夏休みの予定が決まらない・・・!行き慣れたテーマパークなどは新鮮さがないし、かといって子連れで海外旅行はちょっと不安。
そんなママパパにおすすめなのが、「キャンプ」です!
自然の恵みを体中で感じることができるキャンプは、家族にとって学びある体験ができると、今話題です。
今回は、子連れキャプがおすすめの理由や100%楽しむためのコツなど、キャンプの魅力を余すところなくお伝えします。
おすすめのキャンプ場や、今話題のグランピング施設などもご紹介するのでお楽しみに!
今年の夏は子連れキャンプに決まり!お子様とのかけがえのない時を、大自然の中で感じることができますよ。
目次
1、家族キャンプがおすすめの理由
楽しいだけじゃない!子連れキャンプがおすすめの理由をお伝えします。
(1)非日常を体験できる
普段、お子様と外遊びをする時間は取れていますか?忙しい毎日、自然の中で遊ぶ時間を確保するのはなかなか難しいのが現状ですよね。
しかし、キャンプなら朝から日が暮れるまで、家族で目一杯自然を満喫することが可能です!昆虫をとったり、川遊びをしたり、日常では経験できないような大自然の恵みを体中で感じることができます。
子どもと「同じ目線」で「同じ感動」を味わうことで、家族の絆もさらに深まりますよ。
(2)協力し合うことの大切さを学べる
キャンプでは、共同生活が基本です。一日中家族と生活を共にするには、協力し合うことが欠かせません。
テント張りや料理の手伝いをしたり、下の子の面倒をみたり、子どもにも役割を与えてあげましょう。「協力する」ことや「責任を果たす」ことの大切さを学ぶ素晴らしい機会になりますよ。
また、協力するのは家族間だけではありません。キャンプ場には様々なファミリーが来ています。キャンプ慣れしたグループの方々が、初心者のグループにアドバイスをしてくれることも少なくありません。
人に優しくされた経験は、次に子ども自身が人に親切にすることに繋がります。我が子にも、是非このような経験をさせてあげたいものですね。
(3)かけがえのない家族の思い出が作れる
大自然の中で過ごした家族とのかけがえのない思い出は、「自分は愛されている」という確固たる自信を無意識のうちに感じさせてくれます。
人を愛し、愛されることを知っている子は、道を踏み外すことはありません。
是非キャンプで素敵な思い出を作り、お子様の心に「愛されている自信」を届けてあげましょう。
2、キャンプ場を選ぶ時のチェックポイント
家族にとって素晴らしい体験になること間違いなしのキャンプ!早速行ってみたいと感じてくれた方のために、キャンプ場の選び方についてお伝えします。
(1)遠すぎる場所は避ける
キャンプを楽しもう!と、張り切って遠くのキャンプ場を予約するのは、あまりおすすめできません。
キャンプ場が遠いと、渋滞に巻き込まれ到着予定時刻を大幅にオーバー!なんてことも、あり得ます。バタバタとテントを張ったものの、お腹が空いたと泣く子をしり目に飯ごうでご飯を炊く・・・想像するだけでも大変ですよね。キャンプ初心者ファミリーなら尚更です。
キャンプ場はあまり遠くない場所で探し、時間に余裕を持ったプランを立てることが大切です。
(2)安全な立地
子連れキャンプにとって、安全対策は最も大切。特に寝泊りするキャンプ場は、危険がないかしっかりチェックしておきましょう!
- 上級者向けのキャンプ場は避ける
- あまりにも川に隣接し過ぎているなど、危険が想定される立地は避ける
など、安全第一でキャンプ場を選びましょう。
(3)設備が整ったキャンプ場を選ぶ
キャンプ初心者ファミリーには、設備が整ったキャンプ場がおすすめです!
- 洋式水洗トイレがある
- コインランドリーがある
- 売店や自動販売機がある
- 炊事場が清潔
- 24時間管理がされている
- 場内に風呂やシャワーがある
- レンタル用品が充実している
(貸出テント・ガスコンロ・バーベキューセット・飯ごうなど)
このような設備があれば、子連れでも安心してキャンプを楽しむことができます!どうしてもテントでの寝泊りが不安な場合は、コテージや話題のグランピングもおすすめですよ。
(4)「フリーサイト」より「区画サイト」を選ぶ
キャンプ場には、「フリーサイト」と「区画サイト」があるのをご存知でしょうか?
- フリーサイト:仕切りがなく好きなところにテントを張れる
- 区画サイト:キャンプエリアが仕切られておりその範囲内のみ使用可
フリーサイトと区画サイトは、それぞれにいいところがあるのですが、子連れキャンプには「区画サイト」がおすすめです!
見ず知らずの人達の中で過ごす時、区画がハッキリしていればプライベート空間が保たれ、トラブルが起きることも少なく落ち着いて過ごせます。
(5)アスレチックがあるとGOOD!
アスレチックや遊具があるキャンプ場なら、子どもがさらに楽しむことができます。思いきり遊んだ後に食べるバーベキューは、格別ですよ!
3、あると便利!子連れキャンプの必需品
子連れキャンプで「持ってきてよかった~!」と思える必需品をご紹介します。
(1)子連れキャンプの必需品
子連れキャンプの必需品を、表でまとめてみました。
いかがでしょうか?お子様を持つママパパなら思いつく物が多いと思いますが、見落としやすいものを赤字で示しました。中でも、子ども靴の予備は大切です。
キャンプでは靴が濡れたり、片方無くしたり、思わぬトラブルが起きるもの。長靴やサンダルでも代用可能ですが、アスレチックなどで動く場合には、やはり履き慣れた靴が一番です。
また、簡易トイレもあると便利!トイレが遠い場合や、和式しかなかった場合に活躍してくれますよ。
(2)番外編!大人がほっと一息できるおすすめグッズ
番外編!キャンプで一日中頑張ったママパパが、ホッとくつろげるおすすめグッズを紹介します!
子ども達が寝た後、夫婦でワインなんて素敵ですよね。そんな時、プラスチック製のワイングラスがあれば、紙コップよりずっと雰囲気が出ておすすめです。
音楽を聴きながら、夜空の星を眺めるのも癒されます。ワイヤレススピーカーがあれば、非日常感が益々高まりますよ!※音量には注意しましょう。
4、アウトドアはリスクも!注意することとは
大人も子どもも楽しめるキャンプですが、野外活動には危険もあります。キャンプを楽しい思い出にするためにも、以下の注意点を守りましょう。
- 子どもから決して目を離さない
- バーベキューなど、火を使う時には十分注意する
- 日焼け対策や虫除け対策を十分に行う
- 水遊びの際には、必ず大人が付きそう
- 天候に十分注意し、危険が及ぶ場合は中止も考える
特に、水遊びは危険も多くあります。川や渓流は急に深くなっていたり、流れが速くなっていたりすることも少なくありません。子ども一人で遊ぶことがないよう、十分注意しましょう。
5、キャンプ場では子どもとルールを決めておこう
子どもの様子を逐一チェックし、その都度注意を呼び掛けることは大切なことです。しかし、事前にルールを決めることで、子ども自身が善悪を判断する能力が身に付きます。
- 危険な場所を子どもと一緒に確認し、近寄らないようにする
- 他の利用者のサイト(区画)に入らない
- 一人行動は、例えトイレでも控える
- 夜は騒がない
- ゴミの分別を正しくする
特にキャンプ場は、不特定多数の人が寝泊りをする場所です。お互いにマナーを守り合うことで、みんなが気持ちよくキャンプを楽しむことができます。
「子どもだから仕方ない。」と、最初から諦めるのではなく、ルールの大切さを学ぶ良い機会だと考えましょう。
6、おすすめのキャンプ場
それでは、全国のおすすめキャンプ場を一挙にご紹介していきます。
(1)オートリゾート滝野
公式サイト:http://www.takinopark.com/?stay=autoresort
- 所在地:札幌市南区滝野247
- 営業期間:例年4月20日~10月末まで
日本初の国営公園内にあるオートキャンプ場としてオープン!日本オートキャンプ協会から五つ星認定を受けている、施設水準の高いキャンプ場です。
コインランドリー、売店、無料シャワー、自動販売機、図書の無料貸し出しコーナーなど、充実の設備が自慢。隣接の「滝野すずらん公園」で遊ぶこともできるため、子連れキャンプにピッタリです!札幌から40分程度で行けるアクセスの良さも魅力的。
(2)フォレストパークあだたら
公式サイト:http://www.fpadatara.com/
- 所在地:福島県 安達郡大玉村玉井長久保68
- 営業期間:通年営業
こちらも、五つ星認定のオートキャンプ場。「森との共生」をコンセプトに、公益財団法人によって運営されています。
カフェやショップなど、充実の設備が整っているこちらのキャンプ場は、温泉があるのが大きな魅力!備え付けシャンプーやボディーソープもあります。また、ファミリー向けの区画サイトは周囲を樹木などで囲まれているため、より一層プライベートな空間を確保することが可能。子連れに嬉しい設備が充実したキャンプ場です。
(3)北軽井沢スウィートグラス
公式サイト:https://sweetgrass.jp/
- 所在地:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990―579
- 営業期間:通年営業(凍結や積雪によっては一部施設に利用制限あり)
浅間山北麓の豊かな自然を体感できるオートキャンプ場。雄大な時間とスケールを肌で感じることができます!
シャワー室やバーベキュー施設などの基本設備はもちろん、フィールドアスレチックやツリーハウスなど、子どもが喜ぶ遊具も万全!授乳室もあるため、小さなお子様連れにも安心です。
(4)大子広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ
公式サイト:http://www.greenvila.jp/
- 所在地:茨城県久慈郡大子町矢田15-1
- 営業期間:通年営業
五つ星認定のオートキャンプ場。こちらのキャンプ場は大子広域公園内にあるため、スライダーや波の出るプール、斜面利用型アスレチックなどが使用可能。豊富なレンタル品や露天風呂までも完備されています!
全ての人に使いやすい「ユニバーサルデザイン」が取り入れられており、老若男女問わず安心して過ごせる施設と言えるでしょう。
(5)竜洋海洋公園オートキャンプ場
公式サイト:http://www.ryu-yo.co.jp/AUTO/index.html
- 所在地:静岡県磐田市駒場6866-10
- 営業期間:通年営業
手入れされた芝生が綺麗なオートキャンプ場。5.4ヘクタールもある広大な敷地が自慢です。
こちらのキャンプ場は「竜洋海洋公園」に隣接しているため、巨大な滑り台や流水プール、アスレチックなどを思う存分楽しむことができます。売店やレンタル用品も充実しており、隣の「レストハウスしおさい竜洋」には温泉もありますよ!
(6)若杉高原おおやキャンプ場
公式サイト:https://ooyaski.com/camp/
- 所在地:兵庫県養父市大屋町若杉99-2
- 営業期間:4月20日~11月9日(2019年営業予定)
関西からのアクセスがよく、夏も楽しめるゲレンデが売りのキャンプ場。
子どもが楽しめるイベントが充実しているため、ファミリー層に大人気!この夏は「まるごと山あそび」をテーマに、星空ハイキングやトランポリン、ピザ作りなどが開催されていますよ。
(7)もみのき森林公園オートキャンプ場
公式サイト:http://www.mominoki.or.jp/
- 所在地:広島県廿日市市吉和1593-75
- 営業期間:通年営業
広島市から車で一時間程の好立地。もみのき森林公園に併設されているオートキャンプ場です。
サイクリングロードやアスレチック、自然の川を利用した水遊び場など、様々な遊びを体験できます。中でも、GWや夏休みに開催されている「魚のつかみ取り」は大人気です!また、レストランや売店もあるため、子連れでも安心。車で15分ほどの場所には温泉施設、「女鹿平温泉クヴェーレ吉和」がありますよ!
(8)四国三郎の郷
公式サイト:http://mimacamp.jp/
- 所在地:徳島県 美馬市美馬町字境目39-1
- 営業期間:通年
一級水系である吉野川の恵みを受けた広々としたキャンプ場。清潔なサニタリーハウスには、コインランドリーやコインシャワー、バリアフリートイレなどが備わっており、子連れに安心。売店では、簡単な食料な洗面用具も販売されています。
近くには川遊びができるスポットが点在しており、夏は水遊びを楽しむファミリーも多い模様。安全安心に川遊びを楽しみたい方には、車で10分ほどの場所にある「Trip 四国の川の案内人」がおすすめ!装備万全で、カヌー体験や川遊びツアーに連れて行ってもらうことができますよ。
(9)服掛松キャンプ場
公式サイト:http://fukukake.com/
- 所在地:熊本県上益城郡山都町長崎361
- 営業期間:通年営業
九州のど真ん中!九州中央山地の大パノラマを満喫できるオートキャンプ場です。キャンプ初心者にやさしいキャンプ場として定評があり、テントの張り方や何をレンタルすべきかまで丁寧に教えてもらえます。
一番人気の五右衛門風呂つき田舎風ログハウスに宿泊すれば、グランピング感覚で気負わず自然を満喫できますよ!
(10)森と星空のキャンプヴィレッジ
公式サイト:https://www.twinring.jp/f-glamping/
- 所在地:栃木県芳賀郡茂木町桧山120―1
- 営業期間:通年営業
キャンプはちょっと不安・・・そんな方には、今話題のグランピングがおすすめです。
こちらは、「ファミリーグランピング」をコンセプトに作られたという、子連れにありがたい施設!シェフによる厳選素材のバーベキューを楽しんだ後は、フカフカベッドのあるテントで星空観賞。ツインリンクもてぎ内の、ネットアスレチックや空中散歩、立体迷路も楽しむこともできますよ。
まとめ
いかがでしたか?全くのキャンプ初心者ファミリーでも、「キャンプに行きたい!」と思って頂けたのではないでしょうか?
大自然の恵みを体中で感じるキャンプは、お子様にとってかけがえのない経験になること間違いありません。
今年の夏は、是非家族でキャンプに挑戦してみましょう!
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。