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【体験談あり】産後の体調不良どう乗り切る?9つの症状とその対処法

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「疲れが取れず育児がつらい…。」、「肩こりや腰痛が慢性化している。」出産を機に、このようなつらい症状に悩まされているママはいませんか?

我慢してやり過ごしている人もいるかもしれませんが、産後の体調不良を放置するのは危険です!

今回は「産後の体調不良」に注目し、めまい・腰痛・精神的な落ち込みなどの症状について徹底解剖!

  • つらい症状、先輩ママはどうやって対処したの?
  • 産褥期の正しい過ごし方を教えてほしい。
  • 産後の不調を和らげてくれる方法や、リラックスアイテムが知りたい!

このようなママは、是非続きをご覧下さい。

 

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1、産後の体調不良に悩まされるママは多い

産後の体調不良が1年経っても治らない…。このようなママは、実は少なくありません。

  • 頭が重い
  • 体がだるくて気力が出ない
  • めまいがする
  • 肩こりや頭痛が頻回に起こる

など、日々の生活に支障があっても、「産後はこんなものなのかな?」「ある程度は仕方ないのかな…。」と半ば諦めている人もいるようです。

しかし、産後の体調不良を放置するのはよくありません!正しい治療や対処をしなければ、自分の体はおろか、家族仲まで悪くなることがあるのです

実際、産後の体調不良は、「発熱」や「咳」などの目立つ症状があるわけではないため、周囲に理解されにくいこともあるようです

  • 家族に体調不良を訴えても、「1日中家にいるのに、何がそんなに疲れるの?」と言われた。
  • 「産後、産後って…いつまで言うつもり?」と夫から冷たく一蹴された。

など、パートナーにさえも分かってもらえず、夫婦仲が冷めきってしまう家庭もあるようです。

そんな悪循環に陥る前に「とにかく産後の体調不良をどうにかしたい!」そんなママへ向けて、産後の体調不良の原因を次で探っていきましょう。

2、【先輩ママの体験談】産後のつらい症状、こうやって乗り切りました!

「私達、つらい症状をこうやって乗り切りました!」先輩ママのリアル声を集めました。

※口コミは個人の見解です。症状が続く場合は必ず医療機関を受診しましょう。

(1)めまい

ちょっと振り向いた瞬間にグラッとしたり、立った瞬間によろめいたり、産後のめまいに悩まされている人は大勢います。

産後のめまいの原因は、

  • 授乳による貧血
  • 寝不足からくる疲れ
  • ホルモンバランスが崩れることによる自立神経の乱れ

などが考えられますが、脳や三半規管の病気も考えられるため、めまいがひどい場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

【先輩ママの声】

産後、頻繁にめまいを感じていた私。貧血かな?と甘くみていたら、夜中に授乳をした後、急に天井がグルグル回るような激しいめまいに襲われました。

立つこともままならず、「一体私はどうなってしまうんだろう!?」と、恐怖さえ感じました。朝になり夫と病院を受診したところ、何と「耳石(じせき)」が剥がれ落ちたことによるめまいと判明!

その場で適切に処置をしてもらい、それ以降めまいはなくなりました。(29歳・生後8ヶ月の男の子ママ)

(2)精神的な落ち込み

産後、急に気分が落ち込んだり涙もろくなったりする症状は「マタニティブルー」と呼ばれており、産褥期のママの10~15%に起こるといわれています。

マタニティブルーの原因は、

  • 産後の急激なホルモン低下
  • 慣れない育児に対するプレッシャー
  • 産後の疲れや睡眠不足
  • 産後の孤独感

などが挙げられますが、ほとんどの人は2週間前後で治まります

もし、症状がひどくなり長引くようなら、それは「マタニティブルー」ではなく、「産後鬱」の可能性も考えられます一人で悩まず、メンタルクリニックや心療内科を受診しましょう。

【先輩ママの声】

コロナウイルスが原因で、予定していた里帰りが白紙になりました。最初は、「一人でも大丈夫!頑張るぞ!」と気合十分だったのですが、夫が仕事に出かけて子どもと二人きりになると、襲い来る不安に押しつぶされそうになり、涙が溢れてしまいました。

「これはマタニティブルーだ!」と理性的に捉え、夫の前で思い切り泣いたり、母親に電話したりしてリフレッシュすることで、徐々に症状がおさまりましたよ!(31歳・生後2ヶ月の女の子ママ)

(3)腰痛

妊娠中・分娩時・産後と、ママは腰を酷使し続けています!

妊娠中は大きくせり出したおなかを支え、分娩時には骨盤が開くため腰にも大きな負担が掛かります。そして産後は、中腰になっておむつを変えたり沐浴をしたり、ママの腰は休まる時がありません

産後はメンテナンスをする時間はなかなか確保しにくいですが、整体産褥体操骨盤ベルトを活用するなどして、産後の腰痛ケアを行いましょう。

【先輩ママの声】

2人目を出産した後、ひどい腰痛に悩まされました。骨盤ベルトで何とかやり過ごしていましたが、日に日に痛くなるため「産前産後の腰痛」に力を入れている整形外科を受診。極力薬を使わずに痛みを和らげる、骨盤調整や体操を教えてもらえました!(39歳・生後2ヶ月の女の子・3歳男の子のママ)

(4)肩こり&頭痛

産後は、肩こりと頭痛がセットで引き起こることもよくあります。

  • 精神的なストレス
  • 授乳時の姿勢
  • 赤ちゃんの抱っこやおんぶ

など、産後は肩こりの原因になる動作が沢山!肩の筋肉が緊張状態になり、ひどい場合には激しい頭痛やめまいを併発することもあるのです。

特に、スマホを見ながらの授乳は、肩だけでなく手の筋肉も緊張してしまいます!肩こりや頭痛を治したいなら、まずは正しい姿勢の授乳や、授乳前後のストレッチなどを行ってみましょう。

【先輩ママの声】

もともと肩こりは無縁だったのに、出産と同時に吐き気を伴うほどの肩こりと頭痛が頻発するようになりました。肩がカチコチで頭痛が限界になった時、赤ちゃんを夫に託してマッサージを受けることに。施術中、「よくここまで我慢しましたね…。かなり凝ってます!」と言われました…。

マッサージ後は凝りも頭痛もすっきり!清々しい気持ちで、赤ちゃんと向き合うことができるので、おすすめですよ。(28歳・生後3ヶ月の男の子ママ)

(5)貧血

妊娠中~産後にかけては、ママの鉄分が失われがちです

妊娠中はお腹の赤ちゃんへ栄養や酸素を届けるために、ママの血液量は増加します。しかし、その分赤血球の量が増えるわけではないため、【血の濃度が薄い状態】になり、鉄分不足による貧血を起こしてしまうのです

さらに、産後は母乳を介して赤ちゃんへ鉄分を与えるため、ママの鉄分はどんどん減っていくのです。

鉄分不足に陥ると、

  • めまい
  • 耳鳴り
  • 動悸
  • 息切れ
  • 頭痛
  • 冷え

などを感じ、ひどい場合には入院が必要なこともあるようです。

妊娠中や産後の鉄分不足を補うためには、鉄分豊富な食べ物やサプリメントを摂取するのがおすすめです。

鉄分には「非ヘム鉄」「ヘム鉄」があり、吸収率が良いのはヘム鉄(アサリ・豚レバー・牛ひれ肉・イワシなど)の方ですが、非ヘム鉄(小松菜・納豆・大豆など)もタンパク質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップするといわれています。

【先輩ママの声】

妊娠前から貧血気味だったのですが、産後は特に酷くなり立っているのがつらいほどの状態に…。病院を受診して、鉄剤などを処方してもらった他、食べ物にも気を付けるようにしました!(40歳・生後6ヶ月の男の子ママ)

(6)抜け毛

産後の抜け毛に悩むママは本当に多く、「産後脱毛症」とも呼ばれています

主な原因は【ホルモンバランスの変化】ですが、産後の貧血などと相まって脱毛がより進むケースもあるようです。

産後2~3か月頃にふと生え際を見てみると…髪の毛がない!と驚く人もいるかもしれませんが、産後半年~1年程で、多くの人が新しい毛が生えるのを実感できるでしょう。

  • タンパク質やビタミンB群などを含む食材を食べる
  • 分け目が目立ちにくい髪形に変える
  • 頭皮ケアシャンプーを使う
  • 頭皮マッサージを行う
  • 抜け毛が気になる時期には帽子をかぶる

など、体の内と外から抜け毛対策をしてみましょう

【先輩ママの声】

おでこが2倍の広さになったんじゃないか!?と感じるほど、産後の抜け毛がすごかったです。ロングヘアだったんですが、ペタッとなってボリュームがなくなったため、ボブカットにチェンジ!

気にし過ぎるのもよくないと思い、栄養と休息をきちんととって、生えるのはひたすら待ちました。ちゃんと生えてくるので、大丈夫ですよ!(36歳・3歳の男の子ママ)

(7)腱鞘炎・関節痛

赤ちゃんを産んでしばらく経つと、手首や腕の関節がズキズキ痛むことがあります

これは、赤ちゃんのお世話で手や腕を酷使することにより、腱鞘炎関節痛を起こしている可能性が考えられます!

湿布を貼れば数日で治ることが多いですが、中には赤ちゃんを抱っこできないほどの痛みを感じる人もいるでしょう

このような場合、整形外科を受診すると、サポーターや注射など適切な処置をしてもらえます。痛みがひどい場合は、我慢せず病院を受診しましょう。

【先輩ママの声】

一人目が生まれた時には、産後2週間ほどで手首がズキズキ痛みだし、しばらくは湿布を貼って生活していました。

二人目の時も同じように手首が痛くなったため、今度は整形外科を受診!痛みが強かったため、注射をしてもらいましたよ。(37歳・生後6ヶ月の男の子・4歳の女の子ママ)

(8)乳腺炎

乳腺炎とは、乳汁がたまることで乳腺に炎症が起こる病気です

最初は、単に乳汁がたまるだけの「うっ滞性乳腺炎」ですが、そこに細菌が感染すると「化膿性乳腺炎」と呼ばれる酷い状態になってしまいます。

「うっ滞性乳腺炎」は、乳房の腫れや押すと痛みを感じる程度のため、気付かず放置してしまう人も少なくありません。

しかし、放置したために症状が悪化し、激しい震えや乳房の痛み、そして高熱を伴う「化膿性乳腺炎」を発症してしまう人も多くいます!

こうなってしまってからでは、処置も大変!最悪の場合、切開して膿を取り除く処置が必要な場合もあるのです。

  • 母乳はこまめに搾乳し、おっぱいをフワフワの状態にする
  • おっぱいがカチカチで自分ではどうにもならない時には、すぐにおっぱいマッサージを受ける

など、乳腺炎が悪化しないよう、予防することが大切です。

【先輩ママの声】

おっぱいが固いなぁと感じていたものの、母乳がよく出る方だったので「こんなものだろう。」と安易に考えていました。すると、突然激しい寒気に襲われ、同時に熱がパーッと一気に上がりました!おっぱいはカチカチで激しく痛み、急遽娘を預けて産婦人科へ。

おっぱいマッサージをしてもらったのですが、黄色くドロドロした母乳がバスタオル一杯に出ました。「もう少し来るのが遅かったら、切開しなきゃいけないとこだったよ。」と助産師さんに言われ、自分の無知さを反省しました。(29歳・生後3ヶ月の女の子ママ)

(9)尿もれ

妊娠中や産後の尿漏れは、ある程度は仕方のないこと!

妊娠中は大きくなった子宮が膀胱を圧迫するため、不意に動いた瞬間などに尿漏れを起こしてしまいます。また、分娩時には子宮や膀胱などを支える骨盤底に負担がかかるため、産後しばらくは骨盤底が緩んだ状態になり、尿もれが起きてしまうのです。

  • 産褥体操などで骨盤底筋を鍛える
  • 産後すぐのガードルは、至急や膀胱を下げてしまうため控える
  • 気になる場合は、専用パッドなどを利用する

など、少しずつ骨盤底が回復するのを待ちましょう。

【先輩ママの声】

妊娠8か月頃から尿漏れが始まり、出産後も1年程続きました。恥ずかしい気持ちもありましたが、子どもを産めば仕方のないこと。産褥体操をして、治まるのを待ちました。今現在子どもは2歳ですが、尿漏れはすっかりなおりましたよ!(41歳・2歳の男の子ママ)

いかがでしょうか?

産後しばらくは、多くのママが様々な症状に悩まされます。自分でできる対処法を試しつつ、きつい時には無理せず医療機関を受診して下さいね。

また、産後すぐの「産褥期」をゆっくり過ごすことで、「産後の肥立ち」がよくなるともいわれています産褥期の正しい過ごし方を、次で今一度確認しておきましょう。

3、つらい症状を回避するために!産褥期の正しい過ごし方

出産という大仕事を終えた女性の体は、すぐに元通りになるわけではありません!特に、産後8週頃までは「産褥期」といわれており、ママの体が元に戻るために大きく変化します。

産褥期は、出産でダメージを受けた体はもちろん、ホルモンの変化でメンタルもかなり不安定。そのため、とにかく【ゆっくり休むこと】が何よりも大切です。

  • 帝王切開や会陰切開の傷が治るまでは、無理して体を動かさない
  • 夫や母など、周囲の人の力を借りる
  • 家事代行や公共サービスを活用する
  • 栄養面に配慮した食事をとる

など、ママ自身の体調を最優先した過ごし方を心掛けましょう!

4、疲れを和らげる!産後ママにおすすめしたいグッズ5選

産後のつらい症状を和らげたり、ママをリラックスさせてくれるグッズをご紹介していきます。

※価格は記事作成時のものです。

(1)青葉 トコちゃんベルトⅢ

  • 価格:¥7,150(税込)~※価格はサイズにより異なる
  • 公式サイト:https://tocochan.com

産後ママの骨盤を支えてくれる、トコちゃんベルトⅢ。骨盤のゆるみをサポートしてくれる形状です。トイレが近い人や子宮が下がり気味の人におすすめですよ。産後2か月頃までは、トコちゃんベルトⅡがおすすめです

(2)AMOMA ナチュラルケア ミルクスルーブレンド

母乳のつまりやチクチク感に悩む人におすすめ!授乳期のママにピッタリな配合の、ハーブブレンドティーです。イギリスのオーガニック認証、または農薬を使用せずに育ったハーブが使われています。

(3)生活の木 アロマでリラックスセット

リラックスして気持ちを落ち着かせたい時にピッタリな、アロマランプと精油のセット。妊娠中はもちろん、産後も使えます。

(4)CLARINS マミーキット

高級デパコスのクラランスからは、産後のママを癒してくれるアイテムが勢ぞろい!ボディーオイルやクリームなどが、4点セットになっています。自分へのご褒美にいかがでしょうか?

(5)Euro Japan Elegance チェリーストーンピロー

ピローの中にはさくらんぼの種!電子レンジで温めてお腹や首に当てると、じんわりあったか!冷えて眠れない夜も、これさえあれば安心です。ほのかに香る、種のにおいにも癒されます。

5、番外編!産後のつらい症状をパパに理解してもらうことも大切

核家族化が進んでいる今、子育て中に頼りになるのはパパだけ!という家庭も多いでしょう。

そんな時、もしパパの協力が得られなかったら…?産後のつらい症状に理解がなかったら…?一緒に頑張るはずのパートナーを嫌いになってしまう、「産後クライシス」に陥ってしまう可能性も否定できません。

一説では、【夫を愛していると感じている妻は、産前は74.3%だが、子どもが0歳のときには45.5%まで減る】というデータもあります。

特に初めての出産の場合は、ママだけでなくパパも「パパ1年生」です!すぐに親子3人の生活に順応できるとは限りません。

お互い色々な思いがあると思いますが、話し合う機会をもち、慈しみの心をもって相手と接してみましょう!

 

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まとめ

いかがでしたか?産後の辛い症状を放置していると、赤ちゃんのお世話にも影響が出ます。

パパや周囲の協力はもちろん、時には家事代行や公共のサービスを上手に活用して、ゆっくり休む日を設けることも大切です。

体調万全で、赤ちゃんと幸せな時間を過ごしましょう!

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