スマホやタブレットで手軽に学習ができる、「幼児向け教育アプリ」をご存知ですか?
「スマホやタブレットはまだ早い!」と、何となく教育アプリを避けている人もいるかもしれませんが、それは大きな損かもしれません!
今回は、「幼児向け教育アプリ」の魅力を徹底解剖すると共に、おすすめの教育アプリを一挙にご紹介。食わず嫌いでは勿体無い、教育アプリの素晴らしさを余すところなくお伝えしていきますよ。
1、自宅学習におすすめ、教育アプリとは?
「教育アプリ」とは子どもの知能を発達させる目的で作られたアプリで、「知育アプリ」や「学習アプリ」とも呼ばれています。
思考力・記憶力・集中力・空間認識能力など、あらゆる知的能力を伸ばすよう工夫された内容で、しかもそれが「ゲーム感覚」で楽しめます。
そのため、「楽しい!」「またやりたい!」という感想を持つ子が大半で、「子どもが進んで勉強する!」とママパパからの評判も上々です。
その一方で、子どもにスマホやタブレットを使わせることに抵抗がある親も多く、「教育アプリ」に関して、否定的な意見をもつ人も少なくありません。
確かに、画面の見過ぎによる視力低下など気になることもありますが、アプリを使用する際のルールや注意点を守れば、このようなデメリットを最小限に抑え、メリットを引き出すことができますよ。
次では、教育アプリのメリットと使用上の注意点を、続けてご紹介していきます!
2、教育アプリのメリット
使わないのは勿体ない!?教育アプリのメリットを詳しくご紹介していきます。
(1)手軽にできる
教育アプリは、手軽に出来るのが大きな魅力!
スマホやタブレットさえあれば、「いつでも」「どこでも」学びの時間が確保できるため、ちょっとした待ち時間や自宅で暇を持て余している時などにもおすすめです。
また、教育アプリは「無料」でダウンロードできるものが多く、金銭的な負担なしで知識や能力を育むことができるのも嬉しいポイント。
アニメを見る時間や待ち時間を教育アプリに替えて、手軽に学びを進めてみましょう。
(2)豊富な学習内容
教育アプリ最大の魅力は、その学習内容の豊富さです!
小学生向けの「読解力」や「漢字」、「計算力」などを鍛えるアプリはもちろん、赤ちゃん向けの「五感」を育むアプリや、幼児向けの「指先」や「空間認識能力」、「記憶力」を鍛えるアプリなど、そのラインナップの多彩さに驚くほど!
子どもの「興味関心」や「伸ばしたいポイント」に合わせてアプリを選べば、遊んでいるうちにいつの間にか力がついていきますよ!
(3)子どもが楽しく学べる
教育アプリは、子どもが楽しみながら学べるのも大きなメリット。
例えば、お子様が「足し算」を勉強する時のことを考えてみましょう。一般的にはドリルなどを用いて黙々と計算問題を解いていきますが、この方法では「楽しくない。」「やりたくない。」と感じてしまう子もいるでしょう。
しかし、教育アプリは違います!
- 音や動きのある映像で楽しく学べる
- クリアすると次のステージに進めるなど、「ゲーム要素」でやる気がアップ!
- 同じ計算でも、様々なアプローチが用意されていて飽きない
など、子どもが「楽しく学べる工夫」が盛沢山!ママパパも思わず「やってみたい! 」と感じる程、クオリティが高いアプリも沢山登場しています。
机での勉強になかなか集中できないお子様でも、教育アプリなら楽しく取り組むことができそうですね。
3、教育アプリを使う上での注意点
沢山のメリットがある「教育アプリ」ですが、その良さを最大限に活かすためには、ルールを守り正しく使用することが大切です。
(1)子どもの視力を守る対策を!
目への負担を減らすためにも、教育アプリの使い過ぎには注意が必要です。
文部科学省「平成30年度学校保健統計調査」によると、昭和54年度には裸眼視力が1.0未満の小学生は全体の約18%でしたが、平成30年度には全体の約34%にまで増えています。
この数十年で子ども達の視力が下がった原因は諸説考えられますが、「液晶画面」の見過ぎが大きな原因の1つと考えられています。
- アプリを長時間使用するのは避ける
- ブルーライトカットフィルムなどを活用し目を守る
など、子どもの目を守る対策をとりましょう。
(2)「ゲーム依存症」に注意!
ゲームに没頭するあまり日常生活に支障が出てしまう、「ゲーム依存症」をご存知でしょうか?
- ゲームをしたい衝動が抑えられない
- 睡眠を忘れてゲームをする
- ゲームをしたいがために嘘をつく
など、ゲーム依存症になると「ゲームが生活の中心」になり、深刻な症状が表れます。
教育アプリはゲームではありませんが、「ゲームの要素」を間違いなく持ち合わせています。
たとえ学習に役立つとしても、アプリに没頭してしまうのは良くありません。タブレットやスマホは親が管理し、子どもが自由に使えないよう注意を払いましょう。
(3)外遊びも適度に行う
子どもにとって、適度な外遊びは大切です!自然の中で遊べば五感が研ぎ澄まされ、家の中では感じられない「驚き」や「感動」を体験できます。
教育アプリを使わせていると、「最近外に出掛けてないけど、知育にもいいし…。ま、いっか!」と思いがちですが、ゲーム依存のような状態を防ぐためにも、適度な外遊びを忘れないようにしましょう。
4、【年齢別】おすすめの教育アプリ16選
それでは、幼児におすすめの教育アプリを年齢別にみていきましょう。
(1)赤ちゃんにおすすめのアプリ
赤ちゃんには、手先や聴覚を刺激するアプリがおすすめです。赤ちゃんを笑わせたりちょっと驚かせたりするアプリは、脳の発達を促しますよ。
①動物の音
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
150以上もの動物の音と写真が収録されたアプリ。図鑑や絵本で見る動物がどんな鳴き声なのか?鮮やかな写真と共に楽しむことができますよ。鳴き声クイズは、赤ちゃんのマッチング能力を高めるのにも最適です。
②タッチ!あそベビー
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
シリーズ累計950万ダウンロード突破!ごはんや着替え、クッキングなど、子どもに身近な「ごっこ遊び」を通して、生活全般への興味関心を広げることができるアプリです。画面にタッチするだけで遊べるため、赤ちゃんでも楽しめます。赤ちゃんの手指の運動にもおすすめです。
③ゆびつむぎ
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
人気のイラストレーターや絵本作家が描いた絵を、スワイプやタップで動かしましょう!親子で会話をしながら楽しめば、物や動物の名前を覚える絶好の機会になりますよ。温かみのあるイラストで、お子様の好奇心や想像力をかき立てる素晴らしいアプリです。
④やったね!できたね!アンパンマン
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
諸説ありますが、丸い形は赤ちゃんが最初に認識する形と言われています。そのため、どんな子どもも丸いアンパンマンが大好き!アンパンマンの仲間達と一緒に、おつかいに出掛けたりお弁当を作ったりしながら、楽しく「形」や「大きさ」などを学びましょう。
(2)2歳~4歳におすすめのアプリ
続いて、2歳~4歳におすすめの教育アプリをご紹介していきます。この時期のお子様には、「自分でやりたい!」を叶える「体験型アプリ」がおすすめですよ。
①だんごむしコロコロ
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
小さなだんごむしの世界を探検しよう!だんごむしを捕まえたり、コロコロ転がして迷路をしたり、内容は単純ですが夢中になる子が続出しています。迷路は「先を予測する力」や「集中力」に良い影響を与えると言われているため、知育にも効果抜群です!
②ごっこランド
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
2019年第13回キッズデザイン賞受賞。こちらのアプリはスマホやタブレットで手軽に職業体験ができるのですが、その素晴らしさは期待以上!「セブンイレブン」や「三菱自動車」など、実在する会社でお仕事体験ができとあり、ママパパからも絶大な支持を集めています。お仕事体験の中に数字や言葉などの学習要素が含まれているため、知育効果も抜群です。
③たのしい!ひらがな
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
ひらがなを楽しく、そして効率的に覚えられるアプリ。文字をなぞる最中にもその文字の音が流れるため、耳と目の両方からひらがなを覚えることができますよ。優しい音声で褒められた子どもは、やる気もグンとアップします!このアプリ一つでひらがなをマスターした!という子もいるほどです。
④わたしのはらぺこあおむし
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com/jp
みんな大好きな「はらぺこあおむし」を育てることができるアプリ。果物を与えたり寝かせてあげたり…。お世話を通じて、自然を愛する力や生き物を慈しむ心が育まれます。
⑤連結だいすき
- Google Play: https://play.google.com
- App Store: https://apps.apple.com
子鉄におすすめ!新幹線や電車を思いのままに連結し、オリジナルの電車を作りましょう。お子様の創造力をかき立てる、ユニークなアプリです。
(3)3歳~6歳におすすめのアプリ
最後に、3歳~6歳におすすめの教育アプリをご紹介していきます。小学校入学に備え、「勉強」の要素が含まれるものや、「思考力」を鍛えるアプリをセレクトしました。
①Think!Think!
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
思考力の育成に特化した学習アプリ!算数オリンピックなどの問題を作成する精鋭チームが、幼児教育で有名な「花まる学習会」の知見をベースに作り上げているため、その内容はお墨付き!毎日10分の取り組みで、着実に力をつけることができますよ。
②ピタゴラン
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com/jp
まるで「ピタゴラスイッチ」のような装置が、簡単に作成できるアプリ。仕掛けを入れ替えて、自分だけのオリジナル装置を作りましょう!面白い動きや複雑な動きを作るには、意外に頭を使います。粘り強さや集中力、考える力を育んでくれるアプリです。
③ワオっち!イングリッシュスクール!
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com/jp
英語と楽しく触れ合えるアプリ。挨拶や日常会話を楽しく学べるゲームで、幼い子どもでも無理なく英語が学べます。
※英語アプリについて知りたい人は、「子どもの英語学習に役立つ!おすすめアプリ厳選10選」を併せてご覧ください。
④こどもゆびドリル
- Google Play:なし
- App Store:https://apps.apple.com
読み書きや計算を練習したいのに、子どもがなかなか興味を示してくれない…。そんなお悩みをもつママパパに人気なのが、こちらのアプリ!ひらがな・カタカナ・アルファベット・計算の初歩を、指先を使って楽しく学ぶことができますよ。
⑤あそんでまなべる 日本地図パズル
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
日本地図も、アプリを使って楽しく学びましょう!パズルゲームのような感覚で、都道府県の位置と名前をテンポよく学ぶことができますよ。
⑥がんばれ!ルルロロ のジグソーパズル
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com/jp
知育に大変良いと言われるパズルも、アプリで楽しむことができます。実物のパズルは、ピースを無くしたりバラバラになったり困ることもありますが、アプリならその心配がありません!ルルロロのジグソーパズルなら、9~100ピースまでの100種類が楽しめますよ。
⑦トドさんすう
- Google Play:https://play.google.com
- App Store:https://apps.apple.com
計算はもちろん、時計の読み方やパターン認識、図形など、算数の基礎を総合的に学べるアプリ。多彩なモードとレベルで、その子にピッタリな問題に取り組むことができますよ。アメリカの1,200の小学校でも使われている、世界的に人気の教育アプリです。
まとめ
教育アプリには沢山の種類があり、お子様の知育や勉強に一役買ってくれることが分かりましたね。
子どもにスマホやタブレットを与えることに躊躇している人もいるかもしれませんが、きちんとルールを決めればメリットを最大限に引き出すことが可能です。
是非教育アプリを活用し、隙間時間やおうち時間を有意義なものにしていきましょう!
hiromiです!幼少期、言葉の発達に悩んだ息子も今や小学1年生。普通に会話できるように成長しています。子育てが少し落ち着いた今、酵母から手作りするパン作りに夢中!ナチュラルで豊かな暮らしを目指しています。