赤ちゃん用のおもちゃ売り場で、よく見かけるボール。
沢山の種類が売られていますが、「赤ちゃんがボール遊びをする姿なんて、イメージできない!」というママパパも多いでしょう。
しかし、実はボールは万能選手!低月齢の赤ちゃんから幼児まで、「幅広い年齢で楽しめるおもちゃの代表格」と言っても過言ではないのです。
そこで今回は、「ボールと赤ちゃん」に大注目!ボール遊びの効果や、成長段階別の遊び方に触れながら、ボールの驚くべき知育効果に迫ります。
ボールがあれば、赤ちゃんとの遊びに悩むことはもうありません!知育はもちろん、幼い我が子とのコミュニケーションにも、是非ボールを活用させて下さいね。
記事の終わりには、赤ちゃんにおすすめのボールを一挙にご紹介するので、お楽しみに!
目次
1、初めてのおもちゃにはボールがおすすめ!
新生児期の慌ただしさが過ぎ去った頃、そろそろおもちゃを買ってあげたい!と考えるママパパも多いでしょう。
「ファーストおもちゃ」をどんなものにするか悩んでいる方へ。クリエイティブキッズでは、手軽に購入でき持ち運びもしやすい「ボール」をおすすめします!
ただし、ここで言うボールは普通のボールではありません。赤ちゃん用に作られた、「握りやすい・カラフル・安全」の三拍子が揃ったボールです!
- まだ指先を上手に使えない赤ちゃんでも掴みやすい構造
- まだ視力が完全でない赤ちゃんでも認識しやすい、原色(特に赤)のボール
- 最も赤ちゃんの興味を引く形と言われている、丸い形状
このような特徴がある「赤ちゃん向けボール」なら、月齢の低い赤ちゃんにも安心して与えることがきるうえ、その独特の形状ならではの知育効果が期待できるのです。
2、赤ちゃんのボール遊びにはどんな効果がある?
ボールに知育効果があるの?!と驚いた方必見。単なる遊びの枠を超えた、ボールの知育効果に迫っていきます。
(1)指先を使うことで脳が発達する
指先を鍛えることは脳の発達にとても良いとされており、手先を鍛えることをコンセプトにしたおもちゃも、多く発売されています。
中でも、赤ちゃん向けボールは、指先の運動にピッタリ!表面が網目状になっているものが多いため、赤ちゃんがどこに触れても上手に掴むことができるのです。
さらに、このような指先を使う動作の練習は、早ければ早いほど良いと言われています!
そのため、まだ「反射」が残っている生後2ヶ月頃までの赤ちゃんにも、ボールを掴む体験を是非させて欲しいのです。
何度も反射を繰り返すうちに脳が発達し、やがて自らの意思で物を掴めるように成長しますよ。
(2)追視することで視野が広がる
生後2~3ヶ月頃になると、見えたものを目で追いかける「追視」ができるようになります。
仰向けに寝ている赤ちゃんの目の前に、そっとボールを差し出し、左右にゆっくりと動かしてみましょう。
このような動作を繰り返すことで視野が広がるのはもちろん、首が鍛えられ、首座りの時期が早まる効果も期待できると言われています。
(3)距離などの感覚が育まれる
お座りができるようになった赤ちゃんは、ママパパと一緒にボール転がしができるようになります。
最初は目でボールを追いかけるだけの赤ちゃんですが、慣れてくるとボールが行く先を予測し自ら手を伸ばします。これは、ボールのスピードや距離感を認識できているという立派な証拠ですね!
(4)身体能力が発達する
コロコロ転がるボールを追いかけたい!投げてみたい!このような、自分もしてみたいという強い気持ちは、行動を掻き立てる最高の材料。
まだ上手に走れない子が懸命に走ったり、ズリバイしかできなかった赤ちゃんがハイハイをしたり、ボールに触りたい!という強い気持ちをきっかけに、様々な身体能力が引き出されるのです。
(5)創造力や思考力が育まれる
子どもは成長すると、時に思いもよらないような遊びを思いつきますよね!
赤ちゃんの頃に使っていたボールをブロックと組み合わせて遊んだり、ごっこ遊びの道具にしたり、どの子もオリジナリティ溢れる遊び方をします。
このように、あれこれ思考を巡らせながら遊ぶことで、生涯に渡って役立つ「創造力」や「思考力」が育まれると言われています。
幼い頃に使っていた赤ちゃん向けボールは、是非捨てずにとっておきましょう。きっと後に違う形で活躍してくれますよ。
3、赤ちゃん向けボールの選び方
高い知育効果が望める、赤ちゃん向けボール。早速購入してみたい!と思ったあなたのために、赤ちゃん向けボールを選ぶ際のポイントをお伝えします。
(1)誤飲しない大きさを選ぶ
何でも口に含む赤ちゃん。一見何の意味もないようなこの行動も、実は成長の証です!
赤ちゃんは舌や唇を総動員し、今自分が持っているものの感覚を感じます。冷たい、温かい、ツルツルする、ゴツゴツする、固い、柔らかいなど、様々な情報を学んでいるのです。
そのため、赤ちゃんがボールを舐めていても止める必要はありません!むしろ、積極的に舐めさせてあげるべきなのです。
ただし、誤飲には注意が必要!小さすぎるサイズのボールや、パーツが外れて飲み込む危険性があるものなどには注意が必要です。
(2)安全安心を第一に!
赤ちゃん向けボールを選ぶ際には、安全安心が第一!
噛み切れる程柔らかい「スポンジ」や「紙」のボールは、赤ちゃんの誤飲に繋がるため避けましょう。反対に固すぎる素材も、当たった際に怪我をする可能性があるため、控えた方が安心です。
(3)丸洗いできるものを選ぶ
ボールを使い続けると思いの他汚れます!特に赤ちゃんはボールを舐めるため、定期的に丸洗いするのがおすすめです。
この時、おもちゃ専用の除菌スプレーなどを使う人もいるようですが、私達の周りには常に菌が浮遊しています!そのため、過度に神経質になる必要はないのです。
流水で洗い流すことができれば十分なため、購入前に確認しておきましょう。
(4)STマークやCEマークがあればなおGOOD!
STマークは、一般社団法人日本玩具協会が定めた、日本独自のおもちゃの安全基準です。このマークがあれば、「安全面について注意深くつくられたおもちゃ」であることが認証された証拠!おもちゃの安全性をはかる一つの基準として役立ちます。
また、CEマークは、EU諸国の法律に準じた商品のみにつけられる、安全基準認証の表示です。日本製に比べ、海外製品に粗悪なイメージがある方もいるかもしれませんが、CEマークが付いているおもちゃなら、まず安心でしょう。
(5)ボール+αの機能がある
赤ちゃん向けボールの中には、音が鳴るものや、ボールの中に人形が入っているもの、持ち手がついているものなど、様々な機能を備えているものが多くあります。
シンプルなボールでも楽しめますが、このような+αの機能があることで、より赤ちゃんの興味関心を引きつけ、更なる刺激を与えてくれることが期待できるのです!
一つ目はシンプルなボール、2つ目には+αの機能付きボールを選んであげるのも、おすすめですよ。
4、成長段階別!おすすめのボールでの遊び方
赤ちゃんにとって、沢山の知育効果が期待できるボール!どうせなら、100%その効果を引き出した遊びを楽しみたいですよね。
そこで、知育効果満載のボール遊びの具体例を、成長段階別に表にまとめました。
(参考:赤ちゃんの脳を育む本 著:久保田競)
それでは、順番に詳しく見ていきましょう!
(1)ねんね期
ねんね期の赤ちゃんがいるママパパは、育児だけで精一杯!知育をする余裕なんてない!と思われがちですが、表でご紹介したものは数分でできる簡単な取り組みばかりです。
特に、ボールに紐をつけ、真上から吊るして赤ちゃんの「注視」を促す取り組みは、まだぼんやりとしか見えていない赤ちゃんが、目で情報をキャッチする訓練に最適です!
産後の大変な時期ですが、無理のない範囲で取り組んでみましょう。
(2)寝返り期
寝返り期の赤ちゃんは、手にしたものを何でも口に入れて舐めます。
これは、唇や舌で様々な感覚を確かめているため!衛生面が心配だからやめさせたいという気持ちは分かりますが、是非、自由に振ったり舐めたりさせてあげましょう!
(3)お座り・ズリバイ期
この時期の赤ちゃんをうつ伏せにすると、グーっと上体を持ち上げ、自ら進もうと頑張ります!
この行動をうまく利用し、少し離れた場所にあるボールを取りに行くよう促してみましょう。ズリバイの練習に効果抜群の取り組みですよ。
また、できるようになったお座りを、ボール遊びに取り入れるのもおすすめです!座ったままコロコロ転がすキャッチボールは、「距離」や「速さ」の感覚を育みます。
(4)ハイハイ・つかまり立ち期
ハイハイやつかまり立ちができるようになったら、是非ボール遊びにも取り入れましょう!ボール取りたさに、ハイハイやつかまり立ちが瞬く間に上達します。
さらに、この時期には「リズム遊び」もおすすめです!両手に持ったボールを打ち鳴らし、「リズム感覚」を養いましょう。ボール+αの機能で、音が鳴るものがGOOD!
(5)歩き始め期
いよいよ歩き始めた赤ちゃんには、ボールを上手に投げる遊びが最適です!「腕を振り下ろしてボールを離す」という一連の動作は、実は赤ちゃんにとってはかなり高度。幼い頃から訓練し、ボールを投げる時の感覚を体で覚えさせてあげましょう!
さらに、この頃になると、ママパパとのコミュニケーションもスムーズにできるようになります。「ボールちょうだい?」など、指示行動をボール遊びに取り入れてみるのもおすすめですよ。
(6)あんよ期
歩くのが徐々に上達してきたこの時期には、沢山のボールを床に広げ、歩き回って自由に拾ってみる遊びがおすすめです。
「一番大きいボールはどれかな?」、「赤いボールはどれかな?」など、少し高度な質問にもチャレンジ!
質問だけでなく、ボールを色ごとに仕分けてもらう遊びも、ゲーム感覚で盛り上がりますよ!
(7)上手なあんよ期
上手に歩けるようになったら、本格的なボール遊びを取り入れてみましょう!
サッカーのようにボールを足で蹴ったり、距離のあるキャッチボールをしたりすることで、全身の上手な動かし方やバランス感覚が養われます。
いかがでしょうか?ボールだけでこれほど多くの遊びを楽しむことができ、そのうえ知育効果も期待できるとは驚きですね!
是非お子様の遊びにボールを取り入れ、親子で知育を楽しみましょう。
5、おすすめの赤ちゃん向けボール9選
それでは、クリエイティブキッズがおすすめする赤ちゃん向けボールを、一挙に紹介していきます!
(1)O‘ball オーボール 価格:¥634(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
赤ちゃん向けボールの定番中の定番!先輩ママパパが必ず一つは持っていると言っても過言ではないほど、人気が高い商品です。カラフルな色やどこでも握れる網目状の表面は、正に赤ちゃんにピッタリ。
最初の1つに、是非おすすめしたいボールです!
(2)O‘ball オーボール ラトル 価格:¥952(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらは、定番のベーシックなオーボールに、音が鳴る機能がプラスされたタイプ。カラフルなビーズが、楽しい音を奏でます!
(3)アンパンマン ストラップ付きしゃかしゃかボール 価格:¥1,185(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらのアンパンマンのボールは、中にあるビーズ入りのキャラクターボールが特徴!シャカシャカ鳴る楽しい音に、赤ちゃんも夢中になって遊びます。
掴みやすい格子状の表面はもちろん、ストラップが付いているため吊り下げて使うのにも便利です。
(4)Tian 赤ちゃんおもちゃ ベビー用ボール 価格:¥1,780(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
柔らかな形状のボールが10個も入っているお得なセット。沢山の形に触れることができ、押すと音も楽しめます。
お風呂での使用も可能なため、遊びの幅も広がりそうですね!煮沸消毒も可能です。
(5)ボリィ はじめてボール 価格:¥901(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらのボールは、伸縮性があるのが特徴!握りやすいのはもちろん、引っ張ったり足を使って遊んだり、全身で楽しむことができますよ。
歯固めとしても人気があるようです。
(6)SKIP HOP ラトル ガラガラ ロールアラウンド・ラトル 価格:¥1,620(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
動物達の可愛らしい顔に、思わず笑みがこぼれるボール!ラトルが軽やかに鳴ったり、ビーズが揺れたり、赤ちゃんが夢中になる楽しい仕掛けがいっぱいです。
柔らかな部分は歯固めとしても使えます。水洗い不可のため、絞った濡れ布巾で拭いてお手入れしましょう。
(7)Baoli ボールおもちゃ 価格:¥1,999(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
何とこちらは、電池が内蔵されている赤ちゃん向けボール!ピカピカ光ったり音楽が鳴ったり、他とは一味違う楽しみ方が味わえます。
素材が柔らかいため、赤ちゃんに安心して与えることができますよ。
(8)ボールプール 価格:¥1,980(税込)
楽天:https://item.rakuten.co.jp/
こちらは、ボールプールのセット。色分けゲームで遊んだり、床に沢山広げて自由に遊んだり、工夫次第で遊び方は無限に広がります!
自分で動きまわることができる、あんよ期以降のお子様にピッタリですよ。
(9)ボーネルンド しわくちゃボール 価格:¥1,404(税込)
子ども達から愛されるおもちゃブランド、ボーネルンドから発売されているボールです。ギュッと握るとしわくちゃになるのが特徴で、握力を鍛えるのに適しています!
まとめ
手軽に手に入り、遊び方も無限大!
赤ちゃん向けボールがあれば、お子様の知育はもちろん、心を通わすコミュニケーションもバッチリです。
是非、ご家庭に赤ちゃん向けボールを取り入れ、楽しみながらお子様の可能性を伸ばしてあげて下さいね!
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。