメニューもありますよ。
まとめ
「事前の計画」と「赤ちゃんウェルカムな宿泊施設」。この2つが揃えば、赤ちゃん連れの旅行も不安なく心から楽しめます!
日頃頑張っているご褒美に、家族みんなが楽しめる旅行を計画してみてくださいね!
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。