お出かけ・旅行

子どもの命を守るチャイルドシート!種類や選び方を徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

子どもを車に乗せる時の必需品といえば、チャイルドシート!産院を退院した時に車に乗せるなら、妊娠中から準備しておく必要があります。

しかし、いざ購入しようとするとその種類の多さにビックリ!「どれを選べばいいのか分からない…。」そんな人もいるでしょう。

そこで今回は、チャイルドシートの種類や選び方を徹底解説!

  • チャイルドシートの種類や選び方を詳しく知りたい!
  • 使い勝手の良い商品を教えてほしい。
  • そもそもチャイルドシートは何歳まで必要なの?
  • チャイルドシートからジュニアシートへ切り替える時期はいつ?

など、チャイルドシートに関するあらゆる情報をまとめました。

お子様の命を守るチャイルドシート。きちんと吟味して、安全で快適な車移動を叶えましょう。

目次

1、命を守る!チャイルドシートの役割と選び方

皆さんご存知のように、チャイルドシートの役割は子どもの「命」を守ることです!

警察庁の発表によると、チャイルドシート不使用者の致死率は、適正使用者の【約11.1倍】にものぼります。

思わぬ事故が起きた時、チャイルドシートを装着していたおかげで、命拾いした事例も沢山あるのです。

今もし、「赤ちゃんは、抱っこで乗っても大丈夫でしょ〜!」と軽く考えている人がいれば、こちらの動画を見て下さい。

いかがでしょうか?

チャイルドシートを装着していない乳幼児は、急ブレーキをかけた際に頭を強く打ち付けていますこの人形が我が子だと思うとゾッとしますね…。

チャイルドシートは子どもの命を守るために不可欠で、それは法律でも定められていることです。

チャイルドシートは何歳までつける必要があるのか?違反するとどんな罰則があるのか?次で、今一度法律を見直していきましょう。

2、チャイルドシートは何歳まで必要?体格による選び方

チャイルドシートは何歳まで必要?【チャイルドシート→ジュニアシート】への切り替えも時期も含め、お伝えしていきます。

(1)6歳までは「チャイルドシート」または「ジュニアシート」が必要

チャイルドシートの装着は、2000年4月1日の道路交通法改正により義務化されました。

これにより6歳未満の子を車に乗せる場合には「チャイルドシート」または「ジュニアシート」が必要になり、装着せずに乗せた場合は「罰則」や「反則金」はないものの、運転手に対して「交通違反点数1点」が加算されてしまいます

  • 産院を退院したばかりの新生児を乗せる
  • 旅行中にレンタカーに乗る
  • 知人の車に子どもを乗せる

このようなケースでも、チャイルドシートの装着は必要です!

できれば子どもが誕生する前にチャイルドシートを購入し、安心・安全に移動ができる環境を整えましょう。

(2)「チャイルドシート」から「ジュニアシート」へ切り替える時期は?

ジュニアシートとは、チャイルドシートが窮屈になった子を対象にした車用補助シートで、【3〜4歳頃】にチャイルドシートからジュニアシートに切り替える人が多いようです

しかし、この年齢はあくまで目安!子どもの体格が【体重15kg以上、身長100cm以上】に成長したタイミングで、切り替えるのがおすすめです。

また、チャイルドシートの装着は法律では6歳未満までが義務ですが、身長が140cmに成長するまでは、ジュニアシートを使用するのが安心です。なぜなら、乗用車のシートベルトは、身長140cm以上の人間を想定して作られているからです。

ジュニアシートへの切り替えは、年齢のみで判断するのではなく、お子様の成長具合をみながら慎重に決めて下さいね。

3、チャイルドシートとジュニアシート!タイプ5つ

チャイルドシートの必要性や概要をお分かり頂けたところで、続いて、チャイルドシート&ジュニアシートの種類を詳しくみていきましょう。

(1)チャイルドシートの種類

チャイルドシートのタイプは、

  • キャリータイプ
  • 回転式シートタイプ
  • 固定式シートタイプ

以上の3つに分けられます!

画像出典:キャリータイプ|https://www.nihonikuji.co.jp

画像出典:回転式シートタイプ|https://item.rakuten.co.jp

画像出典:固定式シートタイプ|https://item.rakuten.co.jp

表のように、キャリータイプは乳児期専用、回転式シートタイプは乳幼児期兼用、固定式シートタイプは、乳幼児期兼用もあれば、学童期まで長く使えるものもありますよ。

(2)ジュニアシートの種類

ジュニアシートのタイプは、

  • 背もたれなしのブースターシート
  • 背もたれつきのジュニアシート

以上の2つに分けられます!

画像出典:ブースターシート|https://item.rakuten.co.jp

画像出典:キャリータイプ|https://item.rakuten.co.jp

ブースターシートは、軽量で持ち運びに便利!価格もリーズナブルなため、チャイルドシートからの切り替えも躊躇なく行えそうですね。

一方、背もたれつきのジュニアシートは、ブースターシートよりはお値段が高め。その代わり体全体をホールドできるため、安定感は抜群です。

いかがでしょうか?チャイルドシートやジュニアシートは、タイプによって形状や機能が大きく異なります

次では、生活スタイルに合わせたチャイルドシート&ジュニアシートの選び方を、詳しくお伝えしていきます。

4、チャイルドシート3タイプとジュニアシートの選び方

あなたの生活スタイルにピッタリ合う!チャイルドシート&ジュニアシートの選び方はこちらです。

(1)チャイルドシートの選び方

①チェックポイントその1:赤ちゃんの移動を楽にしたいなら「キャリータイプ」

「キャリータイプ」のチャイルドシートは、1歳頃までの乳児期までしか使えないため、購入を躊躇する人もいるでしょう。

しかし、キャリータイプには他にはない良さがあります!それは、まるでベビーベッドかのように、優しく安全に赤ちゃんを移動できる点です

赤ちゃんは車で寝てしまうことが多いですが、キャリータイプなら赤ちゃんを起こすことなくそのまま家に運ぶことが可能!チャイルドシートとしての機能はもちろん、ベビーバウンサーのような役割も兼ねており非常に便利です。

車から家までの移動を楽に行いたいなら、断然キャリータイプがおすすめ!マキシコシなど、ベビーカーと合体させて使える便利なタイプもありますよ。

②チェックポイントその2:頻繁に乗せ降ろしするなら「回転式シートタイプ」

「回転式シートタイプ」の良さは、シートがクルッと回るため乗せ降ろしが楽なところです。

上の子の送り迎えなど、チャイルドシートから抱っこ紐やベビーカーへ1日何度も乗せかえる!という人におすすめですよ。

③チェックポイントその3:車にあまり乗らないなら「固定式シートタイプ」

固定式シートタイプは、最もシンプルで長く使えるチャイルドシート。

乳幼児期〜学童期までロングユースできますが、基本的に回転などの便利な機能はついていません。そのため、普段あまり車を利用しない人におすすめです

ただし、最近では「回転式シートタイプ」の機能を持ち合わせた、高性能なものも登場しているようなので、後ほど紹介していきます!

(2)ジュニアシートの選び方

ジュイアシートはチャイルドシートに比べてホールド感が少ない分、【本当に子どもの体にフィットしているかどうか?】を正しく判断しなければいけません。

特に、背もたれなしの「ブースターシート」は、安定感が弱めです。チャイルドシートの包み込まれるような感覚に慣れていた子は、最初は戸惑うこともあるでしょう。

小柄な子や安定感を好むお子様は、背もたれつきのジュニアシートを選ぶのがおすすめです。

5、チャイルドシート使用中の注意点

チャイルドシートやジュニアシートを使用する時には、以下の点に注意しましょう。

  • 説明書通りに正しく取り付ける
  • 助手席にエアバッグが装備されている場合は、後部座席に取り付ける
  • 真夏は座る時のやけどに注意
  • ベルトをきちんとしめる

チャイルドシートやジュニアシートは、製品ごとに取り付け方が異なります。誤った取り付け方では安全性が確保できないため、必ず取扱説明書通りに取り付けましょう

また、助手席にエアバッグが装備されている場合、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けるのは危険です!

エアバッグが開いた時に、チャイルドシートごと吹き飛ばされる危険性があるため、絶対に避けましょう。

そして、見逃しがちなのが真夏のやけど!チャイルドシートやジュニアシートには金具があり、真夏はかなり熱くなります。そこに素肌が触れるとやけどの恐れがあるため、十分注意して下さいね。

6、おすすめのチャイルドシート&ジュニアシート10選

それでは、おすすめのチャイルドシートとジュニアシートをご紹介していきます!

(1)おすすめのチャイルドシート

①KATOJI joie ベビーシート ジェム

新生児〜13kgの幼児まで使える、キャリータイプのチャイルドシート。

赤ちゃんにやさしいCカーブで、柔らかな体をしっかり包み込みます。撥水加工の幌がついているので、雨の日でも安心です。

②マキシコシ

キャリータイプの定番と言えば、マキシコシ!そのままベビーカー(エアバギー)に取り付けることができるうえ、家ではバウンサーとしても使えて1台3役!新生児〜15ヶ月ごろまで、フル稼働してくれますよ。

③アップリカ クルリラプラス 360°セーフティー

最高級のチャイルドシートと言っても過言でないのが、アップリカのクルリラプラス!回転式で乗せ降ろしが楽ちんなのはもちろん、全身マモールクッションで未熟な体を頭から足先まで守ります。最新の安全基準R129を取得。新生児から生後18ヶ月頃まで使えます。

④ネビオ クルピットロングユース

世界初!最新の安全基準R129で、新生児〜11歳までのロングユースが可能なチャイルドシート。

回転式の要素も兼ね備えた優れものです!チャイルドシート&ジュニアシートが、これ1台で叶いますよ。

⑤Combi クルムーヴ エッグクッション

衝撃吸収素材のエッグクッションで、わずかな衝撃も吸収!赤ちゃんの大切な頭と体を守ります。新生児から体重18kg以下まで使えるので、4歳頃まで長く利用できますよ。指1本で360°回転できる簡単操作も魅力ですね。

⑥Combi ウィゴーグランデ サイドプロテクション エッグショック

こちらも、衝撃吸収素材のエッグクッションを採用!3層構造のサイドプロテクションαで、横の衝撃からも赤ちゃんを守ります。新生児から体重13kg未満まで使えますよ。

(2)おすすめのジュニアシート

①ネビオ ジュニアシート HOLD Pit ホールドピット

ブースタータイプのジュニアシートですが、ほんの少し背もたれがあって座り心地抜群!お子様だけのカップホルダーも便利ですね。

②GRAGO コンパクトジュニア

アームレストや肩ベルトの調整ができるため、お子様の体格にピッタリフィット!3歳〜11歳まで長く使えます。

③Combiジョイキッズ ムーバー エッグショック

背もたれ付きで安定感抜群。3歳〜11歳まで使えるジュニアシートです。ヘッドレストも調節できます!

④GRAGO ジュニアプラス

3歳〜11歳まで使える、背もたれ付きのジュニアシート。取り外して座面部だけでも使用ができます。カラフルな柄も他にはない魅力ですね。

まとめ

お子様にピッタリな、チャイルドシート&ジュニアシートはみつかりましたか?

沢山のチャイルドシートの中から「これだ!」という商品を見つけるには、ママパパの生活スタイルを考えることが大切です。

お子様を安全に、そして快適に移動させるためにも、出産前までにチャイルドシートを準備して下さいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

PAGE TOP