「キュボロ」は、空間認識能力や集中力を鍛えてくれる、優れたおもちゃ！あの天才棋士、藤井聡太七段が、幼い頃に遊んでいたことで一躍有名になりました。
藤井聡太七段の鋭い直観力と、何手先までも見据える能力が育ったのは、もしやキュボロのお陰では？！という話も取り上げられたため、今最も入手困難なおもちゃの一つになっています。
国内総代理店でも長期的な在庫切れが続いており、入荷は数年待ち。ネット通販では購入できるお店もありますが、何と５万円以上（キュボロスタンダード）の値段で取引きされていることもあります！
それでも、知育に良いと聞けば我が子にも与えてみたい！そう思うのが親心ですよね。
そんなママパパに朗報！実は、キュボロと同等の効果を得られるおもちゃは、他にもあるのです。
今回は、キュボロにも負けない、優秀な類似おもちゃを多数ご紹介！同時に、そもそもキュボロの良さをよく分かっていない！という方向けに、その効果も徹底的に解説します。
是非、キュボロと同等の類似おもちゃを活用し、お子様の未来に繋がる能力を育んであげて下さいね。
目次
１、大人気だけど入手困難！キュボロってなに？
現在、入手困難な状態が続いているキュボロ。優秀なおもちゃという話はよく聞くけれど、正直どんなものなのか詳しく知らない！という方も多いでしょう。
キュボロは、スイスで開発された木製のおもちゃ。日本では最近有名になったキュボロですが、実はその歴史は意外に古く、１９８６年、今から３０年以上も前に商品化されています。
キュボロは、立方体の積み木に多種多様な溝や、外からは見えないトンネルのような穴が開いているのが最大の特徴！その遊び方は、正に試行錯誤の連続で、８０種類以上ものパーツを組み合わせ、ビー玉がスタートからゴールまで無事に辿りつけるよう、子ども自らが考える必要があるのです。
キュボロの種類には以下のようなものがあり、他にも、小学生以上を対象とした上級者セットや、対象年齢２歳～のキュボロブロックなど、豊富なラインナップが魅力です。
特に、キュボロのクゴリーノはキュボロの入門編、いわば弟分的存在です！対象年齢も低く、キュボロより手に入りやすいため、幼い子を持つママパパはねらい目です！こちらについては、ページの最後で詳しくお伝えするので、お楽しみに！
２、キュボロにはどんな効果がある？
優れたおもちゃとの呼び声が高い、キュボロ。その効果はどんなものなのか、詳しく見ていきましょう。
（１）空間認識能力を育む
キュボロを完成させるためには、溝が繋がるよう立方体を並べたり、外からは見えない穴（トンネル）を構成していく必要があります。この作業は、試行錯誤の繰り返し！立体を想像しながら組み立てることにより、自然と「空間認識能力」が育まれるのです。
これから成長するにつれ、図形問題を解かなければならない時期も、必ず訪れます。このような問題を解くには、頭の中で図形を回転・変形させる必要がありますが、子どもがいきなりこの作業をするのは至難の業。やはり、図形問題を解くベースを作るには、実際に立体模型に触れるのが一番なのです！
さらにこの空間認識能力は、一朝一夕で身につくものではありません。幼い頃からの積み重ねにより、図形的センスが磨かれることが、幼児教室や大手進学塾でも盛んに言われています。
是非、キュボロや同等の類似おもちゃを活用し、お子様の空間認識能力を鍛えてあげましょう。頭が柔軟な「今」がベストタイミングですよ。
（２）論理的思考を育む
キュボロは、お子様の論理的思考も育みます。
キュボロで遊んでいると、「あれ？ビー玉が出てこない！」という経験を必ずします。この時子どもは、なぜビー玉が出てこないのか？どこが間違っているのか？どうしたらビー玉が出てくるのか？を真剣に考え、問題を解決しようとするのです。
このような論理的思考は、将来仕事をする上でも必要な能力！すぐに逃げない、人に頼らず自分で考える、諦めない心など、お子様の未来にきっと良い影響を与えてくれることでしょう。
（３）集中力が身につく
全てはビー玉をゴールに導くため！子どもは物凄い集中力で、立方体を組み立てます。ご存知の通り、藤井聡太七段も、対局の時は物凄い集中力を発揮していますよね！
成長するにつれ、どんな場面でも必要になる集中力。幼いうちに身に付けておけば、その後の学校生活などでも必ず役に立つことでしょう。
遊びを通し、楽しみながら集中力を鍛えましょう！
（４）創造性が豊かになる
キュボロの醍醐味は、何と言ってもその自由度！立方体の組み合わせ方次第で、ビー玉が転がるルートは無限に広がっていくのです。
子どもはキュボロを組み立てながら、「この前とはここを変えて、もっと長くしたい！」、「高さを出して、みんなを驚かせたい！」など、泉のようにアイディアを湧き上がらせます。
ピースが多い程、作ることができる作品もより壮大になるため、様子を見ながら追加・補充用のキュボロを買い足してあげるのもおすすめですよ！
３、キュボロに負けない工夫がたくさん！おすすめの類似品１１選
キュボロと同じような知育効果が望める「キュボロ類似品」を、一挙にご紹介！シリーズが沢山ある商品も多いため、ここでは、最初に購入するのにピッタリなものを、ご紹介していきます！
（１）キュボロクゴリーノ ￥２８，０８０（税込）
参考：http://www.galiton.co.jp/fs/toys/j64
何とこちらは、「類似品」というより本家キュボロのシリーズ商品！
キュボロの弟分的存在の「クゴリーノ」は、３～４歳の幼い子どもでも楽しめるのが、最大の魅力！キュボロは、穴の中をビー玉が通っているのが見えませんが、クゴリーノは見えるのです！もちろん、後々キュボロが手に入ったら、一緒につなげて遊ぶこともできますよ。
キュボロほど値段の高騰もなく、簡単に手に入れることができます。
（２）スカリーノ社 スカリーノ（基本セット） 価格：￥１４，９０４（税込）
参考：http://www.galiton.co.jp/fs/toys/nd1710
スイスの「スカリーノ社」が販売しているこちらのセットは、キュボロのように、ビー玉をゴールに導くおもちゃ！
スカリーノの特徴は、レールの溝が斜めに削られている点。そのため、レールを水平に設置しても自然にビー玉が転がるため、幼い子どもでも遊びやすい！と感じる方が多いようです。レールとレールを組み合わせれば、トンネルにも変身するため、工夫次第で自分だけの「ピタゴラスイッチ」を、作ることができますよ！
キュボロと全く同じではありませんが、通販でキュボロの半額程度の価格で入手できるのは、嬉しいポイントですね。
（３）Ｈａｂａ社 組み立てクーゲルバーン（スターターセット） 価格：￥９，９３６（税込）
参考：http://www.galiton.co.jp/fs/toys/jha1128
ドイツで有名なおもちゃメーカー、Ｈａｂａ社から発売されている「クーゲルバーン」は、しっかりとした品質に定評があります。
その形状は、先ほどご紹介した「スカリーノ」とよく似ているのですが、大きな違いはレールの傾斜！クーゲルバーンの方が、傾斜が強いため、より早いスピードでビー玉が転がっていきます。また、鉄琴のついたレールやトンネルなど、子どもの創造力を掻き立てる追加オプションが豊富なのも、嬉しいポイント！
スターターセットは、一万円を切る価格で買えますよ。
（４）ボーネルンド クアドリラ（ツイスト＆レールセット） 価格：￥１６,２００（税込）
子ども達が大好き！ボーネルンドからも、キュボロと似た商品が発売されています！
ビー玉がクルクルと大胆な動きを見せてくれる、「スパイラルレール」や、形状によってビー玉の速度が変化するレールなど、アイディア次第で、遊びが無限に広がります！
ご紹介した「クアドリラ ツイスト＆レールセット」は、シリーズ人気ナンバー１！複雑なコース作りまで楽しめるパーツが、沢山セットされていますよ。
（５）トイザらス イマジナリウム（ベビーザらス限定・木製ＤＸカラフルビー玉ころがしつみきセット２０） 価格：￥１０，７９８（税込）
イマジナリウムは、トイザらスのオリジナルブランド！中でも、ベビーザらス限定のＤＸセットをご紹介します！
２００ピースものパーツで、鉄鈴の階段やドミノ倒し、くねくねスロープなど、ビー玉転がし以外にも、盛沢山の内容を楽しむことができるのが魅力です。
キュボロに比べ組み立てが簡単なため、幼い子どもでも楽しむことができますよ！
（６）くもん ＮＥＷくみくみスロープ 価格：￥４，０８２（税込）
参考：https://shop.kumonshuppan.com
くもんから発売されている、ボール転がしのセット。
トンネルはありませんが、各スロープの傾斜を考えながらコースを組み立てる作業は、とても頭を使います。また、プラスチック製のカラフルなパーツで、見た目にも楽しくコースを作ることができますよ。
追加のオプションも豊富で、「ボリュームアップセット」や「ジャンプ＆大車輪セット」を追加すれば、より一層ダイナミックなコースを製作することも可能です！
（７）ｖａｌｌｏｗ（スタンダード）価格：￥２９，８００（税込）
参考：https://giftmall.co.jp/giftPCDE0K/
これまでにご紹介したキュボロ類似品の中でも、群を抜いてキュボロに似ているが、「ｖａｌｌｏｗ」です！
ｖａｌｌｏｗは中国製で、何と入っているパーツの形、数量もキュボロと同じ！購入した方の口コミも上々で、多くの人が買ってよかった！という感想を持っている様です。しかしその反面、現在キュボロ同様に人気が出てしまい、入荷待ちのショップがほとんど・・・在庫があるショップでも、値段が高額に設定されているようです。（２０１９年４月末現在）
もし運よく見つけたら、買い！かもしれませんが、キュボロと品質など全てが同等ではないことを、理解する必要はありそうです。
（８）ＨＵＩＺｏｒｂｉｔ社（スタンダード）価格：￥２１，９９９（税込）
参考：https://store.shopping.yahoo.co.jp
Ｈｕｉｚｏｒｂｉｔ社が生産しているこちらのおもちゃも、キュボロにとてもよく似ています！中国の会社が生産を手掛けており、先ほどご紹介した「ｖａｌｌｏｗ」同様、キュボロとパーツの形、数量が同じになるように、製作されているようです。
買ってよかった！という感想を抱いている方もいますが、中には、「パーツの大きさに差があり、段差ができた。」という個人の感じ方の違いもあるかと思いますが、品質など「キュボロと全く同じ」という感覚で購入することには、慎重になった方が良さそうです。
（９）ビー玉積み木転がし １００ 価格：￥１１，６６４（税込）
こちらは、スロープとブロックを自由に組み合わせて、ビー玉転がしのタワーを作るおもちゃ。ビー玉受けとスロープが接合されているため、幼い子どもでも比較的簡単に遊べるのが魅力です。パーツも１００点あるため、多彩な組み合わせで自由に遊ぶことができますよ。
（１０）サントイ シティブロック 価格：￥４，７０８（税込）
キュボロと比較して、グッと簡単に、そして見た目にも楽しく遊ぶことができるのが、「シティブロック」です！
飛行機や車、家などのパーツがあるため、「ビー玉転がし」と「ごっこ遊び」を組み合わせ、より想像力豊かなに遊ぶことも可能ですよ。
（１１）小さな大工さんシリーズ（ビー玉転がし レールとよーいどんやサークルなどが入ったセット） 価格：￥１４，７６４（税込）
日本（福岡）で生産されているビー玉転がしセット。海外製は、手触りなどが気になることもありますが、こちらの製品は一つ一つ丁寧に作られたパーツに定評があります。
最大の特徴は、長いレーンのパーツを沢山使用する点！４０ｍｍ基尺の積み木とピッタリ合うよう設計されているため、手持ちの積み木（４０ｍｍ基尺）を総動員して、大きな作品を作り上げることも可能です！
まとめ
キュボロと同等の効果が得られる、「類似おもちゃ」を多数ご紹介しました！
中には、「幼い子どもにとっては、むしろキュボロよりも向いているのでは！？」と思えるおもちゃもあり、キュボロで自在に遊べる年齢になるまでの、ウォーミングアップとしても最適です！
キュボロを諦めていたあなたも、是非類似品を活用し、お子様の図形的センスをみがいてあげて下さいね。
バランスよく生きる、がモットー。ワークライフバランス重視の生活を模索中。
年子男子（５歳と４歳）のママ。大人になっても仲の良い兄弟に育てること、を意識している。
騒々しい嵐のような日中のあと、夜にひっそりと晩酌するのが一番の楽しみ。
