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1、幼稚園のお弁当は悩みがいっぱい!
幼稚園に入園したばかりだとお弁当作りに慣れず、毎日作るのは大変というママの声をよく聞きます。
「遠足のため」「運動会のため」といった特別な一日のためならいざしらず、毎日のこととなると「おかずのアイデアが浮かばない」という事態に。なかなか全部食べられない子も少なくありません。
かといって、子どもの好きなものばかりお弁当にいれたらどうなるでしょう?「好きなものだけ入れるのもバランスが気になる」と、思いませんか?
悩みが多い幼稚園のお弁当作りですが、子どもを愛するパパママだからこそ、生まれるお弁当への悩み。
この記事では、簡単に作れる子どもにも大人気なおかずを厳選してご紹介します!
2、お弁当を子どもが食べてくれるためのコツとは
お友達の中でのお弁当は、気もそぞろで落ち着かず、なかなか全部食べられない、そんな子どもも多いと思いますが、子どもが自ら喜んで食べるには、幾つかのコツがあります。
(1)好きなキャラクターのお弁当セットにする
幼稚園に通う頃になると、子ども自身が好きなキャラクターがありませんか?幼稚園児向けのキャラクターもののお弁当箱やスプーン、フォークはたくさんあります。アンパンマン、ディズニーなど、好きなキャラクターだと子どもの気持ちも嬉しくなりますし、食事の時間が楽しみになりますよ。
- キャラクターのお弁当箱
引用:https://item.rakuten.co.jp/enetroom/7127135/
(2)ちょうどよい大きさのお弁当箱
子どもが食べる量を見つつ、適切な大きさを選びましょう。そうすると、つい入れすぎたり、逆に入れなさすぎたりを防げます。
年少は270~300ml、年中・年長は300~400mlを目安にしてみましょう。幼稚園に行く前に、家で何度かお弁当箱に入れて、お弁当ごっこと称しながら子どもと一緒に食べると、子どもの食べる量をつかむことができますし、お弁当を食べる練習にもなりますよ。
大きさのイメージがつかめない、という場合には、家にあるタッパや100均で買うなどして、幾つか試してみるのもよいでしょう。
(3)家で食べるよりも少し少な目
初めての幼稚園生活で、環境が違って落ち着かず食事に集中できないこともあるでしょう。そのため、家で食べる量より少なくしか食べられないことも珍しくありません。
まずは「全部食べられた!」という喜びや達成感を味わってもらえるよう、普段家で食べる量よりも少し少なめにしてみましょう。
(4)見た目や彩り
子どもは食べ物と見た目で判断してしまうことも少なくありません。あまり色がなかったり、全体的に茶色っぽかったり(よくなりがちですが)すると、なんだか美味しくなさそう、と食わず嫌いであまり食べてくれなかったりします。そこで、普段よりちょっと見た目や彩りに気を使ってみましょう。
黄色、赤、緑、黒、白の色が揃うと、栄養バランスも良いと言われています。色とりどりのおかずが並ぶと、華やかで楽しい気分になりますよね。とはいえ、お弁当作りに慣れない頃や、子どもの好みもありますし、色を揃えられないこともあります。
そんなときは、難しく考えなくても、食べ物以外で工夫してみることもできます。今は100均にたくさんのカラフルなお弁当グッズがあります。小分けできる小さなおかずパックやラップなど、子どもと一緒に100均に行って、選ぶのもいいですね!
- おかずカップ
引用:https://item.rakuten.co.jp/paquet-poche/cf_cup_irodori_6/
(4)口に入れやすいもの
子どもの口は、大人より小さいです。まだ食べるのがあまり上手ではない小さな子どもには、おかずはなるべく1口で食べられるサイズのほうが、食べこぼしも少なく食べやすいです。大きいサイズだと食べるのに時間がかかり、だんだん嫌になってくる子もいます。
口に入れやすいと、何か他のことを考えながらでも食べれますし、食べやすいと自然と食は進みますよ!
(5)ぎゅうぎゅうに詰めすぎない
お弁当を朝詰め、お昼に食べるまで数時間はあきます。
また、お弁当は腐らないようにするために、熱と水分をある程度、蓋をしめるまえに飛ばす必要があります。飛ばさないと、湿気がたっぷりの中にあったかい食べ物を保管することになり、食中毒の原因になります。
この二点の理由から、お弁当は朝作ったばかりの時より固くなってしまいます。詰めるときにぎゅうぎゅうにしてしまうと、さらに固くなること必須です。固いお弁当は、子どもも食べにくく、食べたくなくなってしまうので、あまりめいっぱい詰めすぎないようにしましょう。
(6)好きなものを重点的に
栄養もしっかりとってもらいたい幼稚園児。それでも栄養を最優先にしてしまうと、子どもが最後まで食べれないことも少なくありません。まずは子どもが好きな物を入れてみましょう。
お弁当に慣れてきて、完食できるようになったら、徐々に他のものもいれてみましょう。まずは「お弁当を食べた!」ということに達成感を感じ、お弁当を食べることが楽しみになるように工夫してみましょう。
(7)食後に嬉しいデザートや果物も
最初から食べてしまう懸念もありますが(笑)、子どもが喜ぶものを少し入れてみましょう。先に食べてしまっても、他のお弁当もちゃんと食べれるくらいの量がポイントです。ゼリーや果物を凍らせて入れておくと、保冷材の代わりにもなります。
3、アレンジもいろいろ!子どもに人気の簡単おかず8選
子どもに特に人気、そして簡単に作れるおかずを集めました!
(1)ソーセージ
子どもに一番人気のソーセージ。切り目を入れるだけで、簡単にデコレーション出来、見た目が一気に華やかになります。アレンジの方法は様々あります。
まずは簡単なものからチャレンジしてみましょう!
子どもなのでせっかく作っても、これがタコやカニと認識できないかもしれません。一度、家で作ってみて、絵本や動物カードを見せながら「このソーセージはタコだよ」などと教えてあげながら一緒に食べるのも楽しいですね!
- カニ
カニは見た目もわかりやすく、子どもが喜ぶデコレーションの一つです。数箇所に切り込みを入れて、焼くと切り込みを入れた部分が広がってカニらしくなります。
作り方はこちら
出典:https://www.nipponham.co.jp/recipes/kazarigiri/crab.html
- タコ
タコさんウィンナー、と言えばお弁当の定番ですよね。切り込みを入れてゆでると足が広がって、タコさんになります。失敗しにくいので、あまり慣れていなくても簡単にできますよ。
作り方はこちら
出典:https://www.nipponham.co.jp/recipes/kazarigiri/octopus.html
- 人
ソーセージでお人形をつくることも出来るんです。手と足に切り込みを入れて、オーブントースターで焼くと、切れ目が開いて手や足らしくなります。お顔に入れる切り込みで表情を変えることも出来るので、楽しくなりますね。
作り方はこちら
出典:https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/22109/
- 花
ソーセージをお花にすることもできます。ブロッコリーなどの間に入れるとお花畑のようになって、かわいらしいお弁当になりますよ。
作り方はこちら
出典:https://mataiku.com/articles/3EgWK?page=2
(2)かまぼこ
見た目がカラフルで、ほんのり甘く、好きな子どもも多いです。柔らかいのでとても食べやすいですよね。バターで炒めるだけでも美味しいです。
ソーセージ同様、切り込みを入れるといろんな動物ができますよ。
- うさぎ
ピンクや白のかまぼこを利用して、うさぎを作ってみましょう。耳の部分を切ってくるっと巻いて目をつけてあげれば、あっという間にうさぎさんのでき上がりです。
作り方はこちら
出典:https://matome.naver.jp/odai/2141665130944114601/2141673390666884203
- ハート
ハートは、かわいいものが大好きな女の子には大人気ですよね。お絵かきが出来るようになった子どもたちがよくハートを書いているのを目にしますが、かまぼこでハートを作ることもできるんです。ハートがたくさんのお弁当、きっと子どもも大喜びです。
作り方はこちら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1400001219
(3)うずらの卵
普通の鶏卵だと、幼稚園児にはちょっと大きいですよね。ゆでたまごはお弁当の定番おかずですが、切るとボロボロしてしまい、幼稚園のお弁当にはあまり向きません。その点、うずらの卵は子どもが食べやすい大きさで、デコレーションがしやすいのでおすすめです。
小さな目玉焼きを作ることもできるので、ご飯にのせるなど、可愛いアレンジがききますよ。
- 赤い帽子のお顔
プチトマトをのせてうずらの卵にかぶせるだけのとても簡単なアレンジです。赤い帽子をかぶってにっこりしているかわいいお顔には、子どもも思わず笑顔になることでしょう。
作り方はこちら
出典:https://cookpad.com/recipe/807898
- トトロ
子どもに大人気のトトロもうずらの卵で簡単に作ることができます。お弁当を開けたら、小さなトトロがちょこんと座っていたら、かわいいですよね。
作り方はこちら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1490000130/
(4)卵焼き
定番の卵焼きは、子どもに大人気。お弁当の彩りもよくなりますね。真ん中に詰めるもので工夫が可能です!
- りんごの卵焼き
カニカマに卵焼きを巻くだけで、リンゴ入り卵焼きが完成です。果物の中でもりんごは子どもに人気ですよね。緑の葉っぱと黒い種をつけてあげれば、それだけで4色のカラフルなおかずになります。
作り方はこちら
出典:https://cookpad.com/recipe/2128186
(5)チーズ
栄養満点のチーズ!そのままでは苦手な子も、アレンジをきかせることによって食べるきっかけになります。
また、チーズの種類は年々増えており、子どもが好きなチーズを探すのも良いですね。
スライスチーズは巻きやすいのでおすすめです。ハムや海苔などとあわせてみましょう。
- ハムとチーズのクルクル巻き
ハムとチーズを、それぞれ食べやすい大きさに切って巻くだけのとても簡単なレシピですが、見た目はかわいく仕上がります。ハムを外側にするのがポイントです。
作り方はこちら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1750000129/
(6)ミートボール
甘めの味は子どもが食べやすく、ソース次第でバリエーションもできます。
デコレーションもしやすく、冷凍食品など市販のものも売っているので、便利です。マヨネーズやケチャップ、粉チーズなどでアレンジしてみましょう。
- ミートボールのアレンジ
作り方はこちら
出典:https://cookpad.com/recipe/1702311
出典:http://news.line.me/issue/oa-cookpadnews/832adbed8020
(7)シュウマイ
つまみやすいく、子どもが食べやすいサイズです。グリーンピースやコーン、エビなど上にのせるものでアレンジもできます。
自分で一から作るとなると大変ですが、冷凍食品も種類は豊富なので、いろいろ探してみましょう。
- シュウマイのケチャップ炒め
作り方はこちら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1160013855/
(8)エビ
魚が苦手な子どもが増えていると聞きますが、エビは好きだったり、魚よりも抵抗がない子が多いです。また、色も鮮やかなのでお弁当におすすめ!
- エビのケチャマヨ炒め
作り方はこちら
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1700000022/
まとめ
今回の記事は、子どもが喜んで食べてくれるような幼稚園向けお弁当のアイデアをまとめました。
お弁当を食べられるコツや、簡単にできるアレンジも参考になりましたか?
最初は子どもが完食しなくても、焦らなくても大丈夫です。幼稚園は他の子どももたくさんいます。お友達が食べている姿を見て、自分も食べるきっかけになるかもしれません。
試行錯誤しながらお弁当を作るパパママの姿はとっても素敵です。時には手を抜いても全然大丈夫!
笑顔と愛情のスパイスをたっぷりかけて、楽しみながらお弁当を作ってみましょう!
趣味は薬膳料理とヨガ。
よく食べよく寝る元気いっぱいの息子(3歳)のママ。
かわいいけれどいつも足にまとわりついてくる甘えん坊の息子の将来が心配。
あと仕事と育児で毎日がいっぱいいっぱい。
きちんと料理や掃除をしたいのに家事の時間が確保できないのが悩み。