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幼児から遊ぶすごろくの知育効果!一人遊びを卒業するおすすめ11選

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子どもは2歳頃まで「一人遊び」が中心ですが、3~4歳頃からはルールを守りながら複数人で遊べるように成長します。

このようにお友達と仲良く遊べる時期に差し掛かったら、是非「すごろく」に挑戦してみましょう!

お正月に遊ぶイメージが強いすごろくですが、実は驚くほど高い知育効果が期待できるのをご存知ですか?

2児をもつ筆者も、実は遊びに「すごろく」を取り入れている一人。今回はその経験を踏まえながら、すごろくの知育効果を具体的にお伝えしていきます!記事の終わりには、クリエイティブキッズが厳選したおすすめのすごろくも多数ご紹介するのでお楽しみに!

それでは、すごろくの素晴らしさを一緒に見ていきましょう。

1、数字がわかるようになったら、すごろくをしてみよう

軽量で持ち運びも簡単なすごろくは、大人数が集まった際にピッタリ。大人から子どもまで一緒に楽しめるため、重宝しますよね!

そんなすごろくと切っても切り離せないものと言えば・・・「サイコロ」です!サイコロを振って、出た数字に一喜一憂するのもすごろくの醍醐味。100%すごろくを楽しむなら、幼児でも【1~6の数字】を理解しておく必要があるのです。

そのため、ある程度数字が理解できるようになった【3~4歳頃】が、すごろくのはじめ時と言われています。

ただし、数の理解には個人差があるため、もっと早い時期からすごろくを楽しめる子もいます。

筆者の子は「フラッシュカード」や「100玉算盤」などを用いて、1歳前から数のインプットを続けていました。そのため、2歳半頃からすごろくを楽しむことができています。無理に教え込むのではなく【緩く長く】をモットーに、遊びを通して数を教えるのが秘訣です!

ただし、いくら数が分かっても「ルール」を守れなければ楽しく遊ぶことはできません。お子様の普段の生活から、ルールに従うことができる時期を見極めるのも大切なポイントです。

2、すごろくを通して得られるもの

すごろくを通して得られる「知育効果」を、筆者の体験談を交えながらお伝えしていきます。

(1)数の概念が発達する

サイコロを見てその数の分だけ進むすごろくは、数字の概念を発達させるのに最適。

筆者が数を教えるために用いた知育玩具として、先ほど「フラッシュカード」と「100玉算盤」をご紹介しましたが、この2つとサイコロにはある共通点が存在します!

実は、全てに「ドット」が使われているのです。ドットは数を一目で認識する訓練に大変適しており、幼児教育の世界では定番中の定番。幼児教室でも、サイコロに出た数字をパッと答える訓練が行われています。

サイコロに楽しく親しめるすごろくは、数の概念を教えてくれる優れた知育玩具と言えるでしょう。

(2)ルールを守ることの大切さが分かる

すごろくをみんなで楽しむには、「ルール 」を守ることが絶対に必要ですよね!いくら数を理解していても、ルールを守れず輪を乱すような行動をしていては、仲良く遊ぶことができません。

最初の頃は順番を守らなかったり、負けて泣きわめいたりする子もいると思いますが、焦らず「ルールの大切さ」を教えていきましょう。

最近では、電車の中で騒ぐ、飲食禁止の場所で平然と飲み食いをするなど、ルールを教えられていないのかな?と思う子どもを見かけることも、少なくありませんよね。

すごろくに限らず、ルールを守ることは社会生活の基本!是非お子様が小さいうちに、遊びを通してルールの大切さを教えてあげて下さいね。

ちなみに筆者の子も、最初は順番を守らず叱ったことが何度もあります!しかしゲームを重ねるうちに、待てば自分の番が来ることを理解し仲良く遊べるようになりましたよ。

(3)協調性や情緒が発達する

ご存知のように、すごろくは一人で遊ぶことはできません。そのため、子ども同士が自然にコミュニケーションを取る環境が整い、協調性や思いやりの心を学べる良い機会となります!

例えば友達が負けて泣いている時、お子様はどのような反応をするでしょうか?泣いている友達を前に、慰めたり励ましたりする優しさを垣間見ることができるかもしれません。

このように、周囲の輪を保つために自分を律する「協調性」や「情緒」など、心の発達が望めるのもすごろくが知育に良いとされる所以です。

ちなみに筆者の子は、未だに負けを認めず騒ぎ立てています・・・気長に心の成長を待つ必要がありそうです!

(4)知識が深まる

すごろくと言えば人生ゲームのような内容を思い浮かべる方も多いと思いますが、最近では知識の習得に役立つすごろくも増えています!

受動的ではなく、楽しみながら能動的に学んだ知識は定着しやすいとも言われています。学習効果もバッチリなすごろくなら、机上とは違う感覚で楽しくお勉強することができそうですね!

3、すごろくで遊ぶときのポイント

すごろくを何倍も楽しもう!子どもとすごろくで遊ぶ際のポイントをお伝えしていきます。

(1)子どもが理解できる題材を選ぶ

昔ながらの人生ゲームのようなすごろくは、幼児には理解するのが難しいです。できれば、子どもに理解しやすい内容のすごろくを用意してあげましょう!

例えば、日本の地名・世界の国・動物・植物など、お子様の興味や知りたい欲求を刺激するようなすごろくなら、遊びながら「物知り博士」を目指すことができますよ。

(2)知育要素が全面に出ないよう気を付ける

知育要素のあるすごろくですが、それを全面に出すのはやめましょう。

例えば、数字がまだ理解できていない子どもに、サイコロの数を無理やり言わせるようなことを続ければ、数字への抵抗感を生むことに繋がってしまいます。

筆者が子どもとすごろくで遊ぶ際、「すごろくでは数字を教えない」ように気を付けました!つまり、数字をある程度理解した上で「数の復習」としてすごろくを活用するようにしたのです。楽しさも相まって数の定着が早まりましたよ。

(3)盛り上がる工夫をしよう

せっかくすごろくで遊ぶならみんなで盛り上がりたい!そんな時におすすめなのが、賞品や罰ゲームなどを設けてみることです。

  • 勝者にはお菓子などをプレゼントする
  • 敗者には罰ゲーム(こちょこちょなど楽しめるもの)をしてもらう

ただし、罰ゲームは「いじめ」のような雰囲気にならないよう、笑って楽しめるものにして下さいね。

(4)ママパパも一緒に楽しもう

すごろくの勝敗は、完全に「運」が左右します。そのため、大人と子どもが一緒に楽しむことができるのも嬉しいポイントですよね!

ルールに慣れないうちは親が隣でサポートすることで、スムーズにゲームが進みますよ。

忙しい毎日、外に連れ出すのは大変なこともありますが、すごろくならサッと隙間時間に楽しむことができますよ!

4、おすすめのすごろく11選

(1)ペガサス社 ねことねずみの大レース

こちらは、ドイツのおもちゃメーカー「ペガサス社」のすごろく。チーズの国を目指し、サイコロの数だけネズミ達を進ませましょう。

普通のすごろくと違うのは、サイコロに「ネコ」が描かれた目があること。ネコの目が出たらネコも1コマ進むことができるため、ゲームが進行するうちに後ろからどんどん迫ってきます!ネコから逃げ切り無事にチーズの国にたどり着けるのは、どのネズミでしょうか!?

(2)アーテック わくわくどうぶつえんすごろく

子ども達が大好きな「動物」がモチーフのすごろく。イラストと写真の両方でカラフルな動物達が掲載されているため、見ているだけでも楽しい気分になります。

ややこしいルールは一切なし!シンプルにすごろくを楽しみたい方におすすめです。

(3)アーテック 夜店でおかいものすごろく

こちらは、買い物を題材にしたすごろく。サイコロを振りながら夜店をまわって、楽しくお買い物をしましょう!

「おばあちゃんに会って200円もらった。」、「100円を落とした。」、「100円払ってたこ焼きをもらう。」など、お金のやり取りができるのも嬉しいポイント。100円玉と50円玉の、おもちゃのお金が付属されています。

(4)京田クリエーション たのしい すごろくランド

ページごとに様々な題材のすごろくが楽しめる「すごろくブック」。英語やものの名前を覚えるものなど、何と1冊に20種類以上のすごろくが入っています!飽きずに長く遊ぶことができそうですね。

(5)アーテック 1年のぎょうじすごろく

楽しみながら、四季を通した行事が学べるすごろく。お正月やひな祭りなど、あらゆる行事の意味や由来を子どもに教えるきっかけになります。

行事を体験したらもらえる「ポイントチップ」や思わぬハプニングを引き起こす「イベントカード」などが付属されており、ドキドキ感がよりアップ!普通のすごろくでは物足りなくなったお子様にもピッタリです。

(6)アーテック 日本地図おつかい旅行すごろく

「名物カード」を引き、そこに書かれている県を目的地として進んで行くすごろく。しかし、最終的なゴールは「イベントカード」で決定するため、いつどこにゴールが決まるかは運次第!例えゴールから離れていても、「新幹線チケット」などを引き当てれば一気にゴールインすることも可能です。

普通のすごろくに比べワクワク感が倍増する反面、幼児にはルールが難しい場合もありそうです。まずは親がルールを理解し、それを噛み砕いて説明してあげると良いでしょう。

(7)福音館書店 だるまちゃんすごろく

人気絵本作家の加古里子さんが手掛けているすごろく。日本全国の郷土玩具を題材にした珍しいすごろくで、おもちゃ博士を目指しましょう!

両面がすごろくになっており、1枚で2種類のすごろくを楽しむことができますよ。

(8)童心社 おばけすごろく

あまりにも有名な絵本「ねないこだれだ」の作者である、せなけいこさんが手掛けたすごろく。ちょっと怖いけどどこかユニークなお化けのイラストは、子ども達の心を掴んで放しません!

おばけを怖がる低年齢の子に大変評判がよく、喜んで遊んでくれますよ。横1m程の大きなサイズに、子どもが大喜びしてくれそうですね!

(9)エポック どこでもドラえもん日本旅行5

みんな大好き!ドラえもんと一緒に、日本を巡るすごろくの旅に出掛けましょう。日本の地理の基本を簡単に分かりやすく学ぶことができますよ。

日本旅行以外にも、世界旅行や宇宙旅行など、合わせて5つのすごろくゲームを楽しむことができます!

(10)メガハウス 地球まるごとすごろく

こちらは、何と地球儀のような形をしたすごろく!世界遺産を巡りながら賞金を獲得し、最終的に一番お金を持っていた人が勝者になるというユニークなすごろくです。

世界中の100もの地名や世界遺産の豆知識など、盛だくさんの内容を楽しむことができますよ。

少し難しいルールが理解できるようになった、年長さん頃のお子様におすすめです!

(11)小峰書店 恐竜大すごろく

恐竜好きなお子様にピッタリなすごろくがこちら!行く手を阻む肉食恐竜をかわして、ゴールまで進むことできるのでしょうか!?色々な仕掛けに、お子様と一緒にハラハラしながら楽しむことができますよ。

「大」すごろくと言うだけあり、横のサイズはおよそ1m!恐竜の迫力とその大きさが相まって、圧巻のスケールですごろくを楽しむことができますよ。

5、自分でも作ってみるのもおすすめ

幼児におすすめのすごろくを多数ご紹介しましたが、実はすごろくは自作することも可能です!お気に入りの人形などをコマにするなど、お子様好みにアレンジすることができますよ。サイコロは100均で手軽に入手するのがおすすめです!

こちらのサイトでは、すごろくを無料でダウンロードすることができます。好みのサイズで印刷したら、厚紙などに貼り付けて遊んでみて下さいね!

まとめ

すごろくの驚くべき知育効果や、おすすめのすごろくを多数ご紹介しました。

すごろくをうまく活用すれば、幼児への知育はバッチリです!是非、楽しみながらお子様の能力を最大限に引き出してあげて下さいね。

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