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子どもに将棋をさせると頭がよくなるって本当?メリットとおすすめのおもちゃ6選

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将棋界に彗星の如く現れた、藤井聡太七段。わずか14歳5か月で公式戦勝利の最年少記録を更新したことで、一躍時の人となりました!

その天才ぶりに、幼少期に遊んでいたおもちゃ「キュボロ」に注目が集まったり、我が子にも将棋をさせ、藤井七段のような聡明な人物に育てたい!というママパパが続出。将棋人気も高まりを見せていますよね。

しかし、肝心の私達親が将棋のルールを知らないため、子どもと将棋で遊ぶイメージが湧かない!という方もいるでしょう。

  • 将棋をするメリットを詳しく知りたい
  • そもそも将棋をすると本当に頭がよくなるの?
  • 親が将棋を知らないため、どうやって遊ばせたら良いか分からない

このような悩みを解決すべく、今回は「子どもと将棋」に大注目!将棋のメリットや子どもが遊ぶ時の注意点などを、親目線でお伝えします。

記事の終わりには、子どもにピッタリの将棋のおもちゃもご紹介しますよ!

気分は幼少期の藤井七段!今日から早速、親子一緒に将棋を楽しみましょう。

1、将棋をやると頭がよくなるって本当?将棋の効果とは

将棋をしている人に、何となく賢いイメージを抱く人は少なくないと思います。本当に将棋をすると頭がよくなるのか?他にはどんな効果があるのか?詳しくお伝えしていきます。

(1)精神力が身に付く

将棋をしたことがない人にはイメージが湧きにくいかもしれませんが、将棋はあくまでも「勝負」です。

スポーツなどとは異なり、激しい声援やパフォーマンスはありませんが、棋士らは自分の勝ちにこだわりプライドをもって戦っているのです。

そのため勝った時の喜びは大きく、負けたら当然悔しいもの。形勢が悪い時には精神的につらく、なかなか勝てないスランプのような状態に陥ることもあります。しかし、そのような状況の中で自分の気持ちを強く保つには、「強い精神力」が不可欠!

将棋を通し、諦めない心や平静を保つ心の持ちようなど、社会生活にも通じる能力を養うことができるのです。

(2)考える習慣がつく

テレビで放映されている将棋の試合を見たことがありますか?棋士らは皆一様にじっと考え、集中している様子が伺えますよね。

このように、考えることなしでは成り立たないのが将棋の世界!構想や戦略を立てるには、盤上の駒を頭の中で動かしながら、勝負の行方を予想することが欠かせないのです。

こうした作業を繰り返すうちに、「イメージ力」や「空間把握能力」、「論理的思考」などが身に付き、考えることが苦ではなくなる!という声も多数あります。

考えることが苦でなくなるなら、自然と学校の成績も上がりそう!と喜んでいる方がいるかもしれませんが、それは早計!「考えることが苦でない=成績が上がる」とは必ずしも言い切れない理由を、次でお伝えします。

(3)学業に直結するわけではない

将棋で培った「考える習慣」は、必ずしも学業に直結するとは言えません。中には、将棋に熱中し過ぎて毎日将棋のことばかり。勉強の時間が疎かになり、成績が下がってしまった!という声もあるようです。

しかし、「考える習慣」が「勉強に対する抵抗感」を減らしてくれるは確かです!じっと座って将棋と向き合う行為と、机について問題に取り組む行為は、非常によく似ているのです。

そのため、普段頭を使う習慣がない子と比較すると、勉強に対するハードルは下がり、結果的に学業に苦労する経験をしなくて済む!と言っても間違いではありません。

将棋で培った考える習慣を学業に活かせるよう、サポートしてあげるのも私達親の役目かもしれませんね。

2、将棋が子どもにおすすめの理由

ここまでお読みになったところで、「我が子にも将棋をさせたい!」と感じた方も多いと思いますが、将棋の魅力はこんなものではありません!まだまだある将棋の魅力を、余すことなくお伝えしていきます!

(1)お金がかからない

子どもに習い事をさせる際、避けて通れないのが「お金」の問題。ピアノやヴァイオリンには決して安いとは言えない楽器代、スポーツをさせるにしても、シューズやボールなどのお金がかかりますよね。また、それらは買ってしまえば終わりではなく、メンテナンスや買い替えが不可欠なものがほとんどです。

その点、将棋は盤と駒さえあれば始められる、金銭的にハードルの低い競技です!将棋の勉強用の本などを買ったとしても、大きな負担にはなりません。

気軽に始められ、そのうえ精神力や考える力が身に付くとなれば、もう将棋をしない手はありませんね!

(2)場所を選ばずどこでもできる

もう一つ、将棋を気軽に始められる理由として、「いつでもどこでも遊べる」ということが挙げられます。将棋は場所を選ばず遊べるため、好きな時に好きなだけ熱中することができるのです

でも、対戦相手がいない時は?と思ったあなた、その通りですよね。最近では将棋ソフトやアプリで練習したり、ネット対戦で力を付ける方法もあるようです!

その上、他の競技のように怪我をする危険も皆無なため、子どもでも安心して遊ばせることができますね。

(3)礼儀作法が身に付く

将棋の対局には、いくつかのマナーがあることをご存知でしょうか?

  • 始めと終わりの挨拶
  • 対局中にお喋りはしない
  • 負け宣言をする
  • 感想戦(対局修了後、お互いの手の良し悪しを検討しあう)を行う
  • 片付けもきちんと行う

このようなマナーを守ることで、人前できちんと振舞おうとする意識が芽生えることも期待できるでしょう。子ども向けの将棋教室などでは、礼儀作法を重視した指導を行う教室もあるようです。

(4)一生楽しめる

将棋は考えることができる限り、一生楽しめる競技です。スポーツは、体の限界が来ればプレイすることができなくなりますが、将棋にはそれがありません。

子どもの頃に培った将棋スキルを、大人になってからも一生の趣味としてたしなむことができるのは嬉しいことですね。

3、将棋を始めるのはいつ頃がよい?

将棋は、駒のルールを理解できさえすれば何歳からでも始められます。

藤井聡太七段は5歳から将棋を始め、14歳でプロに。羽生善治九段は、小学校1年生から将棋を始め、15歳でプロになりました。

駒の漢字や難解なルールが5、6歳で理解できるの!?と、ビックリした方もいるかもしれませんが、最近では子ども用に分かりやすく工夫された将棋なども続々登場しており、中には幼稚園児が楽しめるものもあるようです。

記事の終わりに、おすすめの将棋のおもちゃをご紹介するのでお楽しみに!

4、子どもと将棋をやる時の注意点

子ども用の将棋を使って家で将棋遊びを取り入れてみよう!そう思ったママパパへ。お子様と将棋を楽しむ際のポイントを、詳しくお伝えします。

(1)まずは駒に触れてみよう!

子どもと将棋で遊ぶ際、いきなり将棋のルールを教えるのは、避けた方が無難です。将棋の駒には難しい漢字が沢山!その一つ一つの名前や動きを覚えるのは、子どもにとって決して楽しいものではありません。

年齢が幼ければ幼いほど、まずは「将棋の道具」に触れることから始めましょう!将棋の盤や駒は、子どもにとって物珍しいもの。きっとすぐに興味を示してくれるでしょう。

まずは、「将棋倒し(ドミノ倒し)」や「山くずし」など、駒の動きを知らなくても楽しめる遊びに挑戦してみましょう。

(2)ゲーム感覚で楽しく駒で遊んでみよう!

将棋の道具に慣れてきたら、駒の動きを少し取り入れたゲームに挑戦してみましょう!「はさみ将棋」や「まわり将棋」などのゲームはルールが簡単なため、将棋への抵抗感をなくすのに最適です。

(3)分かりやすく噛み砕いて説明する

将棋ゲームにも慣れてきたら、いよいよ将棋のルールを教える段階!この時のポイントはただ一つ。「分かりやすい言葉で噛み砕いて説明すること」のみです。

王手は「先に王様を取ったら勝ち!」など、子どもが理解しやすい表現をすることを心がけましょう。

とは言え、親自身が将棋のルールを知らなければ、子どもに教えることはできません。そのため、まずはママパパも将棋のルールを理解し、楽しむことが大切です。

  • どんどん強くなる やさしいこども将棋入門 価格:¥950(税込)

参考:https://www.amazon.co.jp

こちらは、子ども目線で書かれた将棋の入門書!語り口調で分かりやすいため、子どもへの将棋指導のヒントになりますよ。

(4)将棋を強制しない

「将棋を強制しない」これは、子どもが将棋を楽しむために、最も重要と言っても過言ではないかもしれません。

将棋に限らず、子どもに強制的に何かをさせることは、良い結果を生みません。嫌々取り組んでいるようでは、いつか必ず伸びが止まってしまいます。

大切なのは、子どもに将棋を好きになってもらうこと!「好き」や「楽しい」と言った感情は、子どもの原動力になるのです。藤井七段も、「今の状況は、将棋が好きでやってきた結果」と述べられています。

将棋はあくまでも遊びの一環!強制せず、楽しく取り組むことを心がけましょう。

5、将棋教室にはどんなところがある?

初心者のお子様はもちろん、自宅で将棋に取り組んでいたけれど、ママパパが教えられる限界がきた!という強者まで、将棋教室に通えば、その道のプロならではの丁寧な指導を受けることができますよ。

  • 公益社団法人 日本将棋連盟

参考:https://www.shogi.or.jp/dojo/s_kodomo/

こちらの日本将棋連盟のサイトでは、全国の将棋教室を簡単に検索可能。プロ棋士・指導棋士の将棋教室もあります!

将棋教室に通うことで様々な大会へ出場するチャンスができ、将棋の世界がさらに広がります。未就学児から参加できる「テーブルマークこども大会」など、数々のプロ棋士が出場してきた将棋大会に出場すれば、モチベーションがアップすること間違いなし!更なる高みを目指しましょう。

6、子どもにおすすめの将棋のおもちゃ

将棋初心者の子どもでも楽しめる!子ども向けの将棋おもちゃをご紹介していきます。

(1)どうぶつしょうぎ 価格:¥2,160(税込)

参考:https://cawaiku.com/child/3-old/syogi-4610#i-4

「どうぶつしょうぎ」は、子ども用の将棋おもちゃの草分け的存在!考案者は、自らも将棋のプロである北尾まどか女流二段。子ども達にもっと将棋に親しんで欲しい!という熱い想いから誕生しました。

駒の代わりになるのは、ひよこ・ぞう・きりん・ライオンの4種類のピース!それぞれに進む方向が決められており、相手のライオンを先に取った勝ちです。

進む方向は赤い点で示されているため、覚える必要もなし!4歳児でも楽しめます。

日本将棋連盟の公式サイトでも紹介されていますよ。

(2)くもん NEWスタディ将棋 価格:¥3,456(税込)

参考:https://www.kumonshuppan.com

くもんのNEWスタディ将棋は、藤井七段が幼少期に使っていたことで、現在人気を集めています。しかも、このNEWスタディ将棋は、日本将棋連盟が監修していることをご存知でしょうか?

駒の動かし方をまだ覚えていなくても大丈夫!駒に矢印で動かし方が書かれているため、初心者でも簡単に対局を進めることができますよ。

こちらも、日本将棋連盟の公式サイトで紹介されています。

(3)ウッディプッディ はじめての しょうぎ セット 価格:¥5,832(税込)

参考:https://item.rakuten.co.jp/woodypuddy/g03-1166/

こちらは、女流棋士中倉彰子さんと共同開発した、子ども向け将棋セット。駒に動かし方が示されているのはもちろん、簡単な遊びを通して将棋のルールを覚えられる、「プレ将棋」も楽しめます!

段階を追って徐々にステップアップしていける、優れた将棋おもちゃです。

(4)ドラえもん はじめての将棋&九路囲碁ゲーム20 価格:¥2,012

参考:https://item.rakuten.co.jp/jigsawclub/ept03802/

こちらは、みんな大好き!ドラえもんの将棋と囲碁が楽しめるおもちゃです。簡単な将棋崩しや、はさみ将棋、五目並べなど、20種類もの遊びが楽しめるのは、他には魅力です。

(5)ie shougi 価格:¥10,800(税込)

参考:https://item.rakuten.co.jp

初心者や日本語が分からない外国人でも楽しめる!をコンセプトに、点と線で駒の動きを表現しているのが、ie shougiです。

ルールは将棋と同じですが、漢字は全く書かれていないため、子どもにとっても親しみやすいのが特徴です。

シンプルなデザインは、そのままリビングに置いてもインテリアを邪魔しません。

(6)わんにゃん将棋 価格:¥2,036(税込)

参考:https://www.amazon.co.jp

イヌ軍団とネコ軍団で、楽しくバトル!相手の赤い駒を先に取った方が勝利です。まわり将棋やはさみ将棋、将棋クイズなど、ミニゲームも沢山できて楽しく将棋と触れ合えます!

まとめ

難しい!と、尻込みしてしまいがちな将棋。ママパパがルールを知らなければ、尚更ですよね。

しかし、子ども用の将棋おもちゃを活用すれば、家族みんなで楽しく将棋と親しむことが可能です!

是非将棋おもちゃを活用し、子どもの将来に役立つ能力を育んであげましょう。

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