学習法

おすすめの知育時計と時計を覚えるコツを解説!時間が苦手克服法5選

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「今〇時〇分だね!」お友達親子の何気ない会話に、「うちの子はまだ時計なんて読めない・・・!」と焦りを感じた経験はありませんか?

「成長と共に自然に読めるようになるでしょ。」とのんきに構えていたら、来年はもう小学生!何てことも少なくありません。

そこで今回は、【時計が読めるようになるコツ】を徹底解説!時計を教える方法を、5つのステップで詳しくご紹介していきます。今時計が苦手なお子様も、きっと上手に時計が読めるようになりますよ。

それでは早速みていきましょう!

目次

1、時計を読むのは難しい?

(1)時計を読むのに必要な「2つの能力」とは?

子どもが時計を読むのは、決して簡単なことではありません。

  • 数字が読める
  • 時間の概念がある

大前提としてこの2つの能力がなければ、時計を読むのは難しいでしょう。逆を言えば、数字や時間の概念を習得できた子は、その分時計も早く読めるようになります!

そのため時計を読めるようになる年齢は個人差が大きく、2歳で読めるようになる子もいれば、7歳頃でようやく読めるようになる子もいるのです。

(2)声掛けで時計の素地を育もう!

では、どうして「数字」や「時間の概念」の習得に個人差が生まれてしまうのでしょうか?それには、家庭での声掛けなどが大いに関わっているのです!

子どもには「早くしなさい!」とばかり言ってしまいがちですが、普段から「〇時になったら出掛けるよ。」など、具体的な時間を子どもに伝えることで、徐々に時間の概念は身に付きます。

数字に関しても同じ!日常のちょっとした会話に盛り込むだけで、5ぐらいまでの感覚は幼児でも簡単に身に付けることができますよ。

きちんと時計を習うのは小学校1年生ですが、実は1年生では「ちょうどの時間」と「半の時間」しか習いません!それでは日常生活に困ることも出てくるため、遅くとも就学前までには時計が読めるよう教えてあげるのが理想です。

「数」と「時間感覚」を日常生活に取り入れ、できれば3・4歳頃から時計の練習がスタートできる「素地」を作ってあげられるといいですね!

2、時計を読めるようになるとどんなメリットがある?

幼児が時計を読むメリットについて見ていきましょう。

(1)時間の約束ができる

時計が読める一番のメリットは、時間の約束ができるようになることです!

「〇時〇分になったらお出掛けだから、それまでに準備をしようね。」

「〇時になったらお迎えに行くから、待っていてね。」

など、お子様とこんな会話ができるようになれば「急ぎなさい!」、「なんでまだ着替えてないの!?」と叱る必要もなくなります。

時間の約束ができれば、親子共にストレスも軽減しそうですね!

(2)自立への第一歩を踏み出せる

時計が読めれば起床や就寝などの生活リズムが整い、自分で行動ができるようになってきます。

一日の流れを意識し、やるべきことを自分自身でできるようになるのは、自立への小さな一歩!

「もうすぐ〇時だから寝なきゃ!」など、時間を意識することで規則正しい生活にも繋がりますよ。

3、時計を読めるようになる5つのステップ

時計を上手に読むための方法を、5つのステップに分けてご紹介していきます。

(1)ステップ1:数字を理解しよう

時計を読むのに欠かせない!数字を読む練習をしていきましょう。時計を読むには1~60までが理解できていれば十分ですが、これを機会に100まで教えるものもおすすめです。

  • 数唱してみよう

数唱とは、1・2・3・・・と数を唱えることを指します。数唱の際は、量感などは気にせず呪文のように唱えるだけでOK!最初は10までトライし、慣れてきたらどんどん先へ進みましょう。

同時に「5とび」の数え方も教えてあげると、時計読みがスムーズに進みますよ!

  • 数量の感覚を身に付けよう

数唱とは別に、数量の感覚を身に付ける取り組みも行いましょう。おはじきを数えたり、お菓子を渡す時などに何個あるか聞いたり、楽しみながら行うのがコツです

根気強く続けていけば、5くらいまでの量をパッと見て言うことができるようになりますよ。

(2)ステップ2:時間の感覚を身に付けよう

数字の理解と並行して「時間の感覚」も身に付けていきましょう。

時間感覚は、机上で教えるより日常生活の実体験と結び付けながら伝えるのがベスト!オヤツは3時、寝るのは9時など、会話の端々に時間を散りばめてあげて下さいね。

また、1日の経過をイメージしやすい絵本などを読み聞かせてあげるのもおすすめです。

(3)ステップ3:長針と短針を理解しよう

数字と時間感覚の概念が身に付いてきたら、いよいよ時計に触れてみましょう!

この時いきなり読ませるのではなく、時計には「長針」と「短針」があることを教えてあげるのがポイントです。

「短い針が〇時、長い針が〇分だよ!」と軽く伝える程度でも構いません。後は、実際に時計を読みながら自然と身に付いていきますよ。

(4)ステップ4:「ちょうどの時間」と「半の時間」を読んでみよう

ここまでくればもう少し!「ちょうどの時間」と「半の時間」を教えましょう!

「ちょうどの時間は長い針が12のところ、てっぺんだね!」、「半の時間は長い針が6のところ、一番下!」と言う具合に、子どもに分かりやすい表現で伝えてあげて下さいね。

(5)ステップ5:15分→5分→1分単位で読んでみよう

最後の仕上げ!15分→5分→1分の単位で、細かく時間を読む練習をしていきましょう。

こればかりは読む練習をこなしていくしかないため、根気強く続けることが大切です。この時「知育時計」があると大変便利なので、1つ手に入れることをおすすめします。

日常会話でも積極的にお子様に時刻を聞いてあげて下さいね!

4、知育時計を選ぶポイント

絶対おすすめ!時計の練習に欠かせない「知育時計」の選び方をご紹介していきます。

  • 0~59までの数字が記載されている
  • 時間と分の表記がある
  • 長針と短針の区別がつきやすい
  • 1時間ごとにゾーンが表記されている
  • なるべくシンプルなものがベスト(ただし、お子様の興味を引くためには好きなキャラクターの時計が良いことも。)

知育時計はお子様がいかに読みやすいかが命です!上記のポイントをおさえた知育時計で、楽しく時計の練習をスタートしてみて下さいね。

5、おすすめの知育時計10選

幼児におすすめ!時計の練習に役立つ知育時計を一挙にご紹介していきます。

(1)セイコー クロック 目覚まし時計 知育 アナログ

知育時計を選ぶ際のポイントを網羅!シンプルで分かりやすい設計の知育時計です。目覚まし機能付きだから、時計の練習を終えた後も長く使うことができますよ!

(2)セイコー クロック 掛け時計 置き時計 兼用 知育 ドラえもん

こちらは、先にご紹介したセイコークロックのドラえもんバージョン。知育時計としての優秀な機能はそのままに、掛け置き兼用の時計としても使用可能。付け替えできるキャラクターのマグネットも付いており、お子様の興味を引き付けます!

(3)セイコークロック 置き時計 赤 本体サイズ:8.9×8.6×4.7cm 目覚まし時計 ミッキーマウス

手の平サイズで、持ち運びにも便利な目覚まし時計。一見普通の時計に見えますが、長針短針の区別もつきやすく1~59までの数字もバッチリ書かれています!ミッキーと一緒なら、楽しく時計の練習ができそうですね。

(4)レムノス ふんぷんクロック

知育時計は欲しいけど、インテリアに合わないデザインはちょっと・・・そんな方におすすめなのが、こちらです!子どもに分かりやすい設計ながらも、インテリアと馴染むデザインが魅力です。

(5)BRUNO イージータイムクロック

スッキリと洗練されたデザインの知育時計。シンプルな文字盤に大きな針が映えるデザインは、子どもにも分かりやすくてGOOD!

(6)MAG(マグ) ナチュラル

時刻合わせが必要ない、電波時計タイプの掛け時計。知育時計専用ではありませんが、立体的で大きな【時間の数字】と赤くシンプルな【分の数字】は、子どもでも簡単に見分けることができおすすめです!

(7)くもん スタディクロック

知育時計の名品!「くもん」の掛け時計です。長針・短針それぞれと同じ色の数字を読むだけで、簡単に時刻を認識することが可能!大き過ぎず小さすぎず、子どもが扱うことを前提にしたデザインは流石の一言ですね。

(8)タイムタイマー

こちらはユニークな知育時計。赤い部分の面積で残り時間がどれ位か一目で分かる優れもの。朝の忙しい時間の身支度も、こちらの時計があれば自主的に取り組んでくれるとの声が多数寄せられていますよ!時間感覚や規則正しい生活を身に付けたいお子様にもピッタリです。

(9)学研 とけいのレッスン

学習教材に定評のある「学研」から発売されている知育時計。「目標設定」で時計への興味を誘導し、生活習慣に合わせて楽しく時計が学ぶことができますよ。

(10)100均の時計をアレンジしてオリジナルを手作り

これまで市販の知育時計をご紹介しましたが、100均の時計をアレンジしてオリジナルの時計を作ることもできます!

費用を抑えることができるうえ、比較的簡単に作ることができるため是非トライしてみて下さいね。

※詳しい作り方は参考サイトをご覧ください。

6、知育時計のおもちゃ

持ち運び簡単!いつでもどこでも手軽に時計の練習ができる「知育時計のおもちゃ」をご紹介します。

(1)くもんのNEWくるくるレッスン

時計の練習に特化したおもちゃ。実際に針を触って動かせるため、子どもも興味津々です!針をクルクル回して、「今何時?」と時刻当てゲームをするのも楽しいですよ。慣れてきたら専用カバーで1~59の数字を隠し、実際の時計に近い形で練習してみましょう。

(2)スタディめざまし

先にご紹介した、「くもん」スタディロックシリーズの目覚ましバージョンがこちら。お子様にやさしい機能はそのままに、持ち運びが手軽にできるサイズ感が嬉しいですね。机上で時計の問題を解く時にも役立ちます。

(3)Hape(ハペ) ハッピーアワー クロック E1600

時計に親しんで欲しい!そんなママパパの気持ちに答えてくれるのがこちらの時計おもちゃ。数字の部分はパズルになっており、遊びながら数字を覚えることもできますよ。パズルには小さなつまみが付いているので、低年齢のお子様でも楽しめます!

7、時計の読み方が学べる絵本

絵本にも、楽しく時計を学べるものがたくさんあります。

(1)とけいのほん1(2もあり)

時計の針「ちび(短針)」と「のっぽ(長針)」を題材にした物語。子どもに時間を意識させるセリフが散りばめられています!何度も読むうちに「ちょうどの時間」と「半の時間」が分かるようになりますよ。

(2)くろくまくんのとけいえほん

ストーリーにそって付属の時計を合わせたり、時刻を読んだりして楽しめる絵本。可愛らしい「くろくまくん」となら、無理なく楽しみながら時計の練習ができますよ!

(3)プータンいまなんじ

可愛らしいブタさんの「プータン」が主人公。おばあちゃんが来るのを楽しみに待つプータンの1日を、時間の経過と共に追っていくストーリーです。自由に動かせる時計付きだから、物語にあわせて時刻を設定して楽しめます!

(4)とけいのえほん

時刻のイメージを膨らませてくれる絵本。時計の進み具合と共に刻一刻と変化を遂げる世の中の表情を、子どもに伝えてくれる一冊です

まとめ

まだ時計が読めなくて心配。そんな不安が吹き飛んでしまうほど、頼りになる「時計練習アイテム」がたくさんありましたね!

5つのステップとお気に入りの知育時計で、楽しく時計の練習をスタートしてみて下さいね。

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