仲良くお散歩している親子にふと目を向けると・・・子どもの背中に可愛らしいリュックが!ヨチヨチ歩きに、大きなリュックを背負っている後ろ姿は、何とも言えない可愛らしさがありますよね。
「最近自分で荷物を持ちたがるようになったし、うちの子にもリュックを買ってあげたいな!」そんなママパパのために、今回は小さな子どもにおすすめのリュックを、一挙に大集結!
選び方のポイントや、自分で持ちたい!という気持ちから垣間見える、成長の証についてもお伝えしていきます。
ベビーカーを卒業したら、リュックでお出掛け!お気に入りのおもちゃやおやつを詰めて、外へ繰り出しましょう。
可愛らしい姿はもちろん、お子様の成長ぶりに感動すること間違いありませんよ。
目次
1、自分のバッグが欲しい!は成長の証
「自分で持ちたい!」そんな、ある日突然訪れるバッグデビューに、皆さんは備えていますか?
(1)立派な自我の現れ
「自分で持ちたい!」、「自分のバッグが欲しい!」という意志は、立派な自我の現れ!自立の一歩とも言える、素晴らしい成長の証です。
とは言え、忙しい朝の時間帯に、急に「今日は自分で持ちたい!」と癇癪を起こされると、困ってしまうのが正直なところ。
特に、2歳前後は自我が強烈に芽生える時期。普段ママパパが持っているバッグを持ちたい!という欲求が生まれると、もう止まりません。しかし、「バッグを持ちたい」という形で現れた「自我」を、是非大切にしてあげて欲しいのです。
「自分のやりたいようにできない!」という感情を一旦受け止めてあげることで、子どもは対応の仕方を徐々に学び、やがて癇癪ではなく、コミュニケーションにより、自分の考えを訴えることができるようになるのです。
(2)子どもの意思を尊重しよう
「子どもの感情を一旦受け止める」とは言っても、癇癪を起す子どもを目の前に、冷静に振舞うのは簡単なことではありませんよね。
「自分(ママパパ)が持った方は早いし効率がいいのに!」と思う気持ちはとてもよく分かりますが、ここはグッと我慢!冷静に対応することで、お子様の成長はもちろん、基本的な生活習慣を教える絶好の機会にもなりますよ。
- ベビーカーを卒業したら、予めバッグを準備しておく
- 無い場合は、間に合わせの袋でもよいので自分で持たせる
- これを機に「自分の荷物は自分で持つ!」という、就園にも繋がる生活習慣を教える
以上のポイントをおさえておけば、「バッグを持ちたい!」というお子様の意思を傷つけることなく、「バッグデビュー」をプラスの方向で迎えることができます。
(3)バッグデビューにはリュックがおすすめ!
ファーストバッグには、断然「リュック」がおすすめです!
- 両手が空くため、転んだ時に手をつくことができる
- ママパパと手を繋いで歩きやすい
- リュックなら、少々重い荷物も運びやすい
このように、お子様にとってメリットが満載のリュック!選び方のポイントを、次で見ていきましょう。
2、子ども用リュックの選び方のポイント
多彩なデザインのリュックの中から、お子様にピッタリのものを選ぶポイントを、詳しくお伝えしていきます。
(1)大きさ
大前提として、子どもの体格に合うリュックを選びましょう。サイズが合っていないと子どもが違和感を覚えてしまい、使わなくなる可能性もあります。
「どうせ成長するし、大きめのものを買いたい!」という気持ちも分かりますが、安全な使用のためにも、必ず体に合ったサイズのリュックを選びましょう。
上の表は、子ども用リュックのサイズの目安です。体格も考慮しつつ、幼いお子様には、10Lまたは15L程度のリュックをチョイスするのがおすすめです。
(2)使いやすさ
縫いぐるみをそのまま背負っているようなデザインなど、お洒落で可愛らしいリュックに目が行ってしまいがちですが、子どもの用のリュックは「使いやすさ第一」で選びましょう!
筆者も、可愛さと子どもの要求に負け、縫いぐるみのようなリュックを購入した経験があります。結果、子どもはすぐに飽きてしまい、使われなくなったリュックがポツリと残ってしまっています・・・。
- 開口部が広く荷物が出し入れがしやすい
- ファスナーで簡単に開け閉めできる
- 大きなポケットがある
以上のようなデザインなら、お子様でも簡単に、そして実用的に使うことができますよ。
(3)素材
リュックの素材も、子ども用リュック選びには外せないポイント。①汚れにくい、②水に強い、③軽い、この3拍子が揃ったナイロンやポリエステルなどの素材がおすすめです!(ただし、1歳頃の幼い子どもが使う場合は、柔らかい綿などの素材もGOOD!)
また、長時間背負う際には背中が蒸れることもあるため、背面の通気性やクッション性もチェックしておきたいポイントです。
(4)肩紐
食い込む肩紐は、大人でも辛いもの。肩紐にクッション性があるものを選べば、重い荷物を背負う場合でも、比較的楽に持つことができますよ。
さらに、チェストベルト(チェスト=胸の辺りのベルト)があれば安心!リュックのずれ落ちを防いだり、肩や腰の負担を軽減させたりしてくれます。特に肩幅の狭い小さな子どもには、チェストベルトは必須!と言っても過言ではありません。
(5)その他の機能
ご紹介した機能以外にも、反射板やハーネス(2~3歳)、ポケットなどがあると大変便利!
ハーネスに関しては、「何だかペットみたいで気が進まない。」と言う声があるのも事実ですが、まだ危険の分別がつかない小さな子どもには、「安全を確保するという点で有効だ!」という意見も多数あります。
生活スタイルや、お子様の性格も考慮し選択してみて下さいね。
(6)子どもが気に入るもの
せっかく持つリュック、どうせならお子様が気に入るものを選ばせてあげたいのが親心。「自分が選んだ!」という意識が自信に繋がり、喜んで自分で荷物を運んでくれるようになりますよ。
とは言え、デザイン重視で実用性のないリュックは選んで欲しくありませんよね。そんな時には、ママパパがあらかじめ選んだ数点の中から、お子様に選んでもらうのがおすすめです!
3、タイプ別おすすめのリュック
それでは、お子様におすすめのリュックを、4つのタイプ別にご紹介していきます!
(1)はじめてのリュックにおすすめのもの
1歳頃のバッグデビューに最適。ヨチヨチ歩きの小さなお子様に最適なリュックは、こちらです!
①ベビーリュック。ポエティック(POETIC) 価格:¥1,780(税込)
こちらは、1歳頃の小さな子が持つことを想定して作られたリュック。柔らかな綿素材の使い心地は、幼いお子様にピッタリです。開け閉めしやすい両開きファスナーや、大きなポケット付きで実用性もGOOD!9種類の動物の中から、お子様が気に入るものを選んであげましょう。
②リトルライフ なりきりハーネス付きリュック 価格:¥3,999(税込)
元気に動きまわって、追いかけるのも一苦労!そんなお子様におすすめしたいのが、ハーネス付きのリュックです。一見、実用性は大丈夫?と思ってしまう見た目ですが、作りがしっかりしており、思ったより物が入る!という声もあるようです。お子様の迷子や危険防止を目的に使いたい!そんなママパパにおすすめです。
③【stample/スタンプル】リュックサック 価格:¥3,996(税込)
まだ1歳。それでも自分で荷物を運びたがる!そんなお子様には、しっかり物が入る、こちらのリュックがおすすめです。A4ノートと500mlペットボトルが楽々入る容量で、幼い子どもが使いやすい工夫が満載!扱いやすいチェストベルトや、背中に優しい柔らかなスウェット素材が採用されています。
④fafa PEGリュックサック 価格:¥4,590(税込)
fafaは、他にはないドリーミーなデザインが魅力の子ども用品ブランド!こちらのリュックは、そのフェミニンなデザインに思わず目がハートになってしまいますよね!1歳~4歳頃を対象とした小さめの作りで、幼いお子様でも無理なく背負うことができますよ。男の子向けに車柄もあり。
(2)子どもならではのかわいいデザインのもの
「こんな可愛いデザインは、子どもの時期しか使えないよね!」そんなリュックを集めました!可愛いだけでなく、実用性も兼ね備えていますよ。
①【アウトドアプロダクツ】 KIDS チアフルデイパック 価格:¥1,973(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
ロボットやフルーツなど、お子様が喜びそうな柄が豊富に揃うのがこちらのシリーズ。子どもらしいデザインはもちろん、丈夫で汚れにくいポリエステル素材や大開口のファスナー、反射板など、子どもに嬉しい機能が満載です。
②キッズリュックサック 子供 キッズデイパック 価格:¥2,499(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
こちらは、お子様が大喜びしそうな耳付きリュック!幼稚園児や小学生のために、特別に設計されているため、見た目以上に実用的。初めての遠足などにも、大活躍してくれること間違いありません!
③SKIP HOP (スキップホップ) アニマル リュック 価格:¥2,980(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
ニューヨークに住む、新米ママパパによって誕生したこちらのリュック!まず、外国ならではの可愛い見た目に心を奪われますね。しかも、見た目だけではなく実用性も兼ね備えているのが、こちらのリュックの最大の特徴。大開口のファスナーはもちろん、ボトル専用ポケットや全面チャック付きポケットなど、細かい配慮がされています。
④E7系かがやき(北陸新幹線)リュック 価格:¥3,990(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
子鉄に大人気!まるで新幹線を背負っているかのようなリュックです!かがやきの他にも、ドクターイエローやはやぶさなどの種類が豊富。お子様が使いやすいシンプルな構造で、機能面もバッチリです。ちなみに、「JR公認」という点もグッとくるポイントですよ!
(3)親子や家族でお揃いに出来るもの
親子お揃いで持てば、外出の楽しさも2倍に!親子でお揃いにできるリュックをご紹介します。
①【アネロ】anelloKIDS キッズ ハーネス付き 価格:¥3,980(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
可愛らしいデザインもいいけれど、ファッションを邪魔しないお洒落なリュックを求めている方にオススメ!大人顔負けのデザインで、親子一緒にペアルックを楽しめます。入口がガバッと開くため、使い勝手が良いという声が多数あるようです。
②【フェールラーベン】リュック G-1000素材使用 Kanken Mini 価格:¥7,555(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
インスタグラムなどで、お洒落親子が持っている憧れ的存在のリュックがこちら!流行り始めたのは最近ですが、実は30年以上のロングセラー。そのため、使い心地は間違いありません!親子で「色チ買い」すれば、お洒落に決まりそうですね。
③Cath Kidston ディズニー「ジャングルブック
公式サイト:https://www.cathkidston.jp/f/dsg-1514241
Cath Kidstonは、ロンドンのブランド。毎シーズン登場する可愛らしい柄の数々は、多くのファンを魅了します。中でも、リュックは「デザイン違いのお揃い」で、ちょっとしたお洒落を楽しめます。丈夫さと実用性、そしてデザイン性をも兼ね備えた素敵なリュックですよ。
(4)機能性重視の王道ブランド
これ1つ持っていれば安心!日常はもちろん、本格的なアウトドアまで対応できる機能性重視の王道ブランドをご紹介します。
①【patagonia パタゴニア】
楽天:https://item.rakuten.co.jp/one-day/10006274/
パタゴニアは、抜群の機能性を誇る商品を多数生み出している、アウトドアブランド。そんなパタゴニアから登場しているこちらのリュックは、リサイクル・ポリエステル100%で、環境にやさしく丈夫な素材を採用。街歩きからアウトドアまで、幅広く対応できますよ。トップロード型のデザインで、開閉も楽々!
②【ザ・ノース・フェイス】 リュック キッズ スモールディ 価格:¥6,324(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
未就学児から小学生まで対応の、アウトドア用リュック。強度の高い素材を使用しながらも軽量に仕上げている点は、流石「ザ・ノース・フェイス」!チェストベルトはもちろん、収納できるヒップハーネスまでも装備されています。その他にも、反射板やサイドポケットなど、これ1つで日常~アウトドアまで対応できる、優れたリュックです!
③【コールマン】 ウォーカーミニ (キャンプマップ) 価格:¥2,975(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp
コールマンは、1世紀以上もの長きに渡って、人々に親しまれているアウトドアブランド。そんなブランドが作ったこちらのリュックは、軽く丈夫な素材、蒸れない背面メッシュ、たくさんの中ポケットや反射板など、充実の装備で、満足度の高い使い心地を味わえます。
④【コロンビア】 Columbia キッズ リュック 価格:¥4,066(税込)
コロンビアは、1938年にオレゴン州で誕生したアウトドアブランド。出し入れのしやすさはもちろん、反射板や内部のネームラベルなど、子ども向けの細かい配慮が嬉しいポイント。前と横のメッシュポケットも、何かと使えて便利です!
⑤【バートン】 Youth Gromlet Pack 15L 価格:¥3,996(税込)
Amazon: https://www.amazon.co.jp
バートンは、1977年に世界初のスノーボードファクトリーとして産声を上げました。こちらのリュックは、基本的な機能はもちろん、デジタルデバイスを安全に収納するスリーブなど、大人顔負けの本格仕様!さらに、製造上の欠陥が認められた場合、購入証明を持っていれば、修理や交換などを行ってもらえるサービスも嬉しいポイントです。
まとめ
可愛らしいリュックから本格的なものまで、一挙に紹介しました。お子様にピッタリのものは見つかりましたか?
リュックがあれば、お子様の自立心を育むことができるのはもちろん、散歩の時間が何倍も楽しくなること間違いなし!お気に入りを用意し、親子で外へ繰り出しましょう。
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子(5歳と4歳)のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。