たっぷり時間が取れる夏休み。お子様に、普段とは違う体験をさせてあげたい!という方におすすめなのが、「サマースクール」です。
サマースクールと聞くと
- 英語をほとんど話せないけど大丈夫?
- 敷居が高そう・・・。
- 短期間通うだけで意味があるの?
などの心配や疑問があり参加を躊躇してしまっている人も多いようですが、それは本当に勿体ないこと!サマースクールには、日本にいながら「プチ海外」を体験できる素晴らしいプログラムがたくさんあるのです。
今回は、サマースクールへの参加を迷っている方に役立つ情報を一挙にご紹介!
サマースクールでどんなことをするのか?どんな効果があるのか?英語スキルはどれほど必要なのか?など、サマースクール常連者のリアルな情報をお届けします。
扉をくぐれば、そこはもう海外。サマースクールには、ワクワクするような英語体験が待っていますよ!
目次
1、サマースクールって何をするの?
「サマースクール」とは、夏休みを利用して行われる「短期英語プログラム」のこと。夏の休暇が長い欧米では、多くの子ども達がサマースクールに参加します!
このような特別プログラムが、日本の「インターナショナルプリスクール」や「語学学校」などでも続々と登場し、在園・在校生以外からも広く生徒を募集しています。単に英語を学ぶだけに留まらない多彩な「体験型プログラム」で、日本にいながら「海外」を体験できますよ!
- キャンプ
- バーベキュー
- クッキング
- 社会科見学
- サマーパーティー
など、子ども達が大喜びすること間違いなしの、楽しいプログラムがもりだくさん!もちろん全ての活動は英語で行われ、イベント後は感想を英語でプレゼンテーションするなど、英語4技能(話す・聞く・書く・読む)を育むフォローがされていることも多いです!
サマースクール中は、まさに英語漬け!普段の英会話教室では叶わない、より濃密な英語時間をサマースクールなら体験することができますよ。
2、サマースクールに行くとどんな効果が期待できる?
英語で多彩なプログラムを体験できるサマースクール!実際に参加することで、子どもにとってどんな効果が期待できるのでしょうか?
(1)外国人とのコミュニケーションに慣れる
サマープログラムを開催しているインターナショナルプリスクールなどには、たくさんの外国人講師が在籍しています。そのため、外国人の先生とのコミュニケーションに、自然と慣れることができますよ!
外国人の先生に初めて会う子は、最初はビックリして泣いてしまうことも多々ありますが心配ご無用!子ども達のそのような反応に、先生方は随分慣れています。慣れるまでは、英語が話せる日本人保育士がケアし、徐々に外国人の先生と関わり合える環境を準備してくれますよ。
(2)英語の発音に慣れる
サマースクールに通ったからといって、ただちに英語が話せるわけではありません。しかし、英語の発音に慣れることに関しては、サマースクールは大きな効果を発揮します!
ご紹介したように、サマースクールは英語漬け!そのため、単語の意味は分からなくても、「英語の発音」に慣れることができるのです。
人が言葉を取得するのは、まず耳からと言われています。サマースクールを機会に、お子様の「英語耳 」を育んでみてはいかがでしょうか?
(3)英語へのモチベーションがアップ!
サマースクールで英語のワクワク体験を積み上げることで、英語って楽しい!英語大好き!外国人の先生にまた会いたい!という心が、お子様に芽生えます。
このような「英語が好き」といい気持ちは、英語学習を進める何よりのモチベーション!サマースクールに通うことで、英会話への意欲がどんどん向上していきます。
(4)異文化を経験できる
外国人講師との触れ合いはもちろんのこと、サマースクールでのイベントは、多くの場合「外国式」!アメリカ風のパーティーを楽しんだり、外国の子ども達が実際に取り組む、教材や英語ゲームにも挑戦できます。
日常では経験できない「プチ海外体験」を、サマースクールなら気軽に味わうことができますよ!
3、英語はほとんど出来なくても大丈夫?
幼児の場合、英語がほとんど話せない子も多くいますよね。そんな状態でサマースクールに参加しても大丈夫?と不安になるかもしれませんが、全く問題ありません!
サマースクールは、レベル別にクラス分けされていることがほとんど。明確なクラス分けがない場合でも、同じテーマの取り組みを「教え方」や「方法」を変えて指導するため、お子様にピッタリの英語環境で学ぶことができます。
英語力不問の初心者クラスがある場合も多いため、そのようなサマースクールを選んで通うのもおすすめですよ。
子ども達の適応力の高さには、毎回驚かされることばかりです!もしかすると、心配で二の足を踏んでいるのは私達親だけかもしれませんね。
4、サマースクールを選ぶときに注意しておきたいこと
サマースクールをより素晴らしい経験にするためには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
(1)プログラム内容を検討する
サマースクールの良し悪しを左右すると言っても過言でないのが、「プログラム内容」です。
サマースクールの内容は、多種多様。ほとんどのサマースクールでは、子どもが楽しく学べる内容を綿密に計画していますが、中には英語DVDを見せるだけの時間が長かったり、英語初心者にも関わらず、プリスクール生と同じ内容を学ばせたりするケースも、少なからずあるようです。
- 子どもが楽しめる内容が用意されているか
- いつ・どこで・どんな取り組みをするのか、事前に明確にされているか
- 別途かかる費用がある場合は、事前にお知らせがあるか
- 英語レベル別にクラス分け、または取り組み分けがされているか
- 日本人対象か確認する(外国人のみのサマースクールもある)
このような点に注意し、サマースクールを選びましょう。事前の計画がしっかりしている施設なら、過剰に心配する必要はないでしょう。
(2)通学時間を検討する
プログラムの内容が魅力的でも、通学に時間が掛かりすぎる場合は再検討が必要です。
いくら素晴らしい内容でも、ラッシュ時間に当たったり遠すぎたりすると、子も親もヘトヘトに・・・。サマースクールで英語は楽しめても、その他の習い事や家での取り組みが疎かになっては残念です。
サマースクールは通学に負担がかからないよう、家の近辺で探すことをおすすめします。
(3)親離れできるか判断する
普段幼稚園や保育園に通っている子どもなら、最初は知らない環境にビックリすることがあるかもしれませんが多くの場合すぐ慣れます。
しかし、一度も託児経験がない子どもをサマースクールに参加させるのは、少々難易度が高いかもしれません。初めての託児に、初めて聞く英語、初めて会う外国人講師では、不安で泣きじゃくり、英語どころではなくなることも!
しかし、こればかりは子どもの性格にもよるため、「うちの子は社交的で新しい環境もすぐに慣れる!」という方は、チャレンジしてみるのも良いでしょう!
心配なお子様は、まずは「親子で通える英会話教室」などに参加してみるのもおすすめです。
(4)安全面を確認する
大切なお子様を預けるサマープログラム。基本的なことですが、安全面の確認も忘れずに行いましょう。
- 教室内に危険な場所はないか
- 万が一怪我をした場合の対処や保険等はどうなっているか
- 送迎バスを利用する場合は、安全対策がしっかりされているか
このような点を確認し、気になることがあれば担当者に尋ねることをおすすめします。
(5)過度な英語力向上を期待しない
最後に、サマースクールに「過度な英語力向上」は期待しないようにしましょう。
サマースクールは、あくまで「異文化体験」。短期間通って、英語力が飛躍的に向上するわけではありません。
サマースクールは、今後英語活動に「素晴らしい種」をまく材料と考えるのがベストです。
5、実は激戦!サマースクールの申し込み
ここまで読み進めていただいたママパパの中には、是非子どもをサマースクールに通わせたい!と思っている方もいるでしょう。
そのような方は、是非お急ぎ下さい!実は、近年の英語教育改革が進むにつれ、サマースクールの申し込みはうなぎ登りに増えています。
大都市と地方都市で多少の違いはありますが、早いところでは3月頃から申し込みが開始され、夏には既に満席というケースも少なくないようです。
冬頃から下調べを開始し、春の申し込みに間に合わせるのがベストです!
え!それならもう、今年は申し込みが締め切られているの!?と残念に思った方もいるかもしれませんが、まだ間に合う教室もあります。
次で、おすすめのサマースクールをご紹介するので、興味がある際は急いで連絡してみましょう!
※2019年7月25日時点の情報のため、満席の場合はご了承下さい。
6、おすすめのサマースクール9選
それでは、おすすめのサマースクールを一挙にご紹介していきます!
※開催地や選ぶコースによって開催期間や料金が異なります。詳しくはリンク先のHPをご覧ください!
(1)キッズデュオ
サマースクール:https://www.kidsduo.com
全国に英語学童保育とプリスクールを展開するキッズデュオでは、今年もサマースクールを展開中!5日間、英語漬けの毎日を過ごせる充実のプランです。
工作にクッキング、ゲームに野外活動など、楽しい野外活動が目白押し!希望者には昼食や夕食の提供もある、行き届いたサービスも魅力です。
(2)YMCA
YMCA東京|キッズ英語短期プログラム:https://tokyo.ymca.or.jp
YMCA大阪|YMCAサマースクール2019:https://www.oylc.org
YMCA北九州|2019年度サマースクール:http://www.k-ymca.or.jp
イギリスロンドンで誕生して以来、130年以上も子ども達の健全育成を願って活動してきたYMCAは、英語幼稚園・保育園など子ども達の英語教育にも力を入れています。
東京・大阪・北九州、それぞれの拠点でサマースクールも開講しており、キャンプや体操など多彩なプログラムが目白押し!広く開かれた通いやすい雰囲気の中、楽しく英語を学べますよ。
(3)シェーン英会話【開催地:全国】
サマースクール2019夏の短期集中レッスン:https://www.shane.co.jp
大人から幼児まで、幅広い年齢に対応している「シェーン英会話」でも、ネイティブ講師によるサマースクールを開催中ですが、何とすでに満席!サマースクールの人気の高さが伺えますね。
ただし、「日本人講師によるサマースクール」は、まだ空きがあるようです。日本人講師のクラスは、困ったことがあった際日本語でフォローすることができるため、英語に不慣れな幼い子にはおすすめです!
(4)MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)
MLSのサマースクール:http://www.summer-school.jp/
頭・体・心をフル活動させながら英語を学ぶ「MLS」では、幼児から小学生まで、幅広い年齢を対象としたサマースクールを、関東一円で開催しています。
初めての方歓迎のクラスや土曜日のみのサマースクールなど、特色あるクラスが開講中!各家庭の生活スタイルや教育方針によって、お子様にピッタリのコースを選ぶことができますよ。
(5)アメリカンスクールインジャパン
44 summer OF FUN:https://sdc.asij.ac.jp/
調布市と港区に位置する「アメリカンスクールインジャパン」は、日本で初めて設立されたインターナショナルスクール。
44年以上の歴史を誇る「サマーデイキャンプ」は、毎年キャンセル待ちが出るほどの人気ぶり!確実に申し込みたい場合は、申込開始スタートと同時にメールを送信する準備がマストです。
過去にサマーデイキャンプに参加したことがあるお子様や、そのきょうだい、またはその子どもは、先行予約の対象です!同様に、昨年度キャンセル待ちした方も先行予約の対象です。
(6)Kspace
SUMMER SCHOOL:https://summer.kspacetokyo.org
港区でインターナショナルプリスクールと幼稚園を運営する「Kspace」では、2002年からサマースクールが開催され、今年で18回目!曜日ごとにアクティビティが決められているため、子ども達は飽きずに力いっぱい英語を楽しみます。
サマースクールの講師陣は、普段からインターナショナルプリスクールで指導する英語教育のスペシャリスト!安心して任せることができますよ。
(7)三井ガーデンインターナショナル
EWA Summer Camp:https://mitsuigardensinternationalpreschool.com
「三井ガーデンインターナショナル」は、アメリカ大使館勤務の親を持つ子ども達のために設立された学校ですが、サマースクールは「おむつが取れている子」なら参加することが可能です!
サマースクールは、工作やバーベキュー、プールなどを通し外国の子ども達と触れ合うことができるため、毎年大盛況!今年は既に満席です。4月から申し込みが開始されているため、本気で参加したい方は、申し込み開始後即申し込む必要がありそうですね。
(8)関西国際学園
サマースクール2019:https://www.kansai-intlschool.jp
関東・関西でインターナショナルスクールスクールを展開する「関西国際学園」でも、外部生も楽しめるサマースクールを開催中!
英語学習はもちろん、プールや水遊び、野外活動など、多彩なプログラムが用意されており、サマースクール開催期間ならお好みの日数を選んで通うことが可能です!
(9)CECi PRESCHOOL
公式HP:http://www.ceci.jp/
関東と福岡で、インターナショナルプリスクールと英会話教室を展開している「CECi PRESCHOOL」は、毎日異なるアクティビティを楽しめるサマースクールが大人気!延べ300人ほどの子ども達が参加する、通いやすい雰囲気のサマースクールが特徴です。
まとめ
お子様に合いそうなサマースクールは見つかりましたか?
英語を学ぶ意義の究極は、世界中の人々とコミュニケーションができるようになることです。
きっと、サマースクールが終わるころには、イキイキとした笑顔で外国人講師と触れ合うお子様を目にすることができるでしょう。
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。