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【チェックリスト付き!】子ども乗せ電動自転車の選び方と人気車種11選

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電動自転車を検討しているけど、どんなものがいいのか分からない…。

そんなママパパのために、今回は電動自転車の【選び方&人気車種】を大公開!30秒で終わる「チェックリスト」で、あなたにピッタリな電動自転車がすぐに分かります。

  • みんなが使っている人気車種が知りたい!
  • 子どもが2人いる人はどんな車種がおすすめ?
  • 初期費用が高いって本当?
  • 維持費はどれくらい掛かるの?

など、電動自転車に関する疑問をマルッと解決していきます!

目次

1、電動自転車が人気の理由

街中では電動自転車が大活躍!園や習い事の送迎に、一日に何度も使う人も珍しくなく、今や小さな子どもがいる家庭の必需品といっても過言ではありません。

一般財団法人「自転車産業振興協会」の「国内自転車生産・輸出状況(平成30年1~6月)」の調査では、平成16年の「軽快車=ママチャリ」の生産台数は約97万台、「電動アシスト車=電動自転車」の生産台数は約12万台となっており、軽快車は電動アシスト車の「約8倍」も多く生産されていました。

ところが、平成30年には事態が逆転!軽快車の生産台数は約11万台、電動アシスト車は約30万台となり、電動アシスト車が軽快車の3倍も多く生産されるようになったのです。

なぜ、16年間でこんなにも電動自転車の需要が高まったのでしょうか?

実は、それはひとえに「電動自転車の進化」にあります!

ここ数年、電動自転車の進化には目を見張るものがあり、楽にこげるのはもちろん、子どもを乗せる際の安全性や快適性、バッテリーのもち、そしてママ向けのお洒落な見た目など、ユーザーの心をガッチリ掴む車両が続々と登場しているのです。

乗っていて楽!安全性も高い!しかもお洒落!そんな電動自転車が増えたことが、電動自転車の人気の理由と言えるでしょう。

2、子ども乗せ電動自転車の基礎知識

電動自転車を購入する前に是非知って欲しい!子ども乗せ電動自転車の基礎知識をみていきましょう。

(1)初期費用は13万円~17万円が相場

ズバリ、子ども乗せ電動自転車の初期費用は、「13万円~17万円」と言われています!一般的な自転車、いわゆるママチャリの相場が2万円~3万円なのを考えると、電動自転車は大変高価なことが分かりますね。

電動自転車の初期費用の内訳は、次の通りです。

内容

費用

車体価格

13万円~17万円

幼児用ヘルメット

2千円程度

防犯登録料

500円程度

盗難された時に警察に届け出ができる「防犯登録費用」や、子どもを乗せる場合は、人数分(1人または2人)のヘルメット代が掛かります。

(2)バッテリーには寿命がある!

電動自転車のバッテリーは、約3年~5年で寿命を迎えます!

  • 充電が頻回になる
  • 充電したばかりなのにすぐに電池が切れる

このような傾向が見られたら、バッテリーの交換時期が迫っているサイン!バッテリー交換を考えなければいけません。ちなみに、交換バッテリーの相場は約4万円!一般的な自転車が、余裕で一台が買える値段です。

このように、電動自転車を長く乗り続けるためには、維持費がかかることも頭にいれておきましょう。

(3)アシスト機能は時速23キロまで

電動自転車は、アシスト機能で軽快にペダルをこげますが、物凄くスピードが出せるわけではありません。

電動自転車は、時速24km以上でアシスト機能が停止します。これは「道路交通法」の規定に基づく規定のため、全ての電動自転車が同じ仕様になっています。

スポーツバイクなどが、時速30km程でビュンビュン進んでいる様子を目にしますが、電動自転車は時速23kmに達した時点で、アシスト機能が強制停止!急にアシストが機能しなくなるため、かなり重たい自転車に変貌してしまうのです。

スピード重視で電動自転車を選ぶママパパは少ないと思いますが、電動自転車では時速23kmまでしか出せないことを覚えておきましょう。

(4)子どもを乗せるなら「チャイルドシート」必須!

電動自転車に子どもを乗せるなら、チャイルドシートが必須です!チャイルドシートは、以下の2つに分類されます。

  • 前乗せタイプ:自転車の前かご部分に装着するチャイルドシート
  • 後ろ乗せタイプ:自転車の後部に装着するチャイルドシート

「前乗せチャイルドシート」と「後ろ乗せチャイルドシート」のどちらがいいか?は、乗せる子ども年齢やライフスタイルなどで大きく変わります。

自分にピッタリな方を知りたい!という人は、次のチェックリストを是非お試し下さい。

3、【チェックリスト付き!】あなたにおすすめの子ども乗せ電動自転車のタイプは?

あなたは前乗せ?後ろ乗せ?チェックリストで、自分に合う子ども乗せ電動自転車をみつけましょう。

(1)前乗せチャイルドシートの特徴

前乗せチャイルドシートは、1歳~4歳の子どもを乗せるのに最適です!

前かご部分にチャイルドシートがあるため、子どもが常に視界に入って安心です。そのうえ、包み込むような形状で小さな子どもを衝撃から守ることもできますよ。

また、後ろ乗せを追加して3人乗りにしても、安定した走りが可能です。子育て中のママパパには嬉しいポイントですね。

一方、カゴが取り付けできない、小回りが難しい、前幅をとるため狭い駐輪場で前方向から駐車できないなど、日常で不便を感じるシーンもあるようです。

(2)後ろ乗せチャイルドシートの特徴

後ろ乗せチャイルドシートは、2歳~6歳頃の子どもを乗せることが可能です。

入園前~小学校入学頃まで長く使え、2人乗りにしてもカゴが使えるため、買い物の際には大変便利!お子様に日光や風が直接当たらないのも、嬉しいポイントです。

また、2人乗りの場合「前乗せ」よりハンドルへの影響が少なく、安定した運転ができると言われています。

しかし、後ろ乗せチャイルドシートは、3人乗りにするとハンドルが安定しにくくなるという声もあるようです。

(3)あなたは前乗せ?後ろ乗せ?チェックシートで判定しよう!

「前乗せ」と「後ろ乗せ」、それぞれのメリット・デメリットがお分かり頂けたと思いますが、「どちらが自分に合うのか迷う…。」という人もいるでしょう。

そんなあなたのために、「前乗せ・後ろ乗せ 判定チェックシート」をご準備しました!

前乗せ・後ろ乗せ 判定チェックシート

質問A

質問B

□1歳から子どもを乗せたい

□小学校入学頃まで長く使いたい

□1歳頃の小さな子どもを衝撃から守りたい

□子どもが既に4歳以上

□利用する予定の駐輪場は広々している

□利用する予定の駐輪場が狭い

□2人乗りするシーンより3人乗りするシーンが多い

□兄弟が2歳~6歳の間にいる

□4歳までの子どもを視界に入れておきたい

□3人乗りするシーンより2人乗りするシーンが多い

□電動自転車で買い物に行くことは少ない

□電動自転車で買い物に行くことが多く、カゴが必須

質問A・Bのどちらに☑が多くつきましたか?質問Aが多かったという人は「前乗せタイプ」、質問Bが多かったという人は「後ろ乗せタイプ」がおすすめです。

(4)バッテリーとタイヤの大きさも重要な要素!

「前乗せタイプ」か「後ろ乗せタイプ」かも、電動自転車選びの重要な要素ですが、「バッテリー」&「タイヤ」の大きさも外せないポイント。

①バッテリー容量

バッテリーは、容量が大きいほど一度の充電で長く走ることが可能ですが、その分価格も上がります。

同じ容量でも、走るスピードや坂道の多さなどで走行可能距離は変わるため、自分がどんな使い方をするか?購入前によく検討することが大切です。

  • 坂の頂上に自宅がある
  • 送迎や買い物など、毎日1時間以上は乗る

このような人は、大容量バッテリーの電動自転車の方が、充電回数が少なく済むのでおすすめです。

②タイヤの大きさ

運転する人の、身長に合ったタイヤサイズを選ぶことも大切です。20~24インチのタイヤなら、小柄な人でも足が地面に付くため安心です。

また、タイヤが小さめだと、子どもを乗せたり降ろしたりする際にも便利です。小柄なママが運転する場合は、小さめのタイヤを選びましょう。

反対に、高身長なママやパパが運転する場合は、走行性が優れている26インチ程度の大きめサイズも視野に入れましょう。

4、2人乗り・3人乗りの注意点

子乗せする人必見!2人乗り・3人乗りの注意点をお伝えします。

①3人乗りができるのは「幼児2人同乗基準適合車」のみ!

出典:3人乗り(幼児2人同乗基準適合車)一覧

「幼児2人同乗基準適合車」とは、幼児2人を同時に乗せても、十分な強度や制動性能を有し、駐輪時の転倒防止のための操作性・安全性が確保されているなど、あらゆる安全基準を満たした自転車を指します。

この基準を満たした自転車のみが3人乗りを許可されており、「BAAマーク」と「幼児2人同乗基準適合車」のマークが記されています。購入の際の目安にしましょう!

②地域によって異なる「道路交通法施行細則」を守る

お住まいの地域によって、「道路交通法施行細則」が異なります。二人乗りをしたうえで、もう一人の子をおんぶする乗り方も、一部地域で許可されているようです。

お住まいの地域がどうなっているのか?2人乗り・3人乗りをする前に、今一度確認することをおすすめします。

ただし、二人目の子を背負う乗り方が「道路交通法施行細則」で許可されていても、極力安全な方法を選ぶことが命を守ることに繋がります。できればチャイルドシートを使うことを視野にいれ、検討してみましょう。

5、おすすめの電動自転車11選

パナソニック・ヤマハ・ブリヂストンの三大ブランドはもちろん、比較的リーズナブルで性能にも定評のある電動自転車など、バリエーション豊かにご紹介していきます。

(1)パナソニック ギュット・クルームR・DX

バッテリー容量

16.0Ah

充電時間

約4.5時間

タイプ

後ろ乗せ

「ギュット・クルーム」は、ベビー用品メーカーの「コンビ」と共同開発された子乗せ電動自転車!

チャイルドシートには、サンシェードが標準装備されているため、夏の強い日差しの中でも安心。中身が見えにくい、大容量のカゴも嬉しいポイントです。チャイルドシートを追加することで、3人乗りにもできますよ。

(2)パナソニック ギュット・クルーム・DX

バッテリー容量

16.0Ah

充電時間

約4.5時間

タイプ

前乗せ

コンビと共同開発した「ギュット・クルーム」の前乗せタイプ。

サンシェード付き&包み込む形状のチャイルドシートで、子どもの快適性をより追求したモデルです。簡単に乗せ降ろしかができるのも嬉しいポイント。チャイルドシートを追加することで、3人乗りにもできますよ。シックなカラーラインナップは、お洒落に拘りたいママにピッタリです!

(3)パナソニック ギュット・クルーム・EX

バッテリー容量

16.0Ah

充電時間

約4.5時間

タイプ

前乗せ

「ギュット・クルーム」シリーズ最高峰!快適性や走行性はそのままに、より便利な機能が追加されたモデルです。

「ラクイック機能」搭載で、手元スイッチの電源を入れることで、後輪サークル錠が開錠!この時、電子キーはカバンに入れたままでOKです!カギを開ける動作が不要なので、子どもから目を離さずスムーズに発進することができますよ。

(4)ヤマハ パスバビー アン スーパー

 

バッテリー容量

15.4Ah

充電時間

約4.0時間

タイプ

後ろ乗せ

「パスバビー アン スーパー」は、パスシリーズ最高のアシストレベル!ナチュラルなアシストはそのままに、坂道でもより楽に走行することが可能です。

また、新型リヤチャイルドシートが採用されているため、お子様に抱きしめているかのような安心感を与えます!もちろん、チャイルドシートを追加すれば3人乗りも可能です。

(5)ヤマハ パス キッス ミニ アン

バッテリー容量

12.3Ah

充電時間

約3.5時間

タイプ

前乗せ

「ヤマハ パス キッス ミニ アン」は、20インチのコンパクトサイズが特徴!小回りがきくため、操作がしやすいと評判です。子どもが一緒でも、段差を無理なく越えられる軽量ボディも嬉しいポイントです。

もちろん、チャイルドシートにもこだわりが!子どもをスッポリ包む「コクーンルーム」を標準装備しており安心です。

(6)ヤマハ パス クルー

バッテリー容量

15.4Ah

充電時間

約4.0時間

タイプ

後ろ乗せ

夫婦で電動自転車を共有したい!そんな人におすすめなのが、「パス クルー」です!

男女で共有しやすい24インチサイズだから、小柄なママでも背の高いパパでも乗りやすい、「ちょうどいいサイズ」が実現!大柄なパパでもゆったり乗れるハンドル形状も嬉しいポイントです。

子乗せを卒業した後、チャイルドシートを取り外してもスタイリッシュに乗れるデザインも魅力ですね!

(7)ブリヂストン ビッケ モブ dd

バッテリー容量

14.3Ah

+走りながら自動充電

充電時間

約4.2時間

タイプ

後ろ乗せ

ブリヂストンの両輪駆動は、「走りながら自動充電」してくれる優れもの!そのため、おうちでの充電回数が減り、こまめな充電でバッテリーの寿命まで長持ちすると言われています。

中でも、ビッケシリーズ人気ナンバー1の「ビッケ モブ」は、またぎやすく、乗り降りしやすいコンパクトモデルです。

(8)ブリヂストン ビッケ グリ dd

バッテリー容量

14.3Ah

+走りながら自動充電

充電時間

約4.2時間

タイプ

後ろ乗せ

スタイリッシュなデザインで、ママパパが共有しやすいのが「ビッケ グリ dd」です!パパにも似合うフレームとカラーで、家族で楽しむことができますよ。

もちろん、両輪駆動で走りながら自動充電可能です!

(9)ブリヂストン ハイディ ツー

バッテリー容量

14.3Ah

+走りながら自動充電

充電時間

約4.2時間

タイプ

後ろ乗せ

何とこちらは、あの有名雑誌「VERY」とコラボした電動自転車!

他とは一線を画すお洒落なデザインは、ライフスタイルにこだわりのあるママパパから、圧倒的な支持を得ています。しかも、こちらの2019年限定モデルは、両輪駆動にグレードアップ!お洒落なデザインはそのままに、より快適な走行が叶います。

(10)丸石サイクル ふらっか~ずココッティアシスト(リアシート付モデル)

バッテリー容量

10.1Ah

充電時間

約4.0時間

タイプ

後ろ乗せ

丸石サイクルの「ふらっか~ずココッティアシスト」は、電動自転車三大ブランドと比較して「4万円程度」安く購入することが可能です。

バッテリー容量は三大ブランドと比するとやや少なめですが、一充電当たり、坂道32km、平坦な道なら36km走行することができますよ。

(11)京の洛スク プチシャッセ

  • メーカー希望小売価格:¥125,400(税込)【5Ah】/¥138,435(税込)【10Ah】

※ただし、公式サイトでは¥87,780~から販売。(チャイルドシートなどのオプションは別途料金が必要)

バッテリー容量

5.0Ahまたは10.0Ah

充電時間

約4.0~8.0時間

タイプ

後ろ乗せ

「京の洛スク」は、電動自転車の専門店!そのオリジナル企画から誕生した「プチシャッセ」は、ワイドタイヤ&ロングボディで安定感抜群です。

バッテリーは5Ahと10Ahから選ぶことができますが、突然の行き先変更や、うっかり充電し忘れが心配!という人は、10Ahがおすすめです。

メーカー希望小売価格は【5Ah】¥125,400(税込)ですが、公式サイトでは8万円台でお得に購入できますよ!(ただしチャイルドシートなどのオプションは別途費用が必要)ブランドにこだわらず安く電動自転車を購入したい!という人は、一度覗いてみる価値アリです!

まとめ

人気ブランドの電動自転車~お得な掘り出し物の電動自転車まで、バラエティー豊かにご紹介しましたが、お気に入りの一台はみつかりましたか?

電動自転車選びは、①前乗せ・後ろ乗せタイプの選択、②バッテリー、③タイヤの大きさの3つがポイントです!

ご自身の生活パターンや家族構成に合わせ、ピッタリな1台を選びましょう。

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