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赤ちゃんと楽しくお絵かきしよう!なめても安心なクレヨン8選

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生まれた瞬間から、できることがどんどん増える赤ちゃん!ママパパは、驚きと感動の毎日を過ごしていることでしょう。

ズリバイやハイハイ、お座りができるようになった赤ちゃんを目の前に、そろそろ「描く」ことを教えてあげたい!と思っている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、「赤ちゃんとクレヨン」に大注目!クレヨンを使い始める時期や、赤ちゃんにピッタリなおすすめのクレヨンなどをご紹介していきます。

「描く」ことは、手先や脳をフル稼働させる知育効果の高い遊びです!

赤ちゃんの能力をさらに伸ばしてあげるためにも、是非クレヨンを通し、お子様に沢山の「刺激」を届けてあげて下さいね。

1、クレヨンはいつ頃から使わせても大丈夫?

赤ちゃんにクレヨンを与えようと思った時、真っ先に気になるのが「いつから使えるの?」ということですよね。

クレヨンを、「描く道具」として遊べるようになるのは、早ければ【9ヶ月~10ヶ月頃】と言われており、幼児教室などでは【1歳~1歳半頃】に「掴んで描く」取り組みが始まることが多いようです。

ただし、気を付けなければいけないのが、必ず「赤ちゃん用(幼児用)」のクレヨンを使用するということ!この時期の赤ちゃんは、クレヨンを舐めたり噛んだりすることもよくあります。そのため、口に入っても安心安全な原料のクレヨンを与えるのがベストです

赤ちゃん用の安心安全なクレヨンってどんなもの!?という方のために、選び方のポイントを次でお伝えしていきます。

2、赤ちゃんに安心なクレヨンの選び方

それでは、赤ちゃんに安心なクレヨンの選び方をお伝えしていきます。

(1)舐めても安心な素材

一般的なクレヨンには、美しい発色に欠かせない「顔料」が含まれていますが、実は、顔料の多くが「石油」から作られていることをご存知でしょうか?

何でも舐めてしまう赤ちゃんに、石油由来のクレヨンを与えるのは少し心配ですよね。

そこでおすすめなのが、舐めても安心な素材からできているクレヨンです!

  • みつろう
  • 野菜
  • パーム油
  • 米ぬか
  • 大豆

など、自然由来の物質からできているものを選べば、口に含んでしまっても安心です。

中でも、ミツバチの巣から作られている「ミツロウ」は、昔からスキンケアなどに用いられている天然素材。別名「ビーワックス」とも言われており、唯一食べられるワックスとして知られています!欧米では、お菓子作りなどにも使われるほど安心安全な素材で、赤ちゃん用クレヨンにも頻繁に使われています。

このように、赤ちゃん用クレヨンは「舐めても安心な素材かどうか」を第一に考えて選ぶことを心がけましょう!

※万が一食べてしまった場合は、すぐに取り出しうがいをしましょう。飲み込んだ場合は、小児科を受診することをおすすめします。

(2)握りやすく折れにくい

細く沢山の色がセットされたクレヨンは魅力的ですが、まだ上手にクレヨンを握れない赤ちゃんにとっては不向きです。

カラーバリエーションは少なくても、ある程度太く握りやすいものを選びましょう!太いクレヨンは、折れにくいというメリットもありおすすめです。

(3)水で落とせる

まだ善悪の区別がつかない赤ちゃんは、ちょっと目を離した隙に、壁やテーブルに落書きしてしまうことも少なくありません。

大人にとっては落書きでも、子どもにとって自由な発想で描くのはとても良いこと!できれば禁止したくありませんよね。

そこでおすすめしたいのが、「水で落とせるクレヨン」です!

あらかじめ対策を取っておけば、万が一、壁やテーブルがクレヨンだらけになっても、広い心で対応することができますよ!

(4)安全マークなど

一定の安全性が証明されたクレヨンには、その証として様々な「マーク」が記載されているのをご存知でしょうか?

米国画材協会から付与される「APマーク」や、国際玩具安全基準を満たす「ISO認証マーク」、ヨーロッパにおける安全性が保証された「CEマーク」など、多くの種類があります。

このような、一定の安全基準が満たされたクレヨンなら、お子様にも安心して与えることができますよ!

3、赤ちゃんへのクレヨンの効果とは

クレヨンを使うことで、赤ちゃんにはどのような効果が現れるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

(1)描く(書く)力が身に付く

クレヨンを握ることで、赤ちゃんは「描く(書く)」行為の第一歩を踏み出します。大人にとっては簡単なことですが、赤ちゃんや幼児にとって、描く(書く)ことは非常に難しいこと!手先の発達と脳の発達が伴っていなければ、上手に描くことはできないのです。

赤ちゃんは、次のような段階を経て描く(書く)ことを覚えます!

  • クレヨンを舐めたり噛んだりする
  • 大人の真似をしてクレヨンを握り、紙に滑らせながら描きはじめる
  • 徐々に「直線」や複雑な「曲線」をなぞれるようになる
  • 数字や平仮名、人の顔などが描ける(書ける)ようになる

どうでしょうか?最初はどんな風に使うのか理解できなかった赤ちゃんも、手先の動きが上達すると共に、自分の意志で目的の物が描ける(書ける)ようになっていきます。

ただし、クレヨンの使いはじめの時期に見られるような「こぶしを握るような持ち方」のままでは、③や④の段階にいくのは難しいです。一旦この持ち方に慣れてしまうと矯正が大変なため、できれば最初のうちから正しい持ち方を教えてあげるのがおすすめです!

早いうちに数字や平仮名が書けるようになった子は、その後の学業の成績も高いというデータもあります。是非お子様にも、「描く(書く)」ことを楽しめる環境を整えてあげて下さいね!

(2)色彩感覚が身に付く

子どもが描く絵は、大人が思いつかないような色使いをしていることも多く、毎回驚かされることばかり!どうしてこんなに素敵な色使いができるの!?と、感心してしまうことも多々あります。

しかし、このような素晴らしい色彩感覚は、生まれながらに備わっているのではなく、幼児期の経験によって培われることをご存知でしょうか?

生まれて間もない赤ちゃんはほとんど目が見えておらず、時間をかけて視覚を発達させていきます。しかし、暗闇で育つなど(普通の生活ではあり得ませんが)、生まれた後に視覚体験ができないままでいると、その後どんなに訓練してもあまり改善がないとも言われているのです。

このように、幼児期に豊かな色彩に触れることは、何物にも代えがたい貴重な経験!是非クレヨンを用いて、お子様の豊かな色彩感覚のスイッチを「オン」にしてあげて下さいね。

(3)創造力・想像力が発達する

クレヨンを使って描くことは、「創造力」や「想像力」を発達させることに繋がります。沢山の色の中から自分の意志で選んで描くことは、創造力や想像力を育む、クリエイティブな作業以外の何物でもありません!

なぐり描きばかりの赤ちゃんでも、想像力(創造力)が身に付くの?と思う方もいるかもしれませんが、もちろん身に付きます!ママパパの声掛けがあれば、その効果倍増しますよ。

例えば、出来上がったなぐり描きの絵が何に見えるか聞いてみましょう!「ママは○○に見えるけど、あなたはどう?」と問いかけると、意外な答えが返ってくることもしばしばです。目や足を描いて上げるだけで、動物に見えることだってありますよ!

ママパパがアシストしてあげながら、上手にお子様の想像力(創造力)を鍛えてあげて下さいね。

(4)集中力が育まれる

クレヨンで何かを必死に描いている時、赤ちゃんはとても集中しています。幼児の集中力は【年齢+1分】とも言われていますが、それを大幅に上回るほどの集中力を発揮することも!

一方で、近年集中力がない子どもが増加していることが問題となっており、その原因の一つがテレビやゲームの普及とも言われています。テレビやゲームには中毒性があると言われており、早くゲームがしたくて仕方ない!という状態に陥ってしまうのです。

このような状態にならないためにも、小さい頃からお絵描きや工作など、「クリエイティブな作業の楽しさ」を教えてあげることが大切です!

自ら作り出すことの楽しさを知っている子は、一方的に訴えかけるテレビやゲームに、熱中しすぎてしまうことはありません。是非、クリエイティブで集中できる遊びの一つとして、お子様にクレヨンを与えてみてはいかがでしょうか?

4、赤ちゃん向けのおすすめクレヨン8選

それでは、赤ちゃんに安心して与えることができる、おすすめのクレヨンを一挙にご紹介していきます。

(1)ベビーコロール 12色

ベビーコロールは、「子どもが初めて使うクレヨン」の代表格!科学的に安全な材料を選び抜いて使用しているのはもちろん、赤ちゃんが握りやすい形も人気の秘密です。空気穴があるため、万が一誤飲した際にも窒息のリスクを軽減できます。

安全の証となるキッズデザイン賞キッズセーフティー部門の受賞や、APマークなどもついており、お子様に安心して与えることができるクレヨンです!

※ベビーコロールについては「手先も器用に!赤ちゃんから使える大人気のクレヨン、ベビーコロールの魅力とは?」にて詳しくお伝えしています。併せてご覧ください。

(2)こどもちゃれんじ しまじろう あんしんクレヨン 16色

こちらは、子ども向け学習教材に定評のある「ベネッセ」から発売されているクレヨン。

口に入れても安心な材料で作られているのはもちろん、「苦味材」を配合することで、赤ちゃんが噛んだり舐めたりするのを防いでくれる優れもの!太めの形状も、持ちやすさの秘密です。

(3)みつばちくれよん 18色

こちらは、はちみつの生産で有名な、「山田養蜂場」が手掛けるクレヨン。ミツロウの配合率を、従来の27.5%から40%に大幅アップ!その他の成分もパーム油やオリーブオイルなどの天然由来成分が中心です。

一般的なクレヨンに使われる、石油由来のパラフィンなどは一切使用なし!1本ずつ丁寧に作られた手作りの安心を、是非お子様にも届けてあげましょう。

(4)おやさいクレヨン 10色

おやさいクレヨンは、その名の通り野菜を原料にして作られたクレヨンです!主な成分は、ライスワックス、食用色素、そして野菜粉末。口に入れても安全な材料にみで作られているため、赤ちゃんにも安心して与えることができますね。

さらに、原料の野菜は規格外で廃棄されるものを多く使用。このような環境への配慮も、嬉しいポイントですね。

(5)おこめのクレヨン 16色

おやさいクレヨンと同じ会社から発売されているのが、こちらの「おこめのクレヨン」です。おこめのクレヨンは、ライスワックスをベースに、欧州規格に適合した顔料を使って着色されています!

おやさいクレヨンでは表現できなかった、赤や青などの原色も含む16のカラーで、お子様の色彩感覚を広げてみてはいかがでしょうか?

(6)みつろうスティッククレヨン シュトックマー 12色紙箱

ドイツ生まれのシュトックマーのクレヨンは、みつろうを原料としたクレヨンのパイオニア的存在。食品規格に従い、みつろうを鍋に入れて溶かす工程から一つ一つ丁寧に行われているのが特徴です。

「ゲーテの色彩論」に基づいて作られた美しい色合いを、楽しむこともできますよ!

(7)蜜ろうクレヨン ハニースティックス 12

 

ニュージーランド産の天然みつろうを60%も配合したこちらのクレヨンは、体に有害な物質を一切使用せずに作られているため、赤ちゃんでも安心して使うことが可能です!

また、太く短い形状は、小さなお子様でも握りやすく、スイスイ描くことができますよ。

(8)クレヨンロック 12色

こちらは、大豆とみつろうから作られた、まるで石ころのようなクレヨン!アメリカで特別支援教育に携わる現役教師が開発したクレヨンで、その独特な形状が、子ども達の好奇心を掴んで放しません!描く・並べる・数えるなど、子どもの想像力をかき立てるクレヨンで、お子様に沢山の刺激を与えてあげましょう。

まとめ

素材や形状にこだわった、赤ちゃん用クレヨンをご紹介しました!

描くことは、子どもの能力をどんどん引き延ばす、素晴らしい遊びの一つです。

是非お子様にピッタリなクレヨンをみつけ、親子でお絵描き遊びを楽しみましょう。

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