学習法

【年齢別】幼児~低学年向け辞典7選!調べ学習のメリットとは?

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今、幼児や小学校低学年の間で、「辞書引き学習」が話題になっているのをご存じですか?

「えっ?辞書はもっと大きくなってから使うものなんじゃないの!?」と思う人もいるかもしれませんが、小さな頃から辞書に慣れることには、素晴らしい知育効果があると言われています!

今回は、【知らないのは勿体ない辞書引きのメリット】を余すことなくご紹介!

  • 辞書引き学習にはどんな効果があるの?
  • 幼児期に辞典に慣れるメリットは?
  • 小さな子どもにおすすめの辞典が知りたい!
  • 先輩ママはどんな風に辞書引き学習を行っているの?リアルな情報が欲しい!

このような人は、是非続きをお読み下さい。

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目次

1、「これ何?」が増えたら辞書の買い時!

(1)「辞書の買い時サイン」を見逃さないで!

小さな子どもに辞典なんて早すぎる。このように思う人もいると思いますが、どんな子にも【辞書の買い時サイン】を出す時がきます!

  • 「これは何て読むの?」、「どんな意味?」など、言葉の意味をよく尋ねられる
  • 最近漢字に興味を持つようになった

など、子どもが「言葉や文字全般」に興味を示し始めたら、辞書を与えるチャンスです!

お子様を注意深く観察し、このようなサインがあれば辞書をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

(2)【体験談】「爽〇美茶」がきっかけで芽生えた漢字への興味

実は筆者の4歳の息子も、つい先日漢字に強い興味を示すようになりました。

園から帰るなりいきなり「爽」という漢字を書いて、「ママ-!こんな字ってある?何て読むの?」と尋ねてきた息子。「えっ!?うちの息子凄すぎ!」と親バカながら思ってしまったのですが、「漢字なんて全く教えていないのに、なぜ書けるんだろう…?」と、不思議に思いました。

そこで、「どうしてその漢字を知っているの?」と息子に尋ねたところ、「先生がいつも飲んでいるお茶に書いてある。」と言うではありませんか!

もうお分かりかと思いますが何と息子は誰もが知るあの有名なお茶(爽〇美茶)を見て、「爽」という字が気になったらしいのです。

「おー!自分から漢字に興味を持ってくれるなんて、またとないチャンス!」そう思った私は、上の子の漢字辞典を息子に与えてみました。すると、ほんの10分程度で色々な漢字を書いて見せてくれました!(書き順はデタラメで記号のように書いていましたが…。)

こちらがその実物です!

裏紙に適当に書いているだけですが、色々な字を興味深そうに書いて、私に読み方を聞いていました。

息子の場合、ペットボトルの漢字がきっかけで漢字への興味が芽生えましたが、子どもによって興味の示し方は千差万別!子どものサインを見逃さず、辞書引きのチャンスに変えて下さいね!(ちなみに、息子には「爽」の字が記号のように見え、興味が湧いたようです。「×が4個もあって面白いね!」と言っていたのが印象的でした!)

2、幼児が辞書引きをするメリット

 

さて、小さな頃から辞書に触れていると、どんな効果が期待できるのか?辞書引きのメリットを、詳しくみていきましょう。

(1)語彙が増える

国語辞典や漢字辞典を引いていると、確実に語彙が増えます

子どもから尋ねられたことはもちろん、図鑑、絵本、児童書、漫画など、何でもいいので分からない言葉や漢字があれば、子どもと一緒に調べる習慣を付けましょう!

その際、目的の言葉だけを調べるのではなく、その上下左右も一緒に読んでいくと知識がどんどん増えますよ

最近では、小学生用はもちろん、幼児向けに工夫された辞典も出版されています。後ほど年齢別に詳しくご紹介するので、お楽しみに!

(2)自分で調べる習慣がつく

辞書引きをしていると、分からないものは自分で調べる習慣(癖)がつきます

これから先の学習はもちろん、社会に出てからも「知らないことを自分で調べる」ことは大変重要です

辞書引きを習慣にすると書物から知識を得ることが当たり前になるため、図鑑、参考書、取り扱い説明書などをきちんと読める人に育ちますよ!

(3)数感覚が育まれる

意外ですが、辞書引きをすると「数感覚」も育まれます

「画数」「ページ数」など、辞典を読んでいると数字に触れる機会が多くあります。特に、辞典のページ数は膨大で3桁あるのも普通!辞書引きは、大きな数に触れられるまたとないチャンスなのです。

「600ページって、こんなに分厚いんだね!」、「〇〇ちゃんの名前の漢字は▲画だね!」など、数を意識させる声掛けを行ってみましょう

(4)辞典の正しい使い方を覚えられる

辞典は正しい使い方を知らないと使いこなせませんが、これができていない子が意外に多いようです!

公立小学校では3年生で辞書引き学習が導入されますが、(一例外もあり)五十音順を覚えていない、もしくはスムーズに出てこない子が少なくありません辞書を引くということは、五十音の順番を頭で考えながらページをめくるという、子どもにとっては大変高度な行為なのです!

しかし、これは単に辞書引きに慣れてないだけで、数をこなせばどんな子でもできるようになります。まずは年齢に応じた使いやすい辞典を手に入れ、使い方に慣れることから始めましょう!

このページの最後では、年齢別におすすめの辞典を紹介しています。是非参考にして下さいね。

3、子どもの辞書引き学習!先輩ママはどうしてる?

さて、辞書引き学習の素晴らしさは分かっても、家庭でどんな風に取り組めばよいか分からない…

そんな悩みを解決すべく、今回は【先輩ママの辞典活用術】インスタグラムからのぞき見していきましょう!

(1)元塾講師!ruka.study3さんの場合

ruka.study3さんは、4年生と年長のお子様を持つママ!

元塾講師という経歴から「言葉を知らない子が少なくない」という現実を痛感していたため、「自分の子には辞書と友達になって欲しい!」という思いを持たれています。

息子さんは、5歳から辞書引き学習を開始!辞書引きのコツや詳しいやり方を大変丁寧にまとめてくれているので、是非参考にして下さい。

(2)辞書引き用付箋を活用!nanako_k811さんの場合

辞書引き用の付箋を活用しているnanako_k811さん。

実は、子どもの辞書引き学習には「付箋」がとても大きな効果を発揮します!

  • 付箋に数字を書くことで、どれだけの言葉を調べたか一目瞭然!
  • 付箋が多くなればなるほど子どものやる気に繋がる!
  • 過去に調べてことがある言葉がすぐに分かる。(「理解している言葉」と「理解していない言葉」の仕分けができる。)

など、付箋にはメリットが沢山あるのです。

「辞書引き学習法」を推奨している深谷圭助先生オリジナルの付箋なら、あらかじめ番号を書くスペースが用意されていて便利ですね!

(3)辞書引きのサインをキャッチ!kands_dweさんの場合

kands_dweさんは、子どもに辞典を与えるチャンスを見逃さずキャッチしています!

最近「これどういう意味?」と5歳の息子さんに尋ねられるようになったため、辞典を購入されたそうです。すると、3歳の次男さんも「欲しい!」と言い出し、兄弟そろって辞書引き学習を頑張っています。

3歳でもしっかり付箋に文字を書いていてすごいですね!

(4)幼児向け辞書を活用!nagisa_nishiさんの場合

小さな子ども向けの「こども ことば絵じてん」を活用しているnagisa_nishiさん

幼児が本格的な国語辞典や漢字辞典を使いこなすのは大変ですが、これなら楽しみながら辞書引き学習の下地が養えそうですね!

いかがでしたか?みなさん、様々な工夫をして辞書引き学習を行っていることが分かりましたね。

次では、子どもにおすすめの辞典を年齢別にご紹介していきます!お子様にピッタリな一冊をみつけて、辞典に触れる機会を作ってあげましょう。

4、【年齢別幼児辞書】おすすめ7選

子どもの年齢に適した辞典を選ぼう!おすすめの辞典を年齢別にご紹介していきます。

(1)幼児辞書0歳~2歳

①アンパンマン にほんご えいご 二語文も!アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかん SuperDX

日本おもちゃ大賞を受賞!タッチペンで触ると、生活全般の物事をアンパンマンの声で教えてくれます。日本語と英語の両方が学べるのも、嬉しいポイント。ネーミングは「ずかん」ですが、赤ちゃんから絵辞典のように使えます!

②0さいからの にほんご えいご ことば絵じてん

動物や乗り物、植物など、3000語近くの言葉を収録。しゃべるタッチペンで、小さなお子様でも楽しく学べます。最初に紹介した「アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかん」より、辞典要素が強めです!赤ちゃんの辞典デビューにも最適。

(2)幼児辞書3歳~4歳

①こども ことば絵じてん

分かりやすいイラストが人気の絵辞典。大きく読みやすい字はもちろん、全て平仮名なので3、4歳頃の子でも無理なく読めます。他シリーズも多数あり、人気を博していますよ!

②学研 ことばえじてん

言葉に興味を示し始めたお子様に最適。分かりやすい絵と説明はもちろん、幼児向け絵辞典としては多めの3,300語が収録されています!

(3)幼児辞書5歳~小学校低学年

①新レインボー はじめて 国語辞典(オールカラー)

初めて本格的な辞典を使う子向けに制作された一冊。オールカラーでイラストも多く掲載されているため、辞典慣れしていない子でも使いやすいと評判です。「本格的な国語辞典の一歩手間のレベルが欲しい!」という人におすすめです。16,000語が収録されています。

②ドラえもん はじめての国語辞典 

オールカラーでドラえもんが沢山出てくる楽しい辞典!「辞書引きって楽しい!」そんな気持ちにさせてくれる一冊です。先にご紹介した「新レインボー はじめて 国語辞典」より多い、18,000語が収録されています。

③新レインボー 小学国語辞典(オールカラー)

今回紹介する中で、最も本格的な国語辞典。収録語数は43,300語と圧倒的な多さです!小学校1年生~6年生まで使える辞書をお探しの方におすすめです。

まとめ

お子様にピッタリな辞典はみつかりましたか?

単に「辞書引き」と言っても、年齢に合う辞典も異なれば、使い方も違います!

お子様が辞書引きを一人でできるようになるまで、ママパパがしっかりサポートしてあげましょう。

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