お出かけ・旅行

秋は果物狩りで食育を!子連れにおすすめの季節果物と農園11選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

楽しい夏休みが終わると、残暑の中にも秋の気配が見え隠れし始めますよね。

9・10月は連休も多く、過ごしやすい気候で行楽にピッタリ。子ども達と一緒に楽しめるレジャーはないかな・・・とお悩みの方に是非おすすめしたいのが、「果物狩り」です!

果物狩りは美味しい季節の果実が手に入るのだけでなく、実は子どもの食育や情操教育にも最適。普段できない貴重な体験を通し、多くのことが学べます!

農園によってはお子様スペースやアスレチックがあるなど、お子様が存分に楽しめる施設もありますよ。

それでは早速、秋の醍醐味「果物狩り」の世界を覗いていきましょう!

1、食欲の秋に果物狩りのすすめ

子どもは果物が大好き!毎日欠かさず食べているというご家庭もあるでしょう。

葡萄・梨・柿・苺・桃など、好きな果物の名前を具体的に言える幼児も少なくないと思いますが、その「なり方」はどうでしょうか?例えば、葡萄は木になっているのか?それはどんな木なのか?シーズンはいつなのか?など、お子様は知っていますか?

子どもが普段見かける果物は、綺麗にパッキングされたものばかり。果物の実の部分しか見たことがない子も大勢います。

果物狩りを通し、「自分で収穫した果物」を「自分で食べる」ことを経験できれば、自然に果物のなり方などを知ることができるうえ、普段何気なく食べている果物のありがたさを知ることもできますよ。

食欲の秋は、自然と触れ合いながら楽しく果物狩りがおすすめ!果物のありのままの姿を見られるチャンスをお子様に与えてあげましょう。

2、子どもが果物狩りで学べること

美味しいだけじゃない!子どもが果物狩りで学べることをお伝えしていきます。

(1)果物について知ることができる

先にもご紹介しましたが、果物狩りを通して「果物のなり方」を知ることができます!

スーパーに陳列された果物しか見たことがない子どもにとっては、果物がなっている様子を見るだけでも新鮮!図鑑で見るだけでは覚えきれないことでも、自分で収穫しその場で味わった経験は強烈な印象としてお子様の心に残るのです。

実は筆者の子も、果物狩りに行くまでは苺は木になっていると思っていました!大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとってはそうではないことを思い知らされました。

机上での知識ではなく、実体験を通して学べる果物狩りを是非お子様にも経験させてあげましょう。

(2)季節感を養える

最近では一年を通して様々な果物が手に入るため、果物に「旬」があることを知らない子も沢山います。

その点、果物狩りは季節を肌で感じることができるため、旬の感覚を自然と身に付けることができますよ!

実体験を通して得た季節感覚は忘れにくく、お子様の記憶に留まります。是非、日本の四季を果物狩りで感じさせてあげましょう。

(3)食について考える機会になる

果物を収穫する経験は、食について考える良いきっかけになります。日頃から食べ物の大切さを教えていても、いまいちピンとこないという子もいるでしょう。

しかし、収穫することの喜びや農家の人との触れ合いを通し、作り手のことを考えられるように成長します。

飽食の時代、食べ物の大切さを感じる機会は減っています。是非果物狩りで「食育」をしてみてはいかがでしょうか?

(4)苦手な果物を克服できるかも!?

自分で収穫したものなら、少々嫌いでも食べる!そんな話をよく耳にしますよね。

果物好きな子は多い一方、全く食べないという子も中にはいます。苦手を克服する機会として、果物狩りを是非活用してみて下さいね。

3、果物狩りを楽しむポイント

子どもにとってメリットがたくさんある果物狩り。是非連れて行ってあげる際には以下のポイントに気を付けましょう。

(1)食べ頃の時期を選ぼう

美味しい果物を収穫するには、食べ頃を狙うのがマスト。果物は地域によって旬が異なり、実のつき始めや終わりで味も違います。

農園によっては、HPで果物の状況をお知らせしている場合もあるため、事前にチェックしてみましょう。予約の際に尋ねると詳しく教えてくれますよ。

(2)なるべく早い時間に予約しよう

果物狩りは予約した方が確実。しかもなるべく早い時間がおすすめです!午後になると他のお客さんに収穫され尽くし、残りわずかなこともよくあります。

午前中早い時間に予約すれば、混み合う前に比較的ゆっくり果物狩りを楽しむことができますよ。

その他にも、予約の際には以下のこと尋ねておくと安心です。

  • 予約した日の大体の果物の様子(まだ実は十分にあるか?旬かどうか?)
  • 雨天時でも果物狩りは可能か
  • 駐車場はあるか
  • ベビーカーの持ち込みは可能か
  • 持ち物

情報収集を万全にし、果物狩り当日を楽しいものにして下さいね!

(3)汚れても良い服装

果物狩りは服装が汚れることもよくあります。そのため、汚れても良い服装が基本です!

収穫した果物をその場で食べることも多いため、ウェットティッシュやビニールなどがあると便利ですよ。(食べる際に農薬などが気になる場合は、それも確認しておきましょう。)

小さなお子様は、事前に着替えを準備しておくことをおすすめします。

(4)紫外線・虫対策

果物狩りは屋外で行われるため、紫外線や虫対策は必須です!子ども用の日焼け止めや帽子、虫よけスプレーなどの準備を忘れずに。

バンドエイドなどの傷対策も忘れないようにしておきましょう。

4、秋におすすめの果物

果物狩りの定番!秋におすすめの果物たちを表にまとめました。お子様が収穫する際のおすすめ度も参考にしてみて下さいね!

どの果物の収穫体験も楽しそうですが、子どもにおすすめなのは「ブルーベリー」と「みかん」です!

この2つの果物は子どもでも簡単に果実に背が届くため、自分で収穫する楽しみが味わえます!ママパパも抱っこしたり脚立を支えたりする手間が省けるため、ストレスフリーで楽しむことができますよ。

また、葡萄はシャインマスカットなどの高級品種がリーズナブルに手に入る農園もたくさんあります!味はもちろん、皮を剥かずに食べられるため子どもにもおすすめですよ。

お子様の好きな果物を狩るのもよし!収穫しやすいブルーベリーやミカンからトライするのもよし!お好みに合わせて選んでみて下さいね。

5、収穫体験できるおすすめの農園

子連れでも楽しめる!全国の農園を一挙にご紹介していきます。

(1)山本観光果樹園(北海道)

公式サイト:https://www.fruits-yamamoto.net/

  • 住所:北海道余市町登町1102-5
  • 料金:【食べ放題コース】中学生以上¥1,200・小学生¥950   【食べ放題・もぎ取りコース】中学生以上¥2,000・小学生¥1,750

「山本観光果樹園」は、栽培指導者ルイス・ベーマーによりリンゴ栽培が栄えた余市で、創業147年を誇る歴史ある農園です。春は苺に始まり、さくらんぼ・桃・プルーン・プラム・ぶどう・梨・リンゴなど、四季折々の果物狩りを体験することができますよ。無料駐車場200台も完備。

(2)仲野観光果樹園(山形)

公式サイト:http://www.nakanofruit.com/

  • 住所:山形県天童市大字川原子1784-5
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

秋の味覚、葡萄をはじめとした様々な果物狩りが体験できる「仲野観光果樹園」は、園内に併設されたカフェも魅力的!旬のとれたてフルーツをふんだんに使用したパンケーキやシェイクが食べられます。子どもが疲れた時の休憩にもピッタリですね。ちなみに、テレビ番組「旅サラダ」で人気俳優さんも来店していますよ!

(3)秩父フルーツファーム(埼玉)

公式サイト:http://www.fruit-farm.jp/

  • 住所:埼玉県秩父市下影森877-1
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

主に苺と葡萄の収穫が楽しめる「秩父フルーツファーム」では、あの高級品種「シャインマスカット」が食べ放題で楽しめます!お子様もきっと大喜びしてくれそうですね。石焼バーベキューとセットにすることもできますよ。

(4)芝口果樹園(神奈川)

公式サイト:http://www.s-kajuen.com/

  • 住所:神奈川県横浜市戸塚区影取町146
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

葡萄・柿・いちじく・梨・みかんなどの収穫が楽しめる「芝口果樹園」は、有料道路を使えば都心から1時間程度で到着します!ドライブがてら気軽に訪れることができる、アットホームな果樹園です。

(5)はままつ フルーツパーク ときのすみか

公式サイト:http://www.tokinosumika.com/hamamatsufp/

  • 住所:静岡県浜松市北区都田町4263-1
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

「はままつ フルーツパーク ときのすみか」は、果物狩りはもちろん、温泉やバーベキュー、キャンプまで楽しめる広大なフルーツ王国!子どもに人気のアスレチックもたくさんあるため、【果物狩り+遊び】を存分に楽しむことができますよ。

(6)中込農園(山梨)

公式サイト:http://nakagominouen.com/

  • 住所:山梨県南アルプス市飯野2281-1
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

果物の本場!山梨にある「中込農園」には、世界中からたくさんの人が訪れます。シャインマスカットやサニールージュなどの高級品種が産直ならではの価格で楽しめるのが魅力です。周囲に観光名所がたくさんあるため、山梨を目一杯楽しむことができそうです。

(7)はびろ農業公園みはらしファーム(長野)

公式サイト:https://miharashi-farm.com/

  • 住所:長野県伊那市西箕輪3416-1
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

「みはらしファーム」では、子どもにおすすめのブルーベリー狩りが体験できます!食べ放題と持ち帰りもできるため、ジャムなどに加工する楽しみも味わえますね。食事処やバーベキュー、アスレチックなどもあり、子連れに最高の施設です!各種イベントも頻繁に行われていますよ。

(8)蒲郡オレンジパーク(愛知)

公式サイト:http://www.orepa.jp/ 

  • 住所:愛知県蒲郡市清田町小栗見1-93
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

苺・メロン・ぶどう・みかんの収穫ができる「蒲郡オレンジパーク」では、果物狩りとバーベキューなどを組み合わせたプランが充実!豊富なお土産コーナーや大規模レストランもあるため丸一日楽しめます。

(9)道の駅アグリパーク竜王(滋賀)

公式サイト:https://www.aguri-p.com/

  • 住所:滋賀県蒲生郡竜王町山之上6526
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

「道の駅アグリパーク竜王」では、果物狩りはもちろん、米作り体験やジャガイモ堀り体験、ラベンダー摘みなど、幅広い農業体験が可能。どうぶつ触れ合い広場などもあり自然体験を存分に味わうことができますよ。

(10)平田観光農園(広島)

公式サイト:http://www.marumero.com/

  • 住所:広島県三次市上田町1740-3
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

「平田観光農園」は、ぶどう狩りや桃狩りなどはもちろん、薪割りや火おこし体験できる【アウトドアレストラン】や、液体窒素で作る【アイスクリーム作り】など、ユニークな楽しみ方ができる農園です!無添加のドライフルーツやジャムなどお土産も充実しています。

(11)吉次園(熊本)

公式サイト:http://www.kichijien.jp/kudamonogari.html

  • 住所:熊本県熊本市北区植木町木留556-1
  • 料金:果物により異なる(詳しくはこちら

コンセプトは【まる1日農園遊び】!果物狩りの後はお子様スペースのある休憩所でコーヒーやお茶が楽しめるなど、子連れにありがたいサービスも充実。農園オリジナルの加工品や季節の農作物も毎日並んでおり、お土産にもピッタリですよ!

まとめ

美味しいだけじゃない!果物狩りは、お子様の食育や情操教育としても、とても有意義な体験です。

果物狩りを通し秋の味覚を満喫!有意義で楽しい時間を家族で過ごしてみてはいかがでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

PAGE TOP