叱ってばかりはもうイヤ!男の子への接し方が変わったおすすめ育児本10選

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やんちゃ過ぎて理解不能!どこからそんなパワーが湧き出るんだろう…?男の子をもつママパパなら、一度は感じたことがあるでしょう。

活発なのは元気な証拠と言われても、叱ってばかりの毎日にうんざり!男の子をどのように育てればよいのか、頭を悩ませている人も多いようです。

そんなママパパにご提案したいのが、男の子育児に関する「本」!

巷には男の子育児に関する書籍が溢れていますが、今回ご紹介するのは、筆者である私が実際に読んだものばかり。

どうぞ、ママ友と話す感覚で読み進めて頂ければ幸いです。

それでは早速みていきましょう。

1、女の子より男の子育児の方が大変?

女の子は弁が立つから大変!男の子の方がやんちゃ具合は上よ!様々な意見をもつ人がいますが、実際はどうなのでしょうか?

もちろん子どもには個性があるため、男女どちらの子育てが大変かは一概には言えません。

しかし、「気持ちが分からない」と言う点では、男の子の方が大変だ!と感じるママが多いのではないでしょうか?

  • どうしてこんなに動き回るのか理解できない
  • 何度言っても話を聞かないのはなぜ?
  • なぜ危険を承知でわざと危ないことをするの?

など、男の子育児は、ママにとって全く理解できないことの連続!しかも、そんな悩みをパパに話すと「あ~、分かる分かる。自分もそうだったよ~。」などと呑気に言われ、益々イライラが増幅する!なんてことも…。

男の子の気持ちを理解し、それに合った育児をするにはどうすればいいのか?本を読む前に、まずは「男の子の特徴」を次で予習してみましょう。

2、男の子の育児のために知っておきたい特徴

男の子の特徴って?男の子ママの意見を伺いながら、男の子の謎に迫りましょう!

※個人差があるため、全ての男の子に当てはまるわけではありません。

(1)活発

男の子と言えば、一番に思い浮かぶのは活発というイメージ!動き回って転んだり、拳を交えたケンカをしたり、生傷が絶えないという子も少なくありません。

  • 登園途中に取っ組み合いの喧嘩が勃発!流血したまま登園しました…。(5歳・4歳の男の子ママ)
  • 三兄弟が家中を走り回るため、ソファーはボロボロ。壁紙は剥がれ、障子はいつの間にか格子のみに…。築3年なのに、既にいたるところが傷んでいます!(3歳・4歳・6歳の男の子ママ)

など、男の子の活発さゆえのケンカや怪我に、多くのママが悩んでいるようです

しかし実は、これらは全て男の子の「本能」がさせていることをご存知でしょうか?

太古の昔、狩猟生活をしていた頃には、男は常に危険と隣り合わせ。野山を駆け回って獲物を捕らえ、家族を守れる強いものが長として君臨していたのです。

その名残から、「強い」「かっこいい」「素早い」「競争」などが男の子は大好き!活動的に動き回って怪我をしたり、ケンカでケガをすることが多いのもこのためなのです。

(2)落ち着きがない

いつもソワソワしている男の子に、「ちゃんと聞いているの!?」と何度注意したか分からない!というママパパもいるでしょう。

  • 叱られている際中も上の空。ほとんど話を聞いていないようで、何度注意しても同じことを繰り返します。(4歳の男の子ママ)
  • 「はい!」とう返事だけは良いのだけど、次の瞬間また同じことを…。全く反省している様子がみられません!(5歳の男の子ママ)
  • 公園を縦横無尽に動き回る息子。ジャングルジムのてっぺんから飛び降りて捻挫をしてしまいました。でも、もう慌てません。怪我で病院へ連れていくことに、すっかり慣れてしまった私です…。(6歳・4歳の男の子ママ)

このように落ち着きがない行動に慣れてしまった人もいるようですが、やはりじっとして欲しい!というのが本音ですよね。

しかし、男の子がじっとしていられないのは、ある意味仕方のないこと。と言うのも、実は男の子の脳には【関心が次々に移り変わる】という特徴があるのです。

さっきまで砂場にいた息子が見当たらない!ということが頻繁に起きるのも、男の子の脳の構造が関係していたとは驚きですね。

(3)ママが大好き

男の子は本当にママが大好きだなぁ。そんな風に感じたことはありませんか?

  • 朝起きたら第一声は「ママ大好き!」私の愛情を確認するような言動を頻繁にします。(3歳の男の子ママ)
  • 入園して1年。未だにママがいい!と言ってスムーズに登園してくれません。(4歳の男の子ママ)

私には男女それぞれ子どもがいますが、やはり男の子は甘えん坊。息子からの情熱的な愛を、毎日肌で感じています!

例えば、叱る時に「そんなことするなら、もうママ知らないからね!」というセリフを息子に言うと、「嫌だ―!ママがいいー!ごめんなさいー!」と泣きながら必死に訴えてきますが、同じことを娘に言うと意外にあっさり。「私もママのことなんて知らないからねー!」と、言い返してくることも。

男の子は打たれ弱く、何よりママが大好きなことがよく分かりますね。

このような男の子の「ママが大好き」という気持ちには、愛情ホルモンといわれる「オキシトシン」が深く関係しています。

実は、女の子に比べると、男の子の方がオキシトシンが分泌されにくいことが判明しています。そのため、男の子はオキシトシンの分泌が少ない分、ママに甘えることで自ら補給しようとしているのです。

いかがでしょうか?活発・落ち着きがない・甘えん坊などという男の子の特徴には、全て根拠があることが分かりましたね。

しかも、これらの行動は決してマイナスに働くばかりではなく、成長と共にプラスに働くこともあるのです!

男の子の特徴を活かした育児法を学ぶために、是非次でご紹介する本を手に取って見て下さいね。

3、男の子育児に自信がつく本10選

実際に読んで役立った本を厳選!男の子ママにおすすめしたい書籍を、一挙にご紹介していきます。

(1)男の子の育て方 「結婚力」「学力」「仕事力」。 諸富祥彦

学力はつけて欲しいけど、勉強しかできない子にはなって欲しくない!きちんと仕事をこなして、素敵な人と結ばれてほしい…。そんな息子を想うママ達の気持ちに、丁寧に応えてくれる本がこちらです。「お母さんとのラブラブ期が重要」、「男の子とお母さんの関係は恋人でOK!」など、目からウロコの育児法が紹介されていますよ。

(2)母親が知らないとヤバイ「男の子」の育て方 柳沢幸雄

多くの男子高校生を見てきた、「開成」の校長先生の著書。思春期の男の子にスポットライトあてた内容ですが、私は将来の予習のために読みました!「こんなに甘えん坊な息子が、思春期にはこんな風になるの!?」と驚きつつ、将来の心構えをもつことができましたよ。

(3)心の強い男の子の育て方 和田秀樹

女性の社会進出が益々進む今、21世紀を生き抜くために男の子が身に付けるべきことは何なのか?こちらの本では、特に10歳までに知っておきたい知識を中心に紹介されています。「強い女の子VS弱い男の子」など、気になるキーワードも目白押しです。

(4)男の子の一生を決める0歳~6歳までの育て方 竹内エリカ

小学校入学前までの男の子の育児法が知りたい方には、こちらの本がおすすめです。0歳から6歳までに、男の子が身に付けるべき能力が、詳しく書かれていますよ。「今何をすべきか?」を具体的に把握できるのが魅力です!随所に四コマが散りばめられているため、短時間で一気に読むことができました。

(5)男の子の本当に響く叱り方ほめ方 小崎恭弘

注意をしっかり聞いて欲しい。何度言っても理解してくれない!押しても引いてもうまくいかない男の子育児は、もしかすると「叱り方&ほめ方」が間違っているかもしれません。自尊心を尊重することの大切さなど、男の子の叱り方やほめ方を学ぶことができますよ。私は、うちの子だけじゃないんだ!という安心感を得ることもできました。

(6)新 男の子を伸ばす母親は、ここが違う! 松永暢史

教育改革が進む今、大学入試のあり方も大きく変わろうとしています。新しい教育の波」を乗りこなす男の子に育てるには、どうすればいいの?具体的な方法が分からない!そんなママパパのために書かれた本がこちらです。33万部のロングセラーの内容を一新した本書で、「受験と男の子」に焦点を当てた内容を学ぶことができますよ。

(7)「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方 神成 美輝  百枝 義雄

モンテッソーリ教育をベースとした、男の子育児の方法を指南してくれる本。男の子の育児本は沢山ありますが、モンテッソーリ教育に焦点を当てたものは少ないため、別の切り口で男の子育児と向き合うことができました。漫画も描かれており、読みやすい一冊です。

(8)うちの息子ってヘンですか?男子育児のしんどさが解消される本 小崎恭弘

男の子が理解不能!姉妹の中で育った私は、特に強く感じていました。乱暴なのはしつけのせいかも?と、自分を責めていた時期もありますが、この本に出会い状況が一変!男の子の性質を理解することができたので、「男の子とはこんなものだ!」と心に余裕が生まれました。男の子が分からない!と、悩んでいるママに、是非おすすめしたい1冊です。

(9)男の子のやる気を伸ばす お母さんの子育てコーチング術 東ちひろ

お姉ちゃんと弟を比べてしまい、どうして男の子はこんなに手が掛かるんだろう…?と嘆く日々。何度言っても注意を聞き入れない息子に、高圧的な態度で無理やり言うことをきかせる日々が続いていました。そんな時に出会ったのが、こちらの本!男の子のやる気を引き出しつつ、どうすれば怒らずに子育てができるか?という「コーチング術」を教えてくれます。幼稚園・小学校教諭の経験がある著者ならではの内容は、どれも実践的な物ばかり。子育てに即役立つ情報が目白押しです。

(10)男の子を「伸ばす親」と「ダメにする親」の習慣 池江俊博

センセーショナルなタイトルに反応し、思わず手に取った一冊!伸ばす親は○○。ダメにする親は△△。という具合に、単刀直入に書かれた内容は分かりやすいの一言!自分が「ダメにする親」だったらどうしよう…。と、息子のために良かれと思っていた行動が、実はマイナスだったことも判明!自分の育児を見直す良いきっかけになりました。

まとめ

男の子育児に役立つ本を一挙にご紹介しましたが、いかがでしたか?

もうすぐ4歳の息子は、まだまだやんちゃ盛り!未だに手が掛かることに変わりはありませんが、本を読んで私自身に余裕ができたことは確かです。

男の子育児に思い悩んでいる人は、是非一度本を拠り所にしてみてはいかがでしょうか?

ママのマインドが変われば、男の子育児も良い方向に進み始めます。一緒に頑張りましょう!

 

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