「これ何?」「何でこうなるの?」「教えてママー!」幼児期、特に3歳前後の子どもは好奇心の塊。
私の3歳の息子も、「これ何?」と一日に何回言っているか分からないほど!丁寧に答えたつもりでも、すかさず「どうして?」と何度も聞いてくるので、内心「しつこいなぁ…。」と感じてしまうことも…。
しかし、幼児の好奇心は「知りたい!」「学びたい!」という欲求の表れ。とことん応じてあげるためにも、「図鑑」を活用することをおすすめします!
本格的な図鑑もアリですが、今回ご紹介するのは「プレ図鑑」!幼い子どもでも分かりやすいものを、図鑑の活用法とともにお伝えしていきます。
また、教育専門家の小川大介氏が提唱する、図鑑のメリットや選び方など、ためになる情報も満載!
是非図鑑を使いこなし、お子様の「知りたい!」を叶えてあげて下さいね。
目次
- 1、幼児期から図鑑に触れるメリット
- 2、小川氏直伝!幼児向け図鑑の選び方
- 3、小川氏推奨の幼児プレ図鑑15選〜おすすめの使い方掲載〜
- (1)ライフタイム いきものたちの一生と数字
- (2)さわって学べる算数図鑑
- (3)世界のどうぶつ絵本
- (4)ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑
- (5)へんないきものすいぞくかん ナゾの1日
- (6)水中の小さな生き物けんさくブック
- (7)うみ
- (8)人体絵本―めくってわかる からだのしくみ
- (9)小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本 原寸大 すいぞく館
- (10)たのしいキリンのかいかた―ペンギン、コアラからパンダ、ゾウまで
- (11)じゅえきレストラン
- (12)ちいさなかがくのとも
- (13)せかいはなにでできてるの? こたい、えきたい、きたいのはなし
- (14)冒険! 発見!大迷路 恐竜王国の秘宝 原 裕朗 (著)、バースデイ (著)
- (15)仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界
- まとめ
1、幼児期から図鑑に触れるメリット
はじめに、幼い頃から図鑑に触れるメリットをみていきましょう。
(1)知らず知らずのうちに知識が身に付く
図鑑は、「よし!全部読もう!」という意気込みで使うものではありませんよね。
- 詳しく知りたい動物があるから図鑑を開く。
- 何となくパラパラめくってみる
- 水族館で見たユニークな魚を調べてみたい
このような「ちょっと気になる。」という動機で図鑑を手にすることがほとんどです。
しかし、この「ちょっと気になる。」の積みかさねが、知らず知らずのうちに知識を蓄積してくれます!
お子様に「この動物何?」と聞かれたら、是非ママパパが噛み砕いて説明してあげましょう。そうすることで、3歳児でも「恐竜はジュラ紀にいたんだよね!今は死んじゃったけど。」など、知識を披露してくれるようになりますよ。
ただし、このような使い方をするには、図鑑を「リビング」に置くことがポイントです!「カギはリビング!子どもがグングン伸びる「知が集結する部屋」とは」では、子どもを伸ばすリビングについてご紹介しています。是非併せてご覧下さい。
(2)図鑑が本物体験を導いてくれる
図鑑を開くことを習慣にしていると、「図鑑で目にしたものを、実際に見てみたい!」「体験してみたい!」という好奇心がどんどん膨らみます。
このように図鑑がきっかけとなった好奇心は、とても良い循環を生みます!
例えば、【毎日見ていた恐竜の図鑑➡本物を見てみたい➡親も恐竜展などの情報に敏感になる。➡実際に出向く】という一連の行動が生まれることで、知識をよりリアルに、そして鮮明に身に付けることができるのです。
また、本物体験から図鑑のページをめくるという、逆パターンもあり!
例えば、公園で小鳥を見かけたら、「あの鳥はなんだろう?後で調べるからよーく観察しておいて!」と声を掛けてあげましょう。この一言で子どものやる気はアップ!図鑑を開く時には「くちばしは茶色だった!」など、図鑑を楽しんで開いてくれますよ。
(3)子どもの興味を伸ばせる
図鑑は、子どもの興味をどこまでも伸ばしてくれます。
例えば、お化けや妖怪が大好きな男の子に「危険生物図鑑」を与えたところ、そこからどんどん興味が広がり「生き物博士」と言われるほどになった!という実体験があります。
図鑑がなければ、興味関心がこれほど広がることはなかったでしょう。図鑑が、子どもの興味を、グンと伸ばしてくれたことがよく分かる一例ですね!
子どもの興味関心に合わせ、是非皆さんも図鑑を手に入れてみて下さいね。
2、小川氏直伝!幼児向け図鑑の選び方
教育評論家である小川氏の著書、『頭のいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』で紹介されている内容を、ピックアップ!図鑑の正しい選び方をみていきましょう。
(1)まずは自由に選ばせてみよう
まずはお子様の意見を尊重し、見たい図鑑を自由に選ばせてあげましょう。
その際に訪れるべき場所は、書店ではなく図書館がおすすめ!書店では数多くの図鑑が並べられていますが、中身を見ることができるのは数種類。しかも、図鑑は値が張るものが多いため、子どもが思うままに購入するのは少し不安ですよね。
その点、図書館なら中身を見て借りることが可能です。まずは、沢山の図鑑を実際に見せ、図鑑の楽しさを伝えることを意識しましょう。
また、ママパパから見ると「これは我が子には合わないな。」という図鑑でも、図書館なら子どもが望んだものを気軽に借りることができます。ママパパの予想に反し、子どもがハマることもありますよ!
(2)子どもの興味関心を見逃さない!
図鑑を用意してあげると、「ほら見て!すごいね!」と積極的に見せたくなりますが、そんな時に限って子どもの反応はイマイチ…。そんな経験はありませんか?
しかし、図鑑を見せて「うわぁ!」という反応は頻繁に見られるものではない!と小川氏は述べています。なぜなら、「図鑑を開く」➡「子どもの心が動く」のではないからです。
子どもが図鑑に興味をもつためには、「心が動いた瞬間に図鑑を放り込む」ことが大切!その瞬間を見逃さないよう、お子様をよく観察してあげて下さいね。
(3)同じジャンルでも興味があればOK
お子様が、同じジャンルの図鑑を欲しがることもあるでしょう。
この前動物図鑑を買ったのに、また動物?今度は魚にしたら?と、つい口を挟みたくなりますが、小川氏は「子どもが同じジャンルを欲しがるのは良い兆候!」と述べています。
同じジャンルの図鑑を手に入れると、子どもは必ず図鑑の見比べを始めます。実はこれはすごいこと。共通点や相違点を見つけるのは、学習の原点とも言えるのです!
お子様が一つのジャンルに興味をもち始めたら、飽きるまでやらせてあげましょう。その経験が突破口となり、やがて関心の幅もどんどん広がっていきますよ。
(4)「プレ図鑑」も視野に入れよう
「図鑑」と言えば分厚い本をイメージする人が大半だと思いますが、幼児向けに図鑑を選ぶ時にはその定義を外しましょう。
最近では、絵本の中にも図鑑として使えるものが沢山!本格的な図鑑の前段階に使う「プレ図鑑」として活躍してくれます。
次では、小川氏がおすすめする「プレ図鑑」を一挙にご紹介していきます。お楽しみに!
3、小川氏推奨の幼児プレ図鑑15選〜おすすめの使い方掲載〜
それでは、小川氏も推奨する「プレ図鑑」をみていきましょう。「これも図鑑になるんだ!」そんな、目からウロコの図鑑風絵本も登場します。
おすすめの使い方も提案しているので、是非参考にして下さいね。
※価格は、全て2020年2月6日現在の価格です。
(1)ライフタイム いきものたちの一生と数字
ローラ・M. シェーファー (著)、クリストファー・サイラス ニール (イラスト)、 Lola M. Schaefer (原著)、 Christopher Silas Neal (原著)、 福岡 伸一 (翻訳)
- 価格:¥1,650(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
一生の間にキツツキが木にあける穴の数は30!など、動物の一生を数字で表す新しいコンセプトの絵本。数の概念はもちろん、動物にまつわる豆知識も身に付きますよ。
【使い方】
子どもができるところまで、自分で数えてもらいましょう。3歳頃までは、20までの数ができれば上出来ではないでしょうか?それ以降は、ママパパと一緒に数唱しましょう!
(2)さわって学べる算数図鑑
朝倉 仁(監修)
- 価格:¥2,420(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
算数にまつわる知識が「仕掛け」を通して学べる図鑑!図形などの解釈も、仕掛けを使って直感的に理解することができますよ。
【使い方】
こちらの本は小学校の算数の内容は書かれていますが、是非前倒しで幼児期に与えましょう!分数の考え方や立体の展開図は、幼児でも感覚的に理解することが可能です。ママパパと一緒に仕掛けで遊ぶのもおすすめですし、空いた時間の一人遊び用にも最適です。仕掛けを動かしている時の子どもは、真剣そのものですよ。
(3)世界のどうぶつ絵本
前田 まゆみ (著)
- 価格:¥1,760(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
タイトルには「絵本」とありますが、内容は図鑑さながら!130種類の動物達の、体の特徴や好きな食べ物、育ち方などがフリガナ付きで詳しく掲載されています。やさしいタッチで描かれた挿絵と分かりやすい文章は、幼児にピッタリです。
【使い方】
お子様が興味のある動物から読み聞かせてあげましょう。フリガナ付きなので、平仮名が読めるようになったら、自分で読むのもいいでしょう。「繁殖」や「生息地」など幼児には難しい言葉もあるため、フォローすることを忘れずに。語彙が増えるきっかけになりますよ。
(4)ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑
盛口 満(著・イラスト)
- 価格:¥1,540(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
子ども達に身近な木の実、ドングリ着目した図鑑!日本一小さなどんぐりから海外のどんぐりまで、驚くほどの種類が紹介されています。
【使い方】
「ママ―!ドングリ拾ってきた!」そんなお子様の声が聞こえたら、すぐにこの図鑑を出しましょう。今日拾ってきたドングリはどれかな?いつもの公園とは違うドングリだね!など、様々な発見がありますよ。
(5)へんないきものすいぞくかん ナゾの1日
なかの ひろみ(著)
- 価格:¥1,769(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
ダイオウグソクムシや電気ウナギなど、珍しい生き物ばかりを紹介している本。ただ単に写真を掲載するだけでなく、面白いアングルが多いのも特徴。漫画のような吹き出しもあり、まるで生き物が喋っているかのようなユニークな構成に、思わず笑みがこぼれます。
【使い方】
こちらの本は、男の子に大うけすること間違いナシ!ちょっと不気味な生物が好きな子には、是非見せてあげましょう。読み聞かせるというより、見守ることに徹し、質問された時だけ答えてあげるのがベストです!
(6)水中の小さな生き物けんさくブック
「水中の小さな生き物けんさくブック」編集委員会 (著)、 清水龍郎 (監修)、 室木おすし (イラスト)
- 価格:¥2,420(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
田んぼや川、池などに住んでいる、小さな生き物に着目した本。生き物の写真が大きく掲載されており、その生態が分かりやすく解説されています。普段目にすることがない、微生物の世界に目を向けることができますよ。
【使い方】
分かりやすい構成ですが、内容は比較的高度です。2・3歳児には難しいですが、年長~小学校低学年になると理解が進むかもしれません。ママパパが解説しながら読み進めてあげましょう。QRコードから生き物の動画が見られるので、是非親子で楽しんでみて下さいね。
(7)うみ
改訂版 (はっけんずかん) 3~6歳児向け 図鑑
武田 正倫(監修)、西片 拓史(イラスト)
水中の小さな生き物けんさくブック」編集委員会 (著)、 清水龍郎 (監修)、 室木おすし (イラスト)
- 価格:¥2,178(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
飛び出す仕掛けが楽しい!幼児向けの図鑑シリーズ。仕掛けを通して、海の生き物の生態を知ることができますよ。厚紙を使用しているため、破れる心配もなし!幼児でも安心して遊ぶことができますよ。
【使い方】
イラストの仕掛けページと、写真のページが交互に紹介されています。子どもは仕掛けのページに飛びつくため、まずは仕掛けページで興味を引きましょう!その後写真のページを読んであげれば、より理解が深まりますよ。
(8)人体絵本―めくってわかる からだのしくみ
ジュリアーノ フォルナーリ (著)、 加藤 季子 (翻訳)
- 価格:¥2,200(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらも仕掛け絵本!体の仕組みを楽しく学ぶことができますよ。胸の仕掛けをめくると骨が現れ、さらにめくると内蔵まで!フリガナがあるため、子どもでも楽しむことができます。
【使い方】
こちらの本は人体図鑑のように使うのがおすすめ!仕掛けをめくりながら、簡単な解説を言ってあげましょう。幼い子どもでも、自然に人体の知識が身に付きます。
(9)小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本 原寸大 すいぞく館
さかなクン (著)、 松沢 陽士(写真)
- 価格:¥1,650(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
有名な「さかなクン」が著者!この図鑑のすごさは、原寸大のリアルな写真が付いているところです。大きな写真に子どもは興奮!興味津々で見てくれますよ。
【使い方】
原寸写真を見ながら、魚の解説をしてあげましょう。「大きな口で食べられそう!」「大丈夫だよ。ジンベイザメは人を食べないんだって!」そんな会話ができれば最高ですね。
(10)たのしいキリンのかいかた―ペンギン、コアラからパンダ、ゾウまで
齋藤 勝 (監修)、 田川 秀樹 (イラスト)
- 価格:¥1,955(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらの絵本は、「普通は動物園にいる動物を、もしも家で飼ったら!?」というユニークな発想で作られた絵本。普通の図鑑とは全く違う切り口のため、子どもの印象に強烈に残ります!
【使い方】
普通の絵本として読み聞かせてあげればOK!それだけで、図鑑に載っている知識も身に付く優れものです。こちらの本はとにかく面白いため、子どもと一緒に笑いましょう。親子のコミュニケーションになりますよ。
(11)じゅえきレストラン
(ふしぎいっぱい写真絵本)新開 孝 (著)
- 価格:¥1,320(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
樹液に森の昆虫たちが集まれば、そこは森のレストラン!都会ではなかなか目にすることができない虫達の世界を、写真で堪能することができますよ。
【使い方】
昆虫好きな子に、是非見せてあげましょう。樹液を吸う昆虫を食べるために、他の昆虫がやって来ることなど、新しい知識が満載です!子どもと一緒に驚き、感動しましょう。この本をきっかけに、昆虫採集に出掛けてみるのもいいですね。
(12)ちいさなかがくのとも
- 価格:毎月¥440(税込)・年間定期購読12ヶ月¥5,280(税込)
- 福音館書店:https://www.fukuinkan.co.jp
子ども達にとって身近な存在である、動物・植物・乗り物・自然現象などをテーマにした月刊誌。こちらの「ちいさなかがくのとも」は3~5歳児、「かがくのとも」は5~6歳児、「たくさんのふしぎ」は小学3年生からが対象です。
【使い方】
定期購読をすると、毎月違う作家さんの本が届きます。毎回新鮮な気持ちで本に触れることができますが、時には子どもが興味を示さない分野もあるでしょう。でもそれでOK!興味の種を撒く気持ちで、読み聞かせてあげましょう。
(13)せかいはなにでできてるの? こたい、えきたい、きたいのはなし
キャサリン・ゾーイフェルド(作)、 ポール・マイゼル(絵)、ながの たかのり(訳)
- 価格:¥1,430(税込)
- 楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/5953411/
固体・液体・気体は、子どもにはイメージしにくいですよね。それを分かりやすい例えで紹介しているのがこちらです。ジュースは液体、空気は気体、積み木は固体など、身近な具体例を挙げているため幼児でも興味をもってくれますよ。
【使い方】
教えるというより、興味を抱かせるイメージで読んであげましょう。「〇〇君の大好きなおもちゃは、固体?液体?気体?」など、クイズを出題すると、子どもは大盛り上がりです!
(14)冒険! 発見!大迷路 恐竜王国の秘宝 原 裕朗 (著)、バースデイ (著)
原 裕朗 (著)、バースデイ (著)
- 価格:¥1,430(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
恐竜や古代生物も出てくる迷路。一般的な迷路は嫌がるけど、これなら喜んでやってくれた!という口コミも多い一冊です。
【使い方】
迷路には、集中力や空間認識能力を高める効果が期待できます。幼児の場合は、運筆や手先の訓練にも最適です。是非、積極的にチャレンジさせてあげましょう。もし途中で行き止まりになったら、「後ろに引き返してごらん。」と、優しく声を掛けてあげましょう。
(15)仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界
ギヨーム・デュプラ (著)、 渡辺 滋人 (翻訳)
- 価格:¥2,640(税込)
- Amazon:https://www.amazon.co.jp
牛と馬は正面が見えない。ネコは酷い近眼。など、動物が見ている世界を、仕掛けを使いユニークに紹介している絵本。普通の図鑑に飽きた子に、是非おすすめしたい一冊です。
【使い方】
字が小さめなので、就学前の子が1人で読むのは少々大変かもしれません。読み聞かせると言うより、書かれている内容を噛み砕いて伝えることを意識しましょう。
まとめ
幼児向けのプレ図鑑には、多くの種類があることが分かりましたね。
子どもの「どうして?」「これ何?」のサインが見えた瞬間はもちろん、まるで絵本のようにプレ図鑑を日常的に使ってみましょう。
きっと、お子様の可能性を大きく伸ばしてくれることでしょう。
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。