子どもを連れてお散歩に出ると、真っ先に目に入る乗り物が車ですよね。初めての言葉が「ブーブー」だったという子どももいるほど身近で親しみのある存在です。
筆者の息子も、まだ言葉が話せない頃にベビーカーでお散歩していると、よくいろんな車を見つけて「あ!」と指差していました。
そんな車に興味津々の子どもの様子を見て、「車が大好きな子どもの興味を伸ばしてあげたい!」「車のおもちゃを買ってあげたいけど、どんなものがあるのかな?」というママ・パパにぜひチェックしてほしい、おすすめの車のおもちゃをタイプ別にピックアップしてみました♪
おもちゃを選ぶ際の注意点やおもちゃで遊んでみた感想もあわせてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1、子どもはみんな大好き!車のおもちゃ
よちよち歩きができるようになり、外で遊び始めるようになったとき、真っ先に興味を示すお子さんも多いのが車のおもちゃ。公園で他の子どもが遊んでいる車のおもちゃをじーっと眺めたり、貸して!と寄っていく光景は珍しくありません。
車は子どもの目から見てとても身近な乗り物であると同時に、「大きい!」「速い!」「かっこいい!」と、その動きをついつい目で追ってしまう魅力的な存在でもあります。
特に男の子には人気が高く、ママたちの間では車派?電車派?という話題がよく出ますよね。3歳ぐらいまでの間に、ほとんどの男の子が一度はハマるおもちゃの一つでしょう。
また、車のおもちゃは昔から根強い人気があり、ママ・パパの中にも、小さい頃にまたがって走らせることのできる足蹴り車でよく遊んだ!という経験のある方は多いのではないでしょうか。
筆者も子供の頃、車のおもちゃの座席の下に大事なものを入れて、足で蹴ってよく走り回っていた記憶があります。自分自身の幼少期を振り返ってみると、車のおもちゃが大好き!という子どもの気持ちは共感できますよね。
2、子ども用車のおもちゃを選ぶときの注意点
先ほど例として挙げた足蹴り車のほか、手で持って遊ぶことのできるミニカーやラジコンなど、車のおもちゃにはいくつかの種類があります。
どのタイプのおもちゃを選ぶにせよ、購入する前に確認しておきたい共通の注意点をまとめてみましたので、ぜひ事前に目を通してみてくださいね。
(1)対象年齢
まずは子どもの年齢に合ったおもちゃを選ぶことが、楽しく安全に遊ぶための第一歩です。
おもちゃにはそれぞれ、子どもが扱いやすいかどうかや安全性を考慮して設定された対象年齢があります。
実年齢より対象年齢が高いものを与えてしまうと、難しすぎると興味をなくしてしまったり、遊ばなくなってしまったりすることもありますし、誤飲などの事故を防ぐためにも、この項目は1番にチェックするようにしましょう。
(2)遊ぶ場所
公園や庭などの外に持ち出して遊びたいのか、それとも家の中で遊びたいのか、あらかじめ利用シーンを考えておくことも大切なポイントです。
(3)実際に手に取ってみるのが◎
今はオンラインでも気軽に買い物ができる時代ですが、届いてみたら思っていたよりも大きくて室内で遊ぶには不向きだった、意外と扱いにくかったなど、「想像と違った」ケースに戸惑うママも少なくありません。
車のおもちゃは、なるべく実物を見て選ぶのがおすすめです。
(4)子どもが好きなものを選ぶのが1番!
安全性をしっかりクリアできているのであれば、最終的には子どもが気に入ったものを選ぶのが1番♪子どもは親が考えもしなかったところが気に入ったりすることもあります。せっかく買ってあげるのであれば、子どもがたくさん遊んでくれたほうがいいですよね。
子どもが自分から喜んで手に取るおもちゃを、一緒に探してあげましょう。
3、タイプ別!子ども用車のおもちゃ
ここからはいよいよ、外遊び用・室内用などのタイプ別におすすめの車のおもちゃをご紹介していきます。なお、記載した価格は原稿作成時のもので、変更になる場合があります。
(1)初めてのマイカーにも!外遊び用の乗用おもちゃ
まずはお散歩や公園で大活躍♪な外遊び用の乗用おもちゃから見ていきましょう。
①アンパンマン よくばりビジーカー2 押し棒+ガード付き
出典:https://www.agatsuma.co.jp/product/anpanman/670.php
- 対象年齢:10ヶ月~5歳
- メーカー:アガツマ
- 価格:6,874円
アンパンマンのキャラクターたちが賑やかに車体を彩るビジーカー!
ママ・パパが後ろからサポートできる押し棒やガードを付けることができ、10ヶ月から乗れるので、お子さんのマイカーデビューにぴったりです。
手押し車にして押しているうちに歩くのが上手になった!という声もあります。押し棒が楽に後ろから押せるとママ・パパや祖父母には好評です。
②ファンライド アナと雪の女王
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00PL2F7R8
- 対象年齢:4歳未満
- メーカー:アイデス
- 価格:5,980円
子どもに大人気のディズニー映画、アナと雪の女王からも物語の世界観を再現したマイカーが登場♪
キラキラ感のあるデザインになっていて、可愛いものが大好きな女の子にもおすすめですよ。
対象年齢は4歳未満ですが、しっかりお座りができるようになってからにしましょう。
③メルセデスベンツ SLS AMG レッド
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00NCXBG28
- 対象年齢:3歳~
- メーカー:野中製作所
- 価格:4,416円
大人から見ても思わず「かっこいい!」と惚れ惚れしてしまう、ミニチュア版のメルセデスベンツ。
ハンドルも本格的なデザインで、ボタンを押すと実際にクラクションや6つのメロディを鳴らすことができます。
筆者の息子も持っており、室内用として遊んでいますが、いつもボタンを押して音を出しながらぐるぐる走り回っていますが、1年ほど乗っていても飽きずに乗っていて、今のところ壊れてもいません。
シートの下に大事なおもちゃを入れていて、おもちゃがない!と探すとよくそこから出てきます。大人からかっこいい!と言われるのも自慢で、キャラクターものよりかっこいい車が欲しいというお子さんにおすすめです。
④ちびっこマイクーペ
出典:https://item.rakuten.co.jp/orange-baby/741900/
- 対象年齢:1歳6ヶ月~5歳
- メーカー:シー・シー・ピー
- 価格:12,165円(税込)
屋根付きのキュートなデザインのクーペで、子どもはもちろんママ・パパもその可愛さに思わずご満悦。
くるくる回るハンドルやサイドミラー、乗り降りの際に開閉できるドアも付いていて、小さくてもしっかりオーナー気分に浸ることができます。
近所の児童館にありましたが、小さい子どもたちに大人気!貸して貸して!と順番待ちしている光景もよく見られます。屋根やドアがついている車は珍しいので、ドアの開閉にも大喜びでした。
⑤乗用マイクロショベル コマツPC01
出典:https://item.rakuten.co.jp/toysrus/504288701/
- 対象年齢:3歳~
- メーカー:コマツ
- 価格:9,999円(税込)
中にはこんなショベルカータイプの乗用おもちゃも♪
黄色いデザインのヘルメットもセットになっていて、大人の真似っこをするのが楽しい年頃のお子さんなら大喜びで工事現場ごっこをしてくれること間違いなしですよ。
思ったより大きかった!という声もあり、迫力を求めるお子さんは大満足のようです。
(2)おうちの中で遊べる乗用おもちゃ
続いて、今度は室内向きの乗用おもちゃもチェックしていきましょう。
①ウィリーバグ S てんとう虫
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B000EHQXNW
- 対象年齢:1歳6ヶ月~
- メーカー:パパジーノ
- 価格:9,971円
オーストラリアの「ベスト・オブ・トイ賞」を過去に4度も受賞しているウィリーバグは、インテリアとして部屋に置いているだけでも心癒される可愛さ♪
ポリウレタンスポンジの座面はクッション性があって座り心地がよく、キャスターが360度回転するため移動も自由自在です。
プラスチック製に比べると少し重いという声もありますが、見た目が可愛く、床に傷がつきにくいという声もあり、親目線でも人気の高い商品です。
②木’s 乗用ブーブー
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B001K7IAMC
- 対象年齢:1ヶ月~
- メーカー:野中製作所
- 価格:8,645円
温もりあふれる木目がナチュラルな雰囲気で、どんなお部屋にも馴染むデザインです。
走行速度調節機能が付いているため、小さなお子さんも比較的安心して遊ばせることができます。
シンプルな作りですが、しっかりしていて細部まで工夫がされており、国産で何より木のぬくもりが素敵とこだわりのあるパパ・ママに好評です。
③乗用SUBARUインプレッサWRC
- 対象年齢:1歳~
- メーカー:シー・シー・ピー
- 価格:4,242円
可愛さよりもカッコ良さ重視!なお子さんには、こちらのSUBARU インプレッサWRCがおすすめ。
キャラクターものよりも本物の車に近いデザインで、車好きな子ども心をくすぐります。屋内専用なのでその点は要注意です。自分が本物のインプレッサに乗っているので、息子に!と親子でインプレッサの親子もいます。パパと同じ車!ということで、子どものテンションも上がりますね。周囲の車好きの大人ウケもいいようです。
④Artaburg 乗用玩具 アメリカ・スピードスター
- 対象年齢:1歳~3歳
- メーカー:アルタバーグ
- 価格:13,200円
子どもだけでなく大人も夢中になってしまうおしゃれなデザインの乗用おもちゃです。
プラスチック製のものと比べて高級感のあるスチール製になっており、子どもがおもちゃを卒業してからもインテリアとして部屋に飾っているという声が多数!
(3)種類も豊富な人気のミニカー
車のおもちゃは、実際に乗って遊べるタイプのものだけではありません。
場所を取らず値段もリーズナブルなものが多いミニカーなら、コレクション感覚で色々と買い集めるのも楽しみのひとつ♪
代表的なブランドをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
①トミカ
出典:https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/
説明の必要はない、誰もが知っているトミカは、今も昔もミニカーブランドの代表格!
街でよく見かける乗用車から働く車、レーシングカーやバスまで、とにかくラインナップが豊富です。パパも一緒になってコレクションしている、という車好き親子もいます。あれもこれも!とどんどん欲しくなってしまうのが頭の痛いところ。トミカ博というイベントが毎年各地で行われていたり、根強いファンもたくさんです。
②チョロQ
出典:https://takaratomymall.jp/shop/c/cChoroQ/
ミニカーには自分で持って走らせるタイプの「手押し型」と、一旦後ろに引っ張ってから手を離すことで前に飛び出す「プルバック型」の2種類がありますが、チョロQはプルバック型の王道ミニカーです。
全体的に少し丸みを帯びたデザインになっており、デフォルメされたような可愛さがあります。
③SIKU
出典:https://ec.bornelund.co.jp/shop/pages/campaign_siku.aspx
SIKU(ジク)はドイツ生まれのミニカーブランドで、メルセデスベンツやポルシェ、BMWなど世界的に有名な車種をディティールまで忠実に再現しているところが魅力のひとつ。
ドアも開閉することができるので、よりリアルなミニカーをお探しの方におすすめです。
④トイコー
出典:https://www.toyco.co.jp/sound_series.html
トイコーのミニカーはどれも30cm前後の長さがある大きめサイズで、ライトが点いたり音が鳴ったりと仕掛けが盛りだくさん!
パトカーや救急車のほか、飛行機やヘリコプター、白バイなどのラインナップもあります。
(4)本格的な車好きにおすすめ!電動車
子ども自身が乗って遊べるおもちゃの中には、足で蹴って前に進むタイプのほか、実際にペダルを操作して本物の車のように動かすことのできる電動タイプのものもあります。
よりリアルな運転ごっこに、車好きなお子さんなら誰もが夢中になってしまうこと間違いなし!
おすすめをチェックしていきましょう。
①乗用ラジコン 【ポルシェ TYPE】
- 対象年齢:1歳~7歳(操作は3歳~)
- メーカー:THREE STONE
- 価格:14,800円
パステルカラーが可愛い、おしゃれなデザインのポルシェです。
実際に中でアクセルを踏んで車を動かすことができ、ハンドルも操作可能。
ラジコンとして外部からリモコン操作することもできるので、子どもが小さいうちはママ・パパが動かしてあげて楽しめるところも嬉しいポイントですね♪
②乗用ラジコンBENZ GT-R [HL288]
- 対象年齢:2歳~6歳(操作は3歳~)
- メーカー:THREE STONE
- 価格:21,800円
こちらも子ども自身のペダル・ハンドル操作のほか、リモコン操作でも動かすことのできる電動車です。
ベンツの正規ライセンス品で、デザインの精密さには大人も惚れ惚れ!
MP3プレーヤーやiPhoneなどから好きな音楽を流すこともでき、本物のドライブ気分を味わうことができますよ♪
まとめ
子ども向けの車のおもちゃには、自分でまたがって走らせることができる足蹴り車のほか、ペダルを踏んで本格的な運転ごっこができる電動車、手で持って走らせたりコレクションしたりして楽しめるミニカーなど、様々なタイプのものがあります。
乗用タイプの中でも、ママ・パパが後ろから手押しできるものなら、まだ子どもが小さくても遊びに取り入れやすいためおすすめです。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひみなさんも子どもが喜ぶ車のおもちゃを選んでみてくださいね。
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。